1 / 10
1
しおりを挟む
好きって気持ち全く知らなかったんだ
キミに会うまでは…
キミに出会って
何だか違うって思って…
けれども恋ってわからなかった
これが恋って気付くまで
あとどれ位かかるのだろうか…
季節は春。
きっと、出会いの季節と胸をワクワクとさせている人が多いと思う。けれども私は毎年この季節があまり好きではない。
このみんなが浮き足立つ様子を見るのが好きではないのかもしれない。
皆が誰がカッコいいとか、好きとかそんな話が春になると飛び交い始める。それは新しく出会いがあるからだ。
でも、私にはずっと忘れられない男の子がいる。その記憶が今も恋愛をしてはダメと言っている気がするのだ。
その恋の呪縛から解き放たれない限り、私が新しく恋をする事はおそらく出来ないだろう。
「さくらは好きな人いないの?」
「うん」
「いるでしょ?真夏くん!」
「真夏くんってあのアイドルの真夏?」
「う、うん。まあ」
「それって好きな人にはいらないから!ちゃんとおしえてよ」
「本当なんだ。真夏くんが好きなの」
新しく友達になった数人の子が「うそだー」と言いながら笑う。そして「そんなのが通用するのって中学までじゃない?」って。
「そうだよねー。でも私は真夏くんにマジ恋しちゃってたり」
「そうなんだ。でも現実に好きな人みつけなよね」
「そうだね」
そんな風に不毛なやりとりをするのも今年で何年目になるのだろうか?
確かに芸能人に恋をしているなんて子供じみた事だし、そんな理由が通用するのも中学生までだろう。
普通は「恋」ではなく「ファン」というのが正しい。
けれども、私中では真夏くんは芸能人ではないのだ。
そう、私には真夏くんという男の子に思い出があった。
*
キミに会うまでは…
キミに出会って
何だか違うって思って…
けれども恋ってわからなかった
これが恋って気付くまで
あとどれ位かかるのだろうか…
季節は春。
きっと、出会いの季節と胸をワクワクとさせている人が多いと思う。けれども私は毎年この季節があまり好きではない。
このみんなが浮き足立つ様子を見るのが好きではないのかもしれない。
皆が誰がカッコいいとか、好きとかそんな話が春になると飛び交い始める。それは新しく出会いがあるからだ。
でも、私にはずっと忘れられない男の子がいる。その記憶が今も恋愛をしてはダメと言っている気がするのだ。
その恋の呪縛から解き放たれない限り、私が新しく恋をする事はおそらく出来ないだろう。
「さくらは好きな人いないの?」
「うん」
「いるでしょ?真夏くん!」
「真夏くんってあのアイドルの真夏?」
「う、うん。まあ」
「それって好きな人にはいらないから!ちゃんとおしえてよ」
「本当なんだ。真夏くんが好きなの」
新しく友達になった数人の子が「うそだー」と言いながら笑う。そして「そんなのが通用するのって中学までじゃない?」って。
「そうだよねー。でも私は真夏くんにマジ恋しちゃってたり」
「そうなんだ。でも現実に好きな人みつけなよね」
「そうだね」
そんな風に不毛なやりとりをするのも今年で何年目になるのだろうか?
確かに芸能人に恋をしているなんて子供じみた事だし、そんな理由が通用するのも中学生までだろう。
普通は「恋」ではなく「ファン」というのが正しい。
けれども、私中では真夏くんは芸能人ではないのだ。
そう、私には真夏くんという男の子に思い出があった。
*
0
あなたにおすすめの小説
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる