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第63話 静かなる戦い
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エリオットからもらった芝居のチケットは、三階の中央ボックス席。いわゆる貴賓席で、王立学園の理事長ともなるとこんないい席にご招待されるのかとちょっとうらやましくなった。
エリオットは芝居には特に興味がないといっていたから、まさに宝の持ち腐れだ。
「叔父様、ここからだと舞台の奥まですごく良く見えますね!」
連れてきたテオドールも、手すりから身を乗り出してはしゃいでいる。
手すりの前に二つ並べられた椅子に、仲良く腰掛けた俺たちは、さきほど購入した芝居のパンフレットを手に、上演時間を今か今かと待ち構えていた。
と、その時……、
「こちらでございます」
案内係とともに、一人の長身の人物が俺たちのボックス席の中に入ってきた。
「エリオット先輩!」
「お席はこちらでよろしいでしょうか?」
案内係の後ろから、ボーイが赤いビロード張りの重そうな椅子を運んでくる。
「ここに並べてくれ」
エリオットは、俺が座っている隣のスペースを指し示した。
「承知いたしました」
あっという間に、二人席が三人席に早変わり!
「たまには話題の芝居を観るのもいいかと思ってな」
「そう、なんですね……」
俺は慌てて立ち上がると、エリオットにテオドールを紹介した。
「エリオット先輩、私の甥のテオドールです。王立学園ではいつもお世話になりありがとうございます。テオドール、こちらは……」
「……初めまして、ヴァロア理事長。テオドール・ダンデスでございます」
テオドールが堅い表情で、ヴァロア理事長に挨拶をする。
「ああ、君のことはよく知っているが、互いに顔を合わすのは初めてだな。
テオドール、大変優秀な生徒だと聞いている。これからも学業に励むように」
「はい」
礼儀正しくお辞儀をするテオドール。
でも、なんでだろう……。この場に、急に何とも言えない不穏な空気が広がっているのは……。
「もうすぐ始まるな。席につこうか」
エリオットが俺の背に手をかけたところに、テオドールがぐっと俺の手を引いた。
「叔父様っ! 俺と席を替わっていただけませんか?」
「え、もちろんいいけど?」
俺の席のほうが、舞台が見やすいのだろうか? そんなに変わりない気もするけど。
「テオドール、なら、私の席に座ればいい、より舞台に近いぞ」
エリオットからの申し出に、テオドールはぶんぶんと首を振った。
「いえ、結構です! 私は、真ん中の席が、いいんですっ!」
「……さっそくけん制か。威勢がいいことだ」
エリオットは小さくつぶやく。
「じゃ、じゃあ、テオが真ん中の席ね」
――へんなテオドール。はっ、いやしかし、テオドールはこの機会に王立学園の理事長と親交を深め、今後の学園生活、ひいては将来、王宮の騎士になるための足掛かりをつかもうとしているのかもしれない!
俺はそんな健気なテオドールを、保護者として全力で応援しなければっ!!
というわけで、テオドールを真ん中に3人が座ったところで、舞台は始まった。
話題の舞台というだけあって、内容はとても面白かった。だがいつも俺とテオドールが鑑賞している騎士とお姫様のロマンチックな恋愛物とは少し違い、美しい王妃に恋した一人の騎士が、思い悩みつつも王妃への愛を止めることはできず、ついには想いを遂げてしまうという、青少年に見せるにしては少し問題のありそうな内容であった。
ちらりとテオドールの真剣な横顔を見ると、テオドールは舞台を見たままで俺の手を握ってきた。
――テオドールが変に感化されないといいんだけど……。
芝居が終わったところで、エリオットから食事に誘われた。
俺とテオドールも、観劇後にはどこかで食事をしようと約束していたから、ちょうどいいタイミングだ。しかも、テオドールにとって学園の理事長にお近づきになれるいいチャンスでもある。
さっそく了承の返事をしようとした俺だったが、
「叔父様……、俺……、今日は早く屋敷に戻りたいです」
暗い表情のテオドール。
「もしかして、具合が悪いのかっ!?」
「すみません、叔父様……」
「なら、テオドールだけ先に戻っていろ。私はジュールに話がある。テオドール、ジュールはあとで我が家の馬車で屋敷まで送らせるので問題はないな」
エリオットが冷たい視線をテオドールに向ける。
「エリオット先輩、でも……」
具合の悪いテオドールを置いて、食事になんていけない。
顔を曇らせる俺に、エリオットはため息をついた。
「ジュール、テオドールは送り迎えのつきそいが必要なほどの子供ではないだろう? それに、見たところ看護が必要なほど体調が悪い様子もない。大丈夫だ。では、行くぞ」
エリオットが俺の肩を抱いた。
「待ってください! 私も行きます!!」
急に大声を出すテオドール。
テオドールは俺とエリオットの間に割って入ってきた。
「体調はもう大丈夫です。ですから、私もご一緒させてください!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局王都の有名レストレランで、3人で食事することになった俺たち。
しかしその場は、明日にでもこの世の終わりが訪れるのではないかというほど暗く、まったく盛り上がりをみせなかった。
俺はなんとか場を和ませようと二人に話しかけるが、二人の反応はめちゃくちゃ悪い。
――テオドールってば、緊張しちゃってるのかな?
もともと俺とエリオットだって、そんなに親しいわけではない。だが、さすがにちょっとした会話くらいはできる。
しかし、この二人ときたら、さきほどからお互いに冷たい視線を送り合うだけで、打ち解けようという意思が感じられない。
途中から二人の仲を取り持つことを完全に放棄した俺は、王都きっての有名シェフがつくったという創作料理に集中することにした。
しばらく沈黙が続いた後、エリオットが咳ばらいをした。
「テオドール、いつまでも叔父に甘える姿というのは見ていて感心できないな。もう15歳なのだから、ジュールの手を握ったりするのは控えるべきだ」
――あっ、ついにエリオット先輩の説教タイムが始まってしまった。これ始まると長いんだよねー!
「お言葉ですが、理事長。理事長こそ、隙をみては気安く叔父様に触れようとするのはおやめください」
――テオドール、ちゃんと言い返せるんだ! すごい! 俺もエリオット先輩にこんな風に言い返せばよかったのかな……。
「ジュールは私の可愛い後輩だ。そして今はともに呪いの研究に邁進する仲間でもある。お互い気安くなるのは当然のことだろう。もちろんジュールも嫌がっていないと思うが?」
――ええっ!? エリオット先輩って俺のことそんな風に思ってたのか? なんだか意外なんですけど。
「私は叔父様の甥です。お互い触れ合って、愛情を確かめ合ったとしていったい何が悪いのでしょうか?」
――ん? テオドール?
「甥という立場を存分に利用して、最後にはジュールを手に入れようという算段らしいが、そうはいかない」
「それはこちらのセリフです。呪いの研究を言い訳に、叔父様を自分に縛り付けようとしても、無駄なことです」
――ん? ん? んん??
ますます舌鋒鋭く口撃し合う二人に、俺はあんぐりと口を開ける。
だが……、
「お待たせいたしました。本日のデザート。『森の狩人たちのフェスティバル~ブラックベリーの危険な誘惑~』でございます」
ウエイターが運んできたデザートに、俺の心は完全に奪われてしまった。
その後のことは、デザートの美味しさ以外、あまり記憶に残っていない……。
エリオットは芝居には特に興味がないといっていたから、まさに宝の持ち腐れだ。
「叔父様、ここからだと舞台の奥まですごく良く見えますね!」
連れてきたテオドールも、手すりから身を乗り出してはしゃいでいる。
手すりの前に二つ並べられた椅子に、仲良く腰掛けた俺たちは、さきほど購入した芝居のパンフレットを手に、上演時間を今か今かと待ち構えていた。
と、その時……、
「こちらでございます」
案内係とともに、一人の長身の人物が俺たちのボックス席の中に入ってきた。
「エリオット先輩!」
「お席はこちらでよろしいでしょうか?」
案内係の後ろから、ボーイが赤いビロード張りの重そうな椅子を運んでくる。
「ここに並べてくれ」
エリオットは、俺が座っている隣のスペースを指し示した。
「承知いたしました」
あっという間に、二人席が三人席に早変わり!
「たまには話題の芝居を観るのもいいかと思ってな」
「そう、なんですね……」
俺は慌てて立ち上がると、エリオットにテオドールを紹介した。
「エリオット先輩、私の甥のテオドールです。王立学園ではいつもお世話になりありがとうございます。テオドール、こちらは……」
「……初めまして、ヴァロア理事長。テオドール・ダンデスでございます」
テオドールが堅い表情で、ヴァロア理事長に挨拶をする。
「ああ、君のことはよく知っているが、互いに顔を合わすのは初めてだな。
テオドール、大変優秀な生徒だと聞いている。これからも学業に励むように」
「はい」
礼儀正しくお辞儀をするテオドール。
でも、なんでだろう……。この場に、急に何とも言えない不穏な空気が広がっているのは……。
「もうすぐ始まるな。席につこうか」
エリオットが俺の背に手をかけたところに、テオドールがぐっと俺の手を引いた。
「叔父様っ! 俺と席を替わっていただけませんか?」
「え、もちろんいいけど?」
俺の席のほうが、舞台が見やすいのだろうか? そんなに変わりない気もするけど。
「テオドール、なら、私の席に座ればいい、より舞台に近いぞ」
エリオットからの申し出に、テオドールはぶんぶんと首を振った。
「いえ、結構です! 私は、真ん中の席が、いいんですっ!」
「……さっそくけん制か。威勢がいいことだ」
エリオットは小さくつぶやく。
「じゃ、じゃあ、テオが真ん中の席ね」
――へんなテオドール。はっ、いやしかし、テオドールはこの機会に王立学園の理事長と親交を深め、今後の学園生活、ひいては将来、王宮の騎士になるための足掛かりをつかもうとしているのかもしれない!
俺はそんな健気なテオドールを、保護者として全力で応援しなければっ!!
というわけで、テオドールを真ん中に3人が座ったところで、舞台は始まった。
話題の舞台というだけあって、内容はとても面白かった。だがいつも俺とテオドールが鑑賞している騎士とお姫様のロマンチックな恋愛物とは少し違い、美しい王妃に恋した一人の騎士が、思い悩みつつも王妃への愛を止めることはできず、ついには想いを遂げてしまうという、青少年に見せるにしては少し問題のありそうな内容であった。
ちらりとテオドールの真剣な横顔を見ると、テオドールは舞台を見たままで俺の手を握ってきた。
――テオドールが変に感化されないといいんだけど……。
芝居が終わったところで、エリオットから食事に誘われた。
俺とテオドールも、観劇後にはどこかで食事をしようと約束していたから、ちょうどいいタイミングだ。しかも、テオドールにとって学園の理事長にお近づきになれるいいチャンスでもある。
さっそく了承の返事をしようとした俺だったが、
「叔父様……、俺……、今日は早く屋敷に戻りたいです」
暗い表情のテオドール。
「もしかして、具合が悪いのかっ!?」
「すみません、叔父様……」
「なら、テオドールだけ先に戻っていろ。私はジュールに話がある。テオドール、ジュールはあとで我が家の馬車で屋敷まで送らせるので問題はないな」
エリオットが冷たい視線をテオドールに向ける。
「エリオット先輩、でも……」
具合の悪いテオドールを置いて、食事になんていけない。
顔を曇らせる俺に、エリオットはため息をついた。
「ジュール、テオドールは送り迎えのつきそいが必要なほどの子供ではないだろう? それに、見たところ看護が必要なほど体調が悪い様子もない。大丈夫だ。では、行くぞ」
エリオットが俺の肩を抱いた。
「待ってください! 私も行きます!!」
急に大声を出すテオドール。
テオドールは俺とエリオットの間に割って入ってきた。
「体調はもう大丈夫です。ですから、私もご一緒させてください!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局王都の有名レストレランで、3人で食事することになった俺たち。
しかしその場は、明日にでもこの世の終わりが訪れるのではないかというほど暗く、まったく盛り上がりをみせなかった。
俺はなんとか場を和ませようと二人に話しかけるが、二人の反応はめちゃくちゃ悪い。
――テオドールってば、緊張しちゃってるのかな?
もともと俺とエリオットだって、そんなに親しいわけではない。だが、さすがにちょっとした会話くらいはできる。
しかし、この二人ときたら、さきほどからお互いに冷たい視線を送り合うだけで、打ち解けようという意思が感じられない。
途中から二人の仲を取り持つことを完全に放棄した俺は、王都きっての有名シェフがつくったという創作料理に集中することにした。
しばらく沈黙が続いた後、エリオットが咳ばらいをした。
「テオドール、いつまでも叔父に甘える姿というのは見ていて感心できないな。もう15歳なのだから、ジュールの手を握ったりするのは控えるべきだ」
――あっ、ついにエリオット先輩の説教タイムが始まってしまった。これ始まると長いんだよねー!
「お言葉ですが、理事長。理事長こそ、隙をみては気安く叔父様に触れようとするのはおやめください」
――テオドール、ちゃんと言い返せるんだ! すごい! 俺もエリオット先輩にこんな風に言い返せばよかったのかな……。
「ジュールは私の可愛い後輩だ。そして今はともに呪いの研究に邁進する仲間でもある。お互い気安くなるのは当然のことだろう。もちろんジュールも嫌がっていないと思うが?」
――ええっ!? エリオット先輩って俺のことそんな風に思ってたのか? なんだか意外なんですけど。
「私は叔父様の甥です。お互い触れ合って、愛情を確かめ合ったとしていったい何が悪いのでしょうか?」
――ん? テオドール?
「甥という立場を存分に利用して、最後にはジュールを手に入れようという算段らしいが、そうはいかない」
「それはこちらのセリフです。呪いの研究を言い訳に、叔父様を自分に縛り付けようとしても、無駄なことです」
――ん? ん? んん??
ますます舌鋒鋭く口撃し合う二人に、俺はあんぐりと口を開ける。
だが……、
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