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三章
噂話
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「ヨミトちゃんたち、最近少し話題になってるわよぉ? 依頼達成率は百パーセントの新進気鋭の鉄等級冒険者チーム“不死鳥”。普通丸一日かかるドブさらいを半日で終わらせちゃうんですってね?」
「ドブさらいで褒められてもまったく嬉しくないですけどね」
「そんな謙遜することないわよぉ? 凄いことなんだから」
ガンドリィ曰く、もっと上の等級のチームほどではないものの、俺たちの冒険者チームは鉄等級にしては注目されてる方らしい。
「特に団長のヨミトちゃんは、“性豪のヨミト”ってあだ名で、夜の街の女の子たちの間で有名みたいよ?」
「――ごほぉ!」
ガンドリィがとんでもないことを言い出すので俺は飲みかけの酒を噴出してしまった。
「ごほごほっ、ど、どういうことですか?」
「貴方、花宿で遊ぶ時に一気に何人もの女の子を指名するそうじゃない? それでいてその女の子たちが気絶しちゃうくらいまで気持ちよくさせちゃうんですってね?」
「ああまあ、心当たりがないこともないですね……」
「おほほほ、ヨミトちゃんもやるわねぇ! 淡白そうな顔して絶倫でテクニシャンだなんて!」
娼館にはわりと頻繁に血を吸いにお邪魔している。基本、ヨミトとは別人に変装して遊びに行くのだが、たまに面倒でそのまま冒険者ヨミトの姿で出かけることもある。
どうやらそのせいで変な二つ名が広まっているらしい。童貞なのに性豪ってどういうことやねん。
「最低なあだ名ですね……」
「そうでもないわよぉん。英雄色を好むって言うでしょ? 精力が強いってことは、それだけ体力も尋常じゃなく強いってことだから、誇らしいことよ。有名な男冒険者でヘナチンって聞いたこともないしね」
「そういうものですかね……」
「勿論、アタシもそれなりに絶倫よぉ! ヨミトちゃんには負けるかもだけどねぇん! ビンビンのギンギンよぉん!」
「いらないですその情報……」
俺はむしろ吸血鬼になったせいで性欲が薄れてヘナチンなんだがな。とんだ勘違いをされているようだ。
(これからはヨミトの姿で娼館に行くのは自重しよう)
これ以上変な二つ名が広がったら大変だ。パープルに知られたら小言を言われそうだ。「エリザさんというものがありながら貴方は!」みたいな感じでお説教されるのが目に浮かぶぞ。
もしそうなったら吸血鬼の秘密に関わるので碌な反論もできないから、言われっぱなしになっちゃいそうだ。
童貞なのに不貞を糾弾されたらたまったもんじゃない。今度から気をつけよう。
「そうそう、そういえばねぇ、この間――」
「へえ、そんなことがあったんですか」
その後もガンドリィと酒を飲みながら世間話に勤しみつつ、色々な情報をもらう。
「自分、冒険者としては何分若輩者でして。王都にはどんな先輩冒険者がいるか、ご教授願いたいですね」
「そうねえ。王都、というか王国で有名なのは四チームよ。“竜殺し”、“王都の花”、“奴隷軍団”、“悪魔祓い”。この四チームね。いずれもチームとして銅等級以上の実力があるわ。普段は貴族街に住んでるわね」
「銅等級以上はたった四チームしかいないんですか」
「……ここだけの話、王国は帝国との戦争で押されているからね。今は休戦中だけど、景気も帝国に比べたら悪くて、優秀な冒険者は良い待遇求めて、みんな帝国に行っちゃうのよぉ。寂しいわぁん」
「へえそうなんですね」
王都にいるチームとして銅等級以上の実力があるのは、四チームしかないらしい。
王国の中心地である王都にそれだけしかいないということは、王国内でそれだけしかいないということだ。
王国は冒険者獲得競争で帝国に負けているんだとか。帝国はその倍いるらしい。
