響き渡れ、この想い

こん

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中学一年生 1学期

部活と思い出

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 桜舞い散る入学シーズン。
 かくゆう私も先週入学したばかりだ。
 今日は待ちに待った体験入部開始の日だ。学年中いや学校中が部活の話題で持ちきりだ。
 私も友達の美月《みつき》の席の前で話掛ける。
「ねえ、みっちゃん何の部活行くのやっぱり陸上?」
「うん。ここは?音楽?」
「うーん。音楽はむずそうだし家庭科かな。みっちゃんは足大丈夫?」
「まあ、陸上は走るだけじゃないし。何かあればにーにに言うし。」
 美月は私の幼馴染で小中一貫校のこの学校の中でも特に付き合いが長い。美月は走ったり、運動したりするのが好きだが、足に病気があって長距離だと歩くこともままならなくとても心配だ。
「他に用がないなら席に戻って。」
 美月は冷たく言い放ち、私は少し悲しくなったが言われた通りに席に戻った。

 放課後になり、荷物を整理していると担任の音美《なるみ》先生が話し掛けて来た。
「真白《ましろ》さん。小学生の頃放送委員だったらしいですね。に見学に来てみませんか?」
 音美先生が言った通り、私は小学生の頃放送委員をしていて大会にも出場したことがある。しかし、それは誰もやりたがらず友人やクラスメートに押し付けられたからだ。
 嫌な記憶が蘇る。
 最後まで委員会が決まらずクラスの時間を奪いみんなから白い目で見られたこと。
 それを当時仲良くしていた璃海《りうな》に指摘され、「自分も入るから、みんな待っているよ」と優しい声をかけてくれたのに、そのあと「決め直すとかめんどくさ」と耳元で言われたこと
 委員長以外誰も大会に出たがらなくて、璃海から「心声ちゃん声大きいし授業の時の朗読上手いじゃんやってみなよ」と半ば強制的に出場したこと
 他の出場者が上手すぎて、自分の下手な読みが凄く恥ずかしくなったこと
 だが練習は楽しかったし、若くて美人なキラキラした大人に言われて陰キャの私は上手く断われず見学に行くことになった
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