259 / 359
第二十二章 銀眼は彼に応え扉を開く
頼もしき仲間たち
しおりを挟む
――トーワ・夜
私たちは追跡用魔法石のシグナルをもとにエクアの居場所を割り出した。
場所は半島の北西に位置するカルポンティ近くの森。
そこまで行くには馬でどんなに急いでも二日はかかるが、こちらには古代人の転送装置がある。
トーワ二階にある転送装置から直接アグリス近くにある転送ポイントに行けば、大幅に時間を短縮できる。
私はギウ・フィナ・親父・カインを引き連れ、トーワ二階の転送室へ急ぎ足で向かう。
その途中、フィナにエクアのいる場所までの時間を尋ねた。
「フィナ、どのくらいかかる?」
「目的地はアグリスの転送ポイントからカルポンティの森。そこまで、半日程度」
「少し休息を挟んでも昼前には着くな」
「でも、あそこはアグリスの領地だよ。他領主のあんたが勝手をして大丈夫なの?」
「問題だらけだ。だが、トーワの住民がアグリスの住民によって拉致された。これは領主として看過できない」
「え、アグリスの住民? あ、サレートをアグリスの住民として認識することにしたのね」
「その通りだ。これでも不十分だろうが、それでもアグリスがうだうだ抜かすようであれば、その頬っ面をぶん殴ってやる!」
「ケント、ブチ切れてるね」
「当たり前だ! 年端も行かぬ少女を連れ攫うなど言語道断。それもエクアを!! 皆、相手は空間を操ることのできる錬金術士。気を抜くな! フィナ!」
「任せなさい! 以前、魔族を相手したときとは違い準備万端! 攻撃具もたくさん! 前々から考えていた光の魔法――その中の素粒子の力と遺跡から得た知識との組み合わせで、その気になれば町一つ吹き飛ばすことができるけど、マフィンさんかカオマニーの補助がないとみんなを巻き込んじゃうから今回はお預けね」
「ほぅ、それほどの力を。普段なら冗談じゃないと言葉を返すところだが、今回は残念だという言葉を贈ろう。カイン!」
「万が一、エクア君が怪我を負っていたとしても、絶対に治して見せます!」
「親父!」
「エクアの嬢ちゃんには大きな借りがある! 命を賭して、嬢ちゃんを救い守り通して見せますぜ!」
「ギウ!」
「ギウギウ!」
「よし、行こう! エクアを救いに!」
――カルポンティ・元盗賊アジト・昼前
エクアは最初に訪れた、未完成の彫刻や絵画が散乱した部屋に閉じ込められていた。
「サレート先生がいつ戻ってくるかわからない。何とか脱出しないとっ」
扉へ近づく。
何度ドアノブを回しても空を切る感じで手応えがない。
窓へ近づく。
窓にガラスはないが代わりに見えない壁があり、外には出られない。
「駄目だ、出られない。扉に体当たりして……私の体重じゃ全然だし。それに、窓と同じように見えない壁が途中に張られてあったら……そうだ、カバン。何か道具ないかな?」
いつも肩から掛けている大きな茶色のカバンを開ける。
幸い、サレートはエクアの持ち物に興味はなく放置していたようだ。
「え~っと、筆にパレットに絵の具に粘土にお水にちっちゃなバケツ。傷薬と医学書。あれ、これは?」
カバンの隅に追跡用魔法石の指輪を見つけた。
「いつの間に? あ、まだ何か……こ、これってっ!?」
指輪のそばにはもう一つ、道具があった。
それは……。
「フィナさんの試験管型属性爆弾」
炎の力が詰まった、真っ赤な試験管がエクアの瞳に映る。
「指輪もそうだけど、いつ? ……あ、ギウさんがっ」
そう、エクアが思い当たった通り、これを渡したのはギウだ。
彼はフィナから追跡用魔法石を受け取り、さらに体をまさぐり、試験管型爆弾を引き抜いていた。
それらをエクアに医学書だけを渡す振りをして、カバンの奥に忍ばせていたのだ。
「どうしてこんな準備をしてくれたのかわかりませんが、ギウさん、ありがとうございます」
エクアは追跡用魔法石の指輪をはめて、もう一つの手でそっと指輪を包む。
「これがある限り、フィナさんが私を見つけてくれる。そうしたら、みんなが来てくれる。でも、このままずっとここに居るのは安全だと思えない。そうだ、森の中へ!」
ボロボロのカーテンの向こうにはカルポンティの森が見える。
そこへ逃げ込んでしまえば、サレートには見つけられまい。だけど、指輪があれば仲間からは見つけてもらえる。エクアはそう考えた。
「絵の具用のお水があるし、少しの間なら大丈夫。よしっ」
まずは扉に視線を飛ばす。
「あっちは駄目、先に何があるかわからない。それじゃあ」
窓へ視線を飛ばす。ここは二階。
「でも、あの見えない壁さえ突破できれば外へ出られる。それは爆弾を使って、あとはどうやって二階の窓から一階へ行くかだけど」
窓には垂れ下がるボロボロのカーテン……。
「うん、あれを引き裂いてロープにすればっ」
エクアは脱出のために必要なプロセスを淡々とこなしていく。
そこに恐怖はもちろんあった。
地下には化け物と化した盗賊が呻き声を上げ続けている。
鼻腔には腐れた血と肉の匂いが残る。
正気ではいられない状況下でありながらも、十二歳の少女は生還の可能性を高めるために黙々と作業を続ける。
彼女を支えるのは、ここへ至るまでの過酷な経験。
そして、指輪に煌めく信頼。
仲間が必ず助けに来てくれる。
そう、信じられるからこそ、エクアの心は恐怖に屈することなく立ち向かえるのだ。
「よ~し、ロープはできた。これに水を含ませて重そうな彫刻に結んで……次に、その彫刻の後ろに隠れて、水に濡らしたカバンを頭から被って、さらにその上から濡らしたカーテンの切れ端を被ってっと、そして属性爆弾を窓へ」
炎の力を宿した真っ赤な試験管に起爆用の小さな魔力を籠めて、それを窓へ。
試験官はくるくる回り飛んでいく。
それが見えない壁に触れた瞬間、大爆発を起こした!
