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二章 美空ミカエル
堕天
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あんなのずるい。
好きにならずにいられない。
俺の心は狂ってしまった。
あなた以外愛せなくなった。
それでも構わないと脳が狂ってしまった。
立場的には高いから、面白いくらい沢山の女が言い寄ってきたよ。
生徒会長、そして次期国王候補。
それもほぼ確実ときた。
そりゃあ、惚れさせようとするだろうね。
惚れさせて、結婚して仕舞えば簡単に楽な暮らしを送れる。
それに、勇者はどうせ颯太なんだから、俺が死ぬ心配もない。
それに、惚れているのだから自分のことを守ってくれる。
中には、純粋に俺のことが好きだから付き合いたいなんて言う人もいたみたいだけど。
それでも母さんを連想して気持ち悪くて。
告白されても断った。
そのうち高嶺の花だと噂された。
男の人だって沢山現れたけど、どの人も凪先輩と同じような気持ちになれなかったよ。
いろんな男の人がいたけれど。
そのどれもがどうでも良いって感じた。
好きだって気持ちは痛いほど伝わってきて。
俺と一緒にいたいんだって事もよくわかったけど。
なぜかそう言う気持ちになれなかった。
そう言う時に思い浮かぶのは凪先輩の顔だった。
好きだって思って、愛しくなるのは凪先輩だけだったんだ。
おかしいくらい愛しているんだ。
ね、狂いそうなこの恋心。
凪先輩は抱いた事がある?
きっとないよね。
だって凪先輩は結局どこまで行っても普通で。
それでいて、物語のお姫様みたいに純粋無垢で。
そう言う存在で。
好きになったとしても、そいつはきっと王子様みたいなやつだ。
俺みたいに歪んだ愛情を注いではくれなかったと思う。
ふと、歌を口ずさむ。
眠りを誘う歌。
もっと、もっと深い眠りについて欲しいから。
途中で起きて欲しく無いから。
毛布を少しどけて、凪先輩に馬乗りになる。
抵抗できないのもわかっているけど。
にこりと笑いながら、その唇に指を当てる。
柔らかいそこ。
ねぇ、アテネとはキスしたの?
それ以上もしたの?
もの凄く無神経な質問なのはわかっているから直接は聞かないけど。
それに答えによっては俺、もの凄く嫉妬しちゃうから。
だから直接は聞かないよ。
ファーストキス、だって。
初めてするキスの名前。
凪先輩でもきっとそれは知っているんだろうな。
それはもう俺としちゃっているんだよ?
覚えていないだろうけど。
きっと、理久も知らないだろうね。
俺らがキスしたことある仲だってこと。
好きにならずにいられない。
俺の心は狂ってしまった。
あなた以外愛せなくなった。
それでも構わないと脳が狂ってしまった。
立場的には高いから、面白いくらい沢山の女が言い寄ってきたよ。
生徒会長、そして次期国王候補。
それもほぼ確実ときた。
そりゃあ、惚れさせようとするだろうね。
惚れさせて、結婚して仕舞えば簡単に楽な暮らしを送れる。
それに、勇者はどうせ颯太なんだから、俺が死ぬ心配もない。
それに、惚れているのだから自分のことを守ってくれる。
中には、純粋に俺のことが好きだから付き合いたいなんて言う人もいたみたいだけど。
それでも母さんを連想して気持ち悪くて。
告白されても断った。
そのうち高嶺の花だと噂された。
男の人だって沢山現れたけど、どの人も凪先輩と同じような気持ちになれなかったよ。
いろんな男の人がいたけれど。
そのどれもがどうでも良いって感じた。
好きだって気持ちは痛いほど伝わってきて。
俺と一緒にいたいんだって事もよくわかったけど。
なぜかそう言う気持ちになれなかった。
そう言う時に思い浮かぶのは凪先輩の顔だった。
好きだって思って、愛しくなるのは凪先輩だけだったんだ。
おかしいくらい愛しているんだ。
ね、狂いそうなこの恋心。
凪先輩は抱いた事がある?
きっとないよね。
だって凪先輩は結局どこまで行っても普通で。
それでいて、物語のお姫様みたいに純粋無垢で。
そう言う存在で。
好きになったとしても、そいつはきっと王子様みたいなやつだ。
俺みたいに歪んだ愛情を注いではくれなかったと思う。
ふと、歌を口ずさむ。
眠りを誘う歌。
もっと、もっと深い眠りについて欲しいから。
途中で起きて欲しく無いから。
毛布を少しどけて、凪先輩に馬乗りになる。
抵抗できないのもわかっているけど。
にこりと笑いながら、その唇に指を当てる。
柔らかいそこ。
ねぇ、アテネとはキスしたの?
それ以上もしたの?
もの凄く無神経な質問なのはわかっているから直接は聞かないけど。
それに答えによっては俺、もの凄く嫉妬しちゃうから。
だから直接は聞かないよ。
ファーストキス、だって。
初めてするキスの名前。
凪先輩でもきっとそれは知っているんだろうな。
それはもう俺としちゃっているんだよ?
覚えていないだろうけど。
きっと、理久も知らないだろうね。
俺らがキスしたことある仲だってこと。
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