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2章、勇者の国、ヤマシタ皇国
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「良し、今日はここまで」
「・・・あざっす・・・」
疲れた、今日から学校だってのにいつも通りにボロボロだ。
冒険者を目指す俺としては朝稽古をしてくれるのは嬉しいけど限度ってもんがさ。
それにしても毎度の事ながら涼しい顔してくれやがって!
「トーヤ、お前も大分上達したな」
「イヤイヤ、ゲイ父さん、そんな涼しげに言われても」
Sランク冒険者ゲイ=ローア、別名『剣鬼』!
剣技を主体とした戦闘スタイル。
本気で戦う時は魔法を併用するらしいが俺はそこまで引き出せていない。
単純な剣技、しかも手抜きで余裕であしらわれている。
くそー、俺って才能無いのかな?
落ち込むぜ!
「バカ野郎、ガキ相手に本気出せるか」
「ちぇ、いつか見てろよ」
「楽しみにしてるよ!ほら汗流してさっさとメシだ」
バシャー、ふー気持ちいいー!
やっぱり運動の後の水浴びは最高だね!
「おやおや、今日も稽古かい」
「いつも頑張るねー」
「すっかり引き締まった良い体になって、フヘヘ」
「あ、お早う御座います、井戸端ガールズの皆さん」
「もう、こんなオバサンを捕まえてガールズって」
「ホント、お上手さんねトーヤちゃん」
「オバサンは何時でもOKよ」
「ほら、トーヤ行くぞ」
「では、お嬢様方、良い1日を」
「トーヤちゃんもね、今日から学校でしょ、頑張ってね!」
「はーい」
「トーヤ、お前将来はジゴロになるつもりか?」
「何言ってんの、冒険者だよ」
「・・・・・・そうか」
「うん!」
「ただいまー、腹減った」
「お疲れ様、もう準備出来てるわよ」
白米に味噌汁に納豆、それと今日は焼き魚か良いねー、やっぱりヤマシタ人の朝食は米食わないとね、パンじゃあ力が入らないよ!
「いっただきまーす」
くー、うめーぜ!ガツガツ、
「ほら、トーヤ、ご飯粒が付いてるわよ」
「ちょ、良いよ自分で取るから!」
「いいの、ほらママに任せて!」
「誰がママだよ」
「まぁ、反抗期なの?反抗期なのね!あー、遂にトーヤが・・・」
「いや、そんなんじゃないし、ロイ父さん」
「あら、もうママって言ってって言ってるでしょ」
「イヤイヤ、有り得ないし、こんなスキンヘッドのマッチョがママって・・・無いわー」
「ちょっ、何よ!イケず!キスするわよ!」
「いや、ちょっとマジで止めて」
「お前らうるせーぞ、大人しく食え!」
「「はーい」」
説明しておこう!
この二人が俺の保護者、
Sランク冒険者のゲイ父さん事、ゲイ=ローアと
マッチョなオネェのロイ父さん事、ロイ=ブラウン、そして俺はトーヤ=ブラウン。
この二人の関係は謎だ、聞いても幼馴染としか教えてくれない。
いつか暴いてやるぜ!
「トーヤ、独り言は食後にしなさい」
「はーい」
「トーヤ、忘れ物は無い?ちゃんと一人で行ける?」
「ロイ父さん、大丈夫だよ」
「でも、心配だわ」
「大丈夫だよ!遠くでも無いし」
「そうだけど、そうだけど・・・」
「トーヤ、気にするな、さっさと言ってこい」
「う、うん、じゃあ行ってきまーす」
「おー、しっかりやれよ」
「トーヤーーーー!」
さぁ、行きますか!
「相変わらず賑やかな家ねトーヤ」
「お、マリンもこれからか」
「そうよ、別に待ってたんじゃ無いからね」
「おう!了解だ!」
「え、いや、了解って・・・」
「うん?どうした?行こうぜ」
「うん」
この子はマリン、お隣さんの幼馴染で同い年の女の子。
元気が取り柄のお転婆娘さ!
小さい頃から良く一緒に走り回ったりしたものさ、懐かしいなぁ!
まぁ、一番古い記憶が5年前だけど!
ちなみに井戸端ガールズの一人、サクラさんの娘である。
これから通う学校は二種類存在する。
1つは皇族、公族、上級貴族が通う国立学園、それは王都にしか無く通う年数も5年となる。
もう1つが王都や各領都にある都立学園、平民や下級貴族が通い、年数も貴族が3年、平民が1年と短い。
勿論俺達が通うのは後者である。
「学校楽しみだねトーヤ」
「だな、どんな奴等が集まるのかな」
「友達100人出来るかな」
「・・・ピッカピカの・・・」
「どうしたのトーヤ?」
「いや、一瞬何かが・・・、ま、いっか」
お、着いた着いた、こうやって改めて見るとデッカイなー!
王都に子供って何人いるんだよって感じだな!
「あ、マリンちゃーん、トーヤくーん!」
「ユキー!」
「やぁユキ!」
「今来たの?偶然だね」
「そうだねー」
「これは運命なのか」
「もうー、トーヤ君ったらー」
「トーヤのジゴロ」
「あの、マリンさん?何処でそんな言葉を?」
「お母さんが言ってたよ!トーヤは将来は立派なジゴロになるって」
おうー、サクラさん・・・
「おせーぞ、お前ら」
「お、ダイ!待ってたのか」
「チゲーし、待ってねーし、たまたまだし」
「ふっ、この照れ屋さんめ!」
「うるせー、バカトーヤ!トーヤバーカ」
「はいはい、じゃあ行くぜテメーら!冒険の幕開けだー」
「おー、トーヤ!」
「トーヤ君、学校だよ」
「お前が偉そうにするなトーヤ!」
オラー、ワクワクするぜ!
「・・・あざっす・・・」
疲れた、今日から学校だってのにいつも通りにボロボロだ。
冒険者を目指す俺としては朝稽古をしてくれるのは嬉しいけど限度ってもんがさ。
それにしても毎度の事ながら涼しい顔してくれやがって!
「トーヤ、お前も大分上達したな」
「イヤイヤ、ゲイ父さん、そんな涼しげに言われても」
Sランク冒険者ゲイ=ローア、別名『剣鬼』!
剣技を主体とした戦闘スタイル。
本気で戦う時は魔法を併用するらしいが俺はそこまで引き出せていない。
単純な剣技、しかも手抜きで余裕であしらわれている。
くそー、俺って才能無いのかな?
落ち込むぜ!
「バカ野郎、ガキ相手に本気出せるか」
「ちぇ、いつか見てろよ」
「楽しみにしてるよ!ほら汗流してさっさとメシだ」
バシャー、ふー気持ちいいー!
やっぱり運動の後の水浴びは最高だね!
「おやおや、今日も稽古かい」
「いつも頑張るねー」
「すっかり引き締まった良い体になって、フヘヘ」
「あ、お早う御座います、井戸端ガールズの皆さん」
「もう、こんなオバサンを捕まえてガールズって」
「ホント、お上手さんねトーヤちゃん」
「オバサンは何時でもOKよ」
「ほら、トーヤ行くぞ」
「では、お嬢様方、良い1日を」
「トーヤちゃんもね、今日から学校でしょ、頑張ってね!」
「はーい」
「トーヤ、お前将来はジゴロになるつもりか?」
「何言ってんの、冒険者だよ」
「・・・・・・そうか」
「うん!」
「ただいまー、腹減った」
「お疲れ様、もう準備出来てるわよ」
白米に味噌汁に納豆、それと今日は焼き魚か良いねー、やっぱりヤマシタ人の朝食は米食わないとね、パンじゃあ力が入らないよ!
「いっただきまーす」
くー、うめーぜ!ガツガツ、
「ほら、トーヤ、ご飯粒が付いてるわよ」
「ちょ、良いよ自分で取るから!」
「いいの、ほらママに任せて!」
「誰がママだよ」
「まぁ、反抗期なの?反抗期なのね!あー、遂にトーヤが・・・」
「いや、そんなんじゃないし、ロイ父さん」
「あら、もうママって言ってって言ってるでしょ」
「イヤイヤ、有り得ないし、こんなスキンヘッドのマッチョがママって・・・無いわー」
「ちょっ、何よ!イケず!キスするわよ!」
「いや、ちょっとマジで止めて」
「お前らうるせーぞ、大人しく食え!」
「「はーい」」
説明しておこう!
この二人が俺の保護者、
Sランク冒険者のゲイ父さん事、ゲイ=ローアと
マッチョなオネェのロイ父さん事、ロイ=ブラウン、そして俺はトーヤ=ブラウン。
この二人の関係は謎だ、聞いても幼馴染としか教えてくれない。
いつか暴いてやるぜ!
「トーヤ、独り言は食後にしなさい」
「はーい」
「トーヤ、忘れ物は無い?ちゃんと一人で行ける?」
「ロイ父さん、大丈夫だよ」
「でも、心配だわ」
「大丈夫だよ!遠くでも無いし」
「そうだけど、そうだけど・・・」
「トーヤ、気にするな、さっさと言ってこい」
「う、うん、じゃあ行ってきまーす」
「おー、しっかりやれよ」
「トーヤーーーー!」
さぁ、行きますか!
「相変わらず賑やかな家ねトーヤ」
「お、マリンもこれからか」
「そうよ、別に待ってたんじゃ無いからね」
「おう!了解だ!」
「え、いや、了解って・・・」
「うん?どうした?行こうぜ」
「うん」
この子はマリン、お隣さんの幼馴染で同い年の女の子。
元気が取り柄のお転婆娘さ!
小さい頃から良く一緒に走り回ったりしたものさ、懐かしいなぁ!
まぁ、一番古い記憶が5年前だけど!
ちなみに井戸端ガールズの一人、サクラさんの娘である。
これから通う学校は二種類存在する。
1つは皇族、公族、上級貴族が通う国立学園、それは王都にしか無く通う年数も5年となる。
もう1つが王都や各領都にある都立学園、平民や下級貴族が通い、年数も貴族が3年、平民が1年と短い。
勿論俺達が通うのは後者である。
「学校楽しみだねトーヤ」
「だな、どんな奴等が集まるのかな」
「友達100人出来るかな」
「・・・ピッカピカの・・・」
「どうしたのトーヤ?」
「いや、一瞬何かが・・・、ま、いっか」
お、着いた着いた、こうやって改めて見るとデッカイなー!
王都に子供って何人いるんだよって感じだな!
「あ、マリンちゃーん、トーヤくーん!」
「ユキー!」
「やぁユキ!」
「今来たの?偶然だね」
「そうだねー」
「これは運命なのか」
「もうー、トーヤ君ったらー」
「トーヤのジゴロ」
「あの、マリンさん?何処でそんな言葉を?」
「お母さんが言ってたよ!トーヤは将来は立派なジゴロになるって」
おうー、サクラさん・・・
「おせーぞ、お前ら」
「お、ダイ!待ってたのか」
「チゲーし、待ってねーし、たまたまだし」
「ふっ、この照れ屋さんめ!」
「うるせー、バカトーヤ!トーヤバーカ」
「はいはい、じゃあ行くぜテメーら!冒険の幕開けだー」
「おー、トーヤ!」
「トーヤ君、学校だよ」
「お前が偉そうにするなトーヤ!」
オラー、ワクワクするぜ!
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