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10章 理不尽との戦い
10-4 最強の周囲 ◆スレイ視点◆
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◆スレイ視点◆
馬車移動での休憩時間。
広い野原で剣を振るう。
馬車で揺られていると、身体がなまっていく気がする。
徒歩移動の方が鍛錬につながる気がする。
馬を適度に休ませなければならないし、専属の御者もいるし、新参者である俺は何も言える立場ではない。
ソイ王国から来た冒険者たちも準備運動を始めた。
この辺りは彼らとキュジオ隊長とともに魔物退治しているので、周囲には魔物の影はない。
もう少し北上すれば魔物も出て来るから、それまでは休憩時間は鍛錬の時間になる。
「スレイ、お前の剣術は綺麗だな。それはウィト王国の騎士団仕込みなのか?」
少し離れてグジが聞いて来た。
鍛錬の邪魔にならない距離にいてくれているのだろう。
「いや、俺の剣術はバーレイ侯爵家のものだ。確かに騎士団に所属している父上にも教わっているが、自ずと動くのはオルと同じ剣術だ」
「兄ちゃんと一緒の?」
グジはオルを見る。
オルはギルとともにおやつの菓子パンを温めている。
周囲にはわらわらと小さな魔法の盾も集まっている。
「、、、本当に同じ剣術なのか?」
「違うように見えるのか」
それだけ俺が未熟だということか。
「いや、言いたいのはそういうことじゃない。兄ちゃんの剣は何というか速くて重くて切れ味抜群って感じなんだが、スレイの場合、太刀筋が綺麗だ。きちんと武器の使い方を学んだことのない俺たちには大雑把にしかわからないが」
そう、オルについてきたソイ王国の冒険者たちは、武器は自警の範囲内で持っていたにすぎず、違う職種を目指して頑張って来た者たちだ。
それなのに、それぞれの得物を使い熟しているし、分担された雑用もテキパキ動く。
今ではもはやオルのための一団と言ってもいい。
グジの妹を救う目的は果たしたのに、今度はオルにその恩を返すために冒険者を続けている。
どうやら妹を救っただけの恩ではないらしいが。
最強の盾であるオルは、ウィト王国では味方が限りなく少ない。
反対に他国の方が最強の盾への評価が高い。
他国でどれだけ味方を増やせるかが、今後のウィト王国への交渉の鍵となる。
祖国のウィト王国が一番の難関というのが泣かせる。
交渉なんかしなくてもいい気がするが、いつかは向かい合わなければならない時期が来る。
「おーい、スレイ、頭領、皆もおやつだぞー」
オルが皆に声をかけると、ギルはまずオルに温まった菓子パンを渡す。
非常にわかりやすい。
菓子パンを頬張るオルは幸せそうだ。
最強の盾と言えども、十四歳。俺の一歳年上なだけで、まだ成人していない子供なのだから。
そして、魔法の盾たちはなぜか菓子パンを受け取ったグジの元へくれくれと集まっていく。
面倒見が良いから、自分の分から千切って与えている。
あぶれた盾は違う者にくれくれと主張している。
ギルは仲間に渡した後、御者たちにも温かい飲み物とともに菓子パンを渡す。
気配りができる者がいないと、違う組織の者との行動は危険が伴う。
たとえ敵対している組織ではなくとも、疑うことなく協力をしたり、連携ができるのはありがたいことなのだ。
んで、ルイジィはイジけている。
この馬車四台は真っ直ぐに帝国に向かっていないからだ。
「帝国までは遠い。別に少しくらい寄り道していっても良いだろう。次はいつ来れるのかわからないのだし」
と、オルに言われたら終わりである。
この一団はオルのための団体なのだから。
たとえ、空間転移の魔法でいつでも来れるんじゃないか、とルイジィが心のなかで叫んでいたとしても。
「オルト様は婚約者のイーティ様に会いたくないのですかねえ」
ルイジィが俺を見ている。
なぜその会話を俺に振る。
「、、、帝国が嫌いなんだろ」