まあ自由業である冒険者がより待遇の良い場所に流れるのは当然だろう。俺たちがミッドロウから王都に進出してきたようにな。王都で満足できないのは、帝国に流れるのだろう。
「そうそう最近、王都の庶民街では若い娘の失踪が相次いでいるらしいわねぇん」
「神隠しですか。きな臭いですね」
「そうねぇん。王都に大盗賊団の手の者が紛れ込んだとか、若い処女を狙う恐ろしい吸血鬼が紛れ込んだとか、色々言われてるわぁん」
「事実だったら嫌ですねえ(ハハ、吸血鬼が紛れ込んだのは事実だな。俺たち人さらいなんてしてないけど)」
ガンドリィから色々な話を伺うことができた。有力な冒険者チームの情報といった有益な情報から、王都で流行っている都市伝説の類(神隠しやら吸血鬼伝説)といった特に役に立たない情報まで色々ともらった。
ガンドリィはなかなか話し上手なようで、すっかり夢中になって話してしまい、酒とおつまみ代でそれなりに散財してしまった。まあ情報料と考えれば安いものだろう。
「毎度ありがとねぇん! また来てねぇん!」
「まあ気が向いたら来ます――ん?」
散々飲み食いした後、ガンドリィと給仕していたガティン・ムティンの双子兄弟に見送られて店を出る。
ゴツいオネエ三人に見送られるなんて最悪だが、厚意でやってくれているので注意もしづらい。
まあおもてなしの心は素晴らしいけどな。同じホスピタリティ業として見習わねばな。
「またよろしく頼むぞ店主」
「へい。毎度あり」
俺がガンドリィの店から出る――ちょうどその時、隣の店から恰幅の良い男が出てきた。
その男は俺たちの前を通りながら、ちらりとこちらを一瞥する。
「相変わらず気色の悪い店だ。反吐が出る」
男は吐き捨てるように言いながら去っていった。
その言葉を聞き、ガティン・ムティン兄弟は憤激する。
「もう失礼しちゃうわねぇ! なんなのかしらあのオッサン!」
「最低よ最低!」
ガティンとムティンはブチ切れているのだが、さっきのオッサンの言葉に頷く所もある俺としては投げかける言葉に困った。
そんな中、ガンドリィは立ち去る男の背をじっと見つめ、そしてこう言った。
「あの男……服装から考えて貴族街の人間ねぇ」
ガンドリィ曰く、さっきの男は貴族街の人間――つまりは貴族、もしくはその関係者なのだとか。
そういえばそこらへんを歩いている人間より、かなり身なりが整ってた気がするな。
「貴族街に住む人間が、こんな時間にこんなところに来ることってあるんですか?」
「ええ。日用品などのお店は貴族街でも揃ってるからわざわざ城下町に来る必要なんてないんだけど、貴族街じゃ需要の少ない商品や特別な商品を扱ったりするお店はこっち側にしかないのよぉ。ウチのお店の開店時にも、どっからか情報を聞きつけたのか、物珍しさで何人か貴族の人間が来たことあったわねぇん」
貴族関係者が夜の下町をうろついていることは、特段珍しいことではないらしい。
王都は身分制を敷いていて、下町にいる人間も身分が保証された者しかいないから、うろついていても大きな危険はないようだ。
流石に王様がうろついていることはないようだが、貴族がうろついているのは珍しくないみたいだね。
「隣の店は何を扱ってるんです?」
「お隣さんはお薬屋さんね。最近できたばかりだけど、それなりに繁盛してるみたいよぉん。まあウチの団員は薬の世話になったことなんてないからよくわからないけど。アタシらは薬よりも癒しの術にお世話になることが多いわねぇ。団員の中に癒し手がいるから」
「そうですか薬屋ですか。まあ太ってたし、どこか具合でも悪いのかもですね」
「かもしれないわねぇん」
外傷とかならともかく、病魔は癒しの術でも取り除ききれないと前に聞いたことがある。
一見健康そうだが、あの男もどこかを病んでいるのかもしれない――そこまで考えて、さっきの男への興味は消えていく。通りすがりの人間のことをあれこれ深く考えても仕方ないと思ったからだ。
「それじゃあご馳走様でした」
「また来てねぇん!」
ガンドリィたちと別れた俺はその足で、まだ開いている店に向かう。
「酒は安いのをいっぱい飲むことにしよう。つまみは無難にお肉でいいかな」
そこで家で楽しむ用の酒とつまみ、シヴァたちのお土産を買い、それから誰もいない農業地区の家に帰ったのであった。
「ドブさらいで褒められてもまったく嬉しくないですけどね」
「そんな謙遜することないわよぉ? 凄いことなんだから」
ガンドリィ曰く、もっと上の等級のチームほどではないものの、俺たちの冒険者チームは鉄等級にしては注目されてる方らしい。
「特に団長のヨミトちゃんは、“性豪のヨミト”ってあだ名で、夜の街の女の子たちの間で有名みたいよ?」
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ガンドリィがとんでもないことを言い出すので俺は飲みかけの酒を噴出してしまった。
「ごほごほっ、ど、どういうことですか?」
「貴方、花宿で遊ぶ時に一気に何人もの女の子を指名するそうじゃない? それでいてその女の子たちが気絶しちゃうくらいまで気持ちよくさせちゃうんですってね?」
「ああまあ、心当たりがないこともないですね……」
「おほほほ、ヨミトちゃんもやるわねぇ! 淡白そうな顔して絶倫でテクニシャンだなんて!」
娼館にはわりと頻繁に血を吸いにお邪魔している。基本、ヨミトとは別人に変装して遊びに行くのだが、たまに面倒でそのまま冒険者ヨミトの姿で出かけることもある。
どうやらそのせいで変な二つ名が広まっているらしい。童貞なのに性豪ってどういうことやねん。
「最低なあだ名ですね……」
「そうでもないわよぉん。英雄色を好むって言うでしょ? 精力が強いってことは、それだけ体力も尋常じゃなく強いってことだから、誇らしいことよ。有名な男冒険者でヘナチンって聞いたこともないしね」
「そういうものですかね……」
「勿論、アタシもそれなりに絶倫よぉ! ヨミトちゃんには負けるかもだけどねぇん! ビンビンのギンギンよぉん!」
「いらないですその情報……」
俺はむしろ吸血鬼になったせいで性欲が薄れてヘナチンなんだがな。とんだ勘違いをされているようだ。
(これからはヨミトの姿で娼館に行くのは自重しよう)
これ以上変な二つ名が広がったら大変だ。パープルに知られたら小言を言われそうだ。「エリザさんというものがありながら貴方は!」みたいな感じでお説教されるのが目に浮かぶぞ。
もしそうなったら吸血鬼の秘密に関わるので碌な反論もできないから、言われっぱなしになっちゃいそうだ。
童貞なのに不貞を糾弾されたらたまったもんじゃない。今度から気をつけよう。
「そうそう、そういえばねぇ、この間――」
「へえ、そんなことがあったんですか」
その後もガンドリィと酒を飲みながら世間話に勤しみつつ、色々な情報をもらう。
「自分、冒険者としては何分若輩者でして。王都にはどんな先輩冒険者がいるか、ご教授願いたいですね」
「そうねえ。王都、というか王国で有名なのは四チームよ。“竜殺し”、“王都の花”、“奴隷軍団”、“悪魔祓い”。この四チームね。いずれもチームとして銅等級以上の実力があるわ。普段は貴族街に住んでるわね」
「銅等級以上はたった四チームしかいないんですか」
「……ここだけの話、王国は帝国との戦争で押されているからね。今は休戦中だけど、景気も帝国に比べたら悪くて、優秀な冒険者は良い待遇求めて、みんな帝国に行っちゃうのよぉ。寂しいわぁん」
「へえそうなんですね」
王都にいるチームとして銅等級以上の実力があるのは、四チームしかないらしい。
王国の中心地である王都にそれだけしかいないということは、王国内でそれだけしかいないということだ。
王国は冒険者獲得競争で帝国に負けているんだとか。帝国はその倍いるらしい。
まあ自由業である冒険者がより待遇の良い場所に流れるのは当然だろう。俺たちがミッドロウから王都に進出してきたようにな。王都で満足できないのは、帝国に流れるのだろう。
