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聖騎士ロイ編
第7話 勇者、聖騎士に慰められる(1/2)
しおりを挟む俺は、ベッドの上で四つん這いになりながら、スカートの裾を自分でぐいと捲り上げた。動きに合わせて、腿から尻へと服の布が滑ってめくれ上がり、やがてロイの視界には――
湿り気を帯びたパンティが張り付いた尻、そしてその奥、淫らに染まった尻の谷間があらわになる。
部屋の空気が妙に熱い。というか、俺が火照ってるだけか。
「……下着、おろすぞ」
背後からかけられたロイの声は、いつになく控えめだった。
――ああ、ごめんな。
女の子の初々しいパンツに触れるより先に、こんな女装したオスの、精液まみれパンツに触らせるなんてな。
ぐちゅ。
ロイの手が下着に触れた瞬間、ぐずぐずに濡れた生地がいやらしい音を立てた。
尻にまとわりついていた布が引き下ろされ、空気に触れた肌がひやりと震える。尻に注がれたおっさんのザーメンと、さっきから興奮して垂れてる俺の先走りと……その他色々混ざり合った液体が内腿をつたって落ちる感触。こんな姿、ロイに見られてるってだけでゾクゾクする。
けどロイは、沈黙したまま俺の尻を見つめている。
……なあ、何か言ってくれよ。
「血とか……出てないか?」
痺れを切らした俺の質問に、ロイはようやく口を開く。
「ん……ああ。見た感じ、大丈夫そうだ」
実際、痛みはない。
それどころか、もっと背徳じみたセックスがしたくて、ずっとムズムズしてる。開発済みの尻穴はすでに「おかわり」を待っているのだ。
そう、ここで終わらせるわけにはいかない。
俺は振り返らず、腰をさらに高く上げた。
「……中も、大丈夫かな……?」
そう言いながら、片手で尻肉を持ち上げ、ゆっくりと割れ目を広げる。ロイが、ごくりと唾を飲む気配が伝わってくる。
「……少し、触るぞ」
いいよ。むしろ、『少し』じゃなくてガンガンやってくれ!
ロイの手が、そっと尻に触れた。それだけで、体がビクンと跳ねる。
そして――
ずぷ。
「あっ……♡」
一本の指が、ゆっくりと俺の中に差し込まれる。
ぬるぬるとした感触。尻穴は、まるでそれを歓迎するかのように、自然とロイの指を咥え込んでいく。
深く、奥へ。俺の中が、ロイの体温を欲しがっている。
「ん、ぉふ……っ♡」
出そうになる汚い喘ぎ声を、ギリギリで清廉な呼吸に変える。ロイの指は、慎重に中を探るように動きながら、何かを確かめていた。
「……痛くないか?」
「うん……」
そりゃあね。もう、お前のデカチンポと2回も戦った身体だぞ。指ごときで痛いわけないだろ。逆に寂しいくらいだ。
それでも――ロイの指が俺の中を優しく撫でるのが、気持ちよすぎて、自然と声が漏れてしまう。
「……っ、ん……ふ……♡」
「…………」
またロイは何も言わない。
……だから、なんか言えよ。
――その時だった。
ロイの指先が、内側のぷっくりとした膨らみを掠めた。
「っひぃ……ッ♡♡♡」
びくんと跳ねる体。
前立腺……! 狙ってくるじゃねえか……性騎士ロイ……♡
「……すまない……痛かったか?」
「だ、だいじょぶ……っ♡」
俺の情けない喘ぎ声に反応したのか、ロイの呼吸も明らかに乱れている。
……あと少しだ。あと少し誘導すれば、仕上げの「忘れさせて♡」で撃墜できる……!
まあ、最終的に忘れてしまうのはロイなんだけども?(ガチな奴)
だが、そのとき――
ちゅぽっ、と音を立てて、俺の中からロイの指が引き抜かれた。
「あっ……」
「中は……大丈夫みたいだ。血も見えない」
あっ!?……くっそ、話が終わっちまう……!!この堅物真面目聖騎士ッ……!
どうする!?
俺は即座に思考をフル回転させる。
”やっぱり痛いかも”、
いや……”実は乳首も触られて“、
それとも――!?
そのときだった。
ロイの手がまだ尻に触れていることに気付いた。
というか……撫でている?
「ジーク……中に、出された……のか?」
えっ、そりゃあまあ、たっぷり出されましたけど……。ほんと、やめろって言ってんのに中出ししやがって、あのおっさん。
「う、うん……」
そう答えた瞬間、腰をがしっと掴まれた。
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