「まあ、帝国がウィト王国にしてきたことを考えれば嫌いでしょうけど、イーティ様のことは別じゃないですか。それもと、他に理由があるのですかね?」
再び俺を見る。
「俺が何か入れ知恵でもしたって言うのか」
「貴方はオルト様と親しい仲ですからねえ。だからこそ、近づかせたくなかったとも言えます」
正直者め。
振る剣をとめ、ルイジィに視線をやる。
「オルが早く帝国に行きたいと望むなら、俺が何を言っても聞く耳を持たない。オルには何か考えがあるんだろ」
「そうであってほしいですが、帝国にはオルト様として入国してほしかったですよ。お目付け役の方が何か入れ知恵をしたんですかねえ」
お目付け役→ソイファ王太子殿下。
まだ、オルレアと婚約の関係ではあるが、あの義兄弟は仲良くなりそうだ。
口喧嘩もできて、冗談も言いあえるのなら、良好な状態だ。
オルの本物の兄は、オルを可愛い可愛いと溺愛していながら口先だけで、オルをあのバーレイ侯爵家に放置した。
一番タチの悪い人物だ。
働きかけられる周囲には働きかけていたキュジオ隊長の方がよっぽどオルのために動いていたくらいである。
キュジオ隊長もよっぽどでなければ最強の剣であるクリスト・バーレイには連絡を取らなかった。
本来、キュジオ隊長はあのクリスト・バーレイに自ら声をかけることすら嫌だったのではないかと思えるほどだが、それでもなおオルのために助けを求めるしかないときがあった。
けれど、彼からオルのために差し出された手は一時的なもの。
何の根本的解決には至らず、オルは騎士学校に入学して、あの家から多少の自由を得た。
それでも、オルレアの我がままがオルを巻き込んで、貴族学校に通うことになってしまった。
双子の姉との差を見せつけられなければ、オルはウィト王国から出ようとは思わなかっただろうし、イーティ・ランサスに出会うこともなかった。
「オルがオルレアとして帝国で行動するのは、ソイファ王太子殿下の方が不利益を被る危険性の方が高い。それでもなおオルがオルレアに扮することを認めた上、ソイ王国の一団として帝国に入国させるのだから肝が据わっている」
「あの国は直接帝国とヤり合ったことはないのですけど、ちょっと言い過ぎましたかねえ。軽い冗談だったのですけどねえ」
ルイジィ、口は災いの元だ。
俺は鍛錬を再開した。
「帝国はいつも火の粉を辺りかまわず撒き散らしているからな」
「イーティ様がこんなにも怖い方だとは思いませんでした」
「オルに対して優しければ、俺が何かを言うことはない」
「ほほーう」
思惑と違うなあ、というような相槌をしながらルイジィは俺の元を去る。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、か。
オルがルイジィの説得に応じないから、俺の方に来てみたのか。
ルイジィはすでにグジたちソイ王国の冒険者たちには玉砕しているから。
彼らは俺よりも説得に応じないだろう。
オルにとって最善なことを選択するよりも、「兄ちゃん」が決めたことを最優先する人たちだ。
ウィト王国ではオルの周囲にほとんどいなかったような者たちである。
オルの全面的な味方であり、肯定してくれる者たち。
そういう存在が、なぜウィト王国にいなかったのか不思議だ。
最強の盾が必要なのはウィト王国なのに。いなくなったら困るのはウィト王国なのに。
オルがいなくなって彼らはようやくその価値を知る。
王城では連日の会議。最強の盾の捜索を国全土に広げた。
それでも、彼らの頭は最強の剣さえいればどうにかなると考えているのだ。
救いようがない。
親や兄姉からは与えられなかった存在の肯定がここにあるように思う。
だから、オルは彼らを守るのだ。
「熱心だな、スレイ。もう出発だぞ」
「馬車と並走した方がいい鍛錬になりそうなんだが」
「それをやるとデント王国が白い目で見られるからなあ」
この四台はデント王国王族の馬車である。
客人を馬車に乗せずに走らせていた、という情報が他国に洩れるのも問題だ。
