28 / 54
第二章 世界を書き換える力
第28話 復讐の影
しおりを挟む
イロハとメールの尽力で、シスターメイや子どもたちは落ち着きを取り戻した。
そこで改めてシスターに話を聞くと、彼女は政治犯の子どもたちを罰する国のやり方に強く反対しており、自らの意思でこの過酷な孤児院への赴任を志願したのだという。
私はシスターメイの説明に深く頷き、視線をアマネへ振った。
彼女は怯える子どもたちを相手に、何とかご機嫌を取ろうとしていた。
「ほらほら、こわくないよ~。私は何もしないからねぇ~」
「来ないで……」
「――うっ! そうだ、クッキーがあったんだ。よかったら――」
「いらない!」
「ひぐっ。やばい、こっちが泣きそう……」
その様子を眺めながら、私は腕を組み、シスターに頭を傾けて問いかける。
「勇者ミナヅキは子どもたちにとって、悪魔のような存在なのだろうな」
「ええ……大きな声では言えませんが、あの子たちがミナヅキ様を許すことは、決してないでしょう」
「それは当然だろう」
どんな事情があろうと――親の命を奪われて許せる者などまずいない!
さらにこのような場所に追い立てて、冬を迎えるたびに友人が死を迎えるなど決して許容できるわけがない! 恨みは骨髄に達しているはず!!
しかし――
「すまぬな、シスター。カイリ国の内政ゆえ、王の肩書きを持っている私であっても君らを救うのは難しい」
シスターは穏やかに首を左右に振る。
「いえ、大変もったいないお言葉です。そのお心遣いだけでも、冷め切った子どもたちの心に、温かさの火が灯るというものです」
ここで、私は小さな笑いを交える。
「フフ」
「どうされました、アルト陛下?」
「たしかに難しいが、救えないとは言っていないぞ。シスターメイ」
「――え?」
「これから私たちはカイリ国へ向かい、交渉を行う。そこで君たちの境遇についても触れておこう」
「ですが、大変心苦しくあります。それに、国家の大事の交渉とは畑が違うのではございませんか?」
「たしかにそうだが……それを何とかするのが政治家の舌先三寸だ。ま、期待して待っていてくれ」
私は冗談めかして舌をベッと出して指をさす。
すると、シスターは初めて笑顔を見せた。
「くすくすくす、っと、失礼でしたね」
「いや、気にしないでくれ。では、そろそろ先へ向かうとしよう」
私は子どもたちと遊んでいるイロハとメール。依然として睨まれているアマネに声をかけようとした――その時!!
――ドカーン!! という、地響きのような爆発が地面と空に木霊した。
「なんだ!?」
急ぎ、その音の発生源へ顔を向ける。
そこは、修復を終えたばかりの橋の方角。
「い、いったい何が――あっ!」
『あの岩ん中にゃ、魔導型の自動爆弾連弩が山ほど仕込んでありやしてね。敵が近づきゃあ矢がドバーッと飛び出して、当たった奴ぁまとめて吹っ飛ぶって寸法でさ』
『橋にも魔導のトラップがついているんだぜ、おっと、ついてます。矢をしのいで通り抜けようとすると、足元から炎が噴き出て丸焦げって算段だぜ、おっと、です!』
ドワーフの親方とエルフの言葉が脳裏を過ぎる。
私は片手で頭を激しく抱えた。
「撤去作業中にミスを犯したな。ともかく、現場の様子を確認に――なっ!?」
ゴロゴロという不吉な轟音を伴い、山頂からまたもや地響きが伝わってきた。
見上げれば、無数の大岩たちが斜面を転げ落ちてきているではないか。
「クッ――このままでは子どもたちが!! 皆の者!!」
「了解です、アルト様!!」
「ん!!」
「ええ、任せなさいって!!」
メールは魔法の結界を生み出し、それで孤児院を包み込む。
私・イロハ・アマネは外にいる者たちを庇うように前に立ち、転がり落ちてくる大岩を弾いたり、あるいは軌道を逸らしていく。
「大岩だけではなく、細かな破片にも注意しろ。子どもたちに当たれば致命傷だぞ!」
「もちろんです!」
イロハは大岩を片手で殴り飛ばし、無数の石礫を驚異的な反応速度で両手を使い叩き落している。
その超人的な立ち回りに、剣を振るうアマネは驚きを隠せない。
「ええっ!? イロハ、すごくない? 素手なのに」
「イロハは武道の達人だからな。さらに魔法も使える。私たちの知る様式とは違うものだが」
「私たちと違う? ――――と、話している場合じゃないっか」
「その通りだ! ん、もう落石が途切れてきたか? だが、最後まで気を抜くな!」
そう叫んだ直後、ひときわ大きな岩が視界を塞ぐように転がり落ちてきた。
「よし、あれは私が逸らす!」
私は剣に魔力を流し、厚めの真空の刃をもって弾き飛ばそうとした――だがその岩は、刃が届く寸前で、二つに分裂してしまった。
「なっ!? イロハ!!」
「はい!!」
分裂した一つは、イロハがかろうじて拳で受け流した。
――だが、もう一つが間に合わない!!
それは三人の子どもたちの真上に迫っていた!!
「間に合うか!!」
再び剣に魔力を込めようとした、その刹那――――轟音鳴り響く!?
「ふんぬっ!!」
剛胆な掛け声とともに、その大岩は柔らかなボールが弾むかのように、私たちとは全く別方向へと吹き飛んでいった。
驚愕と共に、視線を声の主へ向ける。
そこに立っていたのは、筋骨隆々とした肉体を持つ男。
太き拳を突き出し、それをゆっくり収めると、背後に座り込んでいる子どもたちへ静かに語りかけた。
「大事ないか、幼子たちよ」
「……え……うん!」
「ありがとう!!」
「フッ、そうか。ならばよい」
厳つい風貌からは想像もつかないほど、穏やかで、実に心地よい笑みを浮かべている。
だが、私の姿を目にすると――暗緑色の瞳の中に、氷のような殺意が宿った。
「貴様が、アルトか?」
「いかにも。貴殿は?」
「そうか……」
男は漆黒の小手を纏った両腕を前に出して、重厚な構えを取った。
そして、己が名を告げる。
「俺の名はギドラ……ガター様の参謀!! アルト! ガター様の仇、ここで討たさせてもらうぞ!!」
そこで改めてシスターに話を聞くと、彼女は政治犯の子どもたちを罰する国のやり方に強く反対しており、自らの意思でこの過酷な孤児院への赴任を志願したのだという。
私はシスターメイの説明に深く頷き、視線をアマネへ振った。
彼女は怯える子どもたちを相手に、何とかご機嫌を取ろうとしていた。
「ほらほら、こわくないよ~。私は何もしないからねぇ~」
「来ないで……」
「――うっ! そうだ、クッキーがあったんだ。よかったら――」
「いらない!」
「ひぐっ。やばい、こっちが泣きそう……」
その様子を眺めながら、私は腕を組み、シスターに頭を傾けて問いかける。
「勇者ミナヅキは子どもたちにとって、悪魔のような存在なのだろうな」
「ええ……大きな声では言えませんが、あの子たちがミナヅキ様を許すことは、決してないでしょう」
「それは当然だろう」
どんな事情があろうと――親の命を奪われて許せる者などまずいない!
さらにこのような場所に追い立てて、冬を迎えるたびに友人が死を迎えるなど決して許容できるわけがない! 恨みは骨髄に達しているはず!!
しかし――
「すまぬな、シスター。カイリ国の内政ゆえ、王の肩書きを持っている私であっても君らを救うのは難しい」
シスターは穏やかに首を左右に振る。
「いえ、大変もったいないお言葉です。そのお心遣いだけでも、冷め切った子どもたちの心に、温かさの火が灯るというものです」
ここで、私は小さな笑いを交える。
「フフ」
「どうされました、アルト陛下?」
「たしかに難しいが、救えないとは言っていないぞ。シスターメイ」
「――え?」
「これから私たちはカイリ国へ向かい、交渉を行う。そこで君たちの境遇についても触れておこう」
「ですが、大変心苦しくあります。それに、国家の大事の交渉とは畑が違うのではございませんか?」
「たしかにそうだが……それを何とかするのが政治家の舌先三寸だ。ま、期待して待っていてくれ」
私は冗談めかして舌をベッと出して指をさす。
すると、シスターは初めて笑顔を見せた。
「くすくすくす、っと、失礼でしたね」
「いや、気にしないでくれ。では、そろそろ先へ向かうとしよう」
私は子どもたちと遊んでいるイロハとメール。依然として睨まれているアマネに声をかけようとした――その時!!
――ドカーン!! という、地響きのような爆発が地面と空に木霊した。
「なんだ!?」
急ぎ、その音の発生源へ顔を向ける。
そこは、修復を終えたばかりの橋の方角。
「い、いったい何が――あっ!」
『あの岩ん中にゃ、魔導型の自動爆弾連弩が山ほど仕込んでありやしてね。敵が近づきゃあ矢がドバーッと飛び出して、当たった奴ぁまとめて吹っ飛ぶって寸法でさ』
『橋にも魔導のトラップがついているんだぜ、おっと、ついてます。矢をしのいで通り抜けようとすると、足元から炎が噴き出て丸焦げって算段だぜ、おっと、です!』
ドワーフの親方とエルフの言葉が脳裏を過ぎる。
私は片手で頭を激しく抱えた。
「撤去作業中にミスを犯したな。ともかく、現場の様子を確認に――なっ!?」
ゴロゴロという不吉な轟音を伴い、山頂からまたもや地響きが伝わってきた。
見上げれば、無数の大岩たちが斜面を転げ落ちてきているではないか。
「クッ――このままでは子どもたちが!! 皆の者!!」
「了解です、アルト様!!」
「ん!!」
「ええ、任せなさいって!!」
メールは魔法の結界を生み出し、それで孤児院を包み込む。
私・イロハ・アマネは外にいる者たちを庇うように前に立ち、転がり落ちてくる大岩を弾いたり、あるいは軌道を逸らしていく。
「大岩だけではなく、細かな破片にも注意しろ。子どもたちに当たれば致命傷だぞ!」
「もちろんです!」
イロハは大岩を片手で殴り飛ばし、無数の石礫を驚異的な反応速度で両手を使い叩き落している。
その超人的な立ち回りに、剣を振るうアマネは驚きを隠せない。
「ええっ!? イロハ、すごくない? 素手なのに」
「イロハは武道の達人だからな。さらに魔法も使える。私たちの知る様式とは違うものだが」
「私たちと違う? ――――と、話している場合じゃないっか」
「その通りだ! ん、もう落石が途切れてきたか? だが、最後まで気を抜くな!」
そう叫んだ直後、ひときわ大きな岩が視界を塞ぐように転がり落ちてきた。
「よし、あれは私が逸らす!」
私は剣に魔力を流し、厚めの真空の刃をもって弾き飛ばそうとした――だがその岩は、刃が届く寸前で、二つに分裂してしまった。
「なっ!? イロハ!!」
「はい!!」
分裂した一つは、イロハがかろうじて拳で受け流した。
――だが、もう一つが間に合わない!!
それは三人の子どもたちの真上に迫っていた!!
「間に合うか!!」
再び剣に魔力を込めようとした、その刹那――――轟音鳴り響く!?
「ふんぬっ!!」
剛胆な掛け声とともに、その大岩は柔らかなボールが弾むかのように、私たちとは全く別方向へと吹き飛んでいった。
驚愕と共に、視線を声の主へ向ける。
そこに立っていたのは、筋骨隆々とした肉体を持つ男。
太き拳を突き出し、それをゆっくり収めると、背後に座り込んでいる子どもたちへ静かに語りかけた。
「大事ないか、幼子たちよ」
「……え……うん!」
「ありがとう!!」
「フッ、そうか。ならばよい」
厳つい風貌からは想像もつかないほど、穏やかで、実に心地よい笑みを浮かべている。
だが、私の姿を目にすると――暗緑色の瞳の中に、氷のような殺意が宿った。
「貴様が、アルトか?」
「いかにも。貴殿は?」
「そうか……」
男は漆黒の小手を纏った両腕を前に出して、重厚な構えを取った。
そして、己が名を告げる。
「俺の名はギドラ……ガター様の参謀!! アルト! ガター様の仇、ここで討たさせてもらうぞ!!」
0
あなたにおすすめの小説
パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
【完結】魅了の魔法にかけられて全てを失った俺は、最強の魔法剣士になり時を巻き戻す
金峯蓮華
ファンタジー
戦に負け、国が滅び、俺ひとりだけ生き残った。愛する女を失い、俺は死に場所を求め、傭兵となり各地を漂っていた。そんな時、ある男に声をかけられた。
「よぉ、にいちゃん。お前、魅了魔法がかかってるぜ。それも強烈に強いヤツだ。解いてやろうか?」
魅了魔法? なんだそれは?
その男との出会いが俺の人生を変えた。俺は時間をもどし、未来を変える。
R15は死のシーンがあるための保険です。
独自の異世界の物語です。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる