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四章
オーク討伐依頼1/13(受注)
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秋も深まる季節。俺たちはいつもの如く冒険者ギルドに来ていた。
「オークの討伐依頼ですか?」
「ええ。“ジョーア”という山間の集落でオーク被害が酷くなって、それで救援要請が出てるんです。恐らくオークの上位種がそれを率いていると思われますので、その討伐をお願いしたいのです」
冒険者ギルドの受付嬢から話を聞く。
いい加減ドブさらいも飽きてきたので、俺たちでも受けられる目ぼしい依頼はないかと聞くと、近隣の村でのオーク討伐依頼が出てるとのことだった。対象の村は小さな村なのでギルドがなく、王都のギルドがその管轄となっているらしい。
「そのジョーアという村はどこにあるんです?」
「王都から北東に向かって、一日ほどのところにあります。アルゼリア大山脈の麓にある村ですね。風光明媚なところですよ」
「依頼完了までどれくらい時間がかかるんです?」
「それは冒険者さんたちの腕前によるので定かなことは言えませんが、同様の依頼だとおよそ一ヶ月ほどはかかるのが普通かと。運が悪く対象を発見できなければもっとかかるでしょう」
「一ヶ月か。結構時間かかりますね」
「ヨミトさん、ちょっと……」
依頼を受けようか迷っていると、パープルが耳打ちしてきた。
「ヨミトさん、あんまり美味しくない依頼なので受けない方がいいですよ」
「美味しくないの?」
「ええ。オークの上位種は鉄等級には少々荷が重い相手です。僕たち、レイラさん以外はまだ普通のオークすら討伐したことありません。ギルド依頼なので失敗しても違約金等はありませんが、その分、依頼受注者の制限もありません。近隣の冒険者たちがこぞって名を上げようと殺到します。骨折り損のくたびれ儲けということになりかねません」
「敵強いし、早いもの勝ちの依頼で競争率が激しいからやめておけと。そういうことだね?」
「はい。ここは慎重に行くべきかと」
パープルは依頼を受けることに否定的なようだ。
「あらん? じゃあその依頼、アタシたちが頂こうかしらぁん」
依頼を受けるかどうしたものかと迷っていると、聞き覚えのある声が後ろから聞こえてきた。
振り返ると、そこには女性向けの化粧をした大男がいた。
「げっ、貴方は確かガンドリィさんでしたね」
「げっ、なんて酷いわよぉ。アタシとヨミトちゃんの仲じゃないのぉ」
ガンドリィは気安く俺の肩を触ってくる。相変わらず距離感が近い奴だ。鬱陶しいので軽く振り払っておこう。
「ガンドリィさんたちはこの依頼受けるんです?」
「ええ。新入りの団員たちを鍛えるのにはもってこいの依頼だからねぇん」
ガンドリィはそう言うと、後ろにいた四人の紹介を始めた。見たことない四人だな。
「新入りのコックにサムにディックよ。あとヒゲクマさん。ヒゲクマさんは新入りじゃないわ。アタシたちの団の古株で最年長の人よ。鋼等級でアタシと同格ね」
線の細そうな少年が三人、それから髭もじゃのこれまたガンドリィに負けず劣らずのガタイのいいおっさんを紹介される。
少年三人は俺たちと同じ鉄等級、髭もじゃのおっさんは鋼等級の冒険者らしい。
「ヒゲクマって人は変わった見た目ですね」
「ああ。ワシは見ての通りドワーフだ」
「ああやはりそうでしたか」
短足だががっしりとした体型で、顔は目鼻付近を残して毛むくじゃら。ドワーフと言われてしっくりきた。そうじゃなきゃただの化け物だろう。
「貴方が今話題の“性豪のヨミト”さんですか。会えて光栄です!」
コック、サム、ディック――三人の少年が俺に挨拶してくる。やたら慇懃な態度だ。
「別にそんなに改まる必要はないんじゃないですか? 君たちだって鉄等級で俺と変わらないのでしょう?」
「ええ。でも、二つ名持ちは特別ですから。それだけで凄いんですよ」
「世に冒険者など星の数ほどいるけど、二つ名持ちは珍しいからねぇん。鋼等級になっても二つ名がないなんて珍しくないわよ。ヨミトちゃんが周りの人に認められてる証拠ね」
ディックという少年の言葉を、ガンドリィが補足してくれる。
(そうか二つ名持ちは珍しいのか。でも性豪なんて二つ名はいらねぇよ……。つーか俺童貞なのに……)
どうせならもっと格好良い二つ名が良かったんだが。なんだよ性豪って。
なんか隣にいるパープル君の俺を見る目がかなり冷たい気がする。絶対後で何か小言を言われるに違いない。嫌だな。
「悪いけどヨミトちゃんたち、カウンターに用がないなら、とりあえずそこを退いてくれるかしらぁん?」