衝撃と熱風が部屋を覆いつくすが、彫刻が衝撃を受け止めて、濡れたカバンとカーテンが熱風からエクアを守ってくれた。
「ぷはっ」
カバンを脱ぎ捨てエクアが顔を出す。
「お水を使いきっちゃったけど、逃げるのが先。きっと、ううん、絶対にケント様たちが私を見つけてくれる。さぁ、急がなきゃっ、先生が戻ってきちゃう!」
カーテンで作られたロープを窓へ放り投げる。
見えない壁は見事なくなっており、ロープは一階へと垂れ下がった。
エクアはそれにしがみつき、たどたどしくも地上へ降り立つ。
「よし、森へ」
「いや~、残念だよ、エクアさん」
「え?」
エクアの背後から声が聞こえた。
彼女は心臓を跳ね上げ、一気に呼吸がバラバラになり、ゆっくりと後ろを振り向く。
立っていたのはもちろん、サレート=ケイキ。
彼は紫の瞳に冷たい光を宿す。
「はぁ、まさか、ここまでして芸術から逃げようとするなんて。なぜ、あの素晴らしさを理解できないんだい?」
「な、何が芸術ですかっ! あれは命に対する冒涜です! 決して、芸術なんかじゃありませんっ!」
「う~ん、若いねぇ。だが、若さは過ちの象徴。僕がしっかり真の芸術というものを教えてあげるよ」
「キャッ!」
サレートはエクアの手を強く握り締める。
「ああ、ごめんごめん。芸術家の手を傷つけるような真似をしては駄目だよね。あ、そうだ! 君は両手で芸術を描く。ということは、足がなくても大丈夫だよねっ」
「……へ?」
「そうすれば、閉じ込める必要もなく一石二鳥。ふふふ、我ながらナイスなアイデアだ」
「い、いや、離して……」
「い~や、離さないよ。君は僕の芸術を世界に広げる役目を負っている。テロールたちを世界に導き、人々の心に浸透させる役目をね」
「離してっ、離してっ!」
「それはできない相談だねぇ」
「離してっ、離してよっ! この、馬鹿者ぉおぉぉぉ!」
――エクアから薄汚い手を放せ、サレート!!――
森に響き渡る逞しき声。
もっとも敬愛する人の声が響いた。
森の奥から彼が、銀の髪を揺らし、銀の瞳を見せて現れた。
彼の姿を淡い緑の瞳に宿したエクアは涙を零す。
「ケ、ケント様……」
彼女の瞳に映ったのはケントだけではない。
ギウ・フィナ・親父・カインと仲間たちが続く。
涙を浮かべるエクアへケントは確固たる意志を乗せて言葉を生む。
「怪我はなさそうだな、エクア。もう、安心していいぞ。私たちが迎えに来たからな」
私たちは追跡用魔法石のシグナルをもとにエクアの居場所を割り出した。
場所は半島の北西に位置するカルポンティ近くの森。
そこまで行くには馬でどんなに急いでも二日はかかるが、こちらには古代人の転送装置がある。
トーワ二階にある転送装置から直接アグリス近くにある転送ポイントに行けば、大幅に時間を短縮できる。
私はギウ・フィナ・親父・カインを引き連れ、トーワ二階の転送室へ急ぎ足で向かう。
その途中、フィナにエクアのいる場所までの時間を尋ねた。
「フィナ、どのくらいかかる?」
「目的地はアグリスの転送ポイントからカルポンティの森。そこまで、半日程度」
「少し休息を挟んでも昼前には着くな」
「でも、あそこはアグリスの領地だよ。他領主のあんたが勝手をして大丈夫なの?」
「問題だらけだ。だが、トーワの住民がアグリスの住民によって拉致された。これは領主として看過できない」
「え、アグリスの住民? あ、サレートをアグリスの住民として認識することにしたのね」
「その通りだ。これでも不十分だろうが、それでもアグリスがうだうだ抜かすようであれば、その頬っ面をぶん殴ってやる!」
「ケント、ブチ切れてるね」
「当たり前だ! 年端も行かぬ少女を連れ攫うなど言語道断。それもエクアを!! 皆、相手は空間を操ることのできる錬金術士。気を抜くな! フィナ!」
「任せなさい! 以前、魔族を相手したときとは違い準備万端! 攻撃具もたくさん! 前々から考えていた光の魔法――その中の素粒子の力と遺跡から得た知識との組み合わせで、その気になれば町一つ吹き飛ばすことができるけど、マフィンさんかカオマニーの補助がないとみんなを巻き込んじゃうから今回はお預けね」
「ほぅ、それほどの力を。普段なら冗談じゃないと言葉を返すところだが、今回は残念だという言葉を贈ろう。カイン!」
「万が一、エクア君が怪我を負っていたとしても、絶対に治して見せます!」
「親父!」
「エクアの嬢ちゃんには大きな借りがある! 命を賭して、嬢ちゃんを救い守り通して見せますぜ!」
「ギウ!」
「ギウギウ!」
「よし、行こう! エクアを救いに!」
――カルポンティ・元盗賊アジト・昼前
エクアは最初に訪れた、未完成の彫刻や絵画が散乱した部屋に閉じ込められていた。
「サレート先生がいつ戻ってくるかわからない。何とか脱出しないとっ」
扉へ近づく。
何度ドアノブを回しても空を切る感じで手応えがない。
窓へ近づく。
窓にガラスはないが代わりに見えない壁があり、外には出られない。
「駄目だ、出られない。扉に体当たりして……私の体重じゃ全然だし。それに、窓と同じように見えない壁が途中に張られてあったら……そうだ、カバン。何か道具ないかな?」
いつも肩から掛けている大きな茶色のカバンを開ける。
幸い、サレートはエクアの持ち物に興味はなく放置していたようだ。
「え~っと、筆にパレットに絵の具に粘土にお水にちっちゃなバケツ。傷薬と医学書。あれ、これは?」
カバンの隅に追跡用魔法石の指輪を見つけた。
「いつの間に? あ、まだ何か……こ、これってっ!?」
指輪のそばにはもう一つ、道具があった。
それは……。
「フィナさんの試験管型属性爆弾」
炎の力が詰まった、真っ赤な試験管がエクアの瞳に映る。
「指輪もそうだけど、いつ? ……あ、ギウさんがっ」
そう、エクアが思い当たった通り、これを渡したのはギウだ。
彼はフィナから追跡用魔法石を受け取り、さらに体をまさぐり、試験管型爆弾を引き抜いていた。
それらをエクアに医学書だけを渡す振りをして、カバンの奥に忍ばせていたのだ。
「どうしてこんな準備をしてくれたのかわかりませんが、ギウさん、ありがとうございます」
エクアは追跡用魔法石の指輪をはめて、もう一つの手でそっと指輪を包む。
「これがある限り、フィナさんが私を見つけてくれる。そうしたら、みんなが来てくれる。でも、このままずっとここに居るのは安全だと思えない。そうだ、森の中へ!」
ボロボロのカーテンの向こうにはカルポンティの森が見える。
そこへ逃げ込んでしまえば、サレートには見つけられまい。だけど、指輪があれば仲間からは見つけてもらえる。エクアはそう考えた。
「絵の具用のお水があるし、少しの間なら大丈夫。よしっ」
まずは扉に視線を飛ばす。
「あっちは駄目、先に何があるかわからない。それじゃあ」
窓へ視線を飛ばす。ここは二階。
「でも、あの見えない壁さえ突破できれば外へ出られる。それは爆弾を使って、あとはどうやって二階の窓から一階へ行くかだけど」
窓には垂れ下がるボロボロのカーテン……。
「うん、あれを引き裂いてロープにすればっ」
エクアは脱出のために必要なプロセスを淡々とこなしていく。
そこに恐怖はもちろんあった。
地下には化け物と化した盗賊が呻き声を上げ続けている。
鼻腔には腐れた血と肉の匂いが残る。
正気ではいられない状況下でありながらも、十二歳の少女は生還の可能性を高めるために黙々と作業を続ける。
彼女を支えるのは、ここへ至るまでの過酷な経験。
そして、指輪に煌めく信頼。
仲間が必ず助けに来てくれる。
そう、信じられるからこそ、エクアの心は恐怖に屈することなく立ち向かえるのだ。
「よ~し、ロープはできた。これに水を含ませて重そうな彫刻に結んで……次に、その彫刻の後ろに隠れて、水に濡らしたカバンを頭から被って、さらにその上から濡らしたカーテンの切れ端を被ってっと、そして属性爆弾を窓へ」
炎の力を宿した真っ赤な試験管に起爆用の小さな魔力を籠めて、それを窓へ。
試験官はくるくる回り飛んでいく。
それが見えない壁に触れた瞬間、大爆発を起こした!
