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眠りに着いて
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長谷川有紀の夢を何度もみて、僕は翌朝目がさめた。シャワーを朝から入ってしまうと、気分がさっぱりとした。今日は暑さがやわらいで、昨日より涼しかった。そっと階下に降りると、母はまだ寝ている。僕は、母の眠っている横顔を見た。何かに安心したように、眠っている。
僕は静かに窓を開けた。
「幸人くん?」
母がそう言って目を覚ました様だった。
「ごめん」と僕が言った。
「もう起きる時間だから良いのよ」と母が言う。
心地良い風が流れて入って来る。昨日より、やはり涼しい。
「夢を見ていたみたい」と母が急に言う。
「夢?」と僕が聞き返した。
「お父さんのこと」と母が言った。
「良かった。苦しい夢じゃなくて」と僕が言った。
「ええ、良い夢だったわ。夢の中でもお父さんに会えて」と母が言う。
今日も学校があるのだ。僕は急にそう当たり前のことを思う。
「最近、ちょっと疲れやすいわ」と母が珍しく朝から弱気なことを言う。
「無理しないでね。手伝えることが有ったら、何か言って」と僕が言う。
それから、再び母は目を閉じて、眠りに着いた。
朝ごはんは、期待できないだろう。
僕は手持ちのお金が、二千三百円あることを確認すると、近所のコンビニへと向かった。
夏の陽射しが揺れているが、暑さが昨日より弱まっている。
僕は、近くのコンビニエンスストアに、向かった。
コンビニエンスストアに入ると、おにぎりを二つ手に取る。
具を何にしようか、迷うが、シャケとたらこのお握りにする。
朝から、母の作った朝ごはんではなく、コンビニで済ませたら、母はあまり良い顔をしないと思うが、今日は特別だと思う。
レジに向かうと、コンビニの外で、二人、ひそひそと話しをしている、主婦のおばさんの姿が見える。
一瞬、良く分からない罪悪感を覚えて、レジでおにぎりを二つ袋に入れてもらうと、そのままコンビニを出た。
僕は静かに窓を開けた。
「幸人くん?」
母がそう言って目を覚ました様だった。
「ごめん」と僕が言った。
「もう起きる時間だから良いのよ」と母が言う。
心地良い風が流れて入って来る。昨日より、やはり涼しい。
「夢を見ていたみたい」と母が急に言う。
「夢?」と僕が聞き返した。
「お父さんのこと」と母が言った。
「良かった。苦しい夢じゃなくて」と僕が言った。
「ええ、良い夢だったわ。夢の中でもお父さんに会えて」と母が言う。
今日も学校があるのだ。僕は急にそう当たり前のことを思う。
「最近、ちょっと疲れやすいわ」と母が珍しく朝から弱気なことを言う。
「無理しないでね。手伝えることが有ったら、何か言って」と僕が言う。
それから、再び母は目を閉じて、眠りに着いた。
朝ごはんは、期待できないだろう。
僕は手持ちのお金が、二千三百円あることを確認すると、近所のコンビニへと向かった。
夏の陽射しが揺れているが、暑さが昨日より弱まっている。
僕は、近くのコンビニエンスストアに、向かった。
コンビニエンスストアに入ると、おにぎりを二つ手に取る。
具を何にしようか、迷うが、シャケとたらこのお握りにする。
朝から、母の作った朝ごはんではなく、コンビニで済ませたら、母はあまり良い顔をしないと思うが、今日は特別だと思う。
レジに向かうと、コンビニの外で、二人、ひそひそと話しをしている、主婦のおばさんの姿が見える。
一瞬、良く分からない罪悪感を覚えて、レジでおにぎりを二つ袋に入れてもらうと、そのままコンビニを出た。
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