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10章 秋休みは稼ぎ時
10-23 書類の試用開始
この大陸にある冒険者ギルド支部のうち、改善した書類の試用の条件に当てはまりつつ、ほどほどな魔物討伐数の大きい十の支部に対して要望を出した。
了承の返事をくれたのは四支部。
試用は三支部にお願いしようとしていたからありがたいことだ。
「あ、明日から、四支部とも改善書類の試用を開始してくれるそうです」
総本部事務職員のアウが報告してくれる。
いきなりなのに、四支部も良く引き受けてくれた。
馬鹿丁寧な手紙をつけて依頼書を書いたからなあ。
この試用は試用なので、一度書類に慣れても、また元に戻さなくてはいけないという手間がかかる。
必要事項は書かれているので、そのまま試用の書類でその時期の書類は受け付けるが、一週間で元に戻すのは職員にとっても、冒険者にとってもやりたくないことである。
しかも、ここで特別手当等をあげてしまうと、その書類に対しての感想が好意的な物となってしまう。
ゆえに、以前に書類試用を頼んだことのあるゴウさんは、わりと大きな支部で頼みやすいところに頼んだ。
そう、総本部の人間が頼みやすい支部なんて、総本部寄りの支部に決まっている。好意的な感想しか表面に出て来ない。
今回はそういうことのないように、総本部とは無縁、、、とまでは言えないが、縁が遠いところだ。
各国の本部でもなければ、総本部とは直接関わりあいがないはずだからな。
「受付職員への説明は大丈夫そうだった?」
「は、はい、口下手な私の説明でも、マニュアルがきちんと書かれていますので、支部の職員たちからも反発はなかったです」
「私の方がアウよりうまく説明できるのに。適材適所って言葉知らないんですかー?」
嫌味なことを言うインがいるが放っておこう。
今回協力してくれる四支部への説明はアウとインに任せた。
そして、職員たちへの説明会での説明係はインではなく、アウにしてみた。インは説明会における書類配りやら何やらの補佐的な役割だ。
アウにはものすごーく嫌がられたが、仕事ということで渋々了承した。
今回のコレは説明の練習である。
インは物怖じすることなく顔の知らない職員の前でも説明できるだろうが、引っ込み思案で人見知りなアウは難しい。練習が必要だ。
書類が全面変更になれば、支部ではなく各国の本部に詳細な説明に行かねばならない。本部の職員が理解できなければ、その下にある支部に説明することはできない。
そのときに、わざわざ説明係が二人ずつ行動する必要はない。
この大陸にある国の分だけ冒険者ギルド本部は存在する。小国もかなりの数あるので説明だけでも時間がかかるのに、説明人員をどう割くかも問題となる。
最初に各国の本部に説明する説明係は少人数であれば少人数である方が良い。
説明が統一される。
今回はマニュアル通りに説明する、ということで、何ら無理のない範囲だったはずだ。
今後は疑問を持った職員たちからの質問を受け付けることになるだろうから。
例外的なときはどう書くか、とか。
「でっもー、本当なら言いたくないですけど、もう完璧に仕上がっているじゃないですかー。大部分の書類が、名前と冒険者番号を書いて、原則は選択項目をチェックするだけなら、誰でも書ける書類に出来上がっているじゃないですかー。試用後に多少の手直しをしたら、この書類改善はもう終了ですか?一か月もかかりませんでしたねー」
「は?」
インの言葉に一瞬、俺はとまる。
バージが後ろに後退り、ゾーイと従者くんはとりあえず飲み終わったお茶を片付け始める。割れ物は遠ざけておきましょうって?おいおい。
「何を言っているのかな?きちんと最初に計画予定表を渡したはずだけど?」
ゴウさんはうんうん頷いている。確実に渡したという肯定の頷きだな。
「書類は書類を書くだけで終わらない。冒険者に返戻する書類もあるが、提出した先、つまり冒険者ギルドでは上の者のチェックを経て、データを魔道具で冒険者プレートに書き加えたり、総本部に送る処理をしなければならない」
「そんなこと知ってますよー。私だって支部に研修行ったことあるんですからー」
語尾を伸ばすな、語尾を。
腹立つ。
「じゃあ、なぜ、書類のテンプレートができあがったぐらいで、終了という発言ができるんだ?」
「へ?」
さすがに憐れと思ったのか、アウがインに紙を見せた。
そして、インがそれを見る。
「えええーーーっ、書類改善計画って、書類の様式を変更するだけじゃないのーーーっ」
「そんなもの、誰にだってできる。外部にコンサルタント業務を任すなら、書類の流れの無駄をすべて排除し、徹底的にコスト削減してやる。報酬分は冒険者ギルドで働いていってやる。アウ、インに今後の流れの説明をしてやってくれ。アウは今回の企画書にキチンと目を通しているんだろ」
アウはうんと頷く。
アウはインを部屋の隅の方に連れて行って、、、別に机で説明してくれればいいのに、床に紙を広げて小声で説明を始めた。
「では、予定通り明日から魔道具の試作に移る」
ズィーさんに試作品用の素材を集めてもらっておいた。
すでにこの部屋の一角にはダンボールが積まれている。
予算がちゃんとあるのって良いな。
設計図はできているから、最適な物を選択して試作しよう。
「、、、インはいつまで無事にこの部屋に残れるだろうか」
バージが元の位置に戻ってきた。何を恐れていたんだ?