衝撃と熱風が部屋を覆いつくすが、彫刻が衝撃を受け止めて、濡れたカバンとカーテンが熱風からエクアを守ってくれた。
「ぷはっ」
カバンを脱ぎ捨てエクアが顔を出す。
「お水を使いきっちゃったけど、逃げるのが先。きっと、ううん、絶対にケント様たちが私を見つけてくれる。さぁ、急がなきゃっ、先生が戻ってきちゃう!」
カーテンで作られたロープを窓へ放り投げる。
見えない壁は見事なくなっており、ロープは一階へと垂れ下がった。
エクアはそれにしがみつき、たどたどしくも地上へ降り立つ。
「よし、森へ」
「いや~、残念だよ、エクアさん」
「え?」
エクアの背後から声が聞こえた。
彼女は心臓を跳ね上げ、一気に呼吸がバラバラになり、ゆっくりと後ろを振り向く。
立っていたのはもちろん、サレート=ケイキ。
彼は紫の瞳に冷たい光を宿す。
「はぁ、まさか、ここまでして芸術から逃げようとするなんて。なぜ、あの素晴らしさを理解できないんだい?」
「な、何が芸術ですかっ! あれは命に対する冒涜です! 決して、芸術なんかじゃありませんっ!」
「う~ん、若いねぇ。だが、若さは過ちの象徴。僕がしっかり真の芸術というものを教えてあげるよ」
「キャッ!」
サレートはエクアの手を強く握り締める。
「ああ、ごめんごめん。芸術家の手を傷つけるような真似をしては駄目だよね。あ、そうだ! 君は両手で芸術を描く。ということは、足がなくても大丈夫だよねっ」
「……へ?」
「そうすれば、閉じ込める必要もなく一石二鳥。ふふふ、我ながらナイスなアイデアだ」
「い、いや、離して……」
「い~や、離さないよ。君は僕の芸術を世界に広げる役目を負っている。テロールたちを世界に導き、人々の心に浸透させる役目をね」
「離してっ、離してっ!」
「それはできない相談だねぇ」
「離してっ、離してよっ! この、馬鹿者ぉおぉぉぉ!」
――エクアから薄汚い手を放せ、サレート!!――
森に響き渡る逞しき声。
もっとも敬愛する人の声が響いた。
森の奥から彼が、銀の髪を揺らし、銀の瞳を見せて現れた。
彼の姿を淡い緑の瞳に宿したエクアは涙を零す。
「ケ、ケント様……」
彼女の瞳に映ったのはケントだけではない。
ギウ・フィナ・親父・カインと仲間たちが続く。
涙を浮かべるエクアへケントは確固たる意志を乗せて言葉を生む。
「怪我はなさそうだな、エクア。もう、安心していいぞ。私たちが迎えに来たからな」
0
あなたにおすすめの小説
レベル上限5の解体士 解体しかできない役立たずだったけど5レベルになったら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
前世で不慮な事故で死んだ僕、今の名はティル
異世界に転生できたのはいいけど、チートは持っていなかったから大変だった
孤児として孤児院で育った僕は育ての親のシスター、エレステナさんに何かできないかといつも思っていた
そう思っていたある日、いつも働いていた冒険者ギルドの解体室で魔物の解体をしていると、まだ死んでいない魔物が混ざっていた
その魔物を解体して絶命させると5レベルとなり上限に達したんだ。普通の人は上限が99と言われているのに僕は5おかしな話だ。
5レベルになったら世界が変わりました
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
転生したら実は神の息子だった俺、無自覚のまま世界を救ってハーレム王になっていた件
fuwamofu
ファンタジー
ブラック企業で過労死した平凡サラリーマン・榊悠斗は、気づけば剣と魔法の異世界へ転生していた。
チート能力もない地味な村人として静かに暮らすはずだった……が、なぜか魔物が逃げ出し、勇者が跪き、王女がプロポーズ!?
実は神の息子で、世界最強の存在だったが、その力に本人だけが気づいていない。
「無自覚最強」な悠斗が巻き起こす勘違い系異世界英雄譚、ここに開幕!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる