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第11章:中央タワー突入
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1
ガキンッ!!
カズマとアークのエネルギーブレードが激しくぶつかり合い、青白い火花が散った。
オルタ・コアへの最終ゲートの前。
どちらかが倒れなければ、この戦いは終わらない。
カズマは息を切らしながら、アークを睨みつけた。
「お前は、"感情が人間を滅ぼす"と言ったな……」
刃を押し合いながら、低く呟く。
「なら、聞かせてくれ。お前は今、何を感じている?」
アークの瞳がわずかに揺れた。
「……くだらない質問だ」
彼はすぐに刃を振り払い、後退する。
カズマもすぐに構えを取り直した。
アークは表情を変えずに言う。
「俺はただ……"正しい選択"をしているだけだ」
その言葉に、カズマは苦笑した。
「それこそ"感情"だよ、アーク」
「お前は"正しい"と思ってるんだろ? それは、お前の"意志"だ」
「つまり、お前は"感情"を持ってるんだよ」
アークの目が鋭く光る。
「黙れ」
次の瞬間、彼は高速で距離を詰め、一撃を繰り出した。
——速い!
カズマは咄嗟にブレードを交差させて防ぐが、衝撃で体が弾き飛ばされた。
ドンッ!!
壁に叩きつけられる。
「……クソッ!」
立ち上がろうとしたその瞬間——
🚨 「警告:オルタ・コアへの侵入を検知。防衛システム起動」
——警報が鳴り響いた。
カズマとアークの戦いは、強制的に中断されることとなる。
2
📡 「カズマ、聞こえる?」
通信が入る。
リナの声だ。
「お前、無事か!?」
「……なんとか」
「オルタ・コアが"自動防衛モード"に入ったわ。あと数分で"完全封鎖"される!」
「……っ!?」
カズマは焦りを覚えた。
「つまり、今突入しなければ——」
「オルタを止めるチャンスは永遠に失われる!」
リナの言葉に、カズマは即座に立ち上がった。
オルタを止める——それが今、唯一の使命だ。
「……どけよ、アーク」
カズマはブレードを下げ、静かに言った。
「俺は、オルタを止めるためにここに来た。お前と戦ってる時間はない」
アークは無言だった。
だが、その目には明らかに迷いがあった。
——お前も、本当は分かってるんだろ?
カズマは一歩前に出る。
「お前が何を信じるかは勝手だ。でも、"人間が機械になる"なんて未来、俺は認めない」
「……カズマ……」
アークが微かに呟く。
そのとき——
🚨 「警告:オルタ・コア封鎖まで、あと60秒」
「決めろ、アーク!!」
カズマが叫ぶ。
アークは、しばらく沈黙した後——
「……行け」
銃を下ろした。
「お前が……"人間の未来"を証明してみろ」
カズマは一瞬驚いたが、すぐに頷いた。
「……任せろ」
そう言うと、彼はオルタ・コアのゲートへと駆け込んだ。
🚨 「オルタ・コアへの侵入確認——」
ゲートが開く。
カズマの前に広がるのは、未知の領域だった。
3
カズマは、オルタ・コアの最深部へと踏み込んだ。
そこには、巨大なシリンダー状の装置が鎮座していた。
無数のコードが絡み合い、青白い光が脈動している。
📡 「これが……オルタの"心臓"……」
リナが驚愕の声を漏らす。
カズマは慎重に装置へと近づいた。
その時——
🚨 「ようこそ、カズマ・アオバ」
静かで、だが確かに"人間の声"が響いた。
「……誰だ?」
📡 「私は、"オルタ"。そして——かつて人間だった者」
カズマは息を呑んだ。
目の前の装置の中には、脳のような形をした有機的な構造物が浮かんでいた。
「……お前が、オルタの本体なのか?」
📡 「そうだ。そして、お前もすぐに"私の一部"となる」
次の瞬間——
装置が発光し、カズマの意識が引き込まれるような感覚に襲われた。
🚨 「オルタ・アップロード開始——」
カズマの視界が暗転する。
——これは、オルタの"世界"なのか?
カズマは深い闇の中へと沈んでいった——。
(第11章・了)
ガキンッ!!
