セーブして掘られてロードする 〜ドスケベ淫乱勇者・ジークの冒険譚〜

卯月ひすい

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魔術師アッシュ編

第11話 (3/3)

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 酒場でのひと時を過ごし、ほろ酔いの身体を引きずって宿へ戻る途中、ふと思い出す。

(……あ、そういや今回の宿……大部屋だったっけ)

 空きが少なかったため、男三人で一部屋。イリアだけは女性ということで個室を取っていた。
 こりゃあ、なかなかに下半身事情に支障が出る仕様だ。ベッドは三つ、仕切りもカーテンもなしの完全オープンタイプ。セックスはもちろん、オナニーすら憚られる環境である。
 俺は、布団の中で喘ぎ声を噛み殺しながらちんぽをしごく自分の姿を想像して、内心でため息をついた。

(まーた気持ちよくイケないオナニー生活が続くのか……。
 しかも隣にロイが寝てるんだよな……寝息ひとつで勃つ。つらい)

 イリアと別れた後、部屋の扉を開けながら背後のロイに何気なく尋ねる。

「そういや、アッシュいないじゃん。どうしたんだよ?」
「さっきの給仕の女性と……どこかへ行ったみたいだ」
「ええ……もうお持ち帰りかよ? すげえ手練れだな……」

 顔良し・ノリ良し・経験値MAX。まあ、女の子ホイホイだわな。
 苦笑しながら部屋の隅に荷物を下ろし、装備を解いていく。

(さて、どうしたもんかな……)

 ロイと二人きりの今が、絶好のロイちんぽチャンスではある。
 あるが……それ以上に――

(アッシュちんぽを、味見してみたい欲が湧いちまったんだよな……)

 あのチャラさ、あの女慣れした態度、その裏に隠された素の部分が気になって仕方がない。加えて、予想される“肉体スペック”が妙に意識を絡め取っていく。

「ジーク、シャワー先に入るか?」
「んー、あとでいいや。まだ酒が残ってる」
「分かった。じゃあ、お先に」

 ロイは着替えを取り、シャワー室へと入っていった。俺はそのまま、ベッドにごろりと倒れ込む。

(うーん、どうするかな……。ロイは早寝だし、アッシュが帰ってくるまで起きてて、寝入るところを狙うのもアリか……)

 寝てるロイの横でアッシュに仕掛けるとか――背徳感マシマシで最高じゃねえか。ふひひ、想像しただけでちょっとテンション上がる。

 ただ――

(あの姉ちゃんと、朝まで……ってパターンもあるか)

 となると、今夜はおあずけってわけだ。
 いや、ってか今まさに――あいつ、あの爆乳姉ちゃんにぶち込んで腰振ってんのか……?

 ……はぁ。
 ほんのちょっと見た目が良かったら、アッシュに抱かれちゃうんだ。女って、いいよな。羨ましい。ずるい。

 心の中にもやもやが広がっていく。

(……アッシュのセックスって、どんな感じなんだろうなぁ……)

 肩にかかる長めの銀髪が、汗でしっとりと肌に張りついて。
 いつも軽口ばっか叩いてる口元が、熱にゆるんでて。
 それでも目だけは鋭くて――逃がさない、って言ってるみたいな。
 魔術の詠唱みたいな低い声で、『ほら、もっと奥まで突いてやるよ』とか囁いてきたりして――

「……はッ」

 思考の濁流が急に止まる。
 気付けば、自分の下半身が熱を持っていた。

(……勃っちゃった)

 ズボンの内側で、熱を持ったちんぽが脈打っている。ただ妄想しただけで、ここまでギンギンになって……俺のちんぽ、正直すぎて困る。

 仕方ない、ロイがシャワーから出てくるまでにちょいと処理するか――と、ズボンに手をかけたところで、ふと動きを止める。

(いやいや……違うだろ?)

 目を細めて、自分の股間に静かに語りかける。

(そこに、ちんぽがあるんだよな? 素晴らしい“ロイちんぽ”が)

 今夜のプラン、当初の予定通りで何も間違ってない。むしろ遠回りして戻ってきたくらいだ。自分の正気を疑う必要はない。

 つまり、シンプルにロイに掘られれば解決する。

(よーし……勇者ジーク、いっきまーす)

 俺はベッドから起き上がると、シャワー室への扉に手をかけた。


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