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第7章 時の思い出
命令1 ~お泊まり会 夜~
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「さぁ!みんな揃ったし何する!?」
僕は椅子に座るみんなに声をかけた。
「ジェンガしよー!」
そう言って隼歌は大きなカバンからジェンガを取り出した。
「ジェンガか…面白そうだね!やろうやろう!」
「ジェンガ?」
未咲紀はジェンガを知らないのか首を傾げていた。
「ジェンガ知らない?未咲紀。」
「えぇ聞いたことすら無かったわ。」
まじか!でもみんなジェンガやる気満々だし…、
「じゃあ未咲紀は僕の横に来て。教えるから。」
それから僕は少しだけ説明し、その後すぐ始まった。元々単純なルールなため、未咲紀が理解するのは一瞬だった。
「本当に、そこでいいのかな?」
ここで夢叶が愛澄花に言葉をかけた。
「ここでいいわ!」
愛澄花は動じず、危なげなくブロックを置いた。
「ぐぬぬ…やるわね愛澄花?」
「ふっふっふ。その手にはもう乗らないよ!」
過去に何回か今の手に乗せられたんだね…。
「次は何するー?」
ジェンガは未咲紀のターンで終了。未咲紀は罰ゲームで語尾にニャンをつけることになった。
「くっ。罰ゲームなんて聴いてないニャン!」
「そりゃ言ってないもの。」
隼歌がそう答えた。
「ジェンガは初めてだったけど、トランプなら負けないニャン!」
未咲紀はカバンからトランプを取り出した。
「何するの?ババ抜き?大富豪?」
僕が未咲紀に聞くと、未咲紀は
「ババ抜きで行くニャン!私は負けるはずが無いニャン!」
未咲紀さん。それフラグって言うんだよ?
「な、なん…だと、、?」
なんと負けたのは未咲紀では無く僕だった。あんなにフラグ建ててたのに。
「あんなにフラグ建ててたのになんで勝ったの…。」
隼歌も僕と同じ理由で驚いていた。
「罰ゲームは何にしようかニャン♪」
ルンルンで罰ゲームを考える未咲紀。僕はマシなやつで頼む…と願うことしか出来ないのだった。
「…そろそろ勉強するかワン?」
僕は罰ゲームで語尾にワンとつけることになった。うぅ、恥ずかしいな。
「そうだね!1回勉強しようか。」
夢叶が僕の意見に賛成し、机を片付けて勉強道具を出した。夏休みに入っているので、課題が沢山出ている。できるだけ今終わらしておきたい。
勉強もある程度した僕達は、再び遊んだ。絵しりとりをしたり、再びババ抜きをしたり、沢山遊んだ。そして今、みんながお風呂に入り終わり、寝る準備をしている。
「ねぇねぇ!」
隼歌が布団の上に座って言った。
「みんなこっち来て!」
みんなが隼歌のところに集まると、隼歌は割り箸を広げた。先端が赤で塗りつぶされているものと、数字が書いているもの。これを見て、僕は隼歌がしようとしていることが分かってしまった。
「じゃあ。僕。もう寝るから。」
そう言って逃げようとしたが、
「駄目よ。」
引き止められてしまった。逃げられない…!
「みんな?お泊まり会と言えば夜更かし。夜更かしと言えばゲーム。ゲームと言えば?そう。」
「「「王様ゲーム!」」」
僕は椅子に座るみんなに声をかけた。
「ジェンガしよー!」
そう言って隼歌は大きなカバンからジェンガを取り出した。
「ジェンガか…面白そうだね!やろうやろう!」
「ジェンガ?」
未咲紀はジェンガを知らないのか首を傾げていた。
「ジェンガ知らない?未咲紀。」
「えぇ聞いたことすら無かったわ。」
まじか!でもみんなジェンガやる気満々だし…、
「じゃあ未咲紀は僕の横に来て。教えるから。」
それから僕は少しだけ説明し、その後すぐ始まった。元々単純なルールなため、未咲紀が理解するのは一瞬だった。
「本当に、そこでいいのかな?」
ここで夢叶が愛澄花に言葉をかけた。
「ここでいいわ!」
愛澄花は動じず、危なげなくブロックを置いた。
「ぐぬぬ…やるわね愛澄花?」
「ふっふっふ。その手にはもう乗らないよ!」
過去に何回か今の手に乗せられたんだね…。
「次は何するー?」
ジェンガは未咲紀のターンで終了。未咲紀は罰ゲームで語尾にニャンをつけることになった。
「くっ。罰ゲームなんて聴いてないニャン!」
「そりゃ言ってないもの。」
隼歌がそう答えた。
「ジェンガは初めてだったけど、トランプなら負けないニャン!」
未咲紀はカバンからトランプを取り出した。
「何するの?ババ抜き?大富豪?」
僕が未咲紀に聞くと、未咲紀は
「ババ抜きで行くニャン!私は負けるはずが無いニャン!」
未咲紀さん。それフラグって言うんだよ?
「な、なん…だと、、?」
なんと負けたのは未咲紀では無く僕だった。あんなにフラグ建ててたのに。
「あんなにフラグ建ててたのになんで勝ったの…。」
隼歌も僕と同じ理由で驚いていた。
「罰ゲームは何にしようかニャン♪」
ルンルンで罰ゲームを考える未咲紀。僕はマシなやつで頼む…と願うことしか出来ないのだった。
「…そろそろ勉強するかワン?」
僕は罰ゲームで語尾にワンとつけることになった。うぅ、恥ずかしいな。
「そうだね!1回勉強しようか。」
夢叶が僕の意見に賛成し、机を片付けて勉強道具を出した。夏休みに入っているので、課題が沢山出ている。できるだけ今終わらしておきたい。
勉強もある程度した僕達は、再び遊んだ。絵しりとりをしたり、再びババ抜きをしたり、沢山遊んだ。そして今、みんながお風呂に入り終わり、寝る準備をしている。
「ねぇねぇ!」
隼歌が布団の上に座って言った。
「みんなこっち来て!」
みんなが隼歌のところに集まると、隼歌は割り箸を広げた。先端が赤で塗りつぶされているものと、数字が書いているもの。これを見て、僕は隼歌がしようとしていることが分かってしまった。
「じゃあ。僕。もう寝るから。」
そう言って逃げようとしたが、
「駄目よ。」
引き止められてしまった。逃げられない…!
「みんな?お泊まり会と言えば夜更かし。夜更かしと言えばゲーム。ゲームと言えば?そう。」
「「「王様ゲーム!」」」
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