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キスのあと
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禅君とキスをした。
その事実に驚くのと同時に、これが蓮と颯太の知れたらどうなるだろうと思って怖くなった。
……、わかってる。自分がおかしいってことに。
普通キスしたらその男の子のことで頭が一杯になるはずやろ?
何他の男の心配してんねん。
何て声が聞こえてきそうな感じです……。はい。
けど、これも仕方ないと私は思ってるし、全部蓮と颯太が悪いって昔から相場は決まっているからね!
「あ、あの……もう、着きましたよ?」
「え、あ、あぁ……。全然気づかなかった。」
観覧車から降りる。
乗ったときは夕暮れ時だったのに、今は夕日が沈んでしまっている。
「ナイトパレードが始まるみたいですよ?」
「本当だ……。綺麗だね。」
ナイトパレードの色とりどりな装飾に、光。
そこだけなんか幻想的な雰囲気を醸し出していた。
「あの……、月さん。」
「?、禅君、どうしたの?」
「僕なんかとキス……、しちゃって落ち込んでますよね。」
「え?ううん。全然落ち込んでないよ?」
「本当、ですか?なんかそんな風に見えちゃって。」
「私が心配しているのは蓮と颯太の事だよ……。もしばれたらどうしようって。」
「……、だ、だったら!」
禅君が私の前に出る。
禅君のきれいな目に見つめられてドキッとする。
「僕と二人の秘密にすればいい……です!」
こんな風に前向きな禅君は初めてみた。
そもそもいつもの禅君はなんだかオドオドしていて。
まぁ、そこが可愛いのだけれど。
こんな風に堂々としている禅君に
「うん、そうだね。二人だけの秘密にしよう。」
何て言ってしまった。
颯太と蓮に隠し事なんてできるはず無いのに。
けど、禅君と一緒ならやれるような気がした。
その後、蓮達と再開して、うん。
もちろん速効でばれたよ!
何であんなに観察眼がいいのかな?
というか、私はひたすら禅君が心配です……。
「あ、月さん!!」
「禅君っ!無事だったの?」
禅君は無傷で、仮面はもう、外していた。
「まさか、禅があれほどすごかったなんて予想外でしたよ……。」
「うん。まさか、僕らに勝つなんて……ね。」
「え……、禅君と何やってたの?」
「僕らが作った仮想空間で戦闘してみたの。」
「はい。ある特殊なプログラムを使用して、現実出の個体値が、そのまま反映されるようにして。」
「それで負けたんだ。」
蓮と颯太を負かすって禅君って何者なの……?
「どうしました?月さん。今日は僕の好きなところでいいって言われたんです!一緒にまわりましょう……?」
「うん。いいけど。蓮と颯太も一緒だからね?」
そこからの休日はひたすら遊びまくった。
その事実に驚くのと同時に、これが蓮と颯太の知れたらどうなるだろうと思って怖くなった。
……、わかってる。自分がおかしいってことに。
普通キスしたらその男の子のことで頭が一杯になるはずやろ?
何他の男の心配してんねん。
何て声が聞こえてきそうな感じです……。はい。
けど、これも仕方ないと私は思ってるし、全部蓮と颯太が悪いって昔から相場は決まっているからね!
「あ、あの……もう、着きましたよ?」
「え、あ、あぁ……。全然気づかなかった。」
観覧車から降りる。
乗ったときは夕暮れ時だったのに、今は夕日が沈んでしまっている。
「ナイトパレードが始まるみたいですよ?」
「本当だ……。綺麗だね。」
ナイトパレードの色とりどりな装飾に、光。
そこだけなんか幻想的な雰囲気を醸し出していた。
「あの……、月さん。」
「?、禅君、どうしたの?」
「僕なんかとキス……、しちゃって落ち込んでますよね。」
「え?ううん。全然落ち込んでないよ?」
「本当、ですか?なんかそんな風に見えちゃって。」
「私が心配しているのは蓮と颯太の事だよ……。もしばれたらどうしようって。」
「……、だ、だったら!」
禅君が私の前に出る。
禅君のきれいな目に見つめられてドキッとする。
「僕と二人の秘密にすればいい……です!」
こんな風に前向きな禅君は初めてみた。
そもそもいつもの禅君はなんだかオドオドしていて。
まぁ、そこが可愛いのだけれど。
こんな風に堂々としている禅君に
「うん、そうだね。二人だけの秘密にしよう。」
何て言ってしまった。
颯太と蓮に隠し事なんてできるはず無いのに。
けど、禅君と一緒ならやれるような気がした。
その後、蓮達と再開して、うん。
もちろん速効でばれたよ!
何であんなに観察眼がいいのかな?
というか、私はひたすら禅君が心配です……。
「あ、月さん!!」
「禅君っ!無事だったの?」
禅君は無傷で、仮面はもう、外していた。
「まさか、禅があれほどすごかったなんて予想外でしたよ……。」
「うん。まさか、僕らに勝つなんて……ね。」
「え……、禅君と何やってたの?」
「僕らが作った仮想空間で戦闘してみたの。」
「はい。ある特殊なプログラムを使用して、現実出の個体値が、そのまま反映されるようにして。」
「それで負けたんだ。」
蓮と颯太を負かすって禅君って何者なの……?
「どうしました?月さん。今日は僕の好きなところでいいって言われたんです!一緒にまわりましょう……?」
「うん。いいけど。蓮と颯太も一緒だからね?」
そこからの休日はひたすら遊びまくった。
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