10 / 89
再生
009.~衝撃の事実!~ロイス博士は神だった?
しおりを挟む
卵の外の三人は大慌てだろう。
本気で心配してくれた、言わば恩人に何て言う恩知らずな仕打ちだ!
いや、だが私の今の姿は誰がどう見ても三~四歳の幼児だ!
子供のする事だ!許してくれ!
(本当は三十二歳だけどね!)
私は生命維持装置、通称”卵”の中に潜り込むと、外の声も無視して人工知能のタマチャンに話しかける。
「タマチャン、何コレ!どういう事?私、子供になってるし、若返ってるというより全然別人なんだけどっ!」
そう言うとタマチャンは私の前にまた四角いビジョンを立ち上げ、分かりやすいイラストつきの解説をしてくれた。
簡単に言うとまず私は眠りについて、生きていたのはせいぜい三万年ほどらしい。
(いや、冷静に考えるとそれでも凄まじく凄いんだけどね?まるで頭痛が痛いみたいなおかしな言い回しだが、それくらい凄いのだとわかってほしい。)
…それでも細胞は長期保存できたらしい。
ビッグバンのあと百三十億年ほどたち星々が生まれ、奇跡的な確率で生まれたこのかつての地球に良く似た星をみつけた”卵”はそこに降り立ち、地球上の酸素や重力、気候等々を確認した後に私をクローニングし、蘇生した。
そして、私は地上に降りたった。
原始の世界は何もかも予想を大きく越えていて、それでも、新たに生まれた生命の宿る星に私は感動して涙した。
その新たな生命の星の姿が見れただけでも諦めないでよかったと心から思えた。
自分がクローン体だなんて知らなかったしね。
ただ、その時に地上に降り立った途端に私の体は崩れだした。
地球科学の粋を集めた技術でもさすがに百億年以上の細胞の長期保存は耐ええられなかったのか、クローン技術が及ばなかったのか…カプセルから出た途端に私の体は一瞬でその地に溶け出し大地に吸われた。
骨まで残らなかったが、生き残っていた私の中の原子の細胞たちは希望通り新たな生命の種となった。
しかし、私の細胞の一部を分割採取していたタマチャンは、残りの細胞に、この生まれたての星の酸素、元素、素粒子を取り込み再生させた。
この星の元素と癒合させて細胞培養をしクローニングをしたのだ。
いわゆる今の私はクローン人間でありながらこの星の最初の知的生命でもある?的な?ああ、もうややこしいっ!
とにかく私はっこの星の人類が出来る為の細胞の種となり、また私の細胞とこの星の元素を組み合わせてタマチャンによって作られたクローンであり、尚且つ記憶は百三十七億年前の地球人、桐生綺羅の記憶をもつ奇跡の人間なのだ!
それから、わたしは”卵”の中で気が遠くなるほどのクローニングを繰り返したらしいのだが、さてここで問題です、なぜ私は最初オリジナルだった頃の記憶があるのでしょうか?という事である。
よくドラマとかで心臓移植とかしたら、ドナーの記憶が移植された人に蘇ってなんていう話があったりとかは聞いた事があるけど、それにしたって記憶が鮮明すぎるだろう。
『記憶の保存です。博士により、体の保存が限界に達した時にはクローニングと再生し目覚めた時に記憶の注入のプログラミングがこの生命維持装置通称”卵”には施されているのです』
「ま!マジか!マジで博士ってば超絶天才っていうか…私も天才とか神童とか呼ばれてたけど博士はもう神様の域なんではないの?」
『”神様”と呼ばれる存在が人類を管理する種族かという意味であれば、その通りです。、ロイス・ドーゾン博士は銀河の創生の管理者で更に高次元の銀河の外からの人類で世界の管理者でした』
私は息が止まりそうなほどに驚いた。
ロイス博士が地球人類の管理者?…神様だったってか?
っていうか…もう完全に脳みそがオーバーワークしていた。
これらを理解するには感情が邪魔をした。
あの人が神様だったなんて…。
なぜ?なぜ地球を壊したの?
ロイス博士…貴方が神だったのなら地球を救えたのではなかったの?
そう頭の中で問い続けたのだった。
本気で心配してくれた、言わば恩人に何て言う恩知らずな仕打ちだ!
いや、だが私の今の姿は誰がどう見ても三~四歳の幼児だ!
子供のする事だ!許してくれ!
(本当は三十二歳だけどね!)
