38 / 47
2章、勇者の国、ヤマシタ皇国
入学
しおりを挟む
「良し、今日はここまで」
「・・・あざっす・・・」
疲れた、今日から学校だってのにいつも通りにボロボロだ。
冒険者を目指す俺としては朝稽古をしてくれるのは嬉しいけど限度ってもんがさ。
それにしても毎度の事ながら涼しい顔してくれやがって!
「トーヤ、お前も大分上達したな」
「イヤイヤ、ゲイ父さん、そんな涼しげに言われても」
Sランク冒険者ゲイ=ローア、別名『剣鬼』!
剣技を主体とした戦闘スタイル。
本気で戦う時は魔法を併用するらしいが俺はそこまで引き出せていない。
単純な剣技、しかも手抜きで余裕であしらわれている。
くそー、俺って才能無いのかな?
落ち込むぜ!
「バカ野郎、ガキ相手に本気出せるか」
「ちぇ、いつか見てろよ」
「楽しみにしてるよ!ほら汗流してさっさとメシだ」
バシャー、ふー気持ちいいー!
やっぱり運動の後の水浴びは最高だね!
「おやおや、今日も稽古かい」
「いつも頑張るねー」
「すっかり引き締まった良い体になって、フヘヘ」
「あ、お早う御座います、井戸端ガールズの皆さん」
「もう、こんなオバサンを捕まえてガールズって」
「ホント、お上手さんねトーヤちゃん」
「オバサンは何時でもOKよ」
「ほら、トーヤ行くぞ」
「では、お嬢様方、良い1日を」
「トーヤちゃんもね、今日から学校でしょ、頑張ってね!」
「はーい」
「トーヤ、お前将来はジゴロになるつもりか?」
「何言ってんの、冒険者だよ」
「・・・・・・そうか」
「うん!」
「ただいまー、腹減った」
「お疲れ様、もう準備出来てるわよ」
白米に味噌汁に納豆、それと今日は焼き魚か良いねー、やっぱりヤマシタ人の朝食は米食わないとね、パンじゃあ力が入らないよ!
「いっただきまーす」
くー、うめーぜ!ガツガツ、
「ほら、トーヤ、ご飯粒が付いてるわよ」
「ちょ、良いよ自分で取るから!」
「いいの、ほらママに任せて!」
「誰がママだよ」
「まぁ、反抗期なの?反抗期なのね!あー、遂にトーヤが・・・」
「いや、そんなんじゃないし、ロイ父さん」
「あら、もうママって言ってって言ってるでしょ」
「イヤイヤ、有り得ないし、こんなスキンヘッドのマッチョがママって・・・無いわー」
「ちょっ、何よ!イケず!キスするわよ!」
「いや、ちょっとマジで止めて」
「お前らうるせーぞ、大人しく食え!」
「「はーい」」
説明しておこう!
この二人が俺の保護者、
Sランク冒険者のゲイ父さん事、ゲイ=ローアと
マッチョなオネェのロイ父さん事、ロイ=ブラウン、そして俺はトーヤ=ブラウン。
この二人の関係は謎だ、聞いても幼馴染としか教えてくれない。
いつか暴いてやるぜ!
「トーヤ、独り言は食後にしなさい」
「はーい」
「トーヤ、忘れ物は無い?ちゃんと一人で行ける?」
「ロイ父さん、大丈夫だよ」
「でも、心配だわ」
「大丈夫だよ!遠くでも無いし」
「そうだけど、そうだけど・・・」
「トーヤ、気にするな、さっさと言ってこい」
「う、うん、じゃあ行ってきまーす」
「おー、しっかりやれよ」
「トーヤーーーー!」
さぁ、行きますか!
「相変わらず賑やかな家ねトーヤ」
「お、マリンもこれからか」
「そうよ、別に待ってたんじゃ無いからね」
「おう!了解だ!」
「え、いや、了解って・・・」
「うん?どうした?行こうぜ」
「うん」
この子はマリン、お隣さんの幼馴染で同い年の女の子。
元気が取り柄のお転婆娘さ!
小さい頃から良く一緒に走り回ったりしたものさ、懐かしいなぁ!
まぁ、一番古い記憶が5年前だけど!
ちなみに井戸端ガールズの一人、サクラさんの娘である。
これから通う学校は二種類存在する。
1つは皇族、公族、上級貴族が通う国立学園、それは王都にしか無く通う年数も5年となる。
もう1つが王都や各領都にある都立学園、平民や下級貴族が通い、年数も貴族が3年、平民が1年と短い。
勿論俺達が通うのは後者である。
「学校楽しみだねトーヤ」
「だな、どんな奴等が集まるのかな」
「友達100人出来るかな」
「・・・ピッカピカの・・・」
「どうしたのトーヤ?」
「いや、一瞬何かが・・・、ま、いっか」
お、着いた着いた、こうやって改めて見るとデッカイなー!
王都に子供って何人いるんだよって感じだな!
「あ、マリンちゃーん、トーヤくーん!」
「ユキー!」
「やぁユキ!」
「今来たの?偶然だね」
「そうだねー」
「これは運命なのか」
「もうー、トーヤ君ったらー」
「トーヤのジゴロ」
「あの、マリンさん?何処でそんな言葉を?」
「お母さんが言ってたよ!トーヤは将来は立派なジゴロになるって」
おうー、サクラさん・・・
「おせーぞ、お前ら」
「お、ダイ!待ってたのか」
「チゲーし、待ってねーし、たまたまだし」
「ふっ、この照れ屋さんめ!」
「うるせー、バカトーヤ!トーヤバーカ」
「はいはい、じゃあ行くぜテメーら!冒険の幕開けだー」
「おー、トーヤ!」
「トーヤ君、学校だよ」
「お前が偉そうにするなトーヤ!」
オラー、ワクワクするぜ!
