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3章 地獄の日々

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「どうだ、これでたっぷりと潤滑油をそそいでやったぞ」男が、満足気に言う。
「ふふっ、そうだな。それだけそそいでやれば十分じゃろて。なあ、仙」
 義政が、仙千代の顎に手をやり言うのに、仙千代は、虚ろな目を見開いた。

 義政が目で示すと、けだものたち三人は仙千代の目の前に、おぞましい形の男型を置く。
 義政は、この淫らな男型を仙千代が、その蕾に呑み込むまで決して許さないのだ。
 三人のけだものたちもそれを期待して、薄笑いながら仙千代を取り囲む。

 仙千代はうつむき、身を縮める。許されないと、分かってはいても思い切れないのだ。
「早うせぬか!」
 義政が焦れたように言うと、二人の男がそれぞれ仙千代の手を取り、立ち上がらせ、残りの男が仙千代の蕾にあてる。
「さあ、呑み込むのじゃ! きれいに入れて見せるまで決して許さぬぞ! 早うせよ!」
 それでも仙千代は、中々決心がつかない。その瞳に涙が溢れ、泣きながら少し身に入れる。だが、その先が中々入れられない。
 すると、義政が仙千代のか細い腰を両脇から押さえたかと思うと、一気に押し下げた。
「ああっ……いやあーっ……」
 腰を下げられた瞬間、圧迫感と体を引き裂くような激痛に、仙千代は仰け反って悲鳴を上げる。
「ああっ……やっ……やめてー」
 仙千代は、頭を振り乱して義政の腕にすがりつく。
「これくらい、堪えずにどうする。まだまだじゃ」
 仙千代は、蕾の壁が引き裂かれるような、凄まじい刺激に朦朧としながら哀願する。
「もうどうか……ど、どうかお許しください」
 しかし許されることはなく、仙千代は根元まで全てをその蕾に呑み込まされる。
 仙千代の蕾は、無残なまでにひらかれていた。

「どうやら、限界までひらいたようじゃの。どうじゃ」
 仙千代の顎を上げさせて問うが、仙千代は、放心状態のまま、うわ言のように答える。
「もう、もう……お許しを……お許しください……」
 義政が顎で支持すると、けだものの一人が、一度男型を引き出し、再びねじ入れた。逆向きに付いた鱗の刺激が、すさまじく仙千代は仰け反った。
「あっ……あ、あーっ……」
 更に男が繰り返すと、仙千代は大きく体を仰け反らせ、喘ぎながら崩れた。意識を失くしたのだ。

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