迷子になって異世界へ行きました

kenzo

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此処は何処?

幕間~あの日(望side)

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その日は、特に変わる事無く何時も通りの一日の始まりだった。

朝起きてリビングに行くと、何時もの様にお姉ちゃんが新聞を読みながら紅茶を嗜んでいる。
素っ裸で!
当然何時もの事なので私の手には既にお姉ちゃんのスウェットが掴まれている。
別にお姉ちゃんは見せたがりでも裸族でも無い、単にお風呂上がりのまま着るのを忘れているだけ。
逆に脱ぐのを忘れて着衣のままシャワーを浴びてた日は流石にビックリしたのは良い思い出です。
そうそうシャワーと言えば、お姉ちゃんは毎朝ラジオ体操をしてるのだけど、何故か何時も汗だくで泥塗れになってるの?
おかしくない?だってラジオ体操だよ?
そう思って隠れて見た事があったのだけど、アレは凄まじいかった。
動作そのものは確かにラジオ体操なのだけど、運動量が動作域が激しさが・・・!
兎に角、凄まじいとだけ言っておこう。

尚、お姉ちゃんは新聞は紙で無いとダメだと言う人です。スマホでは読んだ気がしないとか。

そして何時もの様に一緒に朝食を作った。
メニューはサンドイッチ、お姉ちゃんの要望でホットサンド、そしてお味噌汁。
そしてお弁当を用意して朝食を頂いた。

何時もの様に学校に行く準備をして、二人で揃って玄関を出る。
ここまでは何時もと一緒だったのに!

この日、私は光に包まれた。


「ようこそおいで下さいました、我等が聖女様」
石造りの殺風景な広い部屋?
私を囲む様に横並びに連なる黒いローブで全身を覆った人達。
そして私の正面には真っ白な法衣?にゴージャスなアクセサリーを体中に散りばめた白髪、白髭を伸ばした見た目60~70才位のお爺さん。
このお爺さんが私を聖女様って呼んだ?
え?!聖女様?私?

お姉ちゃん、私もしかしたら異世界に来たのかも知れない!
私が居なくなったらお姉ちゃんが心配だよ。
出来るだけ早く帰るから、それまで叔母さん、お姉ちゃんの事、宜しくお願いします。
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