4 / 52
第二章 天正十一年十二月二十日
四 法師
しおりを挟む
ナギサは基本的な護身術程度の戦闘訓練しか受けていない。軍籍を持つとは言え、あくまで研究員が職務である。そのナギサが無敵になれるとピクシーが判断している。それはすなわち、技術力の差である。それほどの差があるのなら、オクタゴンに戻るまでの間くらい何とかなるだろうか。向こうが無事なら、きっと探してくれているはずだし。などと思っていると、そこに。
「お下がりなさい!」
小柄な侍がナギサの前に回った。侍、で良いのだろう。刀は一本しか差していないし、ちょんまげも結ってはいないが、他の小汚い男たちと比較すれば、侍という呼び方がしっくり来る。侍はナギサに声をかけた。
「何処のどなたとも存じませんが、その娘子を連れて逃げてくれませんか。ここは、それがしが何とかします」
見れば小さな女の子がうずくまっている。どうやらこの子を助けようとしているらしい。
「お前に何ができるよ、このちび侍!」
短刀を振りながら、小汚い男が一歩迫った。しかし次の瞬間、その男は突然泡を吹いて真後ろに倒れた。
「なんだとっ」
そう声を上げて一歩下がった隣の男も、急に体を震わせるとバタンと後ろに倒れた。
「な、おい、どうしたんだよ、お前ら」
他の仲間が、倒れた男たちに駆け寄る。何が起きているのか理解出来ず、混乱しているようだ。
「あらあら、罰でも当たったんじゃないの」
ナギサの言葉に、みるみる男たちの顔色が変わって行く。別に魔法の力を使った訳ではない。男二人を倒したのは、ナギサのコートのポケットの中にある、マイクロウェーブ式の無線スタンガンなのだが、周囲にいる者たちを見る限り、それを理解できる文化文明を持っている世界の住人には思えなかった。故に説明はしない。
「おまえら、次に会ったらタダじゃ置かねえぞ」
そんなありふれた捨て台詞を吐きながら、小汚い男たちは、倒れた仲間二人を連れて逃げて行った。後にはナギサと小柄な侍、そして少女が残った。
「妙な恰好をした女子だと思っていたのですが、法師さまだったのですか」
小さな侍が目を輝かせてナギサを見つめる。ナギサはピクシーに小声でたずねた。
「ホウシって何」
「徳の高い僧侶への呼称であると言えるね」
もしかして、黒いコートが墨染めの衣に見えているのだろうか。
「いや、法師とかっていうか……まあその、似たようなものではあるけど」
ナギサの視界の隅でピクシーが踊る。
「潜宙艦のオペレーターと法師って似てるのか。それはないと言えるね」
「ややこしくなるから黙れ」
「いかがいたしましたか、法師殿」
「いや、何でもない。こちらの話。それより」
ナギサは少女に目をやった。疲れ果てた様子の少女は、うずくまったままだ。
「キミはこの近所の村の子かい。家の近くまで送っていこうか」
そう言うナギサに、少女は無言で首を振る。侍は、しゃがんで顔をのぞき込んだ。
「では何処から来たのだね。名前は何と言うのかな」
しかし、少女は無言で首を振るのみ。
「もしかして、口が利けないのかな」
そのナギサの言葉を肯定するように、少女は押し黙ってしまった。
「これは困ったな」
侍が頭をかく。ナギサも困惑した。いかにナギサが文明の利器を身につけていると言っても、人間の頭の中をのぞくような装置は持ち歩いていない。
「どうしたものか。放り出して行く訳にも行きませんし……そうだ」
侍は何かを思いついたらしい。
「何か良い考えでもあるの」
「はい、貝塚の本願寺さまで、たずねてみようと思います。近隣の事に詳しい方もおられるでしょうから」
「貝塚本願寺!」
ナギサの視界の中で、緑色のこびとが激しく踊った。楽しげな声がナギサの脳に響く。
