21 / 22
冒険者に私はなる!!
目指すべき場所へ
しおりを挟む
「もういいわ!分かった、アナタとまともに会話しようとした私がバカだったのよ」
何だか釈然としない方向に納得された私。
「それでこれからどうするの?」
「もちろん帰るよ」
「どうやって帰るのよ?迷子なんでしょ」
「終わらない森は無い!歩き続ければ何時かは森を抜ける筈よ!」
エッヘン!どや!
「偉そうに言ってるけど全然格好良く無いから」
「何を!私の名言を!」
「アナタのは迷言よ!それに何時かは森を抜けるでしょうけど、何時、何処に抜けるかが問題なのよ!」
「何時?」
「何日掛かるかって事よ!食糧も無いのに!」
「森の中なんだから何とかなるでしょ!木の実とかキノコとか!それに動物が居れば狩ればいいのよ!」
「逞しいわね!」
「私は迷子のプロなのよ!山で遭難した事位何度だってあるわ!」
どや!どや!どや!
「・・・学習能力が無いのね」
「・・・へ?」
「後は場所よ!上手く領都に戻れたら良いけど、別の領地に出るかも知れないし、下手したら他所の国に出るかも知れないわよ」
「だったら其処で帰り道を聞けば良いじゃない?」
「イヤ、国内の別の領地ならそれで良いけど、他所の国だったら?下手してら捕まるかも知れないわよ!」
「逃げる!」
「捕まるわよ」
「超逃げる!」
「逃げ切れないわよ」
「超超逃げる!」
「しつこいわね」
「最悪ブッ飛ばす!フン!!」
「ヤメテ!もういいわ、話にならない」
「勝ったわね!」
「ハイハイ、私の負けよ」
「敗者は這いつくばりなさい!」
「ブッ飛ばすわよ!」
「ご免なさい」
「まぁ良いわ!どっちにしろ此処に居てもどうにもならないし動くわよ」
「了解!」
あれ?何だかいつの間にか主導権を握られてる?
「で、ハルカ!アナタはどっちから来たの?」
「え?」
「来た方向よ!そっちに行けば帰れるでしょ!」
「おお!なんて斬新はアイデア!」
「当然の流れよ。で、どっちなの?」
「アッチね!」私は自信を持って一つの方向を指差した。
「本当に?!本当の本当なの?」
「・・・アッチだったかな?」
「真逆じゃない!」
「アレ?コッチだったかも?」
「今度は真横?!」
「やっぱりコッチかも?」
「全方位制覇した!」
「えーい!初志貫徹!コッチよ!」
「初志貫徹ならコッチよ」
私の身体は指差しの姿勢のままノエルちゃんによって約60度程回転させられたとだけ報告しておこう。
「良し、じゃあ行く「ちょっと待ったーーー!」わ・・・よ?って何なのよ!気合いを入れたとこなのに!」
「その前に忘れ物」
危ない危ない、折角の財源を忘れるところだったわ。
「忘れ物?早くしなさいよ」
「ちょっと待っててね」
まずはゴブリンの穴の淵に立つ。
「ちょっと何するのよ?」
「魔石を持って行こうかなって」
「イヤ、アナタ、マジックバック持ってないって言ったじゃない」
「うん、だから作った!」
「へ?作った?ア、アナタもしかして魔工師なの?」
「魔工師?って何?」
「知らないの?アナタは一体どんな国で育ったのよ!もういいわ!疲れた。早く済ませなさい」
「オッケーーー!」
まずはリュックを前に持って口を開けてっと。
そして魔石を集めてリュックに飛び込ませる。
良し、イメージ、イメージ!
「魔石ホイホイーーー!」
おー!魔石が自らリュックに飛び込んで行く。便利だわ!しかも幾らでも入っていくし、全然リュックが膨れない。
流石、四次元リュックだわ!
「何その呪文は?それに本当にあのカバンがマジックバックになってるし」
「お待たせー!さぁ行きましょう!」
「・・・え?ええ、そうね!行くわよ」
「出~~発進行!」
ノエルちゃんと二人で出発してどれくらい時間がたっただろう?それ程は経って無いと思うけど、間も無く日が暮れて辺りが暗くなってきた。
「これ以上進むのは危険だわ!今夜は此処で野宿するわよ」
少し木の間隔が広くなった所でノエルちゃんが提案してきた。
「そうね、分かった」
確かにこの見通しの悪さで進むのは危険だよね。
それに野生動物は夜に活発に活動するって言うしね。
「ねぇハルカ、アナタ結界は張れないの?」
「結界?何それ?」
「それもなの?結界ってのは壁見たいなものよ。寝ている時に結界が在れば魔物が侵入出来ないから安心して眠れるでしょ」
成る程、壁ね!壁で私達を囲めば良いのね。
イメージ、イメージ、イメージ!
「行くよ!壁ドーーーン!」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!
「・・・」
おー、土壁がドンドン伸びてドーム状になった。
「まさかの物理的な壁とは・・・」
あっ、囲っちゃったから真っ暗だ。
なんと驚くべき事にノエルちゃんもマジックバックを持っていた。
そのマジックバックから魔道具のランプと食糧が出てきたのでした。
意外と準備万端なんだね。
ってノエルちゃんに言ったら
「アンタが準備しなさ過ぎなのよ」
って言われちゃった。
「だって、仕事終わりの散歩で迷子になっちゃったんだもん」
「・・・そうだったわね」
ノエルちゃん脱力す!
「ほら、コレを食べなさい」
そう言ってノエルちゃんからビーフジャーキー見たいな食べ物を貰った。
「どうせ食糧も無いんでしょ!干し肉よ」
「干し肉?」
「そ、そのまま食べても良いけど、私は固くて塩辛いから水に着けてフヤかせてから食べるわ」
へぇ!成る程!保存食って訳ね。
まずはそのまま一噛み!
「か、固?!」
何コレ?メチャクチャ固いんですけど!
「だから言ったじゃない。はい、コレ」
金属の器に水を入れて渡してくれたノエルちゃんはおなじ器に注いだ水に干し肉を浸けている。
私も同じようにしてしばらく待って口を付けてみた。
確かに干し肉はフヤけているのか食べやすくはなっている。だけどそれだけだ。
冷たくベチヤベチヤとしたお肉もさることながら、水がまた、仄かにしょっぱい塩水にはお肉から流れ出た油が浮いて、なんと言うか美味しくないと言うよりも気持ち悪いって感じ。
これがせめてスープだったら。
・・・そうだ!すこし温めて煮込んだらどうだろう!
適当に転がっている石を集めてその上に器を置いた。
「中火」指から火を出して器を温める。
「美味しくな~れ、美味しくな~れ」
最後の仕上げに少しの愛情をっと。
ズズズ、スプーンで掬って火傷に気を付けて口に運んでみた。
美味しいかは別として食べやすくはなったかな。
「・・・(じーーーー)」
続けて口にしようかと思ったんだけど何故か視線が突き刺さる。
「?どうしたの?ノエルちゃん?」
「わ、私のも温めてよ」
何?目を反らして唇を尖らせて、ツンなの?か、可愛いかも!
「いいよ!でもノエルちゃんは魔法使わないの?」
「・・・」
あれ?俯いちゃった。
「あの?ノエルちゃん?」
「・・・のよ」
ん?良く聞こえない。
「何?ノエルちゃん?」
「使え無いのよ!」
「使え無い?何が?」
「だから私は魔法が使え無いって言ってるの!!」
ビックリした!急に大きな声で、それに少し涙目になってるし。
「そ、そうなの?でも得手不得手は人其々だし、魔法が使え無い・・・」
「そうよ!私は魔法の使え無い落ちこぼれよ!役立たずよ!嫁ぎ先さえ無い行き遅れ確実の行かず後家よ!それが何よ!悪いの?!悪いんでしょうね!ワルー御座いました!」ハァハァハァ・・・。
な、な、何?どうしたの?一気に捲し立てて力尽きちゃった。
「ノ、ノエルちゃん?」
「何よ!!・・・あっ!」
目が合った。やっとコッチの世界に帰って来たみたい。
「あの、ノエルちゃん、大丈夫?」
「大丈夫・・・その、ゴメン」
「ううん」
私はノエルちゃんの器(干し肉水)を魔法で温めてノエルちゃんに手渡した。
何だか釈然としない方向に納得された私。
「それでこれからどうするの?」
「もちろん帰るよ」
「どうやって帰るのよ?迷子なんでしょ」
「終わらない森は無い!歩き続ければ何時かは森を抜ける筈よ!」
エッヘン!どや!
「偉そうに言ってるけど全然格好良く無いから」
「何を!私の名言を!」
「アナタのは迷言よ!それに何時かは森を抜けるでしょうけど、何時、何処に抜けるかが問題なのよ!」
「何時?」
「何日掛かるかって事よ!食糧も無いのに!」
「森の中なんだから何とかなるでしょ!木の実とかキノコとか!それに動物が居れば狩ればいいのよ!」
「逞しいわね!」
「私は迷子のプロなのよ!山で遭難した事位何度だってあるわ!」
どや!どや!どや!
「・・・学習能力が無いのね」
「・・・へ?」
「後は場所よ!上手く領都に戻れたら良いけど、別の領地に出るかも知れないし、下手したら他所の国に出るかも知れないわよ」
「だったら其処で帰り道を聞けば良いじゃない?」
「イヤ、国内の別の領地ならそれで良いけど、他所の国だったら?下手してら捕まるかも知れないわよ!」
「逃げる!」
「捕まるわよ」
「超逃げる!」
「逃げ切れないわよ」
「超超逃げる!」
「しつこいわね」
「最悪ブッ飛ばす!フン!!」
「ヤメテ!もういいわ、話にならない」
「勝ったわね!」
「ハイハイ、私の負けよ」
「敗者は這いつくばりなさい!」
「ブッ飛ばすわよ!」
「ご免なさい」
「まぁ良いわ!どっちにしろ此処に居てもどうにもならないし動くわよ」
「了解!」
あれ?何だかいつの間にか主導権を握られてる?
「で、ハルカ!アナタはどっちから来たの?」
「え?」
「来た方向よ!そっちに行けば帰れるでしょ!」
「おお!なんて斬新はアイデア!」
「当然の流れよ。で、どっちなの?」
「アッチね!」私は自信を持って一つの方向を指差した。
「本当に?!本当の本当なの?」
「・・・アッチだったかな?」
「真逆じゃない!」
「アレ?コッチだったかも?」
「今度は真横?!」
「やっぱりコッチかも?」
「全方位制覇した!」
「えーい!初志貫徹!コッチよ!」
「初志貫徹ならコッチよ」
私の身体は指差しの姿勢のままノエルちゃんによって約60度程回転させられたとだけ報告しておこう。
「良し、じゃあ行く「ちょっと待ったーーー!」わ・・・よ?って何なのよ!気合いを入れたとこなのに!」
「その前に忘れ物」
危ない危ない、折角の財源を忘れるところだったわ。
「忘れ物?早くしなさいよ」
「ちょっと待っててね」
まずはゴブリンの穴の淵に立つ。
「ちょっと何するのよ?」
「魔石を持って行こうかなって」
「イヤ、アナタ、マジックバック持ってないって言ったじゃない」
「うん、だから作った!」
「へ?作った?ア、アナタもしかして魔工師なの?」
「魔工師?って何?」
「知らないの?アナタは一体どんな国で育ったのよ!もういいわ!疲れた。早く済ませなさい」
「オッケーーー!」
まずはリュックを前に持って口を開けてっと。
そして魔石を集めてリュックに飛び込ませる。
良し、イメージ、イメージ!
「魔石ホイホイーーー!」
おー!魔石が自らリュックに飛び込んで行く。便利だわ!しかも幾らでも入っていくし、全然リュックが膨れない。
流石、四次元リュックだわ!
「何その呪文は?それに本当にあのカバンがマジックバックになってるし」
「お待たせー!さぁ行きましょう!」
「・・・え?ええ、そうね!行くわよ」
「出~~発進行!」
ノエルちゃんと二人で出発してどれくらい時間がたっただろう?それ程は経って無いと思うけど、間も無く日が暮れて辺りが暗くなってきた。
「これ以上進むのは危険だわ!今夜は此処で野宿するわよ」
少し木の間隔が広くなった所でノエルちゃんが提案してきた。
「そうね、分かった」
確かにこの見通しの悪さで進むのは危険だよね。
それに野生動物は夜に活発に活動するって言うしね。
「ねぇハルカ、アナタ結界は張れないの?」
「結界?何それ?」
「それもなの?結界ってのは壁見たいなものよ。寝ている時に結界が在れば魔物が侵入出来ないから安心して眠れるでしょ」
成る程、壁ね!壁で私達を囲めば良いのね。
イメージ、イメージ、イメージ!