私は生命維持装置、通称”卵”の中に潜り込むと、外の声も無視して人工知能のタマチャンに話しかける。
「タマチャン、何コレ!どういう事?私、子供になってるし、若返ってるというより全然別人なんだけどっ!」
そう言うとタマチャンは私の前にまた四角いビジョンを立ち上げ、分かりやすいイラストつきの解説をしてくれた。
簡単に言うとまず私は眠りについて、生きていたのはせいぜい三万年ほどらしい。
(いや、冷静に考えるとそれでも凄まじく凄いんだけどね?まるで頭痛が痛いみたいなおかしな言い回しだが、それくらい凄いのだとわかってほしい。)
…それでも細胞は長期保存できたらしい。
ビッグバンのあと百三十億年ほどたち星々が生まれ、奇跡的な確率で生まれたこのかつての地球に良く似た星をみつけた”卵”はそこに降り立ち、地球上の酸素や重力、気候等々を確認した後に私をクローニングし、蘇生した。
そして、私は地上に降りたった。
原始の世界は何もかも予想を大きく越えていて、それでも、新たに生まれた生命の宿る星に私は感動して涙した。
その新たな生命の星の姿が見れただけでも諦めないでよかったと心から思えた。
自分がクローン体だなんて知らなかったしね。
ただ、その時に地上に降り立った途端に私の体は崩れだした。
地球科学の粋を集めた技術でもさすがに百億年以上の細胞の長期保存は耐ええられなかったのか、クローン技術が及ばなかったのか…カプセルから出た途端に私の体は一瞬でその地に溶け出し大地に吸われた。
骨まで残らなかったが、生き残っていた私の中の原子の細胞たちは希望通り新たな生命の種となった。
しかし、私の細胞の一部を分割採取していたタマチャンは、残りの細胞に、この生まれたての星の酸素、元素、素粒子を取り込み再生させた。
この星の元素と癒合させて細胞培養をしクローニングをしたのだ。
いわゆる今の私はクローン人間でありながらこの星の最初の知的生命でもある?的な?ああ、もうややこしいっ!
とにかく私はっこの星の人類が出来る為の細胞の種となり、また私の細胞とこの星の元素を組み合わせてタマチャンによって作られたクローンであり、尚且つ記憶は百三十七億年前の地球人、桐生綺羅の記憶をもつ奇跡の人間なのだ!
それから、わたしは”卵”の中で気が遠くなるほどのクローニングを繰り返したらしいのだが、さてここで問題です、なぜ私は最初オリジナルだった頃の記憶があるのでしょうか?という事である。
よくドラマとかで心臓移植とかしたら、ドナーの記憶が移植された人に蘇ってなんていう話があったりとかは聞いた事があるけど、それにしたって記憶が鮮明すぎるだろう。
『記憶の保存です。博士により、体の保存が限界に達した時にはクローニングと再生し目覚めた時に記憶の注入のプログラミングがこの生命維持装置通称”卵”には施されているのです』
「ま!マジか!マジで博士ってば超絶天才っていうか…私も天才とか神童とか呼ばれてたけど博士はもう神様の域なんではないの?」
『”神様”と呼ばれる存在が人類を管理する種族かという意味であれば、その通りです。、ロイス・ドーゾン博士は銀河の創生の管理者で更に高次元の銀河の外からの人類で世界の管理者でした』
私は息が止まりそうなほどに驚いた。
ロイス博士が地球人類の管理者?…神様だったってか?
っていうか…もう完全に脳みそがオーバーワークしていた。
これらを理解するには感情が邪魔をした。
あの人が神様だったなんて…。
なぜ?なぜ地球を壊したの?
ロイス博士…貴方が神だったのなら地球を救えたのではなかったの?
そう頭の中で問い続けたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
婚約破棄された際もらった慰謝料で田舎の土地を買い農家になった元貴族令嬢、野菜を買いにきたベジタリアン第三王子に求婚される
さら
恋愛
婚約破棄された元伯爵令嬢クラリス。
慰謝料代わりに受け取った金で田舎の小さな土地を買い、農業を始めることに。泥にまみれて種を撒き、水をやり、必死に生きる日々。貴族の煌びやかな日々は失ったけれど、土と共に過ごす穏やかな時間が、彼女に新しい幸せをくれる――はずだった。
だがある日、畑に現れたのは野菜好きで有名な第三王子レオニール。
「この野菜は……他とは違う。僕は、あなたが欲しい」
そう言って真剣な瞳で求婚してきて!?
王妃も兄王子たちも立ちはだかる。
「身分違いの恋」なんて笑われても、二人の気持ちは揺るがない。荒れ地を畑に変えるように、愛もまた努力で実を結ぶのか――。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる