尊敬と恋愛、時々友情。

神永明日奈

文字の大きさ
上 下
5 / 9

昼休憩

しおりを挟む
午前中の授業が終わり昼休みになった。
入学式からの初めての昼ごはん。
私はもちろん楓と席をくっつけて食べることになった。
すると友梨がひとりの女の子連れて、一緒に食べよう。と言ってきた。出席番号が私の次の子だった。
4人で近くで固まって昼ご飯を食べることになった。
まさか4人で仲良くなれると思っていなかった私は嬉しい分、少し不安もあった。

「寿美、どこ中?」
「寿美、おもしろい!」

新しく友達になった寿美を呼び捨てにするくらい仲良くかった。私は、寿美をなぜだかわからないが、この子とは1番気が合いそうな気がしていた。

「再来月に新人合宿あるね~!」
「このメンバーだったら楽しめそうだね!」
「確かに!凄い楽しそう!」
「うんうん!」


新人合宿の話などだんだん話していくうちに最初は信用できなかった楓達を少しずつ信用できるようになってきていた。
昼休みの間は、ずっと話しているだけだったが、凄く楽しくて時間があっという間だった。

しおりを挟む

処理中です...