別にインの髪は跳ねてないが?
「インは要領良いところがあるが、必要な書類に目を通していないところは減点だな」
ゾーイが閻魔帳つけてないか?
日時と誰が何をやったかが事細かに書かれている。
もちろん失敗だけじゃなく、業務上のことが大部分だけどね。まあ、ミスが発見されたとき、誰の責任かというのがこういう記録があると担当者が一目瞭然。曖昧な記憶で責任のなすりつけをしなくて済む。
当事者の記憶というのは参考になるが、記憶だけだと証拠になりにくいところがある。その当時に書いたメモは改竄さえしなければ証拠になり得る。
ズィーさんがいる間に必要な物を揃えておいた方が危険が少ない。
ゴウさんに頼むと、、、いや、考えるのをやめておこう。ゴウさんにだって伝手はきっとある。
SS級冒険者に一番近い男だったのだから。
怪我がなければ、と聞いた。
ふと、尋ねてみたくなった。
「、、、ゴウさん、聞いてもいいですか?答えたくなければ答えなくともいいんですけど」
「お、何だ?」
「冒険者を引退しなければならないほどの怪我って、どこを怪我されたんですか?」
街中での動きは悪くなかった。怪我を庇っているとか、痛みに堪えるといった動きを見かけない。
ゴウさんがポリポリと頬を掻いた。
言いたくないのかな?古傷を抉る質問だったか?
「日常生活では支障がないからわからなかったかもしれないが、」
ゴウさんの街中の動きは日常生活を超えている気がしてなりませんけどね。というか、一般人からすると遥かに凄い動きをしていますからね。
「俺のこの左脚は義肢なんだ」
椅子に座ったまま制服のズボンの裾を捲ってもらっても、靴下が見えるだけ。
そういうところだぞ、ゴウさん。。。
「魔の砂漠には猛毒を持っている魔物が多い。噛まれたら、即座に切り落とさなければ命にかかわる。躊躇いがなかったわけではないが、すべては生きていてこそだ」
切り落とす部位は、決断の速さによっても異なるだろう。
少しでも遅ければ脚だけでは済まされない。
靴も靴下も脱がした。
確かに爪はないが、足の指は五本あるし、触ったところ肌の質感は固めだが、遠目では本人の足にしか見えない。この年齢ですね毛がないわけはないが、ない方が世の女性にはウケがいいのでは。
義肢との継ぎ目ってどこだ?
「この義肢、魔道具なんですか」
「自分の魔力で動くから、魔石とかは必要ないんだが、自分の足とはちょっと異なる。可動域とかは同じように作られているとは言われているけど」
グイグイ裾を上げていくと、よく見ると肌の色が多少変化する地点が見つかる。
もしや?
