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接点と関係性
6; 保健室
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はぁー。
昨日は更科に怒鳴っちゃって、相談のってくれるとは言われたけどさ、なんか気まずかったし。
昨日が短縮3時間で終わって良かった…。
でも、今日から図書室の仕事だ。
「どうしよ…。」
「何が?」
「うわー!」
「アハハッ、ごめん驚かせて。
おはよう。」
「びっくりした。 おはよ。」
いつの間にか後ろに居たなんて…。
しかもあっちから話かけてくると思わなかった。
いや、自分からなら話しかけなかったけどさ。
「なんか難しい顔してたけど、どうしたの?」
「いや、それはなんでもない。 大丈夫。」
「大丈夫ならいいけど。」
「今日、昼から図書室だけど…。」
「勿論、僕も行くからね!」
やっぱ、行く気満々なのかよ。
てかお昼。
向こうで食べる事になってるから更科と一緒に食べることになるの?
それは避けたい…。
「あ、僕もお昼は向こうで食べるから。」
「…なんで知ってんの?」
「あの後、吉田さんの所に言って連絡先交換して仕事を軽く説明してもらったんだ。」
まじかよ…
お昼も一緒とか、殆どがこいつと一緒じゃん!
「じゃあ、本を借りる人が来たら軽い説明で良いんだね?」
「うん。 だけど図書委員が初めてでさ、仕事が遅いと思うんだ。 ごめんね。」
「いや、全然大丈夫だよ。」
急に担当になって軽い説明までちゃんと聞いておいてってしてくれて凄い助かるし、不慣れなんだから仕事が遅いなんて気にしなくていいのに。
「じゃあ、昼休み向こうに一緒に行こうね。」
「じゃあってなんだじゃあって。」
まあ、どうせあっちに行ったら二人だし、一緒に行くのなんて別にどっちでもってなってくる。
「まあ、いいじゃん。
そろそろHR始まるし、教室入ろっか。」
「うん。」
今日はもう教科書をちゃんと用意していたみたいで席はくっつけ無かった。
更科はずっと学校を休んでたのに普通に授業についていけてる様だった。
というか、むしろ普通より出来てる位だった。
休んでる間も勉強とかをしっかりやってきてたんだろうな。
休んでたわりには元気そうで良かったなと思った。
だけど、4時間目の体育で彼は体調を崩した。
「真琴! おい、大丈夫か!」
「道也、大丈夫だよ?
休んでて体力が落ちてたみたいだでさ、疲れちゃっただけだから。」
「一応、保健室に行くからな?」
「わかったよ。」
「先生、真琴を保健室に連れてって来ます。」
「おう、白楽頼んだぞ。
更科はしっかり休んで、無理をしないようにな。」
「はい、わかりました。」
彼が体育館を出た時も彼が急に座り込んだ時も、気が気で無かった。
元気そうって思ったけど、それは誤魔化してたんじゃないかって。
昨日も私が一番、多く彼と話してただろうに気づかなかったんじゃないかって、凄く罪悪感のようなものを感じた。
色々と考えてるうちに体育の授業は終わり、急いで着替えて彼の様子を見に行ってみた。
コンコンッ
「失礼します。 3年2組の月詠です。
更科君の様子を見に来ました。」
「更科君ならそこで寝てるわよ。
あと、私、少し席外すから彼のこと見ててもらえる?」
「はい、わかりました。」
「じゃあ、お願いねー。」
更科は寝てるのか。
開けても大丈夫だよね?
恐る恐るカーテンを開けて、彼の横に行った。
「更科?」
「…。」
寝てるのか。
起こした方がいいのかな?
でも、体調が悪いなら寝させとこうかな。
体調悪いなら体育だって休めば良かったのに…
「馬鹿。」
「僕、馬鹿ではないと思うんだけど…。」
!?
なんで起きてるのよ。
まさか…
「たぬき寝入り?」
「違うよ。 今起きた。」
「様子を見に来てくれたの?」
「一応、心配だったから。
昨日も体調悪かったりしたの?」
「いや、全然大丈夫だったよ。
多分、体育で急に動いて疲れただけだよ。」
「そう、なら良かった。」
「ごめん、もしかして迷惑かけた?」
「そうじゃないよ。ただ…。」
「ただ何?」
体調悪いのに気づいてあげれなかったんじゃって思ったなんて、昨日知り合った奴が何言ってんだって感じだよね。
よし、言わないでおこう。
「なんでもない。」
「言うの辞めたんだから、何でもないわけないよね?」
こいつ、めっちゃ聞き出す気だ…。
さっさとここから出よう。
「いいの、ほんとに何でもない。」
そう言って踵を返した。
グイッ
「へ?」
「うわっ、ちょっ、何すんのよ!」
急に引っ張られたせいで彼の寝ている横に私は倒れてしまった。
「ねぇ、話すまで教室には帰さないけど?」
「は? てか、近い。」
「じゃあ、さっき話すの辞めたのはなんでか教えてくれる?」
「…それはいや。 手、離してよ。」
「嫌だって。月詠がさっさと理由を言えばいいだけだよ。」
「…。」
こいつ、ほんとに帰さないつもりだ。
全然笑顔じゃない。
とても鋭い目つきで、怒っている様だ。
「月詠。 僕はなんで君が今悲しそうな顔してたのか知りたい。」
「悲しそうな顔してた?」
「うん。 やっぱり僕、迷惑かけたのかな?」
「違う!」
私が話さない限り、更科は自分が迷惑をかけたと思ってしまう。
引かれるの覚悟で話そう。
「私は、昨日も他の人より多く更科と話してた筈なのに、体調が悪かったのに気づいてあげれなかったんじゃって、本当は辛いの隠してたんじゃって思って…」
「…。」
「ごめん、昨日話たばっかの奴にこんな事言われたら嫌だよね。」
「え、あっ違うよ! その逆さ。」
「月詠がそこまで考えてくれてたのかって思って嬉しかった。」
「そっか。 なら良かった。」
「っ! いや、それは反則でしょ。」
「何が? 顔赤いけど、熱出てるの?」
「いや、違うから、大丈夫だから!」
凄い否定してるけど、顔は耳まで赤いし。
顔は片手で隠してるけど。
「?? 私、図書室のお昼の担当行ってくるけど、今日は更科はしっかり休むこと。」
「えっ、でも。」
「明日、元気になったら一緒にやるのいやだけど、来てもいいから。」
「…わかったよ。 ありがと。」
「うん、じゃあ、しっかり休みなね。 」
「月詠さーん。 戻って来たからもう教室に行っても大丈夫よ。」
「はい、わかりました。 じゃあね。」
「うん、じゃあね。」
今は元気になってるっぽいし、良かった。
月詠があんなに心配してくれるのも嬉しかったけどさ。
安心仕切ったような微笑んだ感じの顔見せるのは狡いでしょ。
「今度やり返してやる!」
昨日は更科に怒鳴っちゃって、相談のってくれるとは言われたけどさ、なんか気まずかったし。
昨日が短縮3時間で終わって良かった…。
でも、今日から図書室の仕事だ。
「どうしよ…。」
「何が?」
「うわー!」
「アハハッ、ごめん驚かせて。
おはよう。」
「びっくりした。 おはよ。」
いつの間にか後ろに居たなんて…。
しかもあっちから話かけてくると思わなかった。
いや、自分からなら話しかけなかったけどさ。
「なんか難しい顔してたけど、どうしたの?」
「いや、それはなんでもない。 大丈夫。」
「大丈夫ならいいけど。」
「今日、昼から図書室だけど…。」
「勿論、僕も行くからね!」
やっぱ、行く気満々なのかよ。
てかお昼。
向こうで食べる事になってるから更科と一緒に食べることになるの?
それは避けたい…。
「あ、僕もお昼は向こうで食べるから。」
「…なんで知ってんの?」
「あの後、吉田さんの所に言って連絡先交換して仕事を軽く説明してもらったんだ。」
まじかよ…
お昼も一緒とか、殆どがこいつと一緒じゃん!
「じゃあ、本を借りる人が来たら軽い説明で良いんだね?」
「うん。 だけど図書委員が初めてでさ、仕事が遅いと思うんだ。 ごめんね。」
「いや、全然大丈夫だよ。」
急に担当になって軽い説明までちゃんと聞いておいてってしてくれて凄い助かるし、不慣れなんだから仕事が遅いなんて気にしなくていいのに。
「じゃあ、昼休み向こうに一緒に行こうね。」
「じゃあってなんだじゃあって。」
まあ、どうせあっちに行ったら二人だし、一緒に行くのなんて別にどっちでもってなってくる。
「まあ、いいじゃん。
そろそろHR始まるし、教室入ろっか。」
「うん。」
今日はもう教科書をちゃんと用意していたみたいで席はくっつけ無かった。
更科はずっと学校を休んでたのに普通に授業についていけてる様だった。
というか、むしろ普通より出来てる位だった。
休んでる間も勉強とかをしっかりやってきてたんだろうな。
休んでたわりには元気そうで良かったなと思った。
だけど、4時間目の体育で彼は体調を崩した。
「真琴! おい、大丈夫か!」
「道也、大丈夫だよ?
