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第6話
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アダムはETのように故郷どら焼き星のママに電話を掛けていた。
もちろんスナックのママではなく、アダムの母にである。
「ああ、もしもし、オレだけど」
「俺ってオレオレ詐欺の人かい?」
「違うよママ、アダムだよ~。どう? 元気? メモリーはこの前取り替えたばかりだもんね?」」
「おかげ様で過去の嫌な思い出はみんな消去してもらったからすごく元気よ。
死なないことは素晴らしいことだけど、嫌な思い出が消えないと生きるのが辛くなるからね?
アダムはちゃんとプルトニウムは食べているんだろうね?」
「うん、たくさん食べてるから安心してママ。機械のカラダは『ちょこラップ』でゴルフをしたり、カラオケしたり、ネイルとか洗濯もちゃんメンテナンスしているからね」
「それってあのコンビニ・ジムのことかい? 『ちょこラップ』って? たった5分でカラオケがうまくなるというアレかい?」
「そうだよ」
「ペコポンで嫌なことがあったらいつでも帰って来るんだよ」
「うん、ありがとう、ママもお元気で」
「宇宙電話はかけ放題じゃないからね? もう切るわよ。
ママ、これからドラ右衛門とお散歩だからまたね?」
アダムは久しぶりのママの声に涙ぐんでいた。
「ああ、ママのオッパイからガソリンが飲みたいなあ」
アダムもマザコンであった。男はみんなマザコンなのかもしれない。
〈東京・バカ・スケベテレビ局、報道スタジオ〉
「それでは『サンデーおはようモーニング』本番入りま~す! 5,4,3,・・・」
本番開始。
「みなさんおはようございます。熟女モノのAV女優ではありません、東大卒のバツ2の才色兼備の菜食主義、膝下5cmのタイトスカートがかえってエロい、元犬HKのMC、「善は急げ子」です。
では今日はポンコツ進次郎の米ニュースしかないので報道は止めて、スポーツコーナーになります。
私はお金持ちのお嬢様で東大卒なので野球もラグビーもよく知りませんが、えーと、元巨人の誰でしたっけ? すみません、私としたことがご意見番のお名前を失念してしまいました。(アダムの出したカンペを見る)
あっ、急に思い出しました、温室メロンこと、上原浩治さんです。
「それでは早速ですが私にあっぱれをお願いします」
「えっ? それはどうしてですか?」
「わけのわからん野球解説とYouTubeで稼いでおるからや」
「ではそういうことだそうです。みなさんごきげんよう。
なお、『今日のパンティの色の空気を読む』はお休みになります。良い週末を」
「はーい、みなさんお疲れ様でしたあ~!」
「楽屋に張本さんが来てますけど?」
「過去の栄光を探しに来たんだろうよ、ほっとけ、ボケてんだから。
そもそも誰だよあんな老いぼれに「あっぱれ」とか「喝!」とか言わせてたのは?
王や長島、落合が言うのならわかるけど」
〈『日曜ニッポン』スタジオ。本番行為中〉
「今日のコメンテーターは「ジジババは早く死ね」とアメリカで言いふらしておなじみの、ヘンなメガネで受けを狙っている変態自称経済学者、成田悠輔さんです。後はその他大勢のひと山いくらのタレントさんたちです。
それではシロタ株(それ、ヤクルトだろ?)大好き自民党の宣伝広告塔、料亭とBMWで辞職させられたロクデナシ風見鶏タレントの杉村太蔵さんです。
まともな人はデーブ・スペクターしかおりませんが、日本人よりも日本語が巧みなのでアメリカのCIAのエージェントではないかとも噂されています。ちなみにデブ大久保じゃなかった、デーブ大久保とは別人です。
ではまず今回の米騒動についていかがですか? みちょぱさん」
「ハイ、3カメさん、パンチラゲット頼むよ~」
「了解」
足を組み替えるみちょぱさんをチラ見する細野弁護士。
「う~ん、私お米は太るからパンと「不味い棒」だけなんですよ~。だからわかりません」
「ではニコルンさんはいかがでしょう?」
「牛丼は銘柄米で食べたいです。ポンコツ進次郎米は嫌いです、自民党のタバコ臭いお爺ちゃんたちの匂いがするから」
すると気狂い太田光がボケてみせた。
「話は違うけどアルパカって雑巾みたいな匂いがするよな?」
「お前は黙ってろ」
「何だよ、チビのくせにエロい女房を貰って10億円の豪邸まで建てやがって」
「うるせえよ。ではアメリカの成田悠輔さんはいかがですか?」
「ジジババは邪魔なだけの存在で生産性がありません、なので安楽死させた方がいいと思います」
「それはアメリカン・ブラック・ジョークですよね?」
「ボクは頭がいいですからね? ボク以外はみんな死ねばいいということです」
「オレもそう思うよ、オレが日芸を裏口入学したなんて証拠はどこにもねえんだから」
「お前はもう何も言うな」
「では後はどうでもいいお話ですからまた来週。さようなら~」
「はいお疲れサマー。さあ今度は大御所のご登場だぞ。みんな、気合を入れていくからな!」
「・・・はい」
「どうした? 声が小さいぞ?」
「だってあのひと、何を言うかわからないからドキドキしますよ~」
「しょうがねえだろう? 色々芸能界の秘密を握っているんだからよお」
「一体いつになったら番組打ち切りにするんですか?」
「まあ一時はオレも終わりかなあって思ったけどよお、ほら、日本人は熱しやすくて冷めやすいじゃん? だからそのまま続けているというわけよ」
「でも永谷園とかのCMの顔はもうあの腰痛が治るという怪しいシャツ着て「ヤバい」って浮かれてる出川哲朗ですよ?」
「まあその話はまた今度ザギンでな? それじゃあ改めて本番行くぞ」
「本番5秒前!」
「今週も始まりました『アッコはでまかせ』のお時間になりました。みなさん、自民党を応援しましょうね?