「もう少し行くと魔物が出て来るから、そこまでのんびり待っていてよ」
御者たちが青い顔をして、発言したオルを振り返っていた。
馬車移動での休憩時間。
広い野原で剣を振るう。
馬車で揺られていると、身体がなまっていく気がする。
徒歩移動の方が鍛錬につながる気がする。
馬を適度に休ませなければならないし、専属の御者もいるし、新参者である俺は何も言える立場ではない。
ソイ王国から来た冒険者たちも準備運動を始めた。
この辺りは彼らとキュジオ隊長とともに魔物退治しているので、周囲には魔物の影はない。
もう少し北上すれば魔物も出て来るから、それまでは休憩時間は鍛錬の時間になる。
「スレイ、お前の剣術は綺麗だな。それはウィト王国の騎士団仕込みなのか?」
少し離れてグジが聞いて来た。
鍛錬の邪魔にならない距離にいてくれているのだろう。
「いや、俺の剣術はバーレイ侯爵家のものだ。確かに騎士団に所属している父上にも教わっているが、自ずと動くのはオルと同じ剣術だ」
「兄ちゃんと一緒の?」
グジはオルを見る。
オルはギルとともにおやつの菓子パンを温めている。
周囲にはわらわらと小さな魔法の盾も集まっている。
「、、、本当に同じ剣術なのか?」
「違うように見えるのか」
それだけ俺が未熟だということか。
「いや、言いたいのはそういうことじゃない。兄ちゃんの剣は何というか速くて重くて切れ味抜群って感じなんだが、スレイの場合、太刀筋が綺麗だ。きちんと武器の使い方を学んだことのない俺たちには大雑把にしかわからないが」
そう、オルについてきたソイ王国の冒険者たちは、武器は自警の範囲内で持っていたにすぎず、違う職種を目指して頑張って来た者たちだ。
それなのに、それぞれの得物を使い熟しているし、分担された雑用もテキパキ動く。
今ではもはやオルのための一団と言ってもいい。
グジの妹を救う目的は果たしたのに、今度はオルにその恩を返すために冒険者を続けている。
どうやら妹を救っただけの恩ではないらしいが。
最強の盾であるオルは、ウィト王国では味方が限りなく少ない。
反対に他国の方が最強の盾への評価が高い。
他国でどれだけ味方を増やせるかが、今後のウィト王国への交渉の鍵となる。
祖国のウィト王国が一番の難関というのが泣かせる。
交渉なんかしなくてもいい気がするが、いつかは向かい合わなければならない時期が来る。
「おーい、スレイ、頭領、皆もおやつだぞー」
オルが皆に声をかけると、ギルはまずオルに温まった菓子パンを渡す。
非常にわかりやすい。
菓子パンを頬張るオルは幸せそうだ。
最強の盾と言えども、十四歳。俺の一歳年上なだけで、まだ成人していない子供なのだから。
そして、魔法の盾たちはなぜか菓子パンを受け取ったグジの元へくれくれと集まっていく。
面倒見が良いから、自分の分から千切って与えている。
あぶれた盾は違う者にくれくれと主張している。
ギルは仲間に渡した後、御者たちにも温かい飲み物とともに菓子パンを渡す。
気配りができる者がいないと、違う組織の者との行動は危険が伴う。
たとえ敵対している組織ではなくとも、疑うことなく協力をしたり、連携ができるのはありがたいことなのだ。
んで、ルイジィはイジけている。
この馬車四台は真っ直ぐに帝国に向かっていないからだ。
「帝国までは遠い。別に少しくらい寄り道していっても良いだろう。次はいつ来れるのかわからないのだし」
と、オルに言われたら終わりである。
この一団はオルのための団体なのだから。
たとえ、空間転移の魔法でいつでも来れるんじゃないか、とルイジィが心のなかで叫んでいたとしても。
「オルト様は婚約者のイーティ様に会いたくないのですかねえ」
ルイジィが俺を見ている。
なぜその会話を俺に振る。
「、、、帝国が嫌いなんだろ」
「まあ、帝国がウィト王国にしてきたことを考えれば嫌いでしょうけど、イーティ様のことは別じゃないですか。それもと、他に理由があるのですかね?」
