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第十六章 銀眼に宿るモノ
数式
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フィナの視線に促されるように私もまたガラスに近づき、水球の中で眠る男を見つめた。
「謎の答えがすぐそばにあるのに、手に入らないのはもどかしいな」
「どっかの誰かさんたちが慎重すぎるからね~」
「君は大胆過ぎるんだよ。ところで」
私は空中に浮かぶバイタルサインへ顔を向ける。
「このモニターに手打ち入力は可能なのか?」
「え? あ、うん。画面を指でギュッと長めに押さえればできるけど……日本語入力でね」
「日本語か……」
「それがどうしたの?」
「君は本を破ったり板を叩いたり、グーで映像を殴ったり飛ばしたりと、私には受け入れがたい感性をしている。だから、普通に文字入力や音声入力は可能かどうか知りたかっただけだ」
「人を変わり者みたいに言いやがって~」
「変わり者だろ?」
「このやろっ」
「ははは、少々言葉が過ぎたか。それで、他にわかったことは?」
「今のところ、開けられる情報ファイルを開けたり閉じたりしてるだけだから他はさっぱり。あ、でも、荒れ地の浄化機構には触れられた」
「本当か?」
「ただ、まだまだ扱い方に謎な部分があるから、浄化はもうちょい待って。たぶん、それほど時間はかかんないから」
「そうか……まぁ、謎の多い技術だ。焦らず、ゆっくり行こう。他には?」
「なし! メインの古代人蘇生イベントが崩れちゃったからねっ」
と言って、フィナは私をじろりと睨む。
それに苦笑いを浮かべ、私はカインをちらりと見る。
「カイン、君は遺跡に初めて訪れたのだから少し見て回るといい。フィナ、彼を案内してやってくれないか?」
「え、なんで私が? エクアや親父でも案内くらいできるでしょ?」
「そうだろうが、以前、私はここで死にかけたからな。念には念を入れて、施設を最も把握している人間に案内を任せたいんだ」
「はぁ、心配性ねぇ」
「心配性なのもあるが、カインにもこの施設の情報を共有してもらいたい。それには君のガイドが最適だ」
「まぁ、そうかもね。わかった、案内してあげる。と言っても、全部同じ部屋で見るもんないよ」
「だそうだが、カインどうする?」
「そうですね。驚きの連続ですが、心を落ち着かせるためにも、もう少しここを知りたいと思います」
「そういうことだ、フィナ」
「はいはい。じゃあ、カイン。古代人の遺跡観光ツアーに向かいましょうか」
カインはフィナに連れられ、部屋から出ていく。
その二人を見張るようにとエクアと親父に声を掛ける。
「案内させてなんだが、学者肌の二人を一緒にするのは少し不安があるな。二人ともこっそり見張っててくれるか?」
「はぁ、いいですけど?」
「旦那は?」
「ここで少し休んでおく。カインほどではないが、こう見えて私もそれなりに驚いている。少しの間、一人で心を休めたい」
「わかりました」
「それじゃ、俺らも行きます」
二人は部屋から出ていこうとする。
だが、エクアは入り口近くにあった、丁度彼女の背丈と同じくらいの細長いボックス状の機械の前で立ち止まる。
そして、ボックス上部の空洞に向かって日本語で話しかけた。
「ocha」
そう唱えると、空洞に小さな光のカーテンが降りて、暖かな湯気を揺らすお茶が現れた。
「エクア、それは?」
「フィナさんが施設の情報セクションにアクセスして作り出したんです。食べ物を複製できる機械だそうですよ。日本語での食べ物の発音をフィナさんがいくつか知っていましたから、それで」
「そ、そうか。凄いな」
「はい、これお茶です。紅茶ではなくて緑茶ですけど。なぜか、お茶の言葉が緑茶に固定されていて」
エクアはフィナが腰を掛けていた執務机にお茶を置く。
「ちょっと不気味に感じるかもしれませんが、飲んでも大丈夫ですよ。それじゃ、ケント様」
エクアと親父はフィナを見張るために部屋から出ていった。
部屋には私一人……私は、浮かびっぱなしのモニターに顔を向ける。
「さて、フィナたちが戻ってくる前に……これに注目したいのだが……」
半透明のモニターに映る細胞の周りで蠢く、奇妙な粒に触れる。
するとそれは拡大され、粒の形がはっきりとする。粒は球体で表面に多くの触手があるもの。
「やはり、見た目はドハ研究所で合成できるものと同じ。元はウイルスよりも小さいが集合体となることで、より複雑に機能するものへと変化している。だがあれは細胞内にとどまり、消えたりはしない。こちらのは別物なのか、それともより高度な物なのか……ともかく、調べられることを調べておこう」
粒の映像の隣にある真っ黒な画面に注目する。
「ドハと同じ形式であれば、この画面に触れ、数度横に流すと現れる空白の部分に触れたあと、さらに縦に数度流せば……あった」
真っ黒だった画面に数式が浮かぶ。
その数式を見つめ、数式の下にある数値と文字へ視線を向ける。
数値はアラビア数字で文字は虫食いの日本語だが、読める箇所だけを掻い摘む。
「なるほど、改良しようとしていた。いや、長い時間をかけて合うようにしているのか? 数値は既定の範囲内。文字は……この漢字ならわかる『成功』か。うん? この男には『初めから存在』しない?」
さらに数値と映像を読み進める
「細胞の結合。ちがう、肉体の分子結合自体が弱まっている。そこを強化すれば蘇生も……それはさておき、ここはドハにあった遺跡の欠片とは違い、生きた遺跡。演算能力は比べ物になるまい。どうなるか……?」
私は数式の部分を押さえて、別の数式をアラビア数字で入力する。
すると、モニターは自動的に結果を示す。
その結果を見て、私は言葉を床に叩きつけるようにぶつけた。
「クソッ!! やっぱり、私の研究はミスをしていたんだ!! だが、すぐさま致死性の発動はない。この施設の力を借りれば、何とか……そうだ、トーワの数式!」
モニターにトーワの地下に書かれていた数式を打ち込む…………結果は?
「なんだ、これは……? 細胞が変質を始めた? どうして? 何のために? いや、元に戻って、ん? 途中で崩壊した? この数式は一体?」
トーワの地下に書かれていた数式は私の予想したものとは違う結果を示した。
これは私の考えだした不完全なものとは違い、『大切な人たち』を助けることのできる完全な数式だと思っていた。
だが、違うようだ。これはまったく別の特性を持つものへ変化させるものだろうか?
いや、元に戻り、崩壊するということは失敗作? それとも何か意味が?
数式を初期設定のものへ戻す。
初期の数式は安全に力を取り入れ、普通の状態を維持するためのもの。
致死性を除去するものではない。
これでは私が求めているものとは違う。
今のところ、唯一の収穫は私が産み出した数式は欠陥品だったことがわかったこと。
いや、それだけではないか。
「この施設があれば、何とかできるかもしれない。まだまだ扱い方はわからないから、しばらくはフィナに探らせて様子を見るとしよう。さて、特にこれ以上用もないので、今はカインを連れて引き上げるとするか」
と、私はあくまでもフィナたちに私が成そうとしていること。私に眠る体の秘密。古代人の力の正体を隠すつもりでいた。
だが、ある出来事がきっかけで、それらの大部分を開示することになる。
「謎の答えがすぐそばにあるのに、手に入らないのはもどかしいな」
「どっかの誰かさんたちが慎重すぎるからね~」
「君は大胆過ぎるんだよ。ところで」
私は空中に浮かぶバイタルサインへ顔を向ける。
「このモニターに手打ち入力は可能なのか?」
「え? あ、うん。画面を指でギュッと長めに押さえればできるけど……日本語入力でね」
「日本語か……」
「それがどうしたの?」
「君は本を破ったり板を叩いたり、グーで映像を殴ったり飛ばしたりと、私には受け入れがたい感性をしている。だから、普通に文字入力や音声入力は可能かどうか知りたかっただけだ」
「人を変わり者みたいに言いやがって~」
「変わり者だろ?」
「このやろっ」
「ははは、少々言葉が過ぎたか。それで、他にわかったことは?」
「今のところ、開けられる情報ファイルを開けたり閉じたりしてるだけだから他はさっぱり。あ、でも、荒れ地の浄化機構には触れられた」
「本当か?」
「ただ、まだまだ扱い方に謎な部分があるから、浄化はもうちょい待って。たぶん、それほど時間はかかんないから」
「そうか……まぁ、謎の多い技術だ。焦らず、ゆっくり行こう。他には?」
「なし! メインの古代人蘇生イベントが崩れちゃったからねっ」
と言って、フィナは私をじろりと睨む。
それに苦笑いを浮かべ、私はカインをちらりと見る。
「カイン、君は遺跡に初めて訪れたのだから少し見て回るといい。フィナ、彼を案内してやってくれないか?」
「え、なんで私が? エクアや親父でも案内くらいできるでしょ?」
「そうだろうが、以前、私はここで死にかけたからな。念には念を入れて、施設を最も把握している人間に案内を任せたいんだ」
「はぁ、心配性ねぇ」
「心配性なのもあるが、カインにもこの施設の情報を共有してもらいたい。それには君のガイドが最適だ」
「まぁ、そうかもね。わかった、案内してあげる。と言っても、全部同じ部屋で見るもんないよ」
「だそうだが、カインどうする?」
「そうですね。驚きの連続ですが、心を落ち着かせるためにも、もう少しここを知りたいと思います」
「そういうことだ、フィナ」
「はいはい。じゃあ、カイン。古代人の遺跡観光ツアーに向かいましょうか」
カインはフィナに連れられ、部屋から出ていく。
その二人を見張るようにとエクアと親父に声を掛ける。
「案内させてなんだが、学者肌の二人を一緒にするのは少し不安があるな。二人ともこっそり見張っててくれるか?」
「はぁ、いいですけど?」
「旦那は?」
「ここで少し休んでおく。カインほどではないが、こう見えて私もそれなりに驚いている。少しの間、一人で心を休めたい」
「わかりました」
「それじゃ、俺らも行きます」
二人は部屋から出ていこうとする。
