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四日目
四日目:朝⑤
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僕が風呂場から出ると、りんちゃんは寝ていた。すーすーと、可愛らしく寝息を立てている。
「寝顔は天使みたいに可愛いんだよなぁ……」
僕は、彼の頬を撫でる。起きてるときは田舎のヤンキー上がりの土方の兄ちゃんみたいな顔してるのに。まぁ、実際そうなんだけど。
ほっぺたをぷにぷに、こねこねする。全然起きないからだんだん面白くなってきて、ほっぺたでたこ焼きとか作ってみたりした。
「ほんとに、無防備……」
りんちゃんは、僕がどういう人間か、全然わかってないんだよ。だから、こうやっておなかを見せて寝られるんだ。
僕は、彼の割れた腹筋を人差し指で軽くなぞった。下から、上に。そうすると、くすぐったそうに、身をよじって手でおなかを押さえた。
りんちゃんの体は、肉体労働(測量士)と趣味のジム通いのおかげで、かなり筋肉がついている。そのくせ日焼けを嫌がって、外出するときは必ず日焼けクリームを念入りに塗るから、肌は白い。僕よりも白い。色白でムキムキ……えっちだ。
ほら、だって。僕は、りんちゃんの服をそっとまくる。白い肌に、ベージュがかった薄桃色のTI☆KU☆BIが映える。ああ、僕は全然決してやましい気持ちで言っているのではありません。むしろ僕は彼の乳首に対して、和菓子のような詫び寂びを感じているのです。日本文化万歳。日本人でよかった。
しかし、全然起きないな。ちょっとイタズラしちゃおうかな……? 厚い胸板を、両手を使って揉みしだく。
「おほぉ~、これこれ」
低反発枕みたいで、非常に気持ちいい。調子に乗ってもみもみしていると、
「んっ……」
やば、親指が乳首に当たった。そして、
「~~~ッ! どこ触っとんじゃ~~~~!!」
りんちゃんが起きた。そして股間に膝を喰らった。
「寝顔は天使みたいに可愛いんだよなぁ……」
僕は、彼の頬を撫でる。起きてるときは田舎のヤンキー上がりの土方の兄ちゃんみたいな顔してるのに。まぁ、実際そうなんだけど。
ほっぺたをぷにぷに、こねこねする。全然起きないからだんだん面白くなってきて、ほっぺたでたこ焼きとか作ってみたりした。
「ほんとに、無防備……」
りんちゃんは、僕がどういう人間か、全然わかってないんだよ。だから、こうやっておなかを見せて寝られるんだ。
僕は、彼の割れた腹筋を人差し指で軽くなぞった。下から、上に。そうすると、くすぐったそうに、身をよじって手でおなかを押さえた。
りんちゃんの体は、肉体労働(測量士)と趣味のジム通いのおかげで、かなり筋肉がついている。そのくせ日焼けを嫌がって、外出するときは必ず日焼けクリームを念入りに塗るから、肌は白い。僕よりも白い。色白でムキムキ……えっちだ。
ほら、だって。僕は、りんちゃんの服をそっとまくる。白い肌に、ベージュがかった薄桃色のTI☆KU☆BIが映える。ああ、僕は全然決してやましい気持ちで言っているのではありません。むしろ僕は彼の乳首に対して、和菓子のような詫び寂びを感じているのです。日本文化万歳。日本人でよかった。
しかし、全然起きないな。ちょっとイタズラしちゃおうかな……? 厚い胸板を、両手を使って揉みしだく。
「おほぉ~、これこれ」
低反発枕みたいで、非常に気持ちいい。調子に乗ってもみもみしていると、
「んっ……」
やば、親指が乳首に当たった。そして、
「~~~ッ! どこ触っとんじゃ~~~~!!」
りんちゃんが起きた。そして股間に膝を喰らった。
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