絵描き令嬢は元辺境伯の愛に包まれスローライフを謳歌する

(旧32)光延ミトジ

文字の大きさ
36 / 70
四章 英雄の花嫁

49:絵描き

しおりを挟む

 数日後――。

 月が替わり、結婚式まで残り半月を切った。大まかな支度はすでに終わり、あとは生花や料理、主役の体調管理など、当日に向けてのこまごまとした準備が残っているだけだ。

 アメリアは城下に降り、レグの絵具屋にいた。オリオンが馴染みの鍛冶屋へ顔を出しに行き、彼を待っているところだ。店内に並ぶ絵の具を手に取ったり、店主が用意してくれた紙に色を乗せたりして、有意義な時間を過ごす。

 店主のレグは店に絵の具を並べていた。客足はない。どうやら店で直接販売するよりも、画家にまとまった量の絵の具を直接卸すことで、生計を立てているようだ。薄暗く、静かな店内でゆったりとした時間が流れる。

「そういえば、アメリア様――」

 黙々と仕事をしていたレグが、ふと思い出したようにアメリアに声をかけてきた。

 剃髪した頭と右目を隠す眼帯、筋肉質な肉体を持つ大男は一見すると威圧的な風貌をしているが、どちらかといえば穏やかな人柄だ。好きなものに囲まれているというのもあるが、彼の醸し出す雰囲気と相まって、絵具屋は居心地がいい。アメリアはもう何度も足を運んでいた。

 ラピスラズリの輝きの絵の具を見ていた彼女は、名前を呼ばれてレグを見る。絵の具が付着したエプロンをつけた彼は、丸い頭を掻きながら言葉を続けた。

「近頃、城下でよくお買い物されてますか?」

 アメリアは目をまたたかせる。

「先日はオリオン様とティーハウスへ行ったわ」

 何度か顔を合わせる内に、アメリアはレグと気安く話すようになっていた。

 平民と貴族の身分差を気にした彼に、畏まらないで欲しいと言われたからだ。吹けば飛ぶような男爵家の娘だから気にする必要はないと思うのだが、レグにしてみればオリオンの婚約者という肩書きは大きなものらしい。そういうことならと、アメリアは彼が望む通り接している。

「はあ、おひとりでは出歩いていらっしゃいません、よね? ドレスショップだとか宝石店だとか……」
「行かないわね。そういうお店へ行く時間はないもの」
「ですよねえ……」

 絵という共通の話題があるからか、数度顔を合わせただけとは思えないほど、ふたりは気安い交流を続けていた。

 そんな中でレグもある程度アメリアの性質を察していたのだろう。身を飾る店へ足を運ぶ時間はないが、絵具屋や絵を描く道具へ足を運ぶ時間はある。貴族令嬢らしくない優先順位を持っていることを、店主はわざわざ言葉にせずとも正しく理解していた。そのためレグはアメリアの答えに納得し「そうですよね」と繰り返す。

 わからないのは、アメリアだ。何故レグがそんな話を振ってきたのか理解できず、首を傾げて彼を見つめる。

「どうしてそんなことを聞くの?」
「ああ、いえ……近頃、少し噂になってるんですよ。見たことのない貴族のお嬢様がオリオン様の名前で、その……いろいろ買い求めている、と……」
「あら、そんな噂があるのね」

 彼女は目を丸くした。

「じゃあ、レグさんはその噂を聞いて、わたしが散財をしていると思ったの?」
「え? いえいえ、そんなことはまったく!」

 心外だとばかりにレグがブンブンと首を振る。

「アメリア様だとは思いませんよ。こう言っちゃなんですが、貴方が金をばら撒くように使うなら、まずはうちの店にいらっしゃるはずでしょう?」
「ええ、そうね。素敵なお店だもの」

 胸を張って言うレグに、アメリアは笑みを返した。

 オリオンやホワイトディアの兄妹に連れられて、メルクロニア城下にあるいくつもの店へ足を運んだ。その中で彼女がもっとも気に入って、何度も来ているのがレグの絵具屋だった。仮にドレスショップや宝石店で散財するのなら、まずは絵具屋で『この棚の絵の具、全部いただける?』をしてからだ。

 では、オリオンの名で多くの物を買い求めているのは、誰か。少し考えれば答えが浮かんでくる。

「たぶん、それは妹だと思うわ」
「アメリア様の妹君、ですか?」
「そうよ。どうしてオリオン様の名前を使っているのかはわからないけれど、問題になっていないってことは、お許しがあるんでしょう」
「気にならないんで?」
「まあ、そこまでは……」
「……俺ぁ、よくわかりませんが、アメリア様らしいですね」