休んでて体力が落ちてたみたいだでさ、疲れちゃっただけだから。」
「一応、保健室に行くからな?」
「わかったよ。」
「先生、真琴を保健室に連れてって来ます。」
「おう、白楽頼んだぞ。
更科はしっかり休んで、無理をしないようにな。」
「はい、わかりました。」
彼が体育館を出た時も彼が急に座り込んだ時も、気が気で無かった。
元気そうって思ったけど、それは誤魔化してたんじゃないかって。
昨日も私が一番、多く彼と話してただろうに気づかなかったんじゃないかって、凄く罪悪感のようなものを感じた。
色々と考えてるうちに体育の授業は終わり、急いで着替えて彼の様子を見に行ってみた。
コンコンッ
「失礼します。 3年2組の月詠です。
更科君の様子を見に来ました。」
「更科君ならそこで寝てるわよ。
あと、私、少し席外すから彼のこと見ててもらえる?」
「はい、わかりました。」
「じゃあ、お願いねー。」
更科は寝てるのか。
開けても大丈夫だよね?
恐る恐るカーテンを開けて、彼の横に行った。
「更科?」
「…。」
寝てるのか。
起こした方がいいのかな?
でも、体調が悪いなら寝させとこうかな。
体調悪いなら体育だって休めば良かったのに…
「馬鹿。」
「僕、馬鹿ではないと思うんだけど…。」
!?
なんで起きてるのよ。
まさか…
「たぬき寝入り?」
「違うよ。 今起きた。」
「様子を見に来てくれたの?」
「一応、心配だったから。
昨日も体調悪かったりしたの?」
「いや、全然大丈夫だったよ。
多分、体育で急に動いて疲れただけだよ。」
「そう、なら良かった。」
「ごめん、もしかして迷惑かけた?」
「そうじゃないよ。ただ…。」
「ただ何?」
体調悪いのに気づいてあげれなかったんじゃって思ったなんて、昨日知り合った奴が何言ってんだって感じだよね。
よし、言わないでおこう。
「なんでもない。」
「言うの辞めたんだから、何でもないわけないよね?」
こいつ、めっちゃ聞き出す気だ…。
さっさとここから出よう。
「いいの、ほんとに何でもない。」
そう言って踵を返した。
グイッ
「へ?」
「うわっ、ちょっ、何すんのよ!」
急に引っ張られたせいで彼の寝ている横に私は倒れてしまった。
「ねぇ、話すまで教室には帰さないけど?」
「は? てか、近い。」
「じゃあ、さっき話すの辞めたのはなんでか教えてくれる?」
「…それはいや。 手、離してよ。」
「嫌だって。月詠がさっさと理由を言えばいいだけだよ。」
「…。」
こいつ、ほんとに帰さないつもりだ。
全然笑顔じゃない。
とても鋭い目つきで、怒っている様だ。
「月詠。 僕はなんで君が今悲しそうな顔してたのか知りたい。」
「悲しそうな顔してた?」
「うん。 やっぱり僕、迷惑かけたのかな?」
「違う!」
私が話さない限り、更科は自分が迷惑をかけたと思ってしまう。
引かれるの覚悟で話そう。
「私は、昨日も他の人より多く更科と話してた筈なのに、体調が悪かったのに気づいてあげれなかったんじゃって、本当は辛いの隠してたんじゃって思って…」
「…。」
「ごめん、昨日話たばっかの奴にこんな事言われたら嫌だよね。」
「え、あっ違うよ! その逆さ。」
「月詠がそこまで考えてくれてたのかって思って嬉しかった。」
「そっか。 なら良かった。」
「っ! いや、それは反則でしょ。」
「何が? 顔赤いけど、熱出てるの?」
「いや、違うから、大丈夫だから!」
凄い否定してるけど、顔は耳まで赤いし。
顔は片手で隠してるけど。
「?? 私、図書室のお昼の担当行ってくるけど、今日は更科はしっかり休むこと。」
「えっ、でも。」
「明日、元気になったら一緒にやるのいやだけど、来てもいいから。」
「…わかったよ。 ありがと。」
「うん、じゃあ、しっかり休みなね。 」
「月詠さーん。 戻って来たからもう教室に行っても大丈夫よ。」
「はい、わかりました。 じゃあね。」
「うん、じゃあね。」
今は元気になってるっぽいし、良かった。
月詠があんなに心配してくれるのも嬉しかったけどさ。
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