「あれ?義肢って普通は取り外しができる物では?」
「ああ、これは外科手術まで必要な物だ。神経も血管も肉も義肢にくっつけてある。どういう仕組みか俺にはわからんが、SS級を望まれていた冒険者に復帰できる可能性をあらゆる限り試してみたかったんだろう。コレになって一年にも満たないが、義肢と言うほど不自由は感じてないぞ」
SS級冒険者は現在、この大陸にはいないからなあ。
グレーデン大国にSS級冒険者がいれば、名実ともにグレーデン大国がトップになる。
グレーデン大国は確かにこの大陸の一番の大国だ。
だが、神獣がいる魔の砂漠や魔の海原を有する国の方が、国防においては上じゃないかと見る者が多いのは事実だ。
砦の守護獣を見ていると、SS級冒険者が何人いても神獣には勝てないと思うが。
人間はどうやっても神獣には勝てない。
それでも、SS級冒険者は人類の願いなのだろう。
ここまでするのだから。
けれど、残酷だ。
善意であろうと、思惑があろうと、可能性をゴウさんにあらゆる限り試したってことは、冒険者には復帰できないと本人に嫌と言うほど自覚させてしまったのだから。
了承の返事をくれたのは四支部。
試用は三支部にお願いしようとしていたからありがたいことだ。
「あ、明日から、四支部とも改善書類の試用を開始してくれるそうです」
総本部事務職員のアウが報告してくれる。
いきなりなのに、四支部も良く引き受けてくれた。
馬鹿丁寧な手紙をつけて依頼書を書いたからなあ。
この試用は試用なので、一度書類に慣れても、また元に戻さなくてはいけないという手間がかかる。
必要事項は書かれているので、そのまま試用の書類でその時期の書類は受け付けるが、一週間で元に戻すのは職員にとっても、冒険者にとってもやりたくないことである。
しかも、ここで特別手当等をあげてしまうと、その書類に対しての感想が好意的な物となってしまう。
ゆえに、以前に書類試用を頼んだことのあるゴウさんは、わりと大きな支部で頼みやすいところに頼んだ。
そう、総本部の人間が頼みやすい支部なんて、総本部寄りの支部に決まっている。好意的な感想しか表面に出て来ない。
今回はそういうことのないように、総本部とは無縁、、、とまでは言えないが、縁が遠いところだ。
各国の本部でもなければ、総本部とは直接関わりあいがないはずだからな。
「受付職員への説明は大丈夫そうだった?」
「は、はい、口下手な私の説明でも、マニュアルがきちんと書かれていますので、支部の職員たちからも反発はなかったです」
「私の方がアウよりうまく説明できるのに。適材適所って言葉知らないんですかー?」
嫌味なことを言うインがいるが放っておこう。
今回協力してくれる四支部への説明はアウとインに任せた。
そして、職員たちへの説明会での説明係はインではなく、アウにしてみた。インは説明会における書類配りやら何やらの補佐的な役割だ。
アウにはものすごーく嫌がられたが、仕事ということで渋々了承した。
今回のコレは説明の練習である。
インは物怖じすることなく顔の知らない職員の前でも説明できるだろうが、引っ込み思案で人見知りなアウは難しい。練習が必要だ。
書類が全面変更になれば、支部ではなく各国の本部に詳細な説明に行かねばならない。本部の職員が理解できなければ、その下にある支部に説明することはできない。
そのときに、わざわざ説明係が二人ずつ行動する必要はない。
この大陸にある国の分だけ冒険者ギルド本部は存在する。小国もかなりの数あるので説明だけでも時間がかかるのに、説明人員をどう割くかも問題となる。
最初に各国の本部に説明する説明係は少人数であれば少人数である方が良い。
説明が統一される。
今回はマニュアル通りに説明する、ということで、何ら無理のない範囲だったはずだ。
今後は疑問を持った職員たちからの質問を受け付けることになるだろうから。
例外的なときはどう書くか、とか。
「でっもー、本当なら言いたくないですけど、もう完璧に仕上がっているじゃないですかー。大部分の書類が、名前と冒険者番号を書いて、原則は選択項目をチェックするだけなら、誰でも書ける書類に出来上がっているじゃないですかー。試用後に多少の手直しをしたら、この書類改善はもう終了ですか?一か月もかかりませんでしたねー」
「は?」
インの言葉に一瞬、俺はとまる。
バージが後ろに後退り、ゾーイと従者くんはとりあえず飲み終わったお茶を片付け始める。割れ物は遠ざけておきましょうって?おいおい。
「何を言っているのかな?きちんと最初に計画予定表を渡したはずだけど?」
ゴウさんはうんうん頷いている。確実に渡したという肯定の頷きだな。
「書類は書類を書くだけで終わらない。冒険者に返戻する書類もあるが、提出した先、つまり冒険者ギルドでは上の者のチェックを経て、データを魔道具で冒険者プレートに書き加えたり、総本部に送る処理をしなければならない」
「そんなこと知ってますよー。私だって支部に研修行ったことあるんですからー」
語尾を伸ばすな、語尾を。
腹立つ。
「じゃあ、なぜ、書類のテンプレートができあがったぐらいで、終了という発言ができるんだ?」
「へ?」
さすがに憐れと思ったのか、アウがインに紙を見せた。
そして、インがそれを見る。
「えええーーーっ、書類改善計画って、書類の様式を変更するだけじゃないのーーーっ」
「そんなもの、誰にだってできる。外部にコンサルタント業務を任すなら、書類の流れの無駄をすべて排除し、徹底的にコスト削減してやる。報酬分は冒険者ギルドで働いていってやる。アウ、インに今後の流れの説明をしてやってくれ。アウは今回の企画書にキチンと目を通しているんだろ」
アウはうんと頷く。
アウはインを部屋の隅の方に連れて行って、、、別に机で説明してくれればいいのに、床に紙を広げて小声で説明を始めた。
「では、予定通り明日から魔道具の試作に移る」
ズィーさんに試作品用の素材を集めてもらっておいた。
すでにこの部屋の一角にはダンボールが積まれている。
予算がちゃんとあるのって良いな。
設計図はできているから、最適な物を選択して試作しよう。
「、、、インはいつまで無事にこの部屋に残れるだろうか」
バージが元の位置に戻ってきた。何を恐れていたんだ?