「そうそう最近、王都の庶民街では若い娘の失踪が相次いでいるらしいわねぇん」
「神隠しですか。きな臭いですね」
「そうねぇん。王都に大盗賊団の手の者が紛れ込んだとか、若い処女を狙う恐ろしい吸血鬼が紛れ込んだとか、色々言われてるわぁん」
「事実だったら嫌ですねえ(ハハ、吸血鬼が紛れ込んだのは事実だな。俺たち人さらいなんてしてないけど)」
ガンドリィから色々な話を伺うことができた。有力な冒険者チームの情報といった有益な情報から、王都で流行っている都市伝説の類(神隠しやら吸血鬼伝説)といった特に役に立たない情報まで色々ともらった。
ガンドリィはなかなか話し上手なようで、すっかり夢中になって話してしまい、酒とおつまみ代でそれなりに散財してしまった。まあ情報料と考えれば安いものだろう。
「毎度ありがとねぇん! また来てねぇん!」
「まあ気が向いたら来ます――ん?」
散々飲み食いした後、ガンドリィと給仕していたガティン・ムティンの双子兄弟に見送られて店を出る。
ゴツいオネエ三人に見送られるなんて最悪だが、厚意でやってくれているので注意もしづらい。
まあおもてなしの心は素晴らしいけどな。同じホスピタリティ業として見習わねばな。
「またよろしく頼むぞ店主」
「へい。毎度あり」
俺がガンドリィの店から出る――ちょうどその時、隣の店から恰幅の良い男が出てきた。
その男は俺たちの前を通りながら、ちらりとこちらを一瞥する。
「相変わらず気色の悪い店だ。反吐が出る」
男は吐き捨てるように言いながら去っていった。
その言葉を聞き、ガティン・ムティン兄弟は憤激する。
「もう失礼しちゃうわねぇ! なんなのかしらあのオッサン!」
「最低よ最低!」
ガティンとムティンはブチ切れているのだが、さっきのオッサンの言葉に頷く所もある俺としては投げかける言葉に困った。
そんな中、ガンドリィは立ち去る男の背をじっと見つめ、そしてこう言った。
「あの男……服装から考えて貴族街の人間ねぇ」
ガンドリィ曰く、さっきの男は貴族街の人間――つまりは貴族、もしくはその関係者なのだとか。
そういえばそこらへんを歩いている人間より、かなり身なりが整ってた気がするな。
「貴族街に住む人間が、こんな時間にこんなところに来ることってあるんですか?」
「ええ。日用品などのお店は貴族街でも揃ってるからわざわざ城下町に来る必要なんてないんだけど、貴族街じゃ需要の少ない商品や特別な商品を扱ったりするお店はこっち側にしかないのよぉ。ウチのお店の開店時にも、どっからか情報を聞きつけたのか、物珍しさで何人か貴族の人間が来たことあったわねぇん」
貴族関係者が夜の下町をうろついていることは、特段珍しいことではないらしい。
王都は身分制を敷いていて、下町にいる人間も身分が保証された者しかいないから、うろついていても大きな危険はないようだ。
流石に王様がうろついていることはないようだが、貴族がうろついているのは珍しくないみたいだね。
「隣の店は何を扱ってるんです?」
「お隣さんはお薬屋さんね。最近できたばかりだけど、それなりに繁盛してるみたいよぉん。まあウチの団員は薬の世話になったことなんてないからよくわからないけど。アタシらは薬よりも癒しの術にお世話になることが多いわねぇ。団員の中に癒し手がいるから」
「そうですか薬屋ですか。まあ太ってたし、どこか具合でも悪いのかもですね」
「かもしれないわねぇん」
外傷とかならともかく、病魔は癒しの術でも取り除ききれないと前に聞いたことがある。
一見健康そうだが、あの男もどこかを病んでいるのかもしれない――そこまで考えて、さっきの男への興味は消えていく。通りすがりの人間のことをあれこれ深く考えても仕方ないと思ったからだ。
「それじゃあご馳走様でした」
「また来てねぇん!」
ガンドリィたちと別れた俺はその足で、まだ開いている店に向かう。
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