 レグは苦笑しながら言うと、中断していた仕事を再開させた。カウンターで帳簿をつけるらしい。彼が横長い机の上に広げてあった本などを重ねスペースを作るのを、アメリアは横目で見ていた。

「それ――」

 不意に目に映ったそれに、彼女は思わず声をかける。

「はい? これですか?」
「それ、スケッチブック? レグさんが描いたの?」
「あ、はい。仕事の合間の手慰みですが……ご覧になりますか?」
「いいの?」
「たいしたものではありませんがね」

 手渡されたスケッチブックを受け取った。レグはたいしたものではないと、なんでもないように言っていたが、表紙を見れば熱心に描き込んでいるのだとわかる。スケッチ中に色が移った指で触れたのだろう。かすれた指の跡がいくつもある。そして何度も開いたであろうページの一枚一枚が膨れていた。

 スケッチを擦ってしまわないように、アメリアは慎重にページをめくる。

 レグのスケッチブックには多種多様なものが描かれていた。植物もあれば、絵具屋の内装風景もある。鳥や犬、数軒先の薬草屋の老夫婦、表面に輪切りのオレンジが敷き詰められたケーキ――

「ははっ、ヘタでしょ?」

 軽い調子でレグが笑う。悲観は滲んでいない。

「下手だとは思わないわよ」
「いえいえ、お気遣いなく。俺ぁ、自分に絵の才能がないことはわかってますよ。ヘタの横好き。ただの趣味ですからねえ」
「そうなの……」

 本心で下手だとは思わない。ただ、上手いとも思わない。片目を失っているせいか細かい部分のバランスが崩れている。陰影の捉え方に甘いところも見て取れた。

「俺の絵は、凡の絵ですよ」

 ページをめくる。

 一枚、二枚――ぴたり、と。彼女の手が止まった。レグは昔から絵を描くのが好きだったが画家として目が出なかったと語っているが、アメリアの耳には半分ほどしか入っていない。

 彼女の目は、スケッチブックのあるページに向けられている。

 赤ん坊を抱いた女性の絵だ。赤ん坊に髪はない。生まれて間もないのか、髪は薄くて目も開いていなかった。女性のひたいには髪が汗で張り付き、疲労の色が浮かんでいる。もしかすると出産直後なのかもしれない。赤ん坊を見つめる目には慈愛の色が宿り、何かを語りかけているかのように、唇が薄く開いていた。

「レグさん、この人たちは?」
「え? ああ……妻と娘です。もうだいぶ前に亡くなりましたが……」
「そう……」
「その絵だけは何度も何度も描いているんです。昔から、そればかり……長く生きていますが、俺ぁ、それ以上に美しいもんを見たことがありませんから」

 彼を見れば、隠されていない左の目を柔く細め、口元に微笑を湛えている。レグの顔はアメリアのほうを向いていたが、彼のまなこに映っているのは別の光景なのだろう。

 アメリアは手元に視線を戻した。

「いい絵ね」
「……ありがとうございます」

 芽が出ず絵具屋になった画家が描き溜めた、凡の絵。その中で間違いなく美しい光を帯びた一枚を、アメリアはオリオンが来るまで、静かにじっと見つめていた――

 ――やがて鍛冶屋から来たオリオンと合流し、アメリアは絵具屋を出た。

 少し歩いて大通りを進み、オリオンが手配していた馬車に乗り込む。ホワイトディア家の家紋こそないものの、上等な馬車であるのはひと目でわかった。腰を労わるかのような造りの適度に柔らかい座席に腰を下ろす。

 馬車は整備された道を進んで行った。郊外に出て徐々にメルクロニア城が遠くに見えるようになる。窓から景色を眺めていると、馬車は森の中へ入った。

 そこからしばらく進むと、目的地が見えてくる。

 馬車が停まり、オリオンが先に降りた。開いた扉の向こうで手を差し出され、アメリアも席を立つ。そしてオリオンの手を借りて馬車を降りた。

「足元に気をつけなさい」
「はい。ありがとうございます」

 お礼を言って正面を向いたアメリアの目に、巨大な建造物が映った――

(すごい……)

 森の中――小高い丘の上に続く横長の巨大な階段があり、その先には石造りの荘厳な神殿が佇んでいる。白を基調とした歴史のある建造物だとひと目でわかるが、手入れが行き届いているため古く廃れた印象は一切ない。