では早速、オイ竹山、早くケツ出して踊れ」
「アッコさん、勘弁して下さいよ~。オレ、有吉の路線で行くつもりなんすからあ~」
「アッコさん、それはマズイですよお。放送事故になりますから」
「峰竜太、お前、アド街に出てるからっていい気になってんじゃねえぞ! なんの芸もねえくせに」
「オレには海老名家がついていますから」
「それに何なんだよあのこぶ平は? いつの間に林家正蔵なんて大名跡を継いだんだ? 落語も下手クソだし、女のケツばっかり追い回しやがって。何が落語協会の会長だよ? 上野の鈴本演芸場でトリだったのにドタキャンしやがって」
「まあまあ」
「それにしても小泉坊ちゃんは凄いよなあ。レジ袋と米で日本を救った救世主だと私は思うけどな?」
「・・・」
「どうしたん? どうしてみんな黙ってるん? またこの後反省会しよか? 朝10時までのデスマッチ」
「ヤバい! CM流せ!」
永谷園の松茸風味のお吸い物をパスタに掛けるだけ
う~ん 味がしませんねえ~
日曜日の東京バカ・スケベ・TVはいつもてんやわんやであった。
最近ではカネばかりかけて内容もキャスティングもチープなドラマばかり。
そしてパイナップルマンのあの寒い、番宣のグルメ番組『パイナップルマンのせっかちグルメ』、あれ、行くとこすでに決まってんじゃねえだろうなあ?
日村とかギャラ・クレとかが「美味しいお店教えて下さい」っていうけどさ、本当にウマい店は出てこねえしなあ。
まあどうでもいいけどよ。
カンペを出す係のアダムは喜んでいた。
「コレならペコポン征服は時間の問題だな? だってこんなにバカなんだもん、TVって」
もちろんスナックのママではなく、アダムの母にである。
「ああ、もしもし、オレだけど」
「俺ってオレオレ詐欺の人かい?」
「違うよママ、アダムだよ~。どう? 元気? メモリーはこの前取り替えたばかりだもんね?」」
「おかげ様で過去の嫌な思い出はみんな消去してもらったからすごく元気よ。
死なないことは素晴らしいことだけど、嫌な思い出が消えないと生きるのが辛くなるからね?
アダムはちゃんとプルトニウムは食べているんだろうね?」
「うん、たくさん食べてるから安心してママ。機械のカラダは『ちょこラップ』でゴルフをしたり、カラオケしたり、ネイルとか洗濯もちゃんメンテナンスしているからね」
「それってあのコンビニ・ジムのことかい? 『ちょこラップ』って? たった5分でカラオケがうまくなるというアレかい?」
「そうだよ」
「ペコポンで嫌なことがあったらいつでも帰って来るんだよ」
「うん、ありがとう、ママもお元気で」
「宇宙電話はかけ放題じゃないからね? もう切るわよ。
ママ、これからドラ右衛門とお散歩だからまたね?」
アダムは久しぶりのママの声に涙ぐんでいた。
「ああ、ママのオッパイからガソリンが飲みたいなあ」
アダムもマザコンであった。男はみんなマザコンなのかもしれない。
〈東京・バカ・スケベテレビ局、報道スタジオ〉
「それでは『サンデーおはようモーニング』本番入りま~す! 5,4,3,・・・」
本番開始。
「みなさんおはようございます。熟女モノのAV女優ではありません、東大卒のバツ2の才色兼備の菜食主義、膝下5cmのタイトスカートがかえってエロい、元犬HKのMC、「善は急げ子」です。
では今日はポンコツ進次郎の米ニュースしかないので報道は止めて、スポーツコーナーになります。
私はお金持ちのお嬢様で東大卒なので野球もラグビーもよく知りませんが、えーと、元巨人の誰でしたっけ? すみません、私としたことがご意見番のお名前を失念してしまいました。(アダムの出したカンペを見る)
あっ、急に思い出しました、温室メロンこと、上原浩治さんです。
「それでは早速ですが私にあっぱれをお願いします」
「えっ? それはどうしてですか?」
「わけのわからん野球解説とYouTubeで稼いでおるからや」
「ではそういうことだそうです。みなさんごきげんよう。
なお、『今日のパンティの色の空気を読む』はお休みになります。良い週末を」
「はーい、みなさんお疲れ様でしたあ~!」
「楽屋に張本さんが来てますけど?」
「過去の栄光を探しに来たんだろうよ、ほっとけ、ボケてんだから。
そもそも誰だよあんな老いぼれに「あっぱれ」とか「喝!」とか言わせてたのは?
