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第7章 時の思い出
王様ゲーム
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「嫌だ!」
僕は夜にも関わらず大声で叫んだ。しかし、母さんの部屋の方からものすごい殺気を感じた僕は黙り込んでしまった。
「みんなはやる気満々だけど?」
周りを見渡すとみんなニコニコしていた。…というかなぜ僕はあんなに嫌がっていたんだろう。こうやってみんなが笑顔になれるのならそれで良いじゃないか。
「分かった、やろう。」
「やったー!」
隼歌はそう言って割り箸を引く準備をするのだった。
「第1回!王様ゲーム!!!」
「「いぇーい!」」
「行くよー?」
「「王様だーれだ!?」」
一斉にクジを引いた。僕は王様じゃなかった。
「はいはーい!私が王様!」
夢叶が王様だった。
「うーん…いざ王様になると悩むね…。」
夢叶は数秒思考し、言った。
「まずは軽い命令から!1番が3番にしっぺ。」
おぉ軽い命令だ。良かったぁ。まぁ4番なんだけどね。
「1番は私だよ?3番は?」
「私だ…。」
1番は隼歌で、3番は愛澄花か。隼歌、手加減するかな…。
「いくよ?」
バチン!と部屋中に鳴り響いた。
「痛った!」
夜なので抑え気味にリアクションを取ってくれた愛澄花に僕は感謝した。…結構痛そうな音してたな。
「じゃあ次行こうか。」
夢叶が、場を仕切り
「王様だーれだ!?」
といった。僕らはクジを引いた。
「王様だぁー!」
と、叫んだのは未咲紀だった。
「…あぁ、これ王様になると本当に命令思いつかないわ。」
夢叶が言っていたことがわかったらしい。
「じゃあ命令は、2番と3番が今までの中で1番記憶に残ってる夢を暴露しましょう!」
僕は2番だ…。夢…ね。
「…1人になった夢だよ…。」
僕は小さくボソッと呟いた。みんな何時の出来事かわかったようで、それ以上何も言わなかった。
「3番は私ね。」
隼歌が3番だった。
「うーん。強いていえば誘拐された夢?子供の時助けも呼べなくてグルグルにロープ巻かれた状態の夢を見てたのが印象に残ってるね。しかも3日に1回は見るんだよね。インパクトは強かったね。」
確かに怖い夢だなぁ。
「…これ需要あったかな?」
「多分というか全くないよ?」
未咲紀の言葉に僕はすかさず答えた。
「次!王様だーれだ!」
「はい!」
愛澄花だった。
「はい。愛澄花さん命令は?」
僕が聞くと愛澄花は
「じゃあ2番と4番が明日1日カップルと言うことで。」
へ?
「えげつない命令しやがったな?2番は僕だよ。」
2番だ。…2番しか引かないんだけど僕…。
「ありゃ!?」
愛澄花はびっくりしたように声を上げガッカリした様子になった。
「4番は私よ。」
未咲紀はそっぽを向きながら言った。
「まさかボディーガードと1日カップルだなんて…。」
「まぁ命令だし仕方ないよ。」
僕は未咲紀をおだてた後、
「よし!今日はもう終わりにしよう!続きはやるなら明日。早く寝ないと勉強捗らないよ?」
僕はみんなを布団の中に押しやった。
「じゃあみんなお休み!」
僕がそういうと、
「「「お休み!」」」
とみんなが返してくれるのだった。
僕は夜にも関わらず大声で叫んだ。しかし、母さんの部屋の方からものすごい殺気を感じた僕は黙り込んでしまった。
「みんなはやる気満々だけど?」
周りを見渡すとみんなニコニコしていた。…というかなぜ僕はあんなに嫌がっていたんだろう。こうやってみんなが笑顔になれるのならそれで良いじゃないか。
「分かった、やろう。」
「やったー!」
隼歌はそう言って割り箸を引く準備をするのだった。
「第1回!王様ゲーム!!!」
「「いぇーい!」」
「行くよー?」
「「王様だーれだ!?」」
一斉にクジを引いた。僕は王様じゃなかった。
「はいはーい!私が王様!」
夢叶が王様だった。
「うーん…いざ王様になると悩むね…。」
夢叶は数秒思考し、言った。
「まずは軽い命令から!1番が3番にしっぺ。」
おぉ軽い命令だ。良かったぁ。まぁ4番なんだけどね。
「1番は私だよ?3番は?」
「私だ…。」
1番は隼歌で、3番は愛澄花か。隼歌、手加減するかな…。
「いくよ?」
バチン!と部屋中に鳴り響いた。
「痛った!」
夜なので抑え気味にリアクションを取ってくれた愛澄花に僕は感謝した。…結構痛そうな音してたな。
「じゃあ次行こうか。」
夢叶が、場を仕切り
「王様だーれだ!?」
といった。僕らはクジを引いた。
「王様だぁー!」
と、叫んだのは未咲紀だった。
「…あぁ、これ王様になると本当に命令思いつかないわ。」
夢叶が言っていたことがわかったらしい。
「じゃあ命令は、2番と3番が今までの中で1番記憶に残ってる夢を暴露しましょう!」
僕は2番だ…。夢…ね。
「…1人になった夢だよ…。」
僕は小さくボソッと呟いた。みんな何時の出来事かわかったようで、それ以上何も言わなかった。
「3番は私ね。」
隼歌が3番だった。
「うーん。強いていえば誘拐された夢?子供の時助けも呼べなくてグルグルにロープ巻かれた状態の夢を見てたのが印象に残ってるね。しかも3日に1回は見るんだよね。インパクトは強かったね。」
確かに怖い夢だなぁ。
「…これ需要あったかな?」
「多分というか全くないよ?」
未咲紀の言葉に僕はすかさず答えた。
「次!王様だーれだ!」
「はい!」
愛澄花だった。
「はい。愛澄花さん命令は?」
僕が聞くと愛澄花は
「じゃあ2番と4番が明日1日カップルと言うことで。」
へ?
「えげつない命令しやがったな?2番は僕だよ。」
2番だ。…2番しか引かないんだけど僕…。
「ありゃ!?」
愛澄花はびっくりしたように声を上げガッカリした様子になった。
「4番は私よ。」
未咲紀はそっぽを向きながら言った。
「まさかボディーガードと1日カップルだなんて…。」
「まぁ命令だし仕方ないよ。」
僕は未咲紀をおだてた後、
「よし!今日はもう終わりにしよう!続きはやるなら明日。早く寝ないと勉強捗らないよ?」
僕はみんなを布団の中に押しやった。
「じゃあみんなお休み!」
僕がそういうと、
「「「お休み!」」」
とみんなが返してくれるのだった。
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