「もし仮にここが過去の日本だとするなら、本願寺が貝塚に移ったのは西暦一五八三年、天正十一年七月の事だ。つまりこの場所は、安土桃山時代の和泉国南部の可能性があると言えるね」
ナギサは瞠目した。
「え、ちょっと、それってつまり」
「そう、つまり貝塚本願寺をセンタースポットに固定すれば、おおまかな地図情報を作成する事が出来ると言えるね」
ナギサは小さく首を振る。
「いや、違う違う。そうじゃなくて。タイムスリップしたのかって事」
「それはまだ確定できない。しかしそれに準ずる状況にあるのは間違いない。厳密にタイムスリップであるかどうかは、大した問題ではないと言えるね」
「いやいやいや、こっちにとっちゃ大問題だから」
「法師殿、いかがされましたか」
侍が、キョトンとした顔でナギサを見つめている。
「いや、何でもない。ホント、何でもないから」
「はあ。では、それがしはこの子を連れて本願寺さまに参ります。イロイロとありがとうございました」
ペコリと頭を下げた侍に、ナギサは思わず駆け寄った。
「いやいやいや、ちょっと待って」
「は?」
「いや、その、そ、そうだ、私も本願寺に行こうかな、と思ってたんだ」
「おや、そうだったのですか。奇遇ですね」
もちろんデマカセである。だが、いくら場所や時代が特定出来ても、いくら便利な道具を持っていても、今この状況で一人で放り出されるのは、とてもじゃないが勘弁して欲しい。幸いこの侍は悪人ではないようだし、ついて行ける所までついて行かねば。
「まあ、あれだ、何と言うか、旅は道連れって言うじゃない」
「そうですね、これも何かの縁でしょう。では一緒に参りましょうか」
そう言って、ちょっと頬を赤らめた侍の笑顔に、ナギサは心底ホッとした。
「ああ、そうだ。まだ名前を言ってなかったっけ。私はナギサ。テンショウジ・ナギサ」
「ナギサ殿ですか。それがしは古川孫一郎と申します。よろしくお願いいたします」
孫一郎は少女の手を引いて立たせると、着物についた埃をはらってやった。そして三人は連れ立って紀州街道を南へと歩き出した。
三人から、およそ百メートルほど離れていただろうか、街道の北側に居た旅姿の四人の男が、笠を寄せ合い小声で話している。
「ふう、肝を冷やした」
それはまだ若い声。
「心配のしすぎだ。あの程度の連中なら、孫一郎さまでも遅れは取らん」
叱るような中年の男の声に、若い声は反発する。
「だが親父」
それを手で制して、親父と呼ばれた男は他の三人を鋭い視線で見やった。
「甚六と与兵衛は孫一郎さまについていろ。太助は俺と来い。さっきの連中の根城を確かめておく」
「あいつらに何かあると思うのか」
甚六と呼ばれた若い声が問う。
「それを確かめに行くのだ。連中がただのゴロツキなら、それに越した事はない。しかしこの時代、誰が誰とつながっているか知れたものではない。念には念を入れねばな」
「では六衛門さま、つなぎはどういたします」
そうたずねたのは与兵衛と呼ばれた若者。
「この先、寺内町よりも手前に小瀬という村がある。その惣堂で落ち合おう」
親父すなわち六衛門の言う惣堂とは、村はずれ、もしくは村と村の境に立てられていた仏堂であり、村全体の管理下にあった。そして多くの場合、村の者だけではなく、旅の者が勝手に寝泊まりする事を黙認されていたのだ。この時代、日本中の大抵の村では、様々な理由――主にセキュリティ面であるが――から余所者を泊める事を禁じられていた。いわばその救済措置である。
「なあ親父、やっぱり俺が一緒に行った方が良くないか」
甚六の言葉に六衛門は微笑みを返す。
「どうした。何か心配なことでもあるか」
甚六は口をつぐんだ。
