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第一章 虜囚
27話 致命傷
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予想外の闖入者に部屋の中の時間が一瞬止まる。
そして、すぐにバタバタと慌ただしくなった。
乱交大会の主賓だった孫眷属の異種族の子達は慌てて身繕いをしているし、衛生兵の子たちもとりあえず身近にあった布を身体に巻いて僕の方に駆け寄ってきてきた。
蜂の巣をつついたような騒ぎになった室内を、原因である所長はつまらなさそうに眺めている。
「ああ、貴様たちに用があるわけではないからそのまま続けててもらって構わんぞ。
貴様たちのような野蛮な種族が性欲を全てに優先することは分かっているからな」
所長は同じ異世界人である異種族の子たちもあわせてバカにするようにあたりを見回すと、僕を……いや、僕の隣で身体を起こしているウルガを見つけるとこちらに向かって歩いてくる。
「シルバーファング少尉候補生、探したぞ。
貴様は他の蛮族と違って性欲を御せているものと思って目をかけてやっていたが、所詮は貴様も蛮族だったようだな」
シルバーファングというのはウルガの姓だろうか?
そう言えば聞いてなかったな、フルネーム。
性欲を御していたと言うか恥ずかしくて性癖をさらけ出せていなかっただけではあったんだけど、それが元で所長はウルガを評価していたようだ。
とするとこんなところを見られちゃったのはまずかったな……。
「申し訳ありませんっ!所長殿っ!
しかし、これは単に検診の時間の延長線でありましてっ!」
近寄ってくる所長に、ウルガがガッチガチの気をつけの姿勢で言い訳をする。
ウルガが言っているのは普通なら言い訳にもならない理由だけど、捕虜の虐待は常態化しているみたいだしそれで十分なのかもしれない。
「ああ、『レクリエーション』が貴様たちのような股間にぶら下がっているものでしかものを考えられない蛮族に必要なことは分かっているから大丈夫だよ」
実際、所長はウルガたちを見下したような感じはあっても咎める様子はない。
しかし、そうすると所長はなにをしに来たんだろう?
この僕たちをバカにしきった様子からして、混ざりに来たってわけでもなさそうだし……。
「ぼくがここに来たのはほかでもない、シルバーファング候補生、貴様に用があってね」
「お……私に用……ですか?」
「ああ、貴様の書いた日誌に目を通したのだが、例の眠り続けていた魔術師もどきが目を覚ましたんだって?」
え?もしかして所長の目的、僕?
うっわ、嫌な予感しかしない。
「は、はあ……たしかに目は覚ましましたが……」
「どれなのかな?」
聞かれたウルガが答えていいものか迷っている。
わざわざ向こうから出向いてきたとなると、単に顔を見に来たとかって穏当な理由じゃないだろうからなぁ。
とは言え、ウルガが黙ってれば済む問題ではない……というかウルガの立場が悪くなるだけなので、自分から名乗り出よう。
「僕がその魔法使いです、所長殿」
立ち上がった僕を所長が値踏みするようにしげしげと眺めてる。
「なんだ、ただの子供じゃないか」
いや、それはそのとおりなんだけど、所長も僕と対して年が変わらないように見えるけどなぁ。
所長は短い金髪と緑色の目を持ったかっこいい顔をしているけど、どう見たってせいぜい僕と同い年、下手すると僕より年下に見える。
ウルガたちとは作りの違う多分高級将校用の軍服を着て、剣を何故か二本手に持っているけど、こましゃくれた良いところのボンボンにしか見えない。
偉そうな顔はしているけど、背丈も僕より低いし、筋肉もたいしてなさそうだし全然強くなさそう。
それこそ、ウルガのほうが強そうに見えるけどなぁ。
まあ、ウルガほか異種族の子たちの怯え様からして、強いのは間違いないんだろうけど。
「マナも大した量があるわけじゃないし……。
おい、お前、本当にゴールドリーフ大佐……エルフの魔法攻撃をしのぎきったのか?」
なるほど、その確認に来たのか。
所長の方も疑いを持っているみたいだしここは誤魔化しても良いのかもしれないけど……。
魔法やらスキルやらという訳のわからないもののある世界だし、下手なことはしないほうが良いか。
「はい、おそらくそうだと思います」
「おそらく?」
「……自分でもどうやったのかいまいち分からないものでして……」
これは嘘じゃない。
みんなからエネルギーを貰って回復魔法を強化したんだと思うんだけど……いまやろうとしてもどうやったのかいまいち分からない。
「ふーん……窮地に陥らないと本領が発揮されないタイプか?」
たしかにそう言うのはよく有るけど、そう言うのとはまた違う気がするんだよなぁ……。
「まあ、いい、それならそれで試してみれば済む話だ。
おい、抵抗するつもりなら剣をやるがどうする?」
「…………は?」
え?普通になにを言っているのか分からない。
『抵抗する気なら』って僕抵抗しなきゃいけないようなことされるの?
「しょ、所長殿?一体何の話をなさっているのですか?」
ウルガも状況が分からなくて慌てているし、クロウくんたちもザワザワしだしている。
「ああ、そうか、お前ら蛮族には知らせていなかったな。
基本的には現地人の魔術師もどきは別に害にはならんのでそのまま放置することになっているがな、エルフの魔法を防いだ個体だけは始末するように指令が出ているのだ」
……は?
「そ、そんな話は一言もおっしゃらなかったではないですかっ!?
ただ、こいつが起きたら連絡するようにとだけでっ!」
「ああ、エルフの魔法を防ぐほどの強者なら一度手合わせを願おうと思ってな。
起きるのを待ってみたが、マナもたいしたことはないし、見るだけで分かるくらい貧弱だし、そもそも始末しろという司令は出ているし、もう良いだろう」
まるで朝食のメニューでも告げるようにこともなげに言う所長に、みんな絶句してしまっている。
所長をどうにか眷属化するどころの話じゃなくって、なんとかこの場を生き延びなければいけなくなってしまった。
「ほら?どうする?
抵抗する気なら剣なら渡すぞ。
心配するな、ぼくのものと同等の剣だ」
必死に生き残る方法を考えている僕に所長が剣を押し付けてくる。
銃ならともかくこんなもの渡されても、使ったこともない。
構え方どころか鞘からの抜き方すら分からずにまごついている僕を所長が不思議そうな顔で見ている。
「抵抗しないのか?
つまんないな。
それでは、まだ書類仕事が残っているのでな」
「所長っ!待ってくださいっ!!」
無造作に一歩踏み出した所長を止めようとウルガが足を踏み出す。
「ん?シルバーファング候補生のお気に入りだったか?」
足を踏み出したウルガを、血に濡れた抜身の剣を持った所長が不思議そうにみやった。
…………?
え?所長はいつの間に剣を抜いたんだ?
と言うか、あの血は?
「お気に入りだったのならすまんな。
もっと早く言ってくれればこの程度の現地人なら隠れて飼わせてやることも出来たんだが。
もう終わった」
「ごぼ」
口から『え?』という声とも言えない声の代わりに血が溢れてきた。
何事か分からずに下を見ると、僕の足元に血溜まりが出来ていた。
その血は僕の首から出ていて……。
「スキル『一閃』。
いわゆる神速の一撃というやつだな。
見ることすら出来なかったようだし、やはり、ゴールドリーフ大佐の魔法が防がれたのはなにかの偶然か」
剣に付いた血を拭いながら所長がつまらなさそうにそう言った。
どうやら僕は気づかないうちに首を切られていたらしい。
「イロハっ!?」
「先輩っ!?」
明らかな致命傷を負った僕を見てみんなが騒ぎ始める。
「……てめぇ……」
「…………」
ウルガとモルックくんに至っては、所長に向かって拳を握りしめている。
「ほぉ、シルバーファング候補生だけでなくモルグルム候補生もこいつがお気に入りだったのか。
それは悪いことをしたな。
剣を貸してやるから、貴様らもかかってくるが良い。
貴様ら相手なら少しは楽しむ……のは無理だな」
この余裕そうな感じからすると、ウルガとモルックくんの二人がかりでも歯は立たないんだろう。
それなら、無駄に命をかける必要はないと思う。
「……ん?
握ったまま死んだか、面倒な」
まだ剣を持ったままの僕から剣を取ろうとした所長がちょっとだけ眉をしかめる。
いやぁ、別に僕まだ死んでないし?
そして、すぐにバタバタと慌ただしくなった。
乱交大会の主賓だった孫眷属の異種族の子達は慌てて身繕いをしているし、衛生兵の子たちもとりあえず身近にあった布を身体に巻いて僕の方に駆け寄ってきてきた。
蜂の巣をつついたような騒ぎになった室内を、原因である所長はつまらなさそうに眺めている。
「ああ、貴様たちに用があるわけではないからそのまま続けててもらって構わんぞ。
貴様たちのような野蛮な種族が性欲を全てに優先することは分かっているからな」
所長は同じ異世界人である異種族の子たちもあわせてバカにするようにあたりを見回すと、僕を……いや、僕の隣で身体を起こしているウルガを見つけるとこちらに向かって歩いてくる。
「シルバーファング少尉候補生、探したぞ。
貴様は他の蛮族と違って性欲を御せているものと思って目をかけてやっていたが、所詮は貴様も蛮族だったようだな」
シルバーファングというのはウルガの姓だろうか?
そう言えば聞いてなかったな、フルネーム。
性欲を御していたと言うか恥ずかしくて性癖をさらけ出せていなかっただけではあったんだけど、それが元で所長はウルガを評価していたようだ。
とするとこんなところを見られちゃったのはまずかったな……。
「申し訳ありませんっ!所長殿っ!
しかし、これは単に検診の時間の延長線でありましてっ!」
近寄ってくる所長に、ウルガがガッチガチの気をつけの姿勢で言い訳をする。
ウルガが言っているのは普通なら言い訳にもならない理由だけど、捕虜の虐待は常態化しているみたいだしそれで十分なのかもしれない。
「ああ、『レクリエーション』が貴様たちのような股間にぶら下がっているものでしかものを考えられない蛮族に必要なことは分かっているから大丈夫だよ」
実際、所長はウルガたちを見下したような感じはあっても咎める様子はない。
しかし、そうすると所長はなにをしに来たんだろう?
この僕たちをバカにしきった様子からして、混ざりに来たってわけでもなさそうだし……。
「ぼくがここに来たのはほかでもない、シルバーファング候補生、貴様に用があってね」
「お……私に用……ですか?」
「ああ、貴様の書いた日誌に目を通したのだが、例の眠り続けていた魔術師もどきが目を覚ましたんだって?」
え?もしかして所長の目的、僕?
うっわ、嫌な予感しかしない。
「は、はあ……たしかに目は覚ましましたが……」
「どれなのかな?」
聞かれたウルガが答えていいものか迷っている。
わざわざ向こうから出向いてきたとなると、単に顔を見に来たとかって穏当な理由じゃないだろうからなぁ。
とは言え、ウルガが黙ってれば済む問題ではない……というかウルガの立場が悪くなるだけなので、自分から名乗り出よう。
「僕がその魔法使いです、所長殿」
立ち上がった僕を所長が値踏みするようにしげしげと眺めてる。
「なんだ、ただの子供じゃないか」
いや、それはそのとおりなんだけど、所長も僕と対して年が変わらないように見えるけどなぁ。
所長は短い金髪と緑色の目を持ったかっこいい顔をしているけど、どう見たってせいぜい僕と同い年、下手すると僕より年下に見える。
ウルガたちとは作りの違う多分高級将校用の軍服を着て、剣を何故か二本手に持っているけど、こましゃくれた良いところのボンボンにしか見えない。
偉そうな顔はしているけど、背丈も僕より低いし、筋肉もたいしてなさそうだし全然強くなさそう。
それこそ、ウルガのほうが強そうに見えるけどなぁ。
まあ、ウルガほか異種族の子たちの怯え様からして、強いのは間違いないんだろうけど。
「マナも大した量があるわけじゃないし……。
おい、お前、本当にゴールドリーフ大佐……エルフの魔法攻撃をしのぎきったのか?」
なるほど、その確認に来たのか。
所長の方も疑いを持っているみたいだしここは誤魔化しても良いのかもしれないけど……。
魔法やらスキルやらという訳のわからないもののある世界だし、下手なことはしないほうが良いか。
「はい、おそらくそうだと思います」
「おそらく?」
「……自分でもどうやったのかいまいち分からないものでして……」
これは嘘じゃない。
みんなからエネルギーを貰って回復魔法を強化したんだと思うんだけど……いまやろうとしてもどうやったのかいまいち分からない。
「ふーん……窮地に陥らないと本領が発揮されないタイプか?」
たしかにそう言うのはよく有るけど、そう言うのとはまた違う気がするんだよなぁ……。
「まあ、いい、それならそれで試してみれば済む話だ。
おい、抵抗するつもりなら剣をやるがどうする?」
「…………は?」
え?普通になにを言っているのか分からない。
『抵抗する気なら』って僕抵抗しなきゃいけないようなことされるの?
「しょ、所長殿?一体何の話をなさっているのですか?」
ウルガも状況が分からなくて慌てているし、クロウくんたちもザワザワしだしている。
「ああ、そうか、お前ら蛮族には知らせていなかったな。
基本的には現地人の魔術師もどきは別に害にはならんのでそのまま放置することになっているがな、エルフの魔法を防いだ個体だけは始末するように指令が出ているのだ」
……は?
「そ、そんな話は一言もおっしゃらなかったではないですかっ!?
ただ、こいつが起きたら連絡するようにとだけでっ!」
「ああ、エルフの魔法を防ぐほどの強者なら一度手合わせを願おうと思ってな。
起きるのを待ってみたが、マナもたいしたことはないし、見るだけで分かるくらい貧弱だし、そもそも始末しろという司令は出ているし、もう良いだろう」
まるで朝食のメニューでも告げるようにこともなげに言う所長に、みんな絶句してしまっている。
所長をどうにか眷属化するどころの話じゃなくって、なんとかこの場を生き延びなければいけなくなってしまった。
「ほら?どうする?
抵抗する気なら剣なら渡すぞ。
心配するな、ぼくのものと同等の剣だ」
必死に生き残る方法を考えている僕に所長が剣を押し付けてくる。
銃ならともかくこんなもの渡されても、使ったこともない。
構え方どころか鞘からの抜き方すら分からずにまごついている僕を所長が不思議そうな顔で見ている。
「抵抗しないのか?
つまんないな。
それでは、まだ書類仕事が残っているのでな」
「所長っ!待ってくださいっ!!」
無造作に一歩踏み出した所長を止めようとウルガが足を踏み出す。
「ん?シルバーファング候補生のお気に入りだったか?」
足を踏み出したウルガを、血に濡れた抜身の剣を持った所長が不思議そうにみやった。
…………?
え?所長はいつの間に剣を抜いたんだ?
と言うか、あの血は?
「お気に入りだったのならすまんな。
もっと早く言ってくれればこの程度の現地人なら隠れて飼わせてやることも出来たんだが。
もう終わった」
「ごぼ」
口から『え?』という声とも言えない声の代わりに血が溢れてきた。
何事か分からずに下を見ると、僕の足元に血溜まりが出来ていた。
その血は僕の首から出ていて……。
「スキル『一閃』。
いわゆる神速の一撃というやつだな。
見ることすら出来なかったようだし、やはり、ゴールドリーフ大佐の魔法が防がれたのはなにかの偶然か」
剣に付いた血を拭いながら所長がつまらなさそうにそう言った。
どうやら僕は気づかないうちに首を切られていたらしい。
「イロハっ!?」
「先輩っ!?」
明らかな致命傷を負った僕を見てみんなが騒ぎ始める。
「……てめぇ……」
「…………」
ウルガとモルックくんに至っては、所長に向かって拳を握りしめている。
「ほぉ、シルバーファング候補生だけでなくモルグルム候補生もこいつがお気に入りだったのか。
それは悪いことをしたな。
剣を貸してやるから、貴様らもかかってくるが良い。
貴様ら相手なら少しは楽しむ……のは無理だな」
この余裕そうな感じからすると、ウルガとモルックくんの二人がかりでも歯は立たないんだろう。
それなら、無駄に命をかける必要はないと思う。
「……ん?
握ったまま死んだか、面倒な」
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