 オリオンにエスコートされながら階段を進むと、神殿の様子が見えてくる。太く長い柱が天井を支える造りで、壁はなく吹き抜けだ。それでも単純で古びた造りだとは思わない。何本もの太い柱には細かな彫刻が施されている。力強く威圧するような厳かな雰囲気の中にも繊細さが内包されていた。

「ここが……?」
「うむ。私たちの結婚式の式場、ロンダーク神殿だ」
「ロンダーク神殿……立派な場所、ですね。とても――」
「描きたくなる建造物、か?」

 降ってきた言葉にアメリアはオリオンを見上げる。当たっているだろう、とでも言いたげな顔を見て、彼女は小さく笑みをこぼした。もうすっかりアメリアの心が動く対象を把握されている。

「はい。とても。柱の彫刻の陰影が、きっと時間によって変わるはずです。朝、夕、夜……とりあえず、全て一度ずつは描いてみたい建造物、ですね」
「是非とも見てみたいものだ。実物の神殿も荘厳だが、そなたの描くロンダーク神殿はさぞかし美しかろう」

 自分の絵を見たいと言ってくれる人。ルーカス=アストライオスの名がついた絵ではなく、アメリア=ローズハートの描く絵を、だ。画商であり、絵を描いて生きるための道筋を作ってくれたラファエルがアメリアの絵を求めるのと、また違った意味合いだということは、ぼんやりとだが、わかっている。

 言いようのない、不思議な気持ちだ。

(考えれば考えるだけ、わからなくなりそう)

 アメリアは自分の中に生まれている不思議な気持ちについて深く考えるのをやめ、厳かな神殿へと意識を向けた。

 この国をはじめ、大陸のほとんどは女神信仰だ。ロンダーク神殿も女神を祀っており、最奥の中央には巨大な女神像が安置されている。ただ王国のほとんどの女神像が神話の中の祝福を与える姿を切り取っているのとは違い、ホワイトディア辺境伯領の女神像は剣を掲げた姿をしていた。

 結婚式の準備の中で話には聞いていたが、実際に目にしたのは初めてだ。鎧を身につけ盾と剣を持った姿は、愛と平和、繁栄を謳う女神ではなく、まるで戦神だった。

 アメリアはオリオンの手を離し、吸い寄せられるかのように、最奥に安置された女神像へ近づいて行く。腕のいい彫刻家の作品だろう。若く瑞々しい乙女の肌を思わせる質感と、戦場で敵を捻じ伏せてきたと言わんばかりの剣の迫力は、相反するもののようでいて、そうではなく、見る者を惹きつける一体感があった。

(あ……キャンバス……?)

 ふと、女神像の足元にキャンバスが立てられているのに気付いた。まだ絵は描きかけのようだ。神殿の内部と女神像、そしてその周辺に薄布をまとった女性たちが描かれている。ひと目見て、その女性たちが人ではない存在なのだと悟った。

 アメリアが普段描かない類の絵だ。目に見えない空想の虚を、彼女はこれからも描こうとは思わないだろう。それでも、目の前の中断された作品は、完成を見たいと思わせる絵だった。

「オリオン様、アメリア様、ようこそいらっしゃいました」

 後ろから聞こえた声に振り返る。

 格式高い大司教の服を身に纏う人の良さそうな顔をした翁と、彼につき従うふたりの司祭が歩み寄って来ていた。足音がまったくしない。ゆっくりとした足取りだからというわけではなさそうだ。特殊な歩き方をしているのだろうか。それとなく足元を見るが、服の裾が長くはっきり見ることは叶わなかった。

 アメリアはキャンバスから離れ、オリオンの傍へ戻る。彼女が近付くと、翁の顔の笑みが深くなった。

「初めてお目にかかります。北の地へようこそおいでくださいました。ロンダーク神殿を任されております、アイザイアと申します」
「ご丁寧にありがとうございます。アメリア=ローズハート申します」

 胸に手を当て頭を下げる。神殿の高位聖職者の前では貴族であっても首を垂れるのが慣例だ。神殿の床を見つめる彼女の視界に、アイザイアの長い服の裾が映った。

「アメリア様に女神の守護がありますように……」

 触れてこそいないが、下げた頭の傍に手の気配を感じる。

「……さあ、どうぞ、頭をお上げください」

 アイザイアに促され、アメリアは頭を上げた。隣でオリオンも同じように首を垂れる。身体の大きな彼は背を深く曲げ、大司教の手を受け入れていた。

「大いなる北の地の雄に女神の守護がありますように……」

 翁は穏やかな顔で祝詞を述べる。終わるのを待ち、オリオンが頭を上げた。

「久しいな、アイザイア大司教。息災のようで何よりだ」
「先代様こそお元気そうで安心いたしました。長くお顔を拝しておりませんでしたので、いかがお過ごしかと思っていたところです」
「そなたと違い余生を過ごしておるところよ。後ろのふたりは初めて見る顔だな」