王や長島、落合が言うのならわかるけど」
〈『日曜ニッポン』スタジオ。本番行為中〉
「今日のコメンテーターは「ジジババは早く死ね」とアメリカで言いふらしておなじみの、ヘンなメガネで受けを狙っている変態自称経済学者、成田悠輔さんです。後はその他大勢のひと山いくらのタレントさんたちです。
それではシロタ株(それ、ヤクルトだろ?)大好き自民党の宣伝広告塔、料亭とBMWで辞職させられたロクデナシ風見鶏タレントの杉村太蔵さんです。
まともな人はデーブ・スペクターしかおりませんが、日本人よりも日本語が巧みなのでアメリカのCIAのエージェントではないかとも噂されています。ちなみにデブ大久保じゃなかった、デーブ大久保とは別人です。
ではまず今回の米騒動についていかがですか? みちょぱさん」
「ハイ、3カメさん、パンチラゲット頼むよ~」
「了解」
足を組み替えるみちょぱさんをチラ見する細野弁護士。
「う~ん、私お米は太るからパンと「不味い棒」だけなんですよ~。だからわかりません」
「ではニコルンさんはいかがでしょう?」
「牛丼は銘柄米で食べたいです。ポンコツ進次郎米は嫌いです、自民党のタバコ臭いお爺ちゃんたちの匂いがするから」
すると気狂い太田光がボケてみせた。
「話は違うけどアルパカって雑巾みたいな匂いがするよな?」
「お前は黙ってろ」
「何だよ、チビのくせにエロい女房を貰って10億円の豪邸まで建てやがって」
「うるせえよ。ではアメリカの成田悠輔さんはいかがですか?」
「ジジババは邪魔なだけの存在で生産性がありません、なので安楽死させた方がいいと思います」
「それはアメリカン・ブラック・ジョークですよね?」
「ボクは頭がいいですからね? ボク以外はみんな死ねばいいということです」
「オレもそう思うよ、オレが日芸を裏口入学したなんて証拠はどこにもねえんだから」
「お前はもう何も言うな」
「では後はどうでもいいお話ですからまた来週。さようなら~」
「はいお疲れサマー。さあ今度は大御所のご登場だぞ。みんな、気合を入れていくからな!」
「・・・はい」
「どうした? 声が小さいぞ?」
「だってあのひと、何を言うかわからないからドキドキしますよ~」
「しょうがねえだろう? 色々芸能界の秘密を握っているんだからよお」
「一体いつになったら番組打ち切りにするんですか?」
「まあ一時はオレも終わりかなあって思ったけどよお、ほら、日本人は熱しやすくて冷めやすいじゃん? だからそのまま続けているというわけよ」
「でも永谷園とかのCMの顔はもうあの腰痛が治るという怪しいシャツ着て「ヤバい」って浮かれてる出川哲朗ですよ?」
「まあその話はまた今度ザギンでな? それじゃあ改めて本番行くぞ」
「本番5秒前!」
「今週も始まりました『アッコはでまかせ』のお時間になりました。みなさん、自民党を応援しましょうね?
では早速、オイ竹山、早くケツ出して踊れ」
「アッコさん、勘弁して下さいよ~。オレ、有吉の路線で行くつもりなんすからあ~」
「アッコさん、それはマズイですよお。放送事故になりますから」
「峰竜太、お前、アド街に出てるからっていい気になってんじゃねえぞ! なんの芸もねえくせに」
「オレには海老名家がついていますから」
「それに何なんだよあのこぶ平は? いつの間に林家正蔵なんて大名跡を継いだんだ? 落語も下手クソだし、女のケツばっかり追い回しやがって。何が落語協会の会長だよ? 上野の鈴本演芸場でトリだったのにドタキャンしやがって」
「まあまあ」
「それにしても小泉坊ちゃんは凄いよなあ。レジ袋と米で日本を救った救世主だと私は思うけどな?」
「・・・」
「どうしたん? どうしてみんな黙ってるん? またこの後反省会しよか? 朝10時までのデスマッチ」
「ヤバい! CM流せ!」
永谷園の松茸風味のお吸い物をパスタに掛けるだけ
う~ん 味がしませんねえ~
日曜日の東京バカ・スケベ・TVはいつもてんやわんやであった。
最近ではカネばかりかけて内容もキャスティングもチープなドラマばかり。
そしてパイナップルマンのあの寒い、番宣のグルメ番組『パイナップルマンのせっかちグルメ』、あれ、行くとこすでに決まってんじゃねえだろうなあ?
日村とかギャラ・クレとかが「美味しいお店教えて下さい」っていうけどさ、本当にウマい店は出てこねえしなあ。
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