再び俺を見る。
「俺が何か入れ知恵でもしたって言うのか」
「貴方はオルト様と親しい仲ですからねえ。だからこそ、近づかせたくなかったとも言えます」
正直者め。
振る剣をとめ、ルイジィに視線をやる。
「オルが早く帝国に行きたいと望むなら、俺が何を言っても聞く耳を持たない。オルには何か考えがあるんだろ」
「そうであってほしいですが、帝国にはオルト様として入国してほしかったですよ。お目付け役の方が何か入れ知恵をしたんですかねえ」
お目付け役→ソイファ王太子殿下。
まだ、オルレアと婚約の関係ではあるが、あの義兄弟は仲良くなりそうだ。
口喧嘩もできて、冗談も言いあえるのなら、良好な状態だ。
オルの本物の兄は、オルを可愛い可愛いと溺愛していながら口先だけで、オルをあのバーレイ侯爵家に放置した。
一番タチの悪い人物だ。
働きかけられる周囲には働きかけていたキュジオ隊長の方がよっぽどオルのために動いていたくらいである。
キュジオ隊長もよっぽどでなければ最強の剣であるクリスト・バーレイには連絡を取らなかった。
本来、キュジオ隊長はあのクリスト・バーレイに自ら声をかけることすら嫌だったのではないかと思えるほどだが、それでもなおオルのために助けを求めるしかないときがあった。
けれど、彼からオルのために差し出された手は一時的なもの。
何の根本的解決には至らず、オルは騎士学校に入学して、あの家から多少の自由を得た。
それでも、オルレアの我がままがオルを巻き込んで、貴族学校に通うことになってしまった。
双子の姉との差を見せつけられなければ、オルはウィト王国から出ようとは思わなかっただろうし、イーティ・ランサスに出会うこともなかった。
「オルがオルレアとして帝国で行動するのは、ソイファ王太子殿下の方が不利益を被る危険性の方が高い。それでもなおオルがオルレアに扮することを認めた上、ソイ王国の一団として帝国に入国させるのだから肝が据わっている」
「あの国は直接帝国とヤり合ったことはないのですけど、ちょっと言い過ぎましたかねえ。軽い冗談だったのですけどねえ」
ルイジィ、口は災いの元だ。
俺は鍛錬を再開した。
「帝国はいつも火の粉を辺りかまわず撒き散らしているからな」
「イーティ様がこんなにも怖い方だとは思いませんでした」
「オルに対して優しければ、俺が何かを言うことはない」
「ほほーう」
思惑と違うなあ、というような相槌をしながらルイジィは俺の元を去る。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、か。
オルがルイジィの説得に応じないから、俺の方に来てみたのか。
ルイジィはすでにグジたちソイ王国の冒険者たちには玉砕しているから。
彼らは俺よりも説得に応じないだろう。
オルにとって最善なことを選択するよりも、「兄ちゃん」が決めたことを最優先する人たちだ。
ウィト王国ではオルの周囲にほとんどいなかったような者たちである。
オルの全面的な味方であり、肯定してくれる者たち。
そういう存在が、なぜウィト王国にいなかったのか不思議だ。
最強の盾が必要なのはウィト王国なのに。いなくなったら困るのはウィト王国なのに。
オルがいなくなって彼らはようやくその価値を知る。
王城では連日の会議。最強の盾の捜索を国全土に広げた。
それでも、彼らの頭は最強の剣さえいればどうにかなると考えているのだ。
救いようがない。
親や兄姉からは与えられなかった存在の肯定がここにあるように思う。
だから、オルは彼らを守るのだ。
「熱心だな、スレイ。もう出発だぞ」
「馬車と並走した方がいい鍛錬になりそうなんだが」
「それをやるとデント王国が白い目で見られるからなあ」
この四台はデント王国王族の馬車である。
客人を馬車に乗せずに走らせていた、という情報が他国に洩れるのも問題だ。
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