別にインの髪は跳ねてないが?
「インは要領良いところがあるが、必要な書類に目を通していないところは減点だな」
ゾーイが閻魔帳つけてないか?
日時と誰が何をやったかが事細かに書かれている。
もちろん失敗だけじゃなく、業務上のことが大部分だけどね。まあ、ミスが発見されたとき、誰の責任かというのがこういう記録があると担当者が一目瞭然。曖昧な記憶で責任のなすりつけをしなくて済む。
当事者の記憶というのは参考になるが、記憶だけだと証拠になりにくいところがある。その当時に書いたメモは改竄さえしなければ証拠になり得る。
ズィーさんがいる間に必要な物を揃えておいた方が危険が少ない。
ゴウさんに頼むと、、、いや、考えるのをやめておこう。ゴウさんにだって伝手はきっとある。
SS級冒険者に一番近い男だったのだから。
怪我がなければ、と聞いた。
ふと、尋ねてみたくなった。
「、、、ゴウさん、聞いてもいいですか?答えたくなければ答えなくともいいんですけど」
「お、何だ?」
「冒険者を引退しなければならないほどの怪我って、どこを怪我されたんですか?」
街中での動きは悪くなかった。怪我を庇っているとか、痛みに堪えるといった動きを見かけない。
ゴウさんがポリポリと頬を掻いた。
言いたくないのかな?古傷を抉る質問だったか?
「日常生活では支障がないからわからなかったかもしれないが、」
ゴウさんの街中の動きは日常生活を超えている気がしてなりませんけどね。というか、一般人からすると遥かに凄い動きをしていますからね。
「俺のこの左脚は義肢なんだ」
椅子に座ったまま制服のズボンの裾を捲ってもらっても、靴下が見えるだけ。
そういうところだぞ、ゴウさん。。。
「魔の砂漠には猛毒を持っている魔物が多い。噛まれたら、即座に切り落とさなければ命にかかわる。躊躇いがなかったわけではないが、すべては生きていてこそだ」
切り落とす部位は、決断の速さによっても異なるだろう。
少しでも遅ければ脚だけでは済まされない。
靴も靴下も脱がした。
確かに爪はないが、足の指は五本あるし、触ったところ肌の質感は固めだが、遠目では本人の足にしか見えない。この年齢ですね毛がないわけはないが、ない方が世の女性にはウケがいいのでは。
義肢との継ぎ目ってどこだ?
「この義肢、魔道具なんですか」
「自分の魔力で動くから、魔石とかは必要ないんだが、自分の足とはちょっと異なる。可動域とかは同じように作られているとは言われているけど」
グイグイ裾を上げていくと、よく見ると肌の色が多少変化する地点が見つかる。
もしや?
「あれ?義肢って普通は取り外しができる物では?」
「ああ、これは外科手術まで必要な物だ。神経も血管も肉も義肢にくっつけてある。どういう仕組みか俺にはわからんが、SS級を望まれていた冒険者に復帰できる可能性をあらゆる限り試してみたかったんだろう。コレになって一年にも満たないが、義肢と言うほど不自由は感じてないぞ」
SS級冒険者は現在、この大陸にはいないからなあ。
グレーデン大国にSS級冒険者がいれば、名実ともにグレーデン大国がトップになる。
グレーデン大国は確かにこの大陸の一番の大国だ。
だが、神獣がいる魔の砂漠や魔の海原を有する国の方が、国防においては上じゃないかと見る者が多いのは事実だ。
砦の守護獣を見ていると、SS級冒険者が何人いても神獣には勝てないと思うが。
人間はどうやっても神獣には勝てない。
それでも、SS級冒険者は人類の願いなのだろう。
ここまでするのだから。
けれど、残酷だ。
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