「確かに、おまえの腕は当てになる。しかしだからこそ、孫一郎さまについていた方が良い。わしらの役目は守人だ。それを忘れるな」
「……わかった」
六衛門の言葉に、甚六は渋々うなずく。そして四人は二手に分かれた。
「お下がりなさい!」
小柄な侍がナギサの前に回った。侍、で良いのだろう。刀は一本しか差していないし、ちょんまげも結ってはいないが、他の小汚い男たちと比較すれば、侍という呼び方がしっくり来る。侍はナギサに声をかけた。
「何処のどなたとも存じませんが、その娘子を連れて逃げてくれませんか。ここは、それがしが何とかします」
見れば小さな女の子がうずくまっている。どうやらこの子を助けようとしているらしい。
「お前に何ができるよ、このちび侍!」
短刀を振りながら、小汚い男が一歩迫った。しかし次の瞬間、その男は突然泡を吹いて真後ろに倒れた。
「なんだとっ」
そう声を上げて一歩下がった隣の男も、急に体を震わせるとバタンと後ろに倒れた。
「な、おい、どうしたんだよ、お前ら」
他の仲間が、倒れた男たちに駆け寄る。何が起きているのか理解出来ず、混乱しているようだ。
「あらあら、罰でも当たったんじゃないの」
ナギサの言葉に、みるみる男たちの顔色が変わって行く。別に魔法の力を使った訳ではない。男二人を倒したのは、ナギサのコートのポケットの中にある、マイクロウェーブ式の無線スタンガンなのだが、周囲にいる者たちを見る限り、それを理解できる文化文明を持っている世界の住人には思えなかった。故に説明はしない。
「おまえら、次に会ったらタダじゃ置かねえぞ」
そんなありふれた捨て台詞を吐きながら、小汚い男たちは、倒れた仲間二人を連れて逃げて行った。後にはナギサと小柄な侍、そして少女が残った。
「妙な恰好をした女子だと思っていたのですが、法師さまだったのですか」
小さな侍が目を輝かせてナギサを見つめる。ナギサはピクシーに小声でたずねた。
「ホウシって何」
「徳の高い僧侶への呼称であると言えるね」
もしかして、黒いコートが墨染めの衣に見えているのだろうか。
「いや、法師とかっていうか……まあその、似たようなものではあるけど」
ナギサの視界の隅でピクシーが踊る。
「潜宙艦のオペレーターと法師って似てるのか。それはないと言えるね」
「ややこしくなるから黙れ」
「いかがいたしましたか、法師殿」
「いや、何でもない。こちらの話。それより」
ナギサは少女に目をやった。疲れ果てた様子の少女は、うずくまったままだ。
「キミはこの近所の村の子かい。家の近くまで送っていこうか」
そう言うナギサに、少女は無言で首を振る。侍は、しゃがんで顔をのぞき込んだ。
「では何処から来たのだね。名前は何と言うのかな」
しかし、少女は無言で首を振るのみ。
「もしかして、口が利けないのかな」
そのナギサの言葉を肯定するように、少女は押し黙ってしまった。
「これは困ったな」
侍が頭をかく。ナギサも困惑した。いかにナギサが文明の利器を身につけていると言っても、人間の頭の中をのぞくような装置は持ち歩いていない。
「どうしたものか。放り出して行く訳にも行きませんし……そうだ」
侍は何かを思いついたらしい。
「何か良い考えでもあるの」
「はい、貝塚の本願寺さまで、たずねてみようと思います。近隣の事に詳しい方もおられるでしょうから」
「貝塚本願寺!」
ナギサの視界の中で、緑色のこびとが激しく踊った。楽しげな声がナギサの脳に響く。
「もし仮にここが過去の日本だとするなら、本願寺が貝塚に移ったのは西暦一五八三年、天正十一年七月の事だ。つまりこの場所は、安土桃山時代の和泉国南部の可能性があると言えるね」
ナギサは瞠目した。
「え、ちょっと、それってつまり」
「そう、つまり貝塚本願寺をセンタースポットに固定すれば、おおまかな地図情報を作成する事が出来ると言えるね」
ナギサは小さく首を振る。
「いや、違う違う。そうじゃなくて。タイムスリップしたのかって事」
「それはまだ確定できない。しかしそれに準ずる状況にあるのは間違いない。厳密にタイムスリップであるかどうかは、大した問題ではないと言えるね」
「いやいやいや、こっちにとっちゃ大問題だから」
「法師殿、いかがされましたか」
侍が、キョトンとした顔でナギサを見つめている。
「いや、何でもない。ホント、何でもないから」
「はあ。では、それがしはこの子を連れて本願寺さまに参ります。イロイロとありがとうございました」
ペコリと頭を下げた侍に、ナギサは思わず駆け寄った。
「いやいやいや、ちょっと待って」
「は?」
「いや、その、そ、そうだ、私も本願寺に行こうかな、と思ってたんだ」
「おや、そうだったのですか。奇遇ですね」
もちろんデマカセである。だが、いくら場所や時代が特定出来ても、いくら便利な道具を持っていても、今この状況で一人で放り出されるのは、とてもじゃないが勘弁して欲しい。幸いこの侍は悪人ではないようだし、ついて行ける所までついて行かねば。
「まあ、あれだ、何と言うか、旅は道連れって言うじゃない」
「そうですね、これも何かの縁でしょう。では一緒に参りましょうか」
そう言って、ちょっと頬を赤らめた侍の笑顔に、ナギサは心底ホッとした。
「ああ、そうだ。まだ名前を言ってなかったっけ。私はナギサ。テンショウジ・ナギサ」
「ナギサ殿ですか。それがしは古川孫一郎と申します。よろしくお願いいたします」
孫一郎は少女の手を引いて立たせると、着物についた埃をはらってやった。そして三人は連れ立って紀州街道を南へと歩き出した。
三人から、およそ百メートルほど離れていただろうか、街道の北側に居た旅姿の四人の男が、笠を寄せ合い小声で話している。
「ふう、肝を冷やした」
それはまだ若い声。
「心配のしすぎだ。あの程度の連中なら、孫一郎さまでも遅れは取らん」
叱るような中年の男の声に、若い声は反発する。
「だが親父」
それを手で制して、親父と呼ばれた男は他の三人を鋭い視線で見やった。
「甚六と与兵衛は孫一郎さまについていろ。太助は俺と来い。さっきの連中の根城を確かめておく」
「あいつらに何かあると思うのか」
甚六と呼ばれた若い声が問う。
「それを確かめに行くのだ。連中がただのゴロツキなら、それに越した事はない。しかしこの時代、誰が誰とつながっているか知れたものではない。念には念を入れねばな」
「では六衛門さま、つなぎはどういたします」
そうたずねたのは与兵衛と呼ばれた若者。
「この先、寺内町よりも手前に小瀬という村がある。その惣堂で落ち合おう」
親父すなわち六衛門の言う惣堂とは、村はずれ、もしくは村と村の境に立てられていた仏堂であり、村全体の管理下にあった。そして多くの場合、村の者だけではなく、旅の者が勝手に寝泊まりする事を黙認されていたのだ。この時代、日本中の大抵の村では、様々な理由――主にセキュリティ面であるが――から余所者を泊める事を禁じられていた。いわばその救済措置である。
「なあ親父、やっぱり俺が一緒に行った方が良くないか」
甚六の言葉に六衛門は微笑みを返す。
「どうした。何か心配なことでもあるか」
甚六は口をつぐんだ。
「確かに、おまえの腕は当てになる。しかしだからこそ、孫一郎さまについていた方が良い。わしらの役目は守人だ。それを忘れるな」
「……わかった」
六衛門の言葉に、甚六は渋々うなずく。そして四人は二手に分かれた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる