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#18 君のために死ねない
18-1 君のために死ねない
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≪年末は二時間でも眠れたらラッキーだと思え。特に、魔のクリスマスイブはいつ死んでもいい覚悟で。≫
偉大な先人が残した言葉通り、ホリデー休暇直前の底知れない業務量は例年と同じだった。
直矢はモニターから顔を上げ、凝り固まった眉間を揉んだ。オフィスの消灯時間はとうに過ぎ、灯篭のようなデスクライトが点々と灯っている。直矢は役員室を出ると、机に突っ伏している新人アソシエイトの肩にブランケットを掛けた。
「全員帰りなさい。後は俺がやっておくから」
「あ……す、すみません!あと少しだったのに、つい気が緩んで……」
同じく資料作成に追われていた社員たちも、目の下に隈を作ってゲッソリしていた。
「君たちはよく頑張ってくれた。ほぼ山は越えたから、安心していい」
その鶴の一声で、全員が涙と鼻水を噴き出した。誰もが心身の限界に達し、さながら実家で大号泣を始めたかのような惨状になった。
無論、辞めさせないための嘘八百である。現地はこれからランチタイムで、少なくともあと6時間は粘る必要があった。直矢は全員分の背中を見送った後、自身も荷物をまとめてビルを後にした。残りの仕事は持ち帰って、数時間の仮眠をとることに決めた。ほんの近距離でもタクシーを使いたい気分だが、流しの車は出払っていた。
極地砂漠のように広い都会でさえ、紫の天使を見ない日はない。
エントランスを出て広場を横切れば、歩道沿いの水景パネルには軽自動車を元気に運転する姿が。たしかペーパードライバーと言っていたのに、撮影は大丈夫だったのかという疑問が頭を過る。階段を下りれば、ショッピングモールの外周全面に打ち出された、Digor春夏コレクションの広告が嫌でも目に入る。白人、ラテン系、黒人のモデルたちと一緒にポージングを決め、首都高に面した一等地で街のシンボルメディアを占拠していた。通りかかったバス停の広告では、湯気の立つカップスープを啜っている。
彼の出演作すべてを追うのは不可能になりつつあった。
だが、何度見ても飽きることはなかった。媒体が変わるごとに、色々な引き出しと輝きを見せてくれる。こんな形で知ることになるとは、思いもよらなかったが。ユニットとしての露出も右肩上がりに増え、ラジオ冠番組が決定している。もちろん、全国FM放送だ。
週末恒例のライブは、オンライン発売後3秒でソールドアウト。
キャパオーバーにより、活動拠点の変更も噂されている。来年春にドーム公演が決定したばかりの、今一番ホットなアーティストなのだから。
帰国以来、直矢はハウスキーパーの仕事を断っているため、一目会うことすら叶っていない。
適当な言い訳と、今は大切な時期だろうから仕事に集中してほしいと一言添えて。一方、部屋の中はゴミの分別もままならない状態だった。食事は出前続き。情けなさを感じていたが、一分一秒でも惜しかった。
「――ハッ!?」
シャワーを浴びて、一仕事しようとパソコンに向かったはずだった。
キーボードに手を置いたまま、途中で気を失ってしまったらしい。窓の外の明るさで、予定より寝過ごしてしまったことを知った。画面上には、意味不明な文字列がタイピングされている。直矢は咄嗟にスマホを探そうと、散らかった書類の山をかき分けた。
「まずい、連絡―――……!」
バサバサと乾いた音を立てて、数枚が床に滑り落ちる。
ちょうど長方形のモノに触れた感覚がしたが、起動したのは55インチのTVだった。今一番必要のない行為に、舌打ちが飛び出す。
さらに左上に大きく表示された時計を見て、愕然とする。
直矢はすばやくリモコンの電源ボタンに手を伸ばしたが、その瞬間にピタリと止まった。
『おめざめテレビをご覧の皆さん、おはようございます!SPLASHです!』
画面越しに、全員揃って弾むような挨拶をしたのは――。
清廉な白を基調としたセットアップに身を包み、溌溂として微笑む五人だった。
『今日は今大人気の五人組ボーイズグループ、≪SPLASH≫の皆さんに緊急生出演していただいています!朝早くからありがとうございます』
『早起き苦手なんでまだ眠いですが、頑張ります!』
生意気なリーダーも、全国放送ではさすがに敬語だった。
コメンテーターの間で笑いが起こり、メンバーたちの緊張感が少し和らいだようだ。今月はほとんど告知をチェックする暇も無かった直矢にとって、初の地上波生出演は寝耳に水だった。
『今月初めにリリースされたウィンターソング、≪スノーブロッサム≫がビルボードTOP8に急浮上。クリスマスイブにぴったりな曲を披露していただくために、急遽スタジオにお呼びしました』
『いやぁ、実は僕の娘も大ファンで、ずーっと家で真似して踊ってるんですよ』
三倍速、いや十倍速で成長を続ける彼らの勢いは、世界に名を轟かせていた。
男性司会者の温かな歓迎に、最年長の奏多は口元を綻ばせる。
『おめざめに出るのがずっと夢だったので、本当に光栄です。今日は三曲お届けする予定なので、楽しんでいただけると嬉しいです』
『では、さっそくスタンバイしていただきましょう。まずは、冬の寒さを吹き飛ばすデビュー曲から。
おなじみのパフォーマンスも要チェックです』
その三曲とは、商店街イベントのステージでも披露された楽曲だった。
ずっと応援してきたファンにとって、あの日が原動力になっているのかと思うと胸が震える。
毎年のように死を覚悟してきたが、今夜は聖なる夜。五人からのサプライズプレゼントだった。
床に落ちたスマホからバイブ音がしたが、それどころではない。
あれから、立て続けに仕事が舞い込んだのだろう。
ダンスや表情管理にもますます磨きがかかっている。だが、根底にあるのは彼らを初めて見た夜と同じだ。どんな時もアクセル全開でステージを楽しむ等身大の心だった。
その証拠に、カメラに向かってウォーターガンをかけ回る姿は、イタズラ好きな男子そのものだ。
『穏やかな歩調で』
『理想を追い求めるのに』
『疲れたら 今夜は』
狂いの無いステップを踏むたび、ブラウスのボウタイと、ジャケットのアシンメトリーチェーンが揺れる。一糸乱れぬジャンプを成功させた後の表情には、自信と若さが迸っていた。
『一人で眠らなくていい』
いつの間にか記憶していたフレーズの後、祝福の言葉が自然と直矢の口から出た。
「……おめでとう」
曲調の違う三曲を見事に歌い上げ、紫音にレンズのフォーカスが合わせられる。
センセーションを巻き起こした【奇跡の一枚】の人物として、最後の一言を求められた。
『あっ……今日も一日、学校やお仕事頑張ってください』
『学校は今、冬休みかな』
『冬休みの宿題だ』
佑真と櫂人のフォローで、ジャーナリストや教育評論家も笑みを零す。
おっとりした口調と、ワンテンポ遅れがちなところもやはり変わらない。ただ、彼とその仲間を取り巻く環境が変わっただけだ。それも、とても良い方向に。
『息ぴったりのパフォーマンスから、改めて五人の絆が伺えました。後で、僕と娘の分のサインよろしくね』
司会者のユーモアたっぷりのコメントの後、清々しい朝を彩る洗剤のCMに切り替わる。
それを合図に、直矢はようやくリモコンの電源をオフにした。
「……よし。謝り倒さないとな」
床の上のスマホを拾い上げる。現地の終業まであと1時間と15分。
三時間も眠れたせいで、直矢の思考はクリアになっていた。カウントダウンが再開する中、ToDoリストは高速で消化されていった。
偉大な先人が残した言葉通り、ホリデー休暇直前の底知れない業務量は例年と同じだった。
直矢はモニターから顔を上げ、凝り固まった眉間を揉んだ。オフィスの消灯時間はとうに過ぎ、灯篭のようなデスクライトが点々と灯っている。直矢は役員室を出ると、机に突っ伏している新人アソシエイトの肩にブランケットを掛けた。
「全員帰りなさい。後は俺がやっておくから」
「あ……す、すみません!あと少しだったのに、つい気が緩んで……」
同じく資料作成に追われていた社員たちも、目の下に隈を作ってゲッソリしていた。
「君たちはよく頑張ってくれた。ほぼ山は越えたから、安心していい」
その鶴の一声で、全員が涙と鼻水を噴き出した。誰もが心身の限界に達し、さながら実家で大号泣を始めたかのような惨状になった。
無論、辞めさせないための嘘八百である。現地はこれからランチタイムで、少なくともあと6時間は粘る必要があった。直矢は全員分の背中を見送った後、自身も荷物をまとめてビルを後にした。残りの仕事は持ち帰って、数時間の仮眠をとることに決めた。ほんの近距離でもタクシーを使いたい気分だが、流しの車は出払っていた。
極地砂漠のように広い都会でさえ、紫の天使を見ない日はない。
エントランスを出て広場を横切れば、歩道沿いの水景パネルには軽自動車を元気に運転する姿が。たしかペーパードライバーと言っていたのに、撮影は大丈夫だったのかという疑問が頭を過る。階段を下りれば、ショッピングモールの外周全面に打ち出された、Digor春夏コレクションの広告が嫌でも目に入る。白人、ラテン系、黒人のモデルたちと一緒にポージングを決め、首都高に面した一等地で街のシンボルメディアを占拠していた。通りかかったバス停の広告では、湯気の立つカップスープを啜っている。
彼の出演作すべてを追うのは不可能になりつつあった。
だが、何度見ても飽きることはなかった。媒体が変わるごとに、色々な引き出しと輝きを見せてくれる。こんな形で知ることになるとは、思いもよらなかったが。ユニットとしての露出も右肩上がりに増え、ラジオ冠番組が決定している。もちろん、全国FM放送だ。
週末恒例のライブは、オンライン発売後3秒でソールドアウト。
キャパオーバーにより、活動拠点の変更も噂されている。来年春にドーム公演が決定したばかりの、今一番ホットなアーティストなのだから。
帰国以来、直矢はハウスキーパーの仕事を断っているため、一目会うことすら叶っていない。
適当な言い訳と、今は大切な時期だろうから仕事に集中してほしいと一言添えて。一方、部屋の中はゴミの分別もままならない状態だった。食事は出前続き。情けなさを感じていたが、一分一秒でも惜しかった。
「――ハッ!?」
シャワーを浴びて、一仕事しようとパソコンに向かったはずだった。
キーボードに手を置いたまま、途中で気を失ってしまったらしい。窓の外の明るさで、予定より寝過ごしてしまったことを知った。画面上には、意味不明な文字列がタイピングされている。直矢は咄嗟にスマホを探そうと、散らかった書類の山をかき分けた。
「まずい、連絡―――……!」
バサバサと乾いた音を立てて、数枚が床に滑り落ちる。
ちょうど長方形のモノに触れた感覚がしたが、起動したのは55インチのTVだった。今一番必要のない行為に、舌打ちが飛び出す。
さらに左上に大きく表示された時計を見て、愕然とする。
直矢はすばやくリモコンの電源ボタンに手を伸ばしたが、その瞬間にピタリと止まった。
『おめざめテレビをご覧の皆さん、おはようございます!SPLASHです!』
画面越しに、全員揃って弾むような挨拶をしたのは――。
清廉な白を基調としたセットアップに身を包み、溌溂として微笑む五人だった。
『今日は今大人気の五人組ボーイズグループ、≪SPLASH≫の皆さんに緊急生出演していただいています!朝早くからありがとうございます』
『早起き苦手なんでまだ眠いですが、頑張ります!』
生意気なリーダーも、全国放送ではさすがに敬語だった。
コメンテーターの間で笑いが起こり、メンバーたちの緊張感が少し和らいだようだ。今月はほとんど告知をチェックする暇も無かった直矢にとって、初の地上波生出演は寝耳に水だった。
『今月初めにリリースされたウィンターソング、≪スノーブロッサム≫がビルボードTOP8に急浮上。クリスマスイブにぴったりな曲を披露していただくために、急遽スタジオにお呼びしました』
『いやぁ、実は僕の娘も大ファンで、ずーっと家で真似して踊ってるんですよ』
三倍速、いや十倍速で成長を続ける彼らの勢いは、世界に名を轟かせていた。
男性司会者の温かな歓迎に、最年長の奏多は口元を綻ばせる。
『おめざめに出るのがずっと夢だったので、本当に光栄です。今日は三曲お届けする予定なので、楽しんでいただけると嬉しいです』
『では、さっそくスタンバイしていただきましょう。まずは、冬の寒さを吹き飛ばすデビュー曲から。
おなじみのパフォーマンスも要チェックです』
その三曲とは、商店街イベントのステージでも披露された楽曲だった。
ずっと応援してきたファンにとって、あの日が原動力になっているのかと思うと胸が震える。
毎年のように死を覚悟してきたが、今夜は聖なる夜。五人からのサプライズプレゼントだった。
床に落ちたスマホからバイブ音がしたが、それどころではない。
あれから、立て続けに仕事が舞い込んだのだろう。
ダンスや表情管理にもますます磨きがかかっている。だが、根底にあるのは彼らを初めて見た夜と同じだ。どんな時もアクセル全開でステージを楽しむ等身大の心だった。
その証拠に、カメラに向かってウォーターガンをかけ回る姿は、イタズラ好きな男子そのものだ。
『穏やかな歩調で』
『理想を追い求めるのに』
『疲れたら 今夜は』
狂いの無いステップを踏むたび、ブラウスのボウタイと、ジャケットのアシンメトリーチェーンが揺れる。一糸乱れぬジャンプを成功させた後の表情には、自信と若さが迸っていた。
『一人で眠らなくていい』
いつの間にか記憶していたフレーズの後、祝福の言葉が自然と直矢の口から出た。
「……おめでとう」
曲調の違う三曲を見事に歌い上げ、紫音にレンズのフォーカスが合わせられる。
センセーションを巻き起こした【奇跡の一枚】の人物として、最後の一言を求められた。
『あっ……今日も一日、学校やお仕事頑張ってください』
『学校は今、冬休みかな』
『冬休みの宿題だ』
佑真と櫂人のフォローで、ジャーナリストや教育評論家も笑みを零す。
おっとりした口調と、ワンテンポ遅れがちなところもやはり変わらない。ただ、彼とその仲間を取り巻く環境が変わっただけだ。それも、とても良い方向に。
『息ぴったりのパフォーマンスから、改めて五人の絆が伺えました。後で、僕と娘の分のサインよろしくね』
司会者のユーモアたっぷりのコメントの後、清々しい朝を彩る洗剤のCMに切り替わる。
それを合図に、直矢はようやくリモコンの電源をオフにした。
「……よし。謝り倒さないとな」
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