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第1章 無人島篇
第16話 シャワータイム その2
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side:桜井美智瑠
『パシュシュシュシュ、パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ、パシュシュシュシュ』
「うーん、連射は出来るようになったけど威力がなぁ、みっちゃんの魔法は火やから威力弱くても攻撃に使えそうで良いなぁ」
「なっちゃんの水も鼻とか口に当て続けたらけっこうダメージあると思うけど」
私となっちゃんはベランダで魔法の練習をしている
とりあえず食事にも寝る場所にも困らなくなったのは良かったけど、そうすると一気にやる事が無くなってしまった
外に出て探索するにしても自衛の手段が無いのに、危険を犯してまでする事じゃないっていう事で
下手に歩きまわるよりはベランダで誰かが通るのを待ちながら、魔法の練習をしている方が良いだろうと判断した。
しかし
なかなか魔法の威力が上がらない
私もなっちゃんも連射速度や1度に出せる数は増えたけど、威力だけは魔法を初めて使った時からほとんど変わっていない
やっぱり魔物を倒さないと経験値が入らなくてレベルが上がらないって事なのかな?
「日も暮れて来たしそろそろ練習も終わろうか?お腹空いたわ」
「せやね、晩御飯は親子丼で良い?」
「全然ええよ、おっやこ丼~♪おっやこ丼~♪」
ふふっ、なっちゃん嬉しそうやなぁ(笑)
親子丼は簡単なんよね、『親子丼の素』っていうのがあるから
フライパンに水、親子丼の素、タマネギ、鶏肉を入れて少し煮てから卵でとじれば完成♪
卵はフワッとしつつもちゃんと火を通す方が好きなんよね
「お待たせ~、親子丼出来たよ」
「めっちゃ美味しそうやん♪」
「卵はもっと半熟の方が良かったかな?」
「これくらいで全然ええよ、初めて行くお店で親子丼頼んだら卵がトロトロっていうか、半熟過ぎてドロッとしてる時があってテンション下がんねん」
「あはは、半熟っていうかほぼ生の時あるもんね」
「そうそう!親子丼もオムライスもトロトロ卵ブームのせいで固めの卵を出すお店が少ななったから
まっ、そんなんどうでもええから冷める前に食べよ、いただきまーす、あーんっ、、、うん、美味しい♪」
ふぅ~、お腹いっぱいや♪
さてと、なっちゃんが洗い物してる間にネットショップで明日のご飯を買っとこ
朝は菓子パンとサンドイッチで良いとして、お昼と夜ご飯は『○○の素』とかソースで味を変えればしばらくは大丈夫かな
「みっちゃーん、お風呂入ろ~♪」
「はーい、、、って何故一緒にお風呂に?」
「1人やと寂しいやん、嫌ならしょうがないけど」
「いっ、嫌とかは全然無いよ!」
「じゃあ早く入ろ、ほら服脱いで」
「なななな、なっちゃん?!服は自分で脱ぐからぁ~(汗)」
「みっちゃん向こう向いてて、背中洗ってあげるから」
「あっ、ありがとう、、、ひゃぅ?!なっちゃんもしかして素手で洗ってる?」
「そうやで、毎日ボディタオルで洗ったら肌に良くないし、汚れて無いから素手で充分♪もうちょっとソフトタッチの方が良い?」
「大丈夫!これ以上ソフトに触られたらゾワッてするから!」
「りょうかーい♪」
ほっ
一緒にお風呂に入るのも2回目にしてどうにか冷静で居られるようになったのに、なっちゃんに身体を優しく触られたら倒れてしまう!
すぅーはぁー、すぅーはぁー、いったん落ち着いて
「きゃぅん?!なっ、なっちゃんソコはお尻の*、、、とっ、とにかく汚いから、、ソコは自分で洗うからぁー(恥)」
「ん?大丈夫やって綺麗にする為に洗ってるんやから、それにこういう場所こそ丁寧に洗わんと」
『クニュクニュクニュ』
んっ、んん、、、
お尻の*を触られて喜ぶ性癖は無いけど、そんなにクニュクニュされたら、、、
「んっ、、んぁ、、あっ、、 んっ、、、くゅん、、、」
「はい、終わり♪」
「はぁ、はぁ、、、あっ、ありがとう」
危なかった、なんかもう色々と危なかった
もしかしてなっちゃんって凄い天然?
むしろわざとであって欲しいけれど、心の準備だけはさせて欲しい
もっと言うならお互いの気持ちを確かめてからじっくりと、、、って違う違う!
お風呂でこんな事考えてたらホンマに倒れてしまう
目を閉じて、武庫川線の駅名を頭の中で思い浮かべて気持ちを落ち着けよう
武庫川ー東鳴尾ー洲先ー武庫川団地前
・・・以上。
短っ!
「みっちゃーん、先出てるでぇ」
「えっ?、あっ、うん!」
どうやら色々考えてる間に、なっちゃんは頭と身体を洗い終わっていたらしい
安心半分、残念半分の複雑な気持ちやけど今は身体を洗うのが優先!
明日は頑張って私がなっちゃんのお尻を洗ってあげーる!
