神様の転生物語

kenzo

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2章、勇者の国、ヤマシタ皇国

トーヤの力

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「私が保証しよう!トーヤ、お前の魔法はチート魔法じゃ!」
キラーン!ドヤ顔が眩しいぜ!アンナさん!

説明しよう!
チート魔法とは嘗ての勇者が使ったと言われる伝説の魔法なのである!
昔とある学者が女生徒に普通の魔法とチート魔法の違いを質問された際にこう答えたと記録に残っている。
「我らが使う普通の魔法は言わば手段なのだよ君!例えば君の服を私が脱がせたいとするよね、例えばだよ、例えば!その時に普通の魔法なら君の服を燃やすとか風の刃で切り刻むとかだろう?
だけどチート魔法はね、服よ消えろって力を込めて唱えるんだ、そうすると君の服は消えるんだよね!つまりチート魔法は直接現象を引き起こすんだね!
魔法とは言っているが神様の力をだよね!
そうそう、実は私も少しだけ使えるのだよ!
見てみたいだろ?グフフフ!
君は歴史の成績がイマイチだったよね!
私が何とかして上げようか?
勿論条件付きだよ?分かるよね?
じゃあ服を脱いでくれるかい?グフフフ」
(以上、セクハラ裁判記録より抜粋)


「アンナさんの保証って、アンナさんってそんなにスゴい人なの?」
只のお嬢様じゃないの?
「うむ、私はスゴい人なのじゃ!」
胸を張るアンナさん、見事な迄の絶壁がそびえていた。
俺はそっとアンナさんの肩に手を差し伸べる様に置いた。
「アンナさんはまだ若い、これからですよ、成長は!」
どうやら心に響いたようだ!アンナさんが俯いてプルプルしている。
「・・・」
「アンナさん?」
シュっ!
な、アンナさんが消えた?!イヤ、下?屈んだ?
「ジェッ○アッパー!」
「グボーー!ゲヘーー!」
「な、何だあの地を這う態勢から一気に急上昇する様なパンチは?(カイト)」
ヒューーーー!ドーン、ドーン、ドン!ゴロゴロ・・・(高く舞い上がって地面に叩きつけられて転がる音)
「ク、ペッ!」血の混じった唾が床にピチャ!
「へー!良いもん持ってんじゃんアンタ」
「貴様、言うてはならぬ事・・・」
「オラーーー!今度はコッチから行くぜー」
「ウイ○ング・ザ・レ○ンボー!」(アンナ)
「ギャ○クティカ・ファ○トム!」(トーヤ)
「「ウラーーー!」」
「な、お互いの持つ最大のパンチがぶつかり合うのか!!」(カイト)
この時、虹が折れた!銀河が砕けた!

「ま、冗談はさておきじゃ、」
「イヤ冗談って、ホントに殴られてるんだけど・・・、それとカイト!改めて気を失おうとするな!さっき起きてただろう!」
「う、バレたか!イヤ、何だか関わると危険な気がしてさ」
「うるせー!巻き込んだ側の人間が今更逃さねーぞ!」
「まぁまぁ落ち着くのじゃ!カイト、お前は諦めろ!それにの、話しはココからもっと面白くなるぞ」
おー!アンナさん満面の笑顔だ!
おー!カイトは満面の嫌顔だ!
「トーヤ、アンナさんがこんな良い笑顔を見せた時は覚悟を決めろ、最悪だぞ」
「マ、マジか?!」
「何をバカな事を言っておるのじゃ!
それよりトーヤ!!」
「は、はい!」
「お前、勇者か?!」
「記憶に御座いません!」
・・・・
「は?記憶?」
「あー、アンナさん、トーヤは小さい頃の記憶が無いんですよ」
その後、カイトが俺の事情を説明してくれた。
うん、カイトは便利かも!

「なるほどな、うむ、しかし私が考える限りトーヤ、お前が勇者である可能性は限り無く高い」
「か、限り無くですか?」
「うむ、まず第一にチート魔法じゃ」
チート魔法使いを名乗る者は今までにも何人も現れたが全ては偽物、本当に使えた人間は勇者以外に居なかったとアンナさんは言う。
「次に恐らくお前は異世界から来たのだろう」
何と、先程のお巫山戯の様な喧嘩?は、俺を試したらしい。
アンナさんが使ったパンチは勇者から教わった異世界の必殺技と言うものだとか。
違いは分からないが、兎に角技名を叫びながらパンチを打つらしい。
そして俺が放った必殺技も異世界の必殺技だとか。 
俺は何故あの技を使ったか分からない、必然的に身体が動いたとしか説明がつかなかった。
「恐らく頭では忘れていても身体が覚えていたのじゃろうな」
そんなもんなのか!
「そして何よりも第三に勇者を直接知る私の直感が告げておる!」
・・・・・・・
「はい?」
勇者を直接知る?知る?汁?
「あの?アンナさん?えっと今勇者を直接知るって聞こえましたが?」
「うむ、そう言ったからの!」
「・・・えーーー!アンナさんって今何歳なんですか?」
「さぁのぉ、確か600才は超えておるのじゃ」
「ろ、600才?そ、それって・・・」
「ふむ、それって?」
「とっくの昔に成長期が終わってるじゃ無いですか!」
「えー加減に成長から離れんかー!!」
バカン!!頭を殴られた!

「つまりアンナさんは大魔道士の子孫では無くて、本人だと?」
「そう言う事じゃな」
「へぇー、もしかしてアンナさんってエルフですか?」
「いや、普通の人間じゃよ、だったと言うべきかの!」
そう言うアンナさんは遠い目をした。
「あの俺、何か不味いこと聞きました?」
「ん?イヤ、そんな事もないのじゃ」
苦笑を浮かべるアンナさんが何故か凄く年上のお姉さんの様に感じた。
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