 大司教の後ろにはふたりの司祭がいる。涼しげな目元の若い司祭と、穏やかそうな顔の四十代ほどの司祭だ。

「若いほうがダミアン、背の高いほうがハイラムです」
「ダミアンです」
「ハイラムと申します。お会いできて光栄です」

 人を外見だけでは判断できないが、淡々としたダミアンとどこかゆったりとした口調のハイラムは、見てそのままの印象だった。しかしふたりはどことなく緊張した様子でオリオンと対峙している。北の地に生きる身の上で、オリオン=ホワイトディアと初めて対面する者は、神に仕えていても平静を保てないのかもしれない。

 和やかな雰囲気で話すオリオンとアイザイア、時折話を振られて固くなりながら返事をするふたりの司祭――その様子を目の当たりにしながらも、アメリアの意識は後ろのキャンバスに向いていた。

「その絵がお気になられますか?」

 アメリアの意識が逸れていることに気付いたのだろう。大司教のアイザイアが優しい声音で問いかけてきた。その問いの答えに迷うことはない。なんと答えるか逡巡するまでもなく、アメリアは「はい」と頷いた。

「どなたが描いていらっしゃるのですか?」
「ハムという名の神官です。掃除を任せていたのですが、途中で絵を描き始め……人の気配がして逃げ出したようですね。やれやれ、困ったものです」
「ほう、それは随分と変わり種の神官だのう」
「常人とはいささか違う子なのですよ。生まれ持った感性も、こうあらねばならぬという常識も、琥珀の瞳に映る女神様のお姿も、特別なのです」
「いい絵を描くようだ」
「天賦の才を与えられているのでしょう。あの子が描く絵は女神様をより輝かせ、目にした信者たちの心に光を宿すのです。そのような才を持っているからか、隣にいながらも、まるで異なる世界に生きているような青年でしてね……会ってお話になられますか? ハイラム」
「はい。ハムが逃げ出す先は食堂の隅か鶏舎です。呼んで参りましょう」
「あ、いえ、大丈夫です」

 気を遣ってか、ハムという神官を呼びに行こうハイラムをアメリアは止めた。静かに首を横に振る。

「話をしなくてもよいのか?」
「はい」

 はっきりと頷く。

 話をすることなどない。アメリアは神官であり、画家でもある青年と、言葉を交わしたいわけではないのだ。ただ、途中で描き置かれてしまったコレではなく、完成した絵が見たい。それだけだった。

 自分を見つめるオリオンの紅玉の瞳には気付かず、アメリアは描きかけのキャンバスを真っ直ぐ見つめていた――。



しおりを挟む
感想 158

あなたにおすすめの小説

婚約破棄されたので、前世の知識で無双しますね?

ほーみ
恋愛
「……よって、君との婚約は破棄させてもらう!」  華やかな舞踏会の最中、婚約者である王太子アルベルト様が高らかに宣言した。  目の前には、涙ぐみながら私を見つめる金髪碧眼の美しい令嬢。確か侯爵家の三女、リリア・フォン・クラウゼルだったかしら。  ──あら、デジャヴ? 「……なるほど」

三回目の人生も「君を愛することはない」と言われたので、今度は私も拒否します

冬野月子
恋愛
「君を愛することは、決してない」 結婚式を挙げたその夜、夫は私にそう告げた。 私には過去二回、別の人生を生きた記憶がある。 そうして毎回同じように言われてきた。 逃げた一回目、我慢した二回目。いずれも上手くいかなかった。 だから今回は。

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・

青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。 婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。 「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」 妹の言葉を肯定する家族達。 そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。 ※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。

ため息ひとつ――王宮に散る花びらのように

柴田はつみ
恋愛
「離縁を、お願いしたいのです」 笑顔で、震えずに、エレナはそう言った。 夫は言葉を失った。泣いてくれれば、怒ってくれれば、まだ受け止め方があった。しかしあの静けさは、エレナがもう十分に泣き終わった後の顔だと、ヴィクトルにはわかった。 幼なじみと結ばれた三年間。すれ違いは静かに始まり、深紅のドレスの令嬢によって加速した。ため息を飲み込み、完璧な微笑みを保ち続けた公爵夫人が、最後に選んだのは――。 王宮に散る花びらのような、夫婦の崩壊と再生の物語。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―

Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。