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後日談3 ※
しおりを挟む目の前に、ララの柔らかそうな胸の膨らみがあり、堪らず腰を引き寄せ、顔を埋めてしまう。
「レ、レオンさん」
いつもなら、なるべく彼女の了承を得て、触れる様にしているが、今日は何故か我慢が効かなかった。ララの胸にそっと触れ、胸の先の辺りを、指の腹で撫でる。撫で続けていると、薄手の布地のせいか、胸の先が硬くなっていくのが分かった。
「ん、や、ぁ」
慣れない体勢で固まっていたララが、ぴくぴくと動き出す。指先で、硬くなった部分を柔く擦ると、ララの身体がびくんと震えた。
「ンッ」
ララの目が潤んでいる。ワンピースの小さなボタンを、もどかしく思いながら外していく。腰の辺りまでボタンを外し、下着の肩紐も一緒に肩を滑らせながら脱がしていく。露わになったララの身体は、これ以上ない程綺麗なのに、ララは恥ずかしそうに手で隠そうとする。そっと、ララの手を外し、すでに硬くなった胸の先を、口に咥える。舌で転がすと、ララの身体が小さく揺れた。
「んっ、ぁ」
レオンが愛撫することで、より敏感になっていくララが愛おしくてしょうがなかった。同じ様に反対の胸の先を口に含ませ、舌で弄ると、ララの身体がびくんっと跳ねる。ララは、こっちの方が感じやすいらしく、反応する彼女が可愛くて、いつも執拗に弄ってしまう。
「ンッ、あ、やぁ、それ、だめ」
ララが、レオンの髪を掴み、びくびくと震えている。腰に落ちていたワンピースと下着を脱がせる。
「……ずるいです。レオンさんも、脱いで下さい」
と言われ、赤い顔をしたララが、レオンのシャツのボタンを外し始める。目の前で揺れるララの胸に思わず触れると、ララが「ん」と小さく息を漏らした。膨らんでいた自分のものを、自分でボタンを外し前を寛がせる。
ララの胸を弄りながら、ショーツの上からララの間に指を這わせる。下着の上からでも分かるくらい濡れていて、レオンは嬉しくなる。敏感なところを、指先で弄るとララの身体がぴくんと揺れた。
「んっ」
「……ララさん、腰を上げてくれますか?」
ララの下着をずらそうと手を伸ばすと、ふわりとした感触に当たった。尻尾に当たらない様に下着をそっと下ろそうとして、尻尾を撫でる様に触れてしまう。ララがびくっと跳ね、反動で腰を下ろすと、スリットの入った部分から、ずぷりと中へと挿入ってしまった。
「ぅんっ」
「っ、ララさん」
レオンが解さずに挿入ったララの中は、いつもよりきつく、すぐに射精感に襲われる。
「ん、ぁ、や」
ゆっくりと腰を下ろすララが、息を漏らしながらびくびくと身体を震わせている。根元まで挿入り、ララの動きが止まった。
「うぅ、どうすれば……?」
「っ、ララさん、動けますか?」
「ぅ、ん、こう?」
ララが怖々と、腰を上下に動かす。
「んっ、ん、ぁ」
ぎこちない動きで、探るように、ララが自分で腰を動かしている。ゆるゆると動きながら、内壁全体が擦れ、奥へと当たった。ララの身体がびくんと跳ねる。
「う、んっ」
レオンが、ララのお尻を、揺する様に動かし始めると、
「や、あっ、だ、だめ、奥っ」
レオンの肩をぎゅっと掴む。目の前で形を変える胸に、思わず触れてしまい、胸の先を柔く弄ると中がきゅっと締まった。
「ンッ、レオン、さん、それ、だめ」
潤んだ目で囁く様な声で言いながら、レオンにしがみつく様にもたれてくる。更に奥へと打ちつける様に、腰を浮かす。グチュッグチュッと水音が響く。
「っ、あ、あ、も」
ララの中が蜜で溢れ、絡みつく様にうねっている。レオンが大きく腰を打ちつける。
「ぅんっ」
ララの身体がびくんっと大きく跳ね、レオンもララの中で弾けた。は、は、と短く息を吐きながら、ララがレオンに力無くもたれた。
「……お、お家が中々決まらなかったのは、そういう訳だったんですね」
呼吸が落ち着き、再び服を着たララは、レオンと並んでソファに座っていた。ダニエルに言われた通りに、新居が決まらなかった理由を、ララに正直に話し、ララが、驚いた顔を真っ赤に染めている。
「……はい。どうしようもない理由で、すみません」
「……ふ、ふふ、一人で悩んでいて、バカみたいでした」
「バカなのは私です」
「いえ! 悩んでないで、私もレオンさんに、早くお話すれば良かったです」
「私のわがままで、不安にさせてしまい申し訳なかったです。……ララさんさえ良ければ、騎士団の官舎にしましょうか。それが一番便利です」
「……わ、私も、レオンさんと、その、いちゃいちゃしたいので、もう少し探してみませんか?」
ララが顔を赤らめながら言う。
「……もう、ララさんと一緒なら、どこでも良い気がしてきました」
ララを引き寄せ、ぎゅっと抱きしめる。
「レオンさん?」
それよりも、早く、ララとずっと一緒にいたいと思った。
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