つづく。
『パシュシュシュシュ、パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ、パシュシュシュシュ』
「うーん、連射は出来るようになったけど威力がなぁ、みっちゃんの魔法は火やから威力弱くても攻撃に使えそうで良いなぁ」
「なっちゃんの水も鼻とか口に当て続けたらけっこうダメージあると思うけど」
私となっちゃんはベランダで魔法の練習をしている
とりあえず食事にも寝る場所にも困らなくなったのは良かったけど、そうすると一気にやる事が無くなってしまった
外に出て探索するにしても自衛の手段が無いのに、危険を犯してまでする事じゃないっていう事で
下手に歩きまわるよりはベランダで誰かが通るのを待ちながら、魔法の練習をしている方が良いだろうと判断した。
しかし
なかなか魔法の威力が上がらない
私もなっちゃんも連射速度や1度に出せる数は増えたけど、威力だけは魔法を初めて使った時からほとんど変わっていない
やっぱり魔物を倒さないと経験値が入らなくてレベルが上がらないって事なのかな?
「日も暮れて来たしそろそろ練習も終わろうか?お腹空いたわ」
「せやね、晩御飯は親子丼で良い?」
「全然ええよ、おっやこ丼~♪おっやこ丼~♪」
ふふっ、なっちゃん嬉しそうやなぁ(笑)
親子丼は簡単なんよね、『親子丼の素』っていうのがあるから
フライパンに水、親子丼の素、タマネギ、鶏肉を入れて少し煮てから卵でとじれば完成♪
卵はフワッとしつつもちゃんと火を通す方が好きなんよね
「お待たせ~、親子丼出来たよ」
「めっちゃ美味しそうやん♪」
「卵はもっと半熟の方が良かったかな?」
「これくらいで全然ええよ、初めて行くお店で親子丼頼んだら卵がトロトロっていうか、半熟過ぎてドロッとしてる時があってテンション下がんねん」
「あはは、半熟っていうかほぼ生の時あるもんね」
「そうそう!親子丼もオムライスもトロトロ卵ブームのせいで固めの卵を出すお店が少ななったから
まっ、そんなんどうでもええから冷める前に食べよ、いただきまーす、あーんっ、、、うん、美味しい♪」
ふぅ~、お腹いっぱいや♪
さてと、なっちゃんが洗い物してる間にネットショップで明日のご飯を買っとこ
朝は菓子パンとサンドイッチで良いとして、お昼と夜ご飯は『○○の素』とかソースで味を変えればしばらくは大丈夫かな
「みっちゃーん、お風呂入ろ~♪」
「はーい、、、って何故一緒にお風呂に?」
「1人やと寂しいやん、嫌ならしょうがないけど」
「いっ、嫌とかは全然無いよ!」
「じゃあ早く入ろ、ほら服脱いで」
「なななな、なっちゃん?!服は自分で脱ぐからぁ~(汗)」
「みっちゃん向こう向いてて、背中洗ってあげるから」
「あっ、ありがとう、、、ひゃぅ?!なっちゃんもしかして素手で洗ってる?」
「そうやで、毎日ボディタオルで洗ったら肌に良くないし、汚れて無いから素手で充分♪もうちょっとソフトタッチの方が良い?」
「大丈夫!これ以上ソフトに触られたらゾワッてするから!」
「りょうかーい♪」
ほっ
一緒にお風呂に入るのも2回目にしてどうにか冷静で居られるようになったのに、なっちゃんに身体を優しく触られたら倒れてしまう!
すぅーはぁー、すぅーはぁー、いったん落ち着いて
「きゃぅん?!なっ、なっちゃんソコはお尻の*、、、とっ、とにかく汚いから、、ソコは自分で洗うからぁー(恥)」
「ん?大丈夫やって綺麗にする為に洗ってるんやから、それにこういう場所こそ丁寧に洗わんと」
『クニュクニュクニュ』
んっ、んん、、、
お尻の*を触られて喜ぶ性癖は無いけど、そんなにクニュクニュされたら、、、
「んっ、、んぁ、、あっ、、 んっ、、、くゅん、、、」
「はい、終わり♪」
「はぁ、はぁ、、、あっ、ありがとう」
危なかった、なんかもう色々と危なかった
もしかしてなっちゃんって凄い天然?
むしろわざとであって欲しいけれど、心の準備だけはさせて欲しい
もっと言うならお互いの気持ちを確かめてからじっくりと、、、って違う違う!
お風呂でこんな事考えてたらホンマに倒れてしまう
目を閉じて、武庫川線の駅名を頭の中で思い浮かべて気持ちを落ち着けよう
武庫川ー東鳴尾ー洲先ー武庫川団地前
・・・以上。
短っ!
「みっちゃーん、先出てるでぇ」
「えっ?、あっ、うん!」
どうやら色々考えてる間に、なっちゃんは頭と身体を洗い終わっていたらしい
安心半分、残念半分の複雑な気持ちやけど今は身体を洗うのが優先!
明日は頑張って私がなっちゃんのお尻を洗ってあげーる!
つづく。
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