だが、エクアは入り口近くにあった、丁度彼女の背丈と同じくらいの細長いボックス状の機械の前で立ち止まる。
そして、ボックス上部の空洞に向かって日本語で話しかけた。
「ocha」
そう唱えると、空洞に小さな光のカーテンが降りて、暖かな湯気を揺らすお茶が現れた。
「エクア、それは?」
「フィナさんが施設の情報セクションにアクセスして作り出したんです。食べ物を複製できる機械だそうですよ。日本語での食べ物の発音をフィナさんがいくつか知っていましたから、それで」
「そ、そうか。凄いな」
「はい、これお茶です。紅茶ではなくて緑茶ですけど。なぜか、お茶の言葉が緑茶に固定されていて」
エクアはフィナが腰を掛けていた執務机にお茶を置く。
「ちょっと不気味に感じるかもしれませんが、飲んでも大丈夫ですよ。それじゃ、ケント様」
エクアと親父はフィナを見張るために部屋から出ていった。
部屋には私一人……私は、浮かびっぱなしのモニターに顔を向ける。
「さて、フィナたちが戻ってくる前に……これに注目したいのだが……」
半透明のモニターに映る細胞の周りで蠢く、奇妙な粒に触れる。
するとそれは拡大され、粒の形がはっきりとする。粒は球体で表面に多くの触手があるもの。
「やはり、見た目はドハ研究所で合成できるものと同じ。元はウイルスよりも小さいが集合体となることで、より複雑に機能するものへと変化している。だがあれは細胞内にとどまり、消えたりはしない。こちらのは別物なのか、それともより高度な物なのか……ともかく、調べられることを調べておこう」
粒の映像の隣にある真っ黒な画面に注目する。
「ドハと同じ形式であれば、この画面に触れ、数度横に流すと現れる空白の部分に触れたあと、さらに縦に数度流せば……あった」
真っ黒だった画面に数式が浮かぶ。
その数式を見つめ、数式の下にある数値と文字へ視線を向ける。
数値はアラビア数字で文字は虫食いの日本語だが、読める箇所だけを掻い摘む。
「なるほど、改良しようとしていた。いや、長い時間をかけて合うようにしているのか? 数値は既定の範囲内。文字は……この漢字ならわかる『成功』か。うん? この男には『初めから存在』しない?」
さらに数値と映像を読み進める
「細胞の結合。ちがう、肉体の分子結合自体が弱まっている。そこを強化すれば蘇生も……それはさておき、ここはドハにあった遺跡の欠片とは違い、生きた遺跡。演算能力は比べ物になるまい。どうなるか……?」
私は数式の部分を押さえて、別の数式をアラビア数字で入力する。
すると、モニターは自動的に結果を示す。
その結果を見て、私は言葉を床に叩きつけるようにぶつけた。
「クソッ!! やっぱり、私の研究はミスをしていたんだ!! だが、すぐさま致死性の発動はない。この施設の力を借りれば、何とか……そうだ、トーワの数式!」
モニターにトーワの地下に書かれていた数式を打ち込む…………結果は?
「なんだ、これは……? 細胞が変質を始めた? どうして? 何のために? いや、元に戻って、ん? 途中で崩壊した? この数式は一体?」
トーワの地下に書かれていた数式は私の予想したものとは違う結果を示した。
これは私の考えだした不完全なものとは違い、『大切な人たち』を助けることのできる完全な数式だと思っていた。
だが、違うようだ。これはまったく別の特性を持つものへ変化させるものだろうか?
いや、元に戻り、崩壊するということは失敗作? それとも何か意味が?
数式を初期設定のものへ戻す。
初期の数式は安全に力を取り入れ、普通の状態を維持するためのもの。
致死性を除去するものではない。
これでは私が求めているものとは違う。
今のところ、唯一の収穫は私が産み出した数式は欠陥品だったことがわかったこと。
いや、それだけではないか。
「この施設があれば、何とかできるかもしれない。まだまだ扱い方はわからないから、しばらくはフィナに探らせて様子を見るとしよう。さて、特にこれ以上用もないので、今はカインを連れて引き上げるとするか」
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