「・・・あざっす・・・」
疲れた、今日から学校だってのにいつも通りにボロボロだ。
冒険者を目指す俺としては朝稽古をしてくれるのは嬉しいけど限度ってもんがさ。
それにしても毎度の事ながら涼しい顔してくれやがって!
「トーヤ、お前も大分上達したな」
「イヤイヤ、ゲイ父さん、そんな涼しげに言われても」
Sランク冒険者ゲイ=ローア、別名『剣鬼』!
剣技を主体とした戦闘スタイル。
本気で戦う時は魔法を併用するらしいが俺はそこまで引き出せていない。
単純な剣技、しかも手抜きで余裕であしらわれている。
くそー、俺って才能無いのかな?
落ち込むぜ!
「バカ野郎、ガキ相手に本気出せるか」
「ちぇ、いつか見てろよ」
「楽しみにしてるよ!ほら汗流してさっさとメシだ」
バシャー、ふー気持ちいいー!
やっぱり運動の後の水浴びは最高だね!
「おやおや、今日も稽古かい」
「いつも頑張るねー」
「すっかり引き締まった良い体になって、フヘヘ」
「あ、お早う御座います、井戸端ガールズの皆さん」
「もう、こんなオバサンを捕まえてガールズって」
「ホント、お上手さんねトーヤちゃん」
「オバサンは何時でもOKよ」
「ほら、トーヤ行くぞ」
「では、お嬢様方、良い1日を」
「トーヤちゃんもね、今日から学校でしょ、頑張ってね!」
「はーい」
「トーヤ、お前将来はジゴロになるつもりか?」
「何言ってんの、冒険者だよ」
「・・・・・・そうか」
「うん!」
「ただいまー、腹減った」
「お疲れ様、もう準備出来てるわよ」
白米に味噌汁に納豆、それと今日は焼き魚か良いねー、やっぱりヤマシタ人の朝食は米食わないとね、パンじゃあ力が入らないよ!
「いっただきまーす」
くー、うめーぜ!ガツガツ、
「ほら、トーヤ、ご飯粒が付いてるわよ」
「ちょ、良いよ自分で取るから!」
「いいの、ほらママに任せて!」
「誰がママだよ」
「まぁ、反抗期なの?反抗期なのね!あー、遂にトーヤが・・・」
「いや、そんなんじゃないし、ロイ父さん」
「あら、もうママって言ってって言ってるでしょ」
「イヤイヤ、有り得ないし、こんなスキンヘッドのマッチョがママって・・・無いわー」
「ちょっ、何よ!イケず!キスするわよ!」
「いや、ちょっとマジで止めて」
「お前らうるせーぞ、大人しく食え!」
「「はーい」」
説明しておこう!
この二人が俺の保護者、
Sランク冒険者のゲイ父さん事、ゲイ=ローアと
マッチョなオネェのロイ父さん事、ロイ=ブラウン、そして俺はトーヤ=ブラウン。
この二人の関係は謎だ、聞いても幼馴染としか教えてくれない。
いつか暴いてやるぜ!
「トーヤ、独り言は食後にしなさい」
「はーい」
「トーヤ、忘れ物は無い?ちゃんと一人で行ける?」
「ロイ父さん、大丈夫だよ」
「でも、心配だわ」
「大丈夫だよ!遠くでも無いし」
「そうだけど、そうだけど・・・」
「トーヤ、気にするな、さっさと言ってこい」
「う、うん、じゃあ行ってきまーす」
「おー、しっかりやれよ」
「トーヤーーーー!」
さぁ、行きますか!
「相変わらず賑やかな家ねトーヤ」
「お、マリンもこれからか」
「そうよ、別に待ってたんじゃ無いからね」
「おう!了解だ!」
「え、いや、了解って・・・」
「うん?どうした?行こうぜ」
「うん」
この子はマリン、お隣さんの幼馴染で同い年の女の子。
元気が取り柄のお転婆娘さ!
小さい頃から良く一緒に走り回ったりしたものさ、懐かしいなぁ!
まぁ、一番古い記憶が5年前だけど!
ちなみに井戸端ガールズの一人、サクラさんの娘である。
これから通う学校は二種類存在する。
1つは皇族、公族、上級貴族が通う国立学園、それは王都にしか無く通う年数も5年となる。
もう1つが王都や各領都にある都立学園、平民や下級貴族が通い、年数も貴族が3年、平民が1年と短い。
勿論俺達が通うのは後者である。
「学校楽しみだねトーヤ」
「だな、どんな奴等が集まるのかな」
「友達100人出来るかな」
「・・・ピッカピカの・・・」
「どうしたのトーヤ?」
「いや、一瞬何かが・・・、ま、いっか」
お、着いた着いた、こうやって改めて見るとデッカイなー!
王都に子供って何人いるんだよって感じだな!
「あ、マリンちゃーん、トーヤくーん!」
「ユキー!」
「やぁユキ!」
「今来たの?偶然だね」
「そうだねー」
「これは運命なのか」
「もうー、トーヤ君ったらー」
「トーヤのジゴロ」
「あの、マリンさん?何処でそんな言葉を?」
「お母さんが言ってたよ!トーヤは将来は立派なジゴロになるって」
おうー、サクラさん・・・
「おせーぞ、お前ら」
「お、ダイ!待ってたのか」
「チゲーし、待ってねーし、たまたまだし」
「ふっ、この照れ屋さんめ!」
「うるせー、バカトーヤ!トーヤバーカ」
「はいはい、じゃあ行くぜテメーら!冒険の幕開けだー」
「おー、トーヤ!」
「トーヤ君、学校だよ」
「お前が偉そうにするなトーヤ!」
オラー、ワクワクするぜ!
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる