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第3話 涙の夜と一通の手紙
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王都に戻る馬車の車輪が、石畳を軽く叩く音を響かせていた。
春の風がカーテンを揺らし、開かれた窓の隙間から花の香りが流れ込む。
半年ぶりに目にする王都は、冬の名残をほとんど消していた。街路樹には若葉が萌え、通りには賑やかな会話が溢れている。
リディア・フェルナンドは、薄金のリボンで髪を緩くまとめ、凛とした顔で窓の外を見つめていた。
馬車の向かいに座るエリサが心配そうに口を開く。
「本当に……お戻りになられてよかったのですか?お嬢様を笑う者たちがまだおりますのに」
「ええ、だからこそ戻るの。それに……もう、怖くないわ」
リディアは柔らかく微笑んだ。半年という時間は、彼女の表情を変えていた。以前のような完璧な仮面ではなく、静かに自信を宿した顔。
北の地で日々を過ごすうちに、彼女は周囲の人の中に本物の生き方を見た。働く手、祈る声、笑いあう瞳。その中で、自分の居場所を作る力を学んだのだ。
「私は空っぽではない。私の時間は、私自身のもの」
そう言い聞かせ、王都の門をくぐった時、胸の奥で小さな鼓動が強く跳ねた。
* * *
帰宅初日の晩、フェルナンド侯爵邸には静かな緊張が漂った。
使用人たちは丁寧に彼女を迎えたが、その視線の奥にわずかな戸惑いと敬意が混じっていた。
侯爵は執務室で娘を迎え、席を立たぬまま低い声で言った。
「聞いている。お前を、第二王子殿下が舞踏会に招待したと」
「はい。驚きましたが、拒む理由もありませんのでご返事を致しました」
「……ふむ」
侯爵は顎に手を当て、娘をじっと見つめた。
「もう涙は流しきった顔だな」
「父上……」
「半年の間、お前がどう過ごしていたかは報告で聞いている。領民が感謝していた。フェルナンド家の娘として誇らしい」
「ありがとうございます」
リディアは一礼し、父の前に頭を下げた。かつてはただ家のため、完璧な令嬢であるために生きていた。だが今は、それ以上の思いがある。自分の力で、自分の名で生きていく覚悟が宿っていた。
夜も更け、窓の外では春雨が静かに降り始めた。
寝室に戻り、鏡台の前に座る。明日には舞踏会の招待状に正式な返答を出すつもりだった。
髪をほどき、ブラシで梳いていると、扉の外から控えめな声が聞こえた。
「お嬢様、王都宛に新しいお手紙が届いております」
「今夜も?」
エリサが小封筒を手に入ってくる。宛名は確かに“リディア・フェルナンド嬢”。差出人の署名を見た瞬間、彼女の指先が細かく震えた。
――アルベルト・クロフォード。
半年前、リディアを突き放した男。
封蝋には確かにクロフォード家の紋章。
彼女は静かに息を吸い、震えが手のひらへ伝わるのを押さえた。
「開けますか?」とエリサが尋ねる。
「……ええ。過去から目を逸らしたまま未来には進めないもの」
リディアはナイフで封を切った。中には数枚の手紙と、一枚の小さな写真のような絵が挟まれている。彼女が卒業舞踏会で微笑んでいる肖像画の小片――かつてアルベルトが注文して描かせたものだった。
“リディアへ。”
冒頭の文字を読んだ途端、彼女の胸に冷たい感情が戻ってきた。あの時の声、あの冷酷な言葉。けれど続く文を追うにつれ、静かな怒りと哀しみが交錯するような気持ちになった。
――
あの日のことを、今も後悔している。
自分が愚かだったと痛感している。マリアンヌは思っていたような女性ではなかった。
社交界に立つための野望に目を曇らされ、君を軽んじた。
どうか一度だけ、話をさせてほしい。
婚約を破棄したいと言ったのは僕の口だが、それがどれほどの間違いだったかを伝えたい。
――アルベルト・クロフォード
――
手紙を読み終えた瞬間、リディアは唇を噛んだ。
「今さら……何を」
声はかすれて震えた。
確かにかつて愛した男だった。けれど、その想いはもう半年前に終わっている。
ただ、彼が後悔していると知っても嬉しくはなかった。むしろ、切なさと侮蔑が入り混じる複雑な思いだけが残る。
「お嬢様……」エリサが涙ぐんだ。
リディアは首を横に振り、微笑した。
「泣かなくていいの。もう泣くほど愛してないもの」
指先で手紙を折り、火皿に置く。ろうそくの炎が紙を舐め、灰が立ち上る。
「過去は過去。あの夜焼き捨てたはずなのに……今度こそ、完全に終わりね」
リディアは鏡を見た。炎の赤が頬に映り、瞳の奥がほのかに光る。
その中には、怒りにも未練にも似ていない、一種の決意が宿っていた。
* * *
翌朝、フェルナンド家の使者が第二王子オーウェン殿下宛てに舞踏会出席の返答を届けた。
王都全体が春の夜会に向けて動き出している。
貴族たちが衣装を仕立て、宝飾店が繁忙を迎える時期だ。
リディアも仕立て職人を呼び、新しいドレスを用意させた。
紺と銀の糸で織られた細やかな刺繍。冷ややかに光る色合いが、彼女の新たな姿を示している。
エリサが感嘆の息を漏らしながら問う。
「お嬢様、本当に……あの方々と同じ会場に?」
「そうよ。だけど今の私を見て、どう思うかしらね。私を完璧だと言って息苦しがった彼に、少しは今の私が見えるかしら」
一瞬の沈黙のあと、リディアは笑みを深くした。
その笑みはもう、誰かに見せるための飾りではない。自分を貫く強さの証だった。
* * *
夜会の日が迫るにつれ、王都の空気にも緊張が満ちていった。
公爵家と侯爵家の因縁、そして第二王子の招待。
誰もが、この舞踏会で何かが起こると感じていた。
そして――
夜会の前夜、リディアのもとにまた一通の手紙が届いた。
だが今度の差出人はアルベルトではなかった。
封筒の裏に記された印章は、王家の黄金の双翼。
――第二王子オーウェン・ローゼンハイト殿下より。
封を開けると、そこにはわずか数行。
“あなたの微笑を再び見られることを楽しみにしています。
あの夜の涙が、必ず光に変わると信じています。
オーウェン・ローゼンハイト。”
リディアは静かに目を閉じた。
心の奥に、確かに微かな温もりが灯るのを感じた。
それは恋ではない。けれど、何かがこれから動き出す予感のようだった。
「涙の夜は終わったのかもしれない」
そう呟きながら、彼女は明日のドレスに手をかけた。
新しい物語が、その夜明けを待っている。
続く
春の風がカーテンを揺らし、開かれた窓の隙間から花の香りが流れ込む。
半年ぶりに目にする王都は、冬の名残をほとんど消していた。街路樹には若葉が萌え、通りには賑やかな会話が溢れている。
リディア・フェルナンドは、薄金のリボンで髪を緩くまとめ、凛とした顔で窓の外を見つめていた。
馬車の向かいに座るエリサが心配そうに口を開く。
「本当に……お戻りになられてよかったのですか?お嬢様を笑う者たちがまだおりますのに」
「ええ、だからこそ戻るの。それに……もう、怖くないわ」
リディアは柔らかく微笑んだ。半年という時間は、彼女の表情を変えていた。以前のような完璧な仮面ではなく、静かに自信を宿した顔。
北の地で日々を過ごすうちに、彼女は周囲の人の中に本物の生き方を見た。働く手、祈る声、笑いあう瞳。その中で、自分の居場所を作る力を学んだのだ。
「私は空っぽではない。私の時間は、私自身のもの」
そう言い聞かせ、王都の門をくぐった時、胸の奥で小さな鼓動が強く跳ねた。
* * *
帰宅初日の晩、フェルナンド侯爵邸には静かな緊張が漂った。
使用人たちは丁寧に彼女を迎えたが、その視線の奥にわずかな戸惑いと敬意が混じっていた。
侯爵は執務室で娘を迎え、席を立たぬまま低い声で言った。
「聞いている。お前を、第二王子殿下が舞踏会に招待したと」
「はい。驚きましたが、拒む理由もありませんのでご返事を致しました」
「……ふむ」
侯爵は顎に手を当て、娘をじっと見つめた。
「もう涙は流しきった顔だな」
「父上……」
「半年の間、お前がどう過ごしていたかは報告で聞いている。領民が感謝していた。フェルナンド家の娘として誇らしい」
「ありがとうございます」
リディアは一礼し、父の前に頭を下げた。かつてはただ家のため、完璧な令嬢であるために生きていた。だが今は、それ以上の思いがある。自分の力で、自分の名で生きていく覚悟が宿っていた。
夜も更け、窓の外では春雨が静かに降り始めた。
寝室に戻り、鏡台の前に座る。明日には舞踏会の招待状に正式な返答を出すつもりだった。
髪をほどき、ブラシで梳いていると、扉の外から控えめな声が聞こえた。
「お嬢様、王都宛に新しいお手紙が届いております」
「今夜も?」
エリサが小封筒を手に入ってくる。宛名は確かに“リディア・フェルナンド嬢”。差出人の署名を見た瞬間、彼女の指先が細かく震えた。
――アルベルト・クロフォード。
半年前、リディアを突き放した男。
封蝋には確かにクロフォード家の紋章。
彼女は静かに息を吸い、震えが手のひらへ伝わるのを押さえた。
「開けますか?」とエリサが尋ねる。
「……ええ。過去から目を逸らしたまま未来には進めないもの」
リディアはナイフで封を切った。中には数枚の手紙と、一枚の小さな写真のような絵が挟まれている。彼女が卒業舞踏会で微笑んでいる肖像画の小片――かつてアルベルトが注文して描かせたものだった。
“リディアへ。”
冒頭の文字を読んだ途端、彼女の胸に冷たい感情が戻ってきた。あの時の声、あの冷酷な言葉。けれど続く文を追うにつれ、静かな怒りと哀しみが交錯するような気持ちになった。
――
あの日のことを、今も後悔している。
自分が愚かだったと痛感している。マリアンヌは思っていたような女性ではなかった。
社交界に立つための野望に目を曇らされ、君を軽んじた。
どうか一度だけ、話をさせてほしい。
婚約を破棄したいと言ったのは僕の口だが、それがどれほどの間違いだったかを伝えたい。
――アルベルト・クロフォード
――
手紙を読み終えた瞬間、リディアは唇を噛んだ。
「今さら……何を」
声はかすれて震えた。
確かにかつて愛した男だった。けれど、その想いはもう半年前に終わっている。
ただ、彼が後悔していると知っても嬉しくはなかった。むしろ、切なさと侮蔑が入り混じる複雑な思いだけが残る。
「お嬢様……」エリサが涙ぐんだ。
リディアは首を横に振り、微笑した。
「泣かなくていいの。もう泣くほど愛してないもの」
指先で手紙を折り、火皿に置く。ろうそくの炎が紙を舐め、灰が立ち上る。
「過去は過去。あの夜焼き捨てたはずなのに……今度こそ、完全に終わりね」
リディアは鏡を見た。炎の赤が頬に映り、瞳の奥がほのかに光る。
その中には、怒りにも未練にも似ていない、一種の決意が宿っていた。
* * *
翌朝、フェルナンド家の使者が第二王子オーウェン殿下宛てに舞踏会出席の返答を届けた。
王都全体が春の夜会に向けて動き出している。
貴族たちが衣装を仕立て、宝飾店が繁忙を迎える時期だ。
リディアも仕立て職人を呼び、新しいドレスを用意させた。
紺と銀の糸で織られた細やかな刺繍。冷ややかに光る色合いが、彼女の新たな姿を示している。
エリサが感嘆の息を漏らしながら問う。
「お嬢様、本当に……あの方々と同じ会場に?」
「そうよ。だけど今の私を見て、どう思うかしらね。私を完璧だと言って息苦しがった彼に、少しは今の私が見えるかしら」
一瞬の沈黙のあと、リディアは笑みを深くした。
その笑みはもう、誰かに見せるための飾りではない。自分を貫く強さの証だった。
* * *
夜会の日が迫るにつれ、王都の空気にも緊張が満ちていった。
公爵家と侯爵家の因縁、そして第二王子の招待。
誰もが、この舞踏会で何かが起こると感じていた。
そして――
夜会の前夜、リディアのもとにまた一通の手紙が届いた。
だが今度の差出人はアルベルトではなかった。
封筒の裏に記された印章は、王家の黄金の双翼。
――第二王子オーウェン・ローゼンハイト殿下より。
封を開けると、そこにはわずか数行。
“あなたの微笑を再び見られることを楽しみにしています。
あの夜の涙が、必ず光に変わると信じています。
オーウェン・ローゼンハイト。”
リディアは静かに目を閉じた。
心の奥に、確かに微かな温もりが灯るのを感じた。
それは恋ではない。けれど、何かがこれから動き出す予感のようだった。
「涙の夜は終わったのかもしれない」
そう呟きながら、彼女は明日のドレスに手をかけた。
新しい物語が、その夜明けを待っている。
続く
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