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本編
ほのぼのちょい話 1「下着」
しおりを挟む「ふぅ~。準備できたっぺ!」
すっかり夜になってしまった。
家の中のトイレの場所やお風呂の場所を確認し、家具や小さい頃の写真、リュックサックの置き場所などをカスタマイズし終えた。(カスタマイズってなんかかっこいいべさ!)
壁際には空になったダンボールが二つとまだ未開封のが一つあった。
空のはさっき言った家具類などが入っていた。
もう一つは多分服だ。
母さんが黒猫ヤマト(誰かの名前だべか?)とかで送ってくれたらしい。
(すげぇなタッキュービンっでやつは…)
1時間前に宅急便が来た時は
「黒猫ヤマトでーす。宅急便のお届けに参りました~」
「や、やまどぉ!?」
咄嗟にリュックサックで顔を隠して、片手に丸めた東京のパンフレットを持ってドアを開け、
「な、なんだべさ!?妖怪が!?」
と出てみたら緑色のお兄さんが笑いを堪えてたのは……うん。忘れっぺや。
そんなことを思いながらまだ未開封のダンボールを開けた。
ダンボールの中には何枚ものシンプルな普段着が丁寧に畳まれてあった。
(母さん……色々あんがとな……)
ダンボールの中の丁寧に畳まれた服をクローゼットの中にあるタンスにそのまましまっていく。田舎者だからクローゼットの使い方をしらず。
Tシャツ……長袖……短パン……ジーパン……
「あれ!?」
探しても……ない。
「おらの下着が入ってねぇ!?」
下着だけ入っていなかった。
十分後、黒猫ヤマトが小さいダンボールを届けに来た。
ダンボールの中には『忘れとったがな』と書いてあるメモとともに下着が入ってあった。
ちょい話 その1 おわり。
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