吸血鬼のお宿~異世界転生して吸血鬼のダンジョンマスターになった男が宿屋運営する話~

夜光虫

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二章

宿泊者名簿No.9 無能少年ノビル(中)

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「嘘だ!」
「嘘じゃねえ! 昨日俺はレイラを一晩買ってきた! 間違いねえんだよ……」
「っ!?」

 ガキ大将はあろうことか、レイラの春を買ってきたという。冗談にしては性質たちが悪すぎだった。

「ふざけんなっ、全部嘘だっ! なんでレイラがガキ大将みたいな豚野郎となんか!」
「嘘なもんかっ、俺は昨日レイラで童貞を捨ててきたんだよ! ちくしょうっ、ちくしょう……」
「っ!? ほ、本当なのか……?」
「ああ! 間違いねえよ!」

 ガキ大将は娼婦となったレイラを買い、童貞を捨ててきたと言う。

 自尊心が高いガキ大将は、自分の弱みなんか決して晒さない。奴は豚野郎のくせに根っからの自惚れ屋なのだ。金で女を買って童貞を捨ててきたなどとは、普通は口が裂けても言わないはずだった。

 そんなことを包み隠さず言うということは、ガキ大将が言っていることは本当だとしか思えなかった。何よりも、泣きながら告白するガキ大将が嘘を言っているとは思えなかった。

「レイラはなぁっ、俺たちの村の希望の星であるレイラの身体はなぁっ、今、町で一ゴルゴン金貨で売られてるんだよ! 俺たち庶民には高いけども、金持ちには大したことない、たった一ゴルゴンだ! ちくしょうめ!」

 ガキ大将はそう慟哭すると、空の酒瓶を地面に叩きつけた。破片が飛び散り土間を汚す。

――パリンッ。

 酒瓶が割れると同時、俺の心の中で何かが割れて壊れた気がした。あの美しいレイラはもういない。俺の永遠の憧れであったレイラは、もういないのだ。

「レイラはなぁ! 俺みたいな豚野郎だろうと、お前みたいな無能だろうと、金さえ払えば股を開いてくれるんだよ! そういう状況にいるんだよ!」

 ガキ大将はやり場のない憤りの矛先を探すようにして、俺に向かってそう言った。俺の胸倉を掴みながら、罵倒するように言葉を浴びせてくる。

(レイラが娼婦……? 股を開いて男を……誘う? 何だ……それ?)

 あの凛々しいレイラが娼婦になって股を開く。そんな姿はまったく想像ができなかった。

 俺の頭は処理機能が追いつかず真っ白になってしまった。元々ぽんこつな処理機能しかない頭なのに、さらにぽんこつになった。

 俺はガキ大将に胸倉を掴まれたまま、しばらくその場で呆然と立ち尽くしてしまった。そんな俺に、ガキ大将はなおも言葉を浴びせてきた。

「レイラは今夜もきっとどこぞの野郎に股を開いてるだろうよ! どこの馬の骨とも知らねえイケ好かない金持ち野郎のピーにピーをピーピーピーとされて、アンアンッって演技じみた艶かな声で喘いでるに決まってる! 媚びた表情で生まれて初めて会ったばかりの野郎のピーをピーピーして、ピーの奥までピーピーされて、好き放題ピーピーやられちまってるんだっ! たった一ゴルゴンでなぁっ! ちくしょうがっ、畜生畜生!」

 ガキ大将は泣きながらそう言った。その後、奴は俺の胸倉を掴んでいた手を放すと、「レイラぁ! なんで娼婦になっちまったんだぁ!」と叫びながら泣き崩れた。

(レイラが……嘘だ……)

 それからしばらくの間、俺は目の前で起きていることが現実に起こっていることだと認識できなかった。ずっと悪い夢を見ているような気分であった。どうか悪い夢であってくれと願う毎日であった。

(全部夢だ……レイラが娼婦なんて……夢だろ? 夢だよな?)

 幸い、ガキ大将と顔さえ合わせなければ、遠い地にいるレイラのことはどこか絵空事のように感じられた。現実を現実だと認識せずにいられた。レイラが娼婦になったということは、実は悪夢だったのではないかと錯覚できた。本当は今も冒険者として地味に活動しているのだと、そう思えた。

 だが現実とは非情なものだ。俺は再び現実と向き合わざるを得なくなったのである。

「レイラちゃん……今ミッドロウで娼婦やってるらしいわねぇ。何があったのかしらねぇ」

 ある日、俺はいつものように村を歩いていた。すると、母親たちが井戸端会議をしている現場に偶々遭遇してしまった。
 レイラという言葉が出ていたので耳を欹てると、そこには悪夢のような言葉が並んでいた。

「この村からとんでもない淫売が生まれたもんだべ」
「村の恥だべ」
「んだんだ」

 レイラが娼婦になったということは、村のほぼ全員が知ることとなっていた。
 悪い噂というものは早く広まるものである。特に娯楽もないこんなクソ田舎では、噂話が唯一の娯楽のようなものだ。悪い噂が広まるのは早かった。