「行くよ!壁ドーーーン!」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!
「・・・」
おー、土壁がドンドン伸びてドーム状になった。
「まさかの物理的な壁とは・・・」
あっ、囲っちゃったから真っ暗だ。
なんと驚くべき事にノエルちゃんもマジックバックを持っていた。
そのマジックバックから魔道具のランプと食糧が出てきたのでした。
意外と準備万端なんだね。
ってノエルちゃんに言ったら
「アンタが準備しなさ過ぎなのよ」
って言われちゃった。
「だって、仕事終わりの散歩で迷子になっちゃったんだもん」
「・・・そうだったわね」
ノエルちゃん脱力す!
「ほら、コレを食べなさい」
そう言ってノエルちゃんからビーフジャーキー見たいな食べ物を貰った。
「どうせ食糧も無いんでしょ!干し肉よ」
「干し肉?」
「そ、そのまま食べても良いけど、私は固くて塩辛いから水に着けてフヤかせてから食べるわ」
へぇ!成る程!保存食って訳ね。
まずはそのまま一噛み!
「か、固?!」
何コレ?メチャクチャ固いんですけど!
「だから言ったじゃない。はい、コレ」
金属の器に水を入れて渡してくれたノエルちゃんはおなじ器に注いだ水に干し肉を浸けている。
私も同じようにしてしばらく待って口を付けてみた。
確かに干し肉はフヤけているのか食べやすくはなっている。だけどそれだけだ。
冷たくベチヤベチヤとしたお肉もさることながら、水がまた、仄かにしょっぱい塩水にはお肉から流れ出た油が浮いて、なんと言うか美味しくないと言うよりも気持ち悪いって感じ。
これがせめてスープだったら。
・・・そうだ!すこし温めて煮込んだらどうだろう!
適当に転がっている石を集めてその上に器を置いた。
「中火」指から火を出して器を温める。
「美味しくな~れ、美味しくな~れ」
最後の仕上げに少しの愛情をっと。
ズズズ、スプーンで掬って火傷に気を付けて口に運んでみた。
美味しいかは別として食べやすくはなったかな。
「・・・(じーーーー)」
続けて口にしようかと思ったんだけど何故か視線が突き刺さる。
「?どうしたの?ノエルちゃん?」
「わ、私のも温めてよ」
何?目を反らして唇を尖らせて、ツンなの?か、可愛いかも!
「いいよ!でもノエルちゃんは魔法使わないの?」
「・・・」
あれ?俯いちゃった。
「あの?ノエルちゃん?」
「・・・のよ」
ん?良く聞こえない。
「何?ノエルちゃん?」
「使え無いのよ!」
「使え無い?何が?」
「だから私は魔法が使え無いって言ってるの!!」
ビックリした!急に大きな声で、それに少し涙目になってるし。
「そ、そうなの?でも得手不得手は人其々だし、魔法が使え無い・・・」
「そうよ!私は魔法の使え無い落ちこぼれよ!役立たずよ!嫁ぎ先さえ無い行き遅れ確実の行かず後家よ!それが何よ!悪いの?!悪いんでしょうね!ワルー御座いました!」ハァハァハァ・・・。
な、な、何?どうしたの?一気に捲し立てて力尽きちゃった。
「ノ、ノエルちゃん?」
「何よ!!・・・あっ!」
目が合った。やっとコッチの世界に帰って来たみたい。
「あの、ノエルちゃん、大丈夫?」
「大丈夫・・・その、ゴメン」
「ううん」
私はノエルちゃんの器(干し肉水)を魔法で温めてノエルちゃんに手渡した。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界に転移した限界OL、なぜか周囲が勝手に盛り上がってます』
宵森みなと
ファンタジー
ブラック気味な職場で“お局扱い”に耐えながら働いていた29歳のOL、芹澤まどか。ある日、仕事帰りに道を歩いていると突然霧に包まれ、気がつけば鬱蒼とした森の中——。そこはまさかの異世界!?日本に戻るつもりは一切なし。心機一転、静かに生きていくはずだったのに、なぜか事件とトラブルが次々舞い込む!?
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
狼になっちゃった!
家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで?
色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!?
……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう?
これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる