私のまわりには残念なイケメンしかいない

月夜

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私の学校の運動会は変わっている

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「突然だが、チーム分けをする!」
朝から担任の先生がいきなりそんなことを言ってきた。
「先生、なんのチーム分けですか?」
「おお、月。いい心がけだな。」
だからなんの……。
「運動会だ。」
「は……?運動会……?」
普通運動会って小学校とかでやるやつだよね。
チームとか、クラス一丸になって戦うはずだよね。
クラスの団結力を高めるやつですよね。
ちなみに今、蓮と颯太は、寮で寝ている。
二人にしては珍しい寝坊だ。
起こしたらめんどくさい事になるのは目に見えているから当然放置。
禅君はきちんと起きてて、
「二人はどうしますか……?」
「ああ、放置でいいよ。ほっといてもそのうち勝手に起きて騒ぐと思うし。」
私がそう返したとき、
「……、良いなぁ二人とも。月さんに苛められて……。」
そんな声が聞こえた気がしたけど気のせいだと思うことにした。
何か最近禅君がおかしいような気がするけど気のせいだよね!
………、多分。

「なんでクラス内で別れて戦うの?」
うっかり敬語じゃなくなったけど、まぁ、いいか。
「敬語じゃなくても先生気にしないぞ~。まぁ、今からそれを説明するところだ。」
そう言って黒板に何か書き始めた。
「まず、赤組、白組。そして、半端組に分かれてもらう。」
赤組と白組は分かるけど半端組って何……?
「半端組は赤と白。どっちにも属していない奴等の事だ。」
へぇ。
「半端組は点数等、運動会の運営をしてもらう。」
要するに委員会の仕事ってこと?
「当然、学校のポイントに入るからな。」
そういえば、この学校ってポイントがあるんだっけ……。

ホワイトスクールでは、学校内にポイントシステムがある。
ポイントが多ければ多いほど学校内で様々な特典が受けられる。
例えば、昼休みの学食を豪華にしてもらえたり、ゲームの持ち込みを許可されたり……。現金に換金することもできる。
ポイントの集め方は簡単で、学校内で優秀な成績を残せばいいだけである。
成績上位、運動能力の高さ……、といったもの。
ちなみにポイントは地下にある賭博場にて、生徒の間で取引できる。
一定のポイントと引き換えに賭場の経営もできたりするが、とてつもない額のようなので、一部の層しかやらないみたいだが。

ポイントがもらえるならやるしかないよね。
「半端組はどっちが勝っても負けてももらえるかわりに、もらえるポイント数が低いぞ。」
私は運動神経悪いし、半端組でいいかぁ……。
「月さんはどっちに入りますか………?ぼ、僕は半端組に入ろうかなぁ……。」
「奇遇だね。私もだよ。」
蓮と颯太はどうなるのかな……。
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