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三章 雫ポイズン
出会い
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「みんな、これは人間から支給された蛇責めという処刑道具よ。これで魔物を殺すの。海へとやってくる魔物達をね。私達は人間の武器の一つなのだから」
そう私を解説した女がいた。
水色の髪を腰まで伸ばし、二つにくくって垂らしている。
緑色の瞳は強気で、アーモンド形の瞳だった。
猫のような目ともいえるかもしれない。
その女の名前はラブと言うらしい。
その女の説明でようやく私は自身の名前が蛇責めという事を理解した。
今までそういう風に呼ばれたことすらなかったものだから。
自分自身に対して無知だった。
私は処刑道具となったのか。
だからあそこまで人を喰らう事になったのかと様々な事を理解した。
確かに処刑道具ならば納得だ。
どういった原理で蛇となったのかは不明だが。
まるで流れるように、感じるように。
魔物を喰らうと得られる魔力が、私の失った知能を取り戻してくれたお陰というものもあるだろう。
次から次へと流れる情報を処理し、理解する事ができた。
魔力というのは不思議なものだ。
まるで初めからあったとでも言いたげに私の体になじんでくる。
ラブは昔の私と同じ境遇にあった。
かつての私のように皆に疎まれてけなされていた。
私の管理をラブが行うのは、単純に何かあっても良いようにと言うのが本音だった。
人間にそう命じられたという建前はあったが。
最初は屋敷に私は保管されていた。
その保管先で聞いたのだ。
さらにそれを言った人は私の箱を蹴ろうとした。
それを感知した私は、威嚇の鳴き声を上げた。
途端に震え上がり、今はラブの家に住んでいる。
持ち込まれた時、ラブは少し困ったような顔をしていたが、きちんと箱の中を掃除してくれたり、食料を分けてくれたりした。
ラブの持っている食料も少ないというのに。
ラブと私の境遇の違いは蛇がいたかいないかであった。
それはとても大きな違いだった。
心の支えがないのだ。
ラブの精神はだいぶ擦り切れていた。
けれどその勝気な瞳を濁らせることも、弱音を吐くこともなかった。
ラブはよく私に話しかけて来た。
私にローズという名をつけて。
まるではるか昔からの友人だとでも言いたげなくらい親しげに。
私も、ラブのそんな態度に嫌な感じはしなかったから。
時々会話をするようになった。
けれど最初は魔力不足で片言しか話せなくて。
それでラブは私は話す事が出来ないのかと思ったようで、言葉を教え始めようとしたときがあったりした。
それも今はいい思い出だ。
そう私を解説した女がいた。
水色の髪を腰まで伸ばし、二つにくくって垂らしている。
緑色の瞳は強気で、アーモンド形の瞳だった。
猫のような目ともいえるかもしれない。
その女の名前はラブと言うらしい。
その女の説明でようやく私は自身の名前が蛇責めという事を理解した。
今までそういう風に呼ばれたことすらなかったものだから。
自分自身に対して無知だった。
私は処刑道具となったのか。
だからあそこまで人を喰らう事になったのかと様々な事を理解した。
確かに処刑道具ならば納得だ。
どういった原理で蛇となったのかは不明だが。
まるで流れるように、感じるように。
魔物を喰らうと得られる魔力が、私の失った知能を取り戻してくれたお陰というものもあるだろう。
次から次へと流れる情報を処理し、理解する事ができた。
魔力というのは不思議なものだ。
まるで初めからあったとでも言いたげに私の体になじんでくる。
ラブは昔の私と同じ境遇にあった。
かつての私のように皆に疎まれてけなされていた。
私の管理をラブが行うのは、単純に何かあっても良いようにと言うのが本音だった。
人間にそう命じられたという建前はあったが。
最初は屋敷に私は保管されていた。
その保管先で聞いたのだ。
さらにそれを言った人は私の箱を蹴ろうとした。
それを感知した私は、威嚇の鳴き声を上げた。
途端に震え上がり、今はラブの家に住んでいる。
持ち込まれた時、ラブは少し困ったような顔をしていたが、きちんと箱の中を掃除してくれたり、食料を分けてくれたりした。
ラブの持っている食料も少ないというのに。
ラブと私の境遇の違いは蛇がいたかいないかであった。
それはとても大きな違いだった。
心の支えがないのだ。
ラブの精神はだいぶ擦り切れていた。
けれどその勝気な瞳を濁らせることも、弱音を吐くこともなかった。
ラブはよく私に話しかけて来た。
私にローズという名をつけて。
まるではるか昔からの友人だとでも言いたげなくらい親しげに。
私も、ラブのそんな態度に嫌な感じはしなかったから。
時々会話をするようになった。
けれど最初は魔力不足で片言しか話せなくて。
それでラブは私は話す事が出来ないのかと思ったようで、言葉を教え始めようとしたときがあったりした。
それも今はいい思い出だ。
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