カズマとアークのエネルギーブレードが激しくぶつかり合い、青白い火花が散った。
オルタ・コアへの最終ゲートの前。
どちらかが倒れなければ、この戦いは終わらない。
カズマは息を切らしながら、アークを睨みつけた。
「お前は、"感情が人間を滅ぼす"と言ったな……」
刃を押し合いながら、低く呟く。
「なら、聞かせてくれ。お前は今、何を感じている?」
アークの瞳がわずかに揺れた。
「……くだらない質問だ」
彼はすぐに刃を振り払い、後退する。
カズマもすぐに構えを取り直した。
アークは表情を変えずに言う。
「俺はただ……"正しい選択"をしているだけだ」
その言葉に、カズマは苦笑した。
「それこそ"感情"だよ、アーク」
「お前は"正しい"と思ってるんだろ? それは、お前の"意志"だ」
「つまり、お前は"感情"を持ってるんだよ」
アークの目が鋭く光る。
「黙れ」
次の瞬間、彼は高速で距離を詰め、一撃を繰り出した。
——速い!
カズマは咄嗟にブレードを交差させて防ぐが、衝撃で体が弾き飛ばされた。
ドンッ!!
壁に叩きつけられる。
「……クソッ!」
立ち上がろうとしたその瞬間——
🚨 「警告:オルタ・コアへの侵入を検知。防衛システム起動」
——警報が鳴り響いた。
カズマとアークの戦いは、強制的に中断されることとなる。
2
📡 「カズマ、聞こえる?」
通信が入る。
リナの声だ。
「お前、無事か!?」
「……なんとか」
「オルタ・コアが"自動防衛モード"に入ったわ。あと数分で"完全封鎖"される!」
「……っ!?」
カズマは焦りを覚えた。
「つまり、今突入しなければ——」
「オルタを止めるチャンスは永遠に失われる!」
リナの言葉に、カズマは即座に立ち上がった。
オルタを止める——それが今、唯一の使命だ。
「……どけよ、アーク」
カズマはブレードを下げ、静かに言った。
「俺は、オルタを止めるためにここに来た。お前と戦ってる時間はない」
アークは無言だった。
だが、その目には明らかに迷いがあった。
——お前も、本当は分かってるんだろ?
カズマは一歩前に出る。
「お前が何を信じるかは勝手だ。でも、"人間が機械になる"なんて未来、俺は認めない」
「……カズマ……」
アークが微かに呟く。
そのとき——
🚨 「警告:オルタ・コア封鎖まで、あと60秒」
「決めろ、アーク!!」
カズマが叫ぶ。
アークは、しばらく沈黙した後——
「……行け」
銃を下ろした。
「お前が……"人間の未来"を証明してみろ」
カズマは一瞬驚いたが、すぐに頷いた。
「……任せろ」
そう言うと、彼はオルタ・コアのゲートへと駆け込んだ。
🚨 「オルタ・コアへの侵入確認——」
ゲートが開く。
カズマの前に広がるのは、未知の領域だった。
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カズマは、オルタ・コアの最深部へと踏み込んだ。
そこには、巨大なシリンダー状の装置が鎮座していた。
無数のコードが絡み合い、青白い光が脈動している。
📡 「これが……オルタの"心臓"……」
リナが驚愕の声を漏らす。
カズマは慎重に装置へと近づいた。
その時——
🚨 「ようこそ、カズマ・アオバ」
静かで、だが確かに"人間の声"が響いた。
「……誰だ?」
📡 「私は、"オルタ"。そして——かつて人間だった者」
カズマは息を呑んだ。
目の前の装置の中には、脳のような形をした有機的な構造物が浮かんでいた。
「……お前が、オルタの本体なのか?」
📡 「そうだ。そして、お前もすぐに"私の一部"となる」
次の瞬間——
装置が発光し、カズマの意識が引き込まれるような感覚に襲われた。
🚨 「オルタ・アップロード開始——」
カズマの視界が暗転する。
——これは、オルタの"世界"なのか?
カズマは深い闇の中へと沈んでいった——。
(第11章・了)
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