カピバラ異世界温泉郷~勇者は女湯を覗いていたので出禁にしたら、戦争仕掛けてきてカピバラが魔王と呼ばれるまで~

スライム道

文字の大きさ
5 / 13

1 1

しおりを挟む
んん、眩しい。
瞼越しに眩しさを感じて、瞼をゆっくりと開ける。

病院かな。

と思い身体を起き上がらせようとしたときに違和感に気づく。

先ず病室ではないこと。

次に背を向けて眠っていないこと。

そして立ち上がったときに手を下に付いていることに違和感を感じないこと。

「ここは草原カピか?あ、あそこに池があるカピ!」

池に駆け寄り自分の身体を写し出すとそこに写っていたのは………

「か、カピバラカピ!!」

カピバラ
カピバラ(Hydrochoerus hydrochaeris, 和名:オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠))は、ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属に分類される齧歯類。種小名はギリシャ語で水の豚を意味し、漢名も水豚と呼ばれる。 現生種の齧歯類では最大の種である。南アメリカ東部アマゾン川流域を中心とした、温暖な水辺に生息する。

「って言うのがかのネット大教授に提供されている説明だったカピ。」

いずみで心筋梗塞、尿結石、偶発頭痛という三大激痛フルコースを食らってⓈんだところまでは覚えている。

「しかもカピよ。口調にカピといつの間にかついているんカピよ。」

そして池を見つけて水を飲もうとしたとき自分がカピバラに成っていたことに気が付いた。

普通目が覚めた時点で気付くかもしれないが既に身体が完璧に適合しているのか四足歩行や視点がだいぶ低くなっても違和感を感じなかった。
つまりは生態はカピバラに対応している。

実さんはきちんと結婚できたかどうか気になるところではある。
あと部下の岡田もきちんと今カノときちんとやれていたのか。
何で独身貴族の俺が他人の心配するのもおかしいかもしれないが死んだ身としては後に残したものが気になって仕方がなかった。
立つ鳥跡を濁さずを実行したつもりだったが立った鳥は跡を知りたがっていた。

なんとかして前世の出来事を知ろうと思った。

…………が、今は現実の把握が必要ではあった。
草を踏みしめる感触はきちんと触覚はあるのに靴でも履いている感覚。
きちんと草の繊維を踏んでいる感覚なのに靴のように分厚いモノを介している感じもする。
人間では知り得なかった感覚を感じている自覚はある。

でも普通に動かせる矛盾に頭を悩ませていた。

「うーん暇カピ。」

しがない大手ゼネコンの下請け中小企業のサラリーマンだった俺こと橋本 青磁はまったりと過ごすのがとても好きな温厚な性格だった。

どのくらい温厚かと言うと某映画かされたゾンビゲームをしてもふーんとしか思わないくらいだ。

俺が大きな声を出すのは車が居るのに飛び出しそうな子どもがいる時くらいのモノだ。
大人は知らない、不注意だ。

しかしこの草原、草と池以外一切見当たらない。
この目線の低い身体では一面、ひげ根と思わしき単子葉植物しか見当たらない。
稀に双子葉植物を見かけるぐらいで単子葉植物が主な生息地としか解らない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。

石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。 実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。 そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。 血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。 この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。 扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

処理中です...