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「僕と共にいてほしい。逃げ出すなど、考えないでくれ。毎夜、ベッドの上で抱きしめたいんだ」
[二人は同居人]私と息子が、あなたの政権を支えているのを忘れないでね!
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「はい。これ、報告書。
今月も、軍事政権の支持率は、上昇。
ふふ。
軍のトップであるエリオット・ジールゲンの独身人生は続行決定だ。
私の勝ち。
今回も、そしてこれからも!」
「報告、ご苦労。
天王寺アリスという優秀な部下のおかげで、助かっているよ。
しかし、忘れないでくれ。
君のサクセスストーリーのスポンサーは、この僕であり、プロデュースの対象は、二人の愛しい息子ルイーナじゃないか。
月の女神を由来に、『Luna』という芸名を使うだとか、女子顔で、女声で歌える売りを強調する為に、女装に近い格好をさせて、アイドルとして世間に出すという出来事があった時は、驚いたが――まあ、結果が大事だ」
「エリオット。
言っておく。
私を裸にして、首輪から繋がる綱の端を握り、必死に矜持を保とうとしても、現が変わる訳ではない。
ルイーナ、いや、Lunaのアイドルプロデューサーとして、私は忙しいんだ。
暇なお前がしつこいので、たまには、構ってやるかと思っただけ。
寝室で、首輪をつけた上、服をすべて脱いで報告しろと言うので、付き合ってやっただけなんだ。
ふふふ。
軍事政権を、隆々発展させていく手伝いをしろと、ずっと言っていたじゃないか!
だから、世界一の軍師とお前も言ってくれた、天王寺アリスの頭脳を貸してやったまでだ。
私の提案が、お前の人々に対する『残忍な見せしめ』行為を超えるほどの成果を出したら、結婚を強要するのは止めろという条件、エリオットの方こそ忘れないでくれ。
どうだ。
恐怖政治を敷かず、お前の軍事政権の支持率は、私とルイーナのおかげで、うなぎのぼりじゃないかっ」
「もちろん、おぼえているさ。
だが、アリス。
そろそろお仕事モードは、止めてもらえないか?
勤務時間外まで、僕の事を、上司であると認めてくれているのは嬉しいが、『同居人』の前にいるとして、もう少し、肩の力を抜いてくれ。
首輪をつけたのは、冗談さ。
それに、僕だって自分で服を脱いで、裸になったじゃないか。
『プロデューサーAT』として大成功してからは、夜伽の際も、身体を拘束したりしていないだろ?
僕の近くへ――。
こっちへ、来てくれ。首輪を外してやろう」
「……分かったわ。
エリオット。
普通の『同居人』でいてあげる」
「では、『同居人』として、今宵も、寝所を共にしてくれるかい?
アリスが、プロデューサー業でお疲れなのは知っているさ。
今日も、肩でも、足でも、望む分だけ揉み解してあげよう。
僕の軍事政権の為に、働いてくれている頼もしい部下の君に、褒美をとらせたいんだ。
ほら。
コンピュータを操作する時間が長くて、疲れているんだろ。
安物の健康器具ばかりをねだってくれるが――『残忍な見せしめ』行為のお仕事ができなくなって、僕は、暇を持て余しているんだ。
君の方から呼んでくれれば、昼間でも、リラックスに付き合うがね。
まあ、おいで。
肩を抱かせてもらっていいかい?
天王寺アリスという人間は、僕の部下ではあるが、女性なんだ。
儀礼的に、エスコートしたい。
枷となるものが、何もないので、君が、逃げ出すのではないかと心配している訳ではないさ。
さあ。
いつもみたいに、ベッドの上でうつぶせになってくれ」
「棘が含まれていそうな発言ね。
でも、いいわ。許してあげる。
私の機嫌を損ねたら、エリオットの軍事政権の支持率は、下がってしまうものね」
「今日は、肩を揉んでほしいのかい?」
「……エリオット……ちょっと、私の身体の上にのしかかってこないで……体重かけないで……えっと……足に……」
「ん?
どうしたんだ、アリス。
解す前に、君を温めてやろうとして、僕の身体で包み込んだだけじゃないか。
ああ。
すまない。
僕は、男なんだ。
女性と違って、どうにも、出ている部分がある。
ふふ。
君の足にあたっている、僕の大切なもの。
触れていると、不愉快に感じるのかい?」
「え……えっと……」
「人肌の温かさで、身体を包まれるのは、どうだい?
癒されるかな。
僕なりに、考えてみたんだ。
部下の中で、最も有能な人材であるプロデューサーAT――天王寺アリスが、心の底から喜んでくれるのは、いったい何なのかをな。
アリスが、望んでくれると言うのなら、足の付け根あたりも、僕の手で癒してやるが」
「あの……うつぶせのまま……なの……?」
「やれやれ。
たゆたう様を見せてくれるな。
心を決めかねている。
機敏な動きで、仕事を処理していく君だが、あまりの多忙な毎日に、くたびれ果ててしまっているんだね。
それは、上司として、力を貸さなくてはな。
僕の方で、然るべき対処をさせてもらうので、アリスは、休憩時間を過ごしていると考えていてくれ」
「え……あ……ひゃ……腕を、下に伸ばしてきて……あの、エリオット……?
きゃっ……手を突っ込んで、む、胸の方も……あ……あの……」
「どうした。
ああ。
うつぶせのままだと、感じ方が少ないのかい?
では、仰向けになり、足を開いてもらった方がよいのではないかと思う」
「ちょっ……と、えっと。
きゅ、急に、横から手を伸ばして、強く抱きしめてこないで……エ、エリオット?」
「僕の方が、上司ではあるが、アリスの意見を聞かずに、すまない。
不意に足を開かれる方が、驚くと思って、抱きしめさせてもらった。
身体が冷えるといけないとも考えたんだ。
軍事政権の支持率を、大幅に上昇させてくれるような天王寺アリスという重要人物が、風邪でも引いたら大ごとじゃないか。
温かい?」
「ん……あっ。
エリオット!
さ、触ってる……下に手を伸ばして……あっ!」
「おや。
自分で仰向けになって、足を、開いてくれるのかい?
アリスの身体が求めてくれるのなら、触れてやらねば、失礼だ。
少し、身体を離させてもらうが――すべてが終わった後に、また、しっかりと抱きしめてやろう」
「あうっ……エリオット……舐めないで……あうっ!
きゃあああ。
し、舌を突き立てたり……突っ込んだり……あああああっ!」
「仕事が忙しく、時間というものが貴重なアリスに、提案させてもらう。
代わり映えしないと思われるかもしれないが、陰核への激しい責めで、速やかに濡れてしまうというのは、どうだろう?
ふふふ。
全身が、僕に触られる事を悦ぶようになってしまうアリスを作ってやりたいが、いいだろ?
陰核をかき回されるように、激しく弄られるのが、女性にとって、とても刺激的なのは、君の反応を見ていれば分かる」
今月も、軍事政権の支持率は、上昇。
ふふ。
軍のトップであるエリオット・ジールゲンの独身人生は続行決定だ。
私の勝ち。
今回も、そしてこれからも!」
「報告、ご苦労。
天王寺アリスという優秀な部下のおかげで、助かっているよ。
しかし、忘れないでくれ。
君のサクセスストーリーのスポンサーは、この僕であり、プロデュースの対象は、二人の愛しい息子ルイーナじゃないか。
月の女神を由来に、『Luna』という芸名を使うだとか、女子顔で、女声で歌える売りを強調する為に、女装に近い格好をさせて、アイドルとして世間に出すという出来事があった時は、驚いたが――まあ、結果が大事だ」
「エリオット。
言っておく。
私を裸にして、首輪から繋がる綱の端を握り、必死に矜持を保とうとしても、現が変わる訳ではない。
ルイーナ、いや、Lunaのアイドルプロデューサーとして、私は忙しいんだ。
暇なお前がしつこいので、たまには、構ってやるかと思っただけ。
寝室で、首輪をつけた上、服をすべて脱いで報告しろと言うので、付き合ってやっただけなんだ。
ふふふ。
軍事政権を、隆々発展させていく手伝いをしろと、ずっと言っていたじゃないか!
だから、世界一の軍師とお前も言ってくれた、天王寺アリスの頭脳を貸してやったまでだ。
私の提案が、お前の人々に対する『残忍な見せしめ』行為を超えるほどの成果を出したら、結婚を強要するのは止めろという条件、エリオットの方こそ忘れないでくれ。
どうだ。
恐怖政治を敷かず、お前の軍事政権の支持率は、私とルイーナのおかげで、うなぎのぼりじゃないかっ」
「もちろん、おぼえているさ。
だが、アリス。
そろそろお仕事モードは、止めてもらえないか?
勤務時間外まで、僕の事を、上司であると認めてくれているのは嬉しいが、『同居人』の前にいるとして、もう少し、肩の力を抜いてくれ。
首輪をつけたのは、冗談さ。
それに、僕だって自分で服を脱いで、裸になったじゃないか。
『プロデューサーAT』として大成功してからは、夜伽の際も、身体を拘束したりしていないだろ?
僕の近くへ――。
こっちへ、来てくれ。首輪を外してやろう」
「……分かったわ。
エリオット。
普通の『同居人』でいてあげる」
「では、『同居人』として、今宵も、寝所を共にしてくれるかい?
アリスが、プロデューサー業でお疲れなのは知っているさ。
今日も、肩でも、足でも、望む分だけ揉み解してあげよう。
僕の軍事政権の為に、働いてくれている頼もしい部下の君に、褒美をとらせたいんだ。
ほら。
コンピュータを操作する時間が長くて、疲れているんだろ。
安物の健康器具ばかりをねだってくれるが――『残忍な見せしめ』行為のお仕事ができなくなって、僕は、暇を持て余しているんだ。
君の方から呼んでくれれば、昼間でも、リラックスに付き合うがね。
まあ、おいで。
肩を抱かせてもらっていいかい?
天王寺アリスという人間は、僕の部下ではあるが、女性なんだ。
儀礼的に、エスコートしたい。
枷となるものが、何もないので、君が、逃げ出すのではないかと心配している訳ではないさ。
さあ。
いつもみたいに、ベッドの上でうつぶせになってくれ」
「棘が含まれていそうな発言ね。
でも、いいわ。許してあげる。
私の機嫌を損ねたら、エリオットの軍事政権の支持率は、下がってしまうものね」
「今日は、肩を揉んでほしいのかい?」
「……エリオット……ちょっと、私の身体の上にのしかかってこないで……体重かけないで……えっと……足に……」
「ん?
どうしたんだ、アリス。
解す前に、君を温めてやろうとして、僕の身体で包み込んだだけじゃないか。
ああ。
すまない。
僕は、男なんだ。
女性と違って、どうにも、出ている部分がある。
ふふ。
君の足にあたっている、僕の大切なもの。
触れていると、不愉快に感じるのかい?」
「え……えっと……」
「人肌の温かさで、身体を包まれるのは、どうだい?
癒されるかな。
僕なりに、考えてみたんだ。
部下の中で、最も有能な人材であるプロデューサーAT――天王寺アリスが、心の底から喜んでくれるのは、いったい何なのかをな。
アリスが、望んでくれると言うのなら、足の付け根あたりも、僕の手で癒してやるが」
「あの……うつぶせのまま……なの……?」
「やれやれ。
たゆたう様を見せてくれるな。
心を決めかねている。
機敏な動きで、仕事を処理していく君だが、あまりの多忙な毎日に、くたびれ果ててしまっているんだね。
それは、上司として、力を貸さなくてはな。
僕の方で、然るべき対処をさせてもらうので、アリスは、休憩時間を過ごしていると考えていてくれ」
「え……あ……ひゃ……腕を、下に伸ばしてきて……あの、エリオット……?
きゃっ……手を突っ込んで、む、胸の方も……あ……あの……」
「どうした。
ああ。
うつぶせのままだと、感じ方が少ないのかい?
では、仰向けになり、足を開いてもらった方がよいのではないかと思う」
「ちょっ……と、えっと。
きゅ、急に、横から手を伸ばして、強く抱きしめてこないで……エ、エリオット?」
「僕の方が、上司ではあるが、アリスの意見を聞かずに、すまない。
不意に足を開かれる方が、驚くと思って、抱きしめさせてもらった。
身体が冷えるといけないとも考えたんだ。
軍事政権の支持率を、大幅に上昇させてくれるような天王寺アリスという重要人物が、風邪でも引いたら大ごとじゃないか。
温かい?」
「ん……あっ。
エリオット!
さ、触ってる……下に手を伸ばして……あっ!」
「おや。
自分で仰向けになって、足を、開いてくれるのかい?
アリスの身体が求めてくれるのなら、触れてやらねば、失礼だ。
少し、身体を離させてもらうが――すべてが終わった後に、また、しっかりと抱きしめてやろう」
「あうっ……エリオット……舐めないで……あうっ!
きゃあああ。
し、舌を突き立てたり……突っ込んだり……あああああっ!」
「仕事が忙しく、時間というものが貴重なアリスに、提案させてもらう。
代わり映えしないと思われるかもしれないが、陰核への激しい責めで、速やかに濡れてしまうというのは、どうだろう?
ふふふ。
全身が、僕に触られる事を悦ぶようになってしまうアリスを作ってやりたいが、いいだろ?
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