 ゴブリンナイトの襲撃から村を救った英雄レイラは、都市部の男に媚を売って暮らす淫売に成り下がった。今となっては村の恥だと、影で噂されることになった。

 それを聞いた俺は当然、噂を広めたに違いないガキ大将の元に殴りこみにいった。

「ふざけるなガキ大将! お前、レイラのことっ、村の皆に言っただろう!」
「俺じゃねえ! 俺はお前以外にゃ誰一人言ってねえ! 本当だ! きっとナスティの野郎だ! あいつもミッドロウに出入りしてるから!」

 話を聞くに、噂を広めたのはガキ大将ではないようだった。ガキ大将がレイラの話をピタリとやめたことに好奇心を抱いた誰かが調査して、それでレイラの現状を知って面白半分に噂を広めたらしい。

 村とミッドロウを行き来しているのは、何もガキ大将だけではない。噂が広がるのは時間の問題だったのだ。

「すまねえ。俺はてっきりガキ大将が広めたのかと……」
「いやいい。それにしても村の連中も白状だよな。掌くるりと返しやがって。畜生」

 ガキ大将と会いさえしなければ認識せずに済んだ辛い現実は、こうして再び俺に襲い掛かってくることになった。毎日村のどこかで誰かがレイラのことを揶揄している。レイラの悪い噂を耳にしない日はない。

 こうして俺は、レイラが娼婦に落ちたという現実と、再度向き合わざるを得なくなった。

(逃げ続けるのはやめよう。現実を認めて、レイラの手助けをしなくちゃ!)

 しばらく経つと、レイラが娼婦になったということもようやく現実味を帯びて考えられるようになった。
 その頃になるとガキ大将もだいぶ落ち着いたようで、冷静に話をしてくれた。俺はガキ大将からレイラの身の上に降りかかった不幸の詳しい話を聞くことになった。

 曰く、レイラは重要な任務に立て続けに失敗し、多大な借金を背負ってしまったらしい。それでその借金を返すため、やむなく娼婦の立場に落ちぶれてしまったのだとか。

 あの天才であったレイラが連続で任務に失敗したなんて考えられない。ギルドのことなど何もわからない俺であったが、何かの間違いではないかとしか思えなかった。

(何かの間違いだ! きっと誰かに騙されてるに決まってる!)

 とにかくレイラに会って、いろいろと確かめねばならない。そして苦境に陥っている彼女を助けなければいけない。そう思った。

「ガキ大将! 俺はレイラのところに行く! レイラを救うために村を出てミッドロウに行くぞ!」
「はぁっ!? お前には無理だ! やめとけ!」
「やってみなきゃわかんねえだろ! 俺はたとえ死んでもレイラを救い出す! 絶対だ!」 
「そこまでの覚悟かよ……。くそっ、なら手助けしてやんよ! 俺だってレイラを救いたいからな!」

 ガキ大将がミッドロウに買出しに行く際、俺も一緒に連れて行ってもらうことになった。

 ガキ大将曰く、お前一人でミッドロウに行かせたら途中で道に迷って野垂れ死ぬ、だそうだ。そんなことを言われて悔しいものの、事実そうだろうから認めるしかない。自慢じゃないが俺は無能だからな。

 何はともあれ、ミッドロウに連れて行ってくれると言うガキ大将には感謝しかなかった。

「なんで村を出るのに金ほとんど持ってねえんだよ!」
「しょうがねえだろ! 俺は無能で家族からは金なんて1カプコンだって貰えねえんだぞ!」
「逆ギレすんな! くそっ、しょうがねえから俺が立て替えてやるよ!」

 ミッドロウに入るのに必要な金は、ガキ大将に払ってもらった。ガキ大将には本当に感謝しかない。

 俺はガキ大将の手を借り、ミッドロウの町に無事入ることができた。ガキ大将には冒険者ギルドまで連れて行ってもらって、冒険者になる手続きの手伝いまでもしてもらった。

 ちなみにギルド登録料もガキ大将に払ってもらった。ガキ大将は貯金がほとんど無くなったと半泣きしていて申し訳なかった。

「じゃあな。死ぬなよノビル」
「ああ。色々ありがとうガキ大将」
「ったく、別れの時くらい名前で呼べよ。当分会えねえんだしさ」
「無理。ガキ大将の名前難しくて覚えられない」
「……くそっ、本当に無能だなお前は。ああっ、マジで心配だ。くそっ、本当に死ぬなよ! 死んだら寝覚め悪いからな!」

 ガキ大将と別れ、俺は一人になった。この先一人、ミッドロウの町で生きていかなければいけなくなった。
 少しの不安を覚えたものの、レイラのことを思えばなんのことはなかった。

(この町のどこかにいるレイラを探し出して、必ず助ける!)

 普通の人はガキ大将にレイラの居場所を教えてもらえば時間が短縮できていいと思うかもしれないが、その方法は俺には向いていない。場所を教えられても覚えられないので、意味がないのだ。

 まずはギルドの場所などの生活に必要な最重要の場所を忘れないように必死に覚えろ。その後自分の生活がなんとか送れるようになってからレイラのことを考えろ――ガキ大将にそう言われたことを、俺は忠実に守るつもりでいた。
 結局それも忘れたので守らなかったのであるが……。

 ともあれ、俺のミッドロウでの生活はこうして始まったのであった。

「――くそ、今日も報酬もらえなかったぜ」

 ミッドロウでの生活は過酷を極めていた。木等級の任務すら満足こなせず、1カプコン銅貨すら貰えない日々が続く。毎日、町の人に土下座しながら生活していた。残飯を漁り、野宿や馬小屋で生活する日々が繰り返された。

 普通の人間はどんなに遅くとも一年もすれば鉄等級に上がるらしいのだが、俺はずっと木等級のままだった。後から冒険者登録した奴がどんどん俺を追い抜いていく。ギルド職員には常に冷たい目で見られる日々。

 だがそんなことはどうでもよかった。村でもずっと苛められてきたから今更だった。レイラが近くにいると思えば、なんのことはない。生活は過酷だったが、やる気だけは毎日溢れていた。

 そんなある日のことだ。仕事を終えてギルドに帰ろうとしていると、いつの間にか変な路地に迷い込んでしまった。
 けばけばしい色の魔道具の光で装飾された道。ずっと見ていると変な気分になりそうな裏通りの道であった。

(ここって明らかにいつもの道と違うよな!? 表の道に戻らないと!)

 表通りの道に戻ろうとするのだが、何故か戻れない。昼間の道と夜の道では雰囲気が違うので、今どこを歩いているのかわからなくなってしまうのだ。そのせいで、魔法でもかかったかのように、裏通りへと戻ってきてしまう。都会の罠である。

(ここってどこだよ!? 不味いぞ!?)

 いつの間にか裏通りの道の奥まで進んでしまった。変な建物の庭のようなところに迷い込んでしまった。来た道を戻ろうとするのだが、さっき自分がどの道から来たのかすらもわからなくなってしまった。

(まあいいや。もう疲れた。今日はこの草むらの中で寝よう)

 動いても疲れるだけで元の道に戻れないと判断し、草むらの中で夜が明けるのを待つことにした。
 幸い、その日は暖かかった。だから外で寝ても死ぬことはないだろうと思い、野宿することにしたのだ。野宿など今までに何回も繰り返していたので平気だった。

(う、眩しい。誰かいるのか?)

 うとうとと眠っていると、何者かの気配が感じられた。

――バシャリ。ジャババ。

 寝る前は明かりなんてなかったのに、気づけば夜なのに昼みたいに周囲は明るかった。どうやら魔道具で光が生み出されているらしかった。

「――たく、好き放題やってくれちゃって。今日はあんなことまで要求されちゃうし、本当、最悪……」

 その光の中で、一人の女が水を浴びていた。後姿しか見えなかったが、凄い綺麗で美しい女であった。

 俺は思わず、草むらの中からその姿をじっと伺ってしまった。

(綺麗だ……レイラに似ている……けど髪の毛が長いからレイラじゃないな)

 女は美しいのだが、その身体は酷く汚れていた。艶やかな赤い長い髪の毛には、汚濁がこびり付いていた。

「まあチップくれたからいいけどさ。この前、裏神父さんにかけてもらった避妊魔法の効果ってまだ続いてるわよね? 続いてなかったら困るなぁ」

 その女はブツブツと独り言を言いながら身体を洗っていた。どこか聞き覚えのある声だった。レイラに似ている声だったが、髪が長いのでレイラじゃないと思った。

――ザバンッ。

 そのレイラに似た女は石鹸で身体を一通り洗うと、水桶に溜めた水を頭から被った。女の身体についていた汚濁が、一気に流されていく。

「ふぅ。生き返るわぁ」

 汚濁から解放された女は、正真正銘、天使のような美しさだった。まるで水辺から上がった天使のようだった。

「さてと。さっさと寝よっと――っ!?」

 女がこちらを振り返る。俺の存在に気づいたらしい。女の目と俺の目が合わさった。

(っ!? 嘘だ!?)

 その顔は、紛れもなく彼女だった。俺の弱い記憶力でも決して忘れることはない。

(なんでレイラが!?)

 髪が長くなっているので印象がだいぶ違っていたが、紛れもなくレイラその人だった。

「――このっ、出歯亀野郎!」

 レイラは憤怒の表情を見せると、持っていた水桶を俺に向かって投げつけてきた。水桶の直撃をくらい、俺の意識はそこで途絶えた。

「――え? ノビル……?」

 意識を失う間際、そんな彼女の声が聞こえた気がした。
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