「ああすみません」
俺たちが道をあけると、ガンドリィたちは受付へと向かった。
「アタシたち、鋼鉄の旅団はその依頼を受けるわ。この五人でジョーアに向かうわ」
「はい。ガンドリィさんたちなら安心してお任せできますね」
ガンドリィたちはオーク討伐依頼を受けるようだ。
オカマに負けたら男が廃るというものだ。吸血鬼の名折れだ。
よし、俺たちも受けることにしよう。ドブさらいはもう飽きたしな。
「よし、俺たちもその依頼を受けようぜ!」
「ええ!? 何言ってるんですかヨミトさん! さっきの僕の話聞いてましたか? しかもあのガンドリィさんたちと競争することになるんですよ!? 無謀ですよ!」
「いいですわね。久しぶりのお出かけ楽しみですわ」
「私も別に構いませんよ。ドブさらいも飽きてきましたしね」
「俺もだな」
「アタシはどっちでもいいぞ」
パープル以外はみんな否とは言わなかった。
エリザは久しぶりに遠出したいみたいで、レイラとノビルは自分たちの鍛錬の成果を実戦で確かめたいようだった。メリッサは気だるげでどっちでもいいって感じだ。
多数決で、オーク討伐依頼を受けることが決まった。何だかんだでパープルも己の実力を試したかったのか、決まった後は文句は言わなかった。
「あらぁん、貴方たちも同じ依頼を受けることにしたのねぇん。だったら、ジョーアの村まで一緒に行きましょうか? 道中、魔物の襲撃もあるだろうしねぇん。できるだけ大勢の方がいいわ」
「嫌ですよ。何で貴方たちと一緒に――ぐふっ」
「よろしくお願いします! ガンドリィさん!」
「そうね。それじゃ、明日の朝一の出発でどうかしらぁん? 今日中にそれぞれ出立の準備を整えるってことで」
「だから何で貴方たちとなんて――ふぐっ」
「はい! よろしくです!」
パープルが俺の口を塞ぎ、勝手にガンドリィと約束をする。俺たちはガンドリィと一緒にジョーアの村まで向かうことになった。
ガンドリィたちと丸一日一緒に行動するとか嫌すぎるんだが。
「ヨミトさん、せっかくあの有名冒険者であるガンドリィさんが誘ってくれているのに、断ろうとするなんて何を考えているんですか!?」
「いやだって嫌じゃん。俺たちまで女装したトロールだと思われたくないよ」
「ちょっとなんて失礼なこと言ってるんですか! ガンドリィさん、すみません、うちのリーダーが……」
「アハハ、構わないわよぉん!」
その後、明日の集合場所など細かい話をした後、ガンドリィたちとは別れることとなった。
「それじゃ、俺はメグミンの所に行って、明日からしばらくは配達しなくていいって伝えてくる」
「よろしくね。ノビル」
オーク討伐依頼を受けた当日は、旅の準備に費やすこととなった。
王都の市場で旅に必要な物品を購入し、しばし王都を離れることを近しい人たち(バイト先の人や宅配人など)に告げる。
ダンジョンの子たちにも、しばらくダンジョンに行けないことを伝えておく。また有事の際の対応などを協議しておく。
ペットの犬三匹に関しては、鋼鉄の旅団の団員が一時世話してくれることになった。毎日餌をやりに家に来てくれるらしい。パープルが勝手にガンドリィとそのように契約しちまったからそうなった。
俺としてはペットの世話はダンジョンの子たちに任せようと思ったんだがね。まあ眷属でないパープルはダンジョン云々なんて知らないので、仕方ないことだろう。
「オークの討伐依頼ですか?」
「ええ。“ジョーア”という山間の集落でオーク被害が酷くなって、それで救援要請が出てるんです。恐らくオークの上位種がそれを率いていると思われますので、その討伐をお願いしたいのです」
冒険者ギルドの受付嬢から話を聞く。
いい加減ドブさらいも飽きてきたので、俺たちでも受けられる目ぼしい依頼はないかと聞くと、近隣の村でのオーク討伐依頼が出てるとのことだった。対象の村は小さな村なのでギルドがなく、王都のギルドがその管轄となっているらしい。
「そのジョーアという村はどこにあるんです?」
「王都から北東に向かって、一日ほどのところにあります。アルゼリア大山脈の麓にある村ですね。風光明媚なところですよ」
「依頼完了までどれくらい時間がかかるんです?」
「それは冒険者さんたちの腕前によるので定かなことは言えませんが、同様の依頼だとおよそ一ヶ月ほどはかかるのが普通かと。運が悪く対象を発見できなければもっとかかるでしょう」
「一ヶ月か。結構時間かかりますね」
「ヨミトさん、ちょっと……」
依頼を受けようか迷っていると、パープルが耳打ちしてきた。
「ヨミトさん、あんまり美味しくない依頼なので受けない方がいいですよ」
「美味しくないの?」
「ええ。オークの上位種は鉄等級には少々荷が重い相手です。僕たち、レイラさん以外はまだ普通のオークすら討伐したことありません。ギルド依頼なので失敗しても違約金等はありませんが、その分、依頼受注者の制限もありません。近隣の冒険者たちがこぞって名を上げようと殺到します。骨折り損のくたびれ儲けということになりかねません」
「敵強いし、早いもの勝ちの依頼で競争率が激しいからやめておけと。そういうことだね?」
「はい。ここは慎重に行くべきかと」
パープルは依頼を受けることに否定的なようだ。
「あらん? じゃあその依頼、アタシたちが頂こうかしらぁん」
依頼を受けるかどうしたものかと迷っていると、聞き覚えのある声が後ろから聞こえてきた。
振り返ると、そこには女性向けの化粧をした大男がいた。
「げっ、貴方は確かガンドリィさんでしたね」
「げっ、なんて酷いわよぉ。アタシとヨミトちゃんの仲じゃないのぉ」
ガンドリィは気安く俺の肩を触ってくる。相変わらず距離感が近い奴だ。鬱陶しいので軽く振り払っておこう。
「ガンドリィさんたちはこの依頼受けるんです?」
「ええ。新入りの団員たちを鍛えるのにはもってこいの依頼だからねぇん」
ガンドリィはそう言うと、後ろにいた四人の紹介を始めた。見たことない四人だな。
「新入りのコックにサムにディックよ。あとヒゲクマさん。ヒゲクマさんは新入りじゃないわ。アタシたちの団の古株で最年長の人よ。鋼等級でアタシと同格ね」
線の細そうな少年が三人、それから髭もじゃのこれまたガンドリィに負けず劣らずのガタイのいいおっさんを紹介される。
少年三人は俺たちと同じ鉄等級、髭もじゃのおっさんは鋼等級の冒険者らしい。
「ヒゲクマって人は変わった見た目ですね」
「ああ。ワシは見ての通りドワーフだ」
「ああやはりそうでしたか」
短足だががっしりとした体型で、顔は目鼻付近を残して毛むくじゃら。ドワーフと言われてしっくりきた。そうじゃなきゃただの化け物だろう。
「貴方が今話題の“性豪のヨミト”さんですか。会えて光栄です!」
コック、サム、ディック――三人の少年が俺に挨拶してくる。やたら慇懃な態度だ。
「別にそんなに改まる必要はないんじゃないですか? 君たちだって鉄等級で俺と変わらないのでしょう?」
「ええ。でも、二つ名持ちは特別ですから。それだけで凄いんですよ」
「世に冒険者など星の数ほどいるけど、二つ名持ちは珍しいからねぇん。鋼等級になっても二つ名がないなんて珍しくないわよ。ヨミトちゃんが周りの人に認められてる証拠ね」
ディックという少年の言葉を、ガンドリィが補足してくれる。
(そうか二つ名持ちは珍しいのか。でも性豪なんて二つ名はいらねぇよ……。つーか俺童貞なのに……)
どうせならもっと格好良い二つ名が良かったんだが。なんだよ性豪って。
なんか隣にいるパープル君の俺を見る目がかなり冷たい気がする。絶対後で何か小言を言われるに違いない。嫌だな。
「悪いけどヨミトちゃんたち、カウンターに用がないなら、とりあえずそこを退いてくれるかしらぁん?」
「ああすみません」
俺たちが道をあけると、ガンドリィたちは受付へと向かった。
「アタシたち、鋼鉄の旅団はその依頼を受けるわ。この五人でジョーアに向かうわ」
「はい。ガンドリィさんたちなら安心してお任せできますね」
ガンドリィたちはオーク討伐依頼を受けるようだ。
オカマに負けたら男が廃るというものだ。吸血鬼の名折れだ。
よし、俺たちも受けることにしよう。ドブさらいはもう飽きたしな。
「よし、俺たちもその依頼を受けようぜ!」
「ええ!? 何言ってるんですかヨミトさん! さっきの僕の話聞いてましたか? しかもあのガンドリィさんたちと競争することになるんですよ!? 無謀ですよ!」
「いいですわね。久しぶりのお出かけ楽しみですわ」
「私も別に構いませんよ。ドブさらいも飽きてきましたしね」
「俺もだな」
「アタシはどっちでもいいぞ」
パープル以外はみんな否とは言わなかった。
エリザは久しぶりに遠出したいみたいで、レイラとノビルは自分たちの鍛錬の成果を実戦で確かめたいようだった。メリッサは気だるげでどっちでもいいって感じだ。
多数決で、オーク討伐依頼を受けることが決まった。何だかんだでパープルも己の実力を試したかったのか、決まった後は文句は言わなかった。
「あらぁん、貴方たちも同じ依頼を受けることにしたのねぇん。だったら、ジョーアの村まで一緒に行きましょうか? 道中、魔物の襲撃もあるだろうしねぇん。できるだけ大勢の方がいいわ」
「嫌ですよ。何で貴方たちと一緒に――ぐふっ」
「よろしくお願いします! ガンドリィさん!」
「そうね。それじゃ、明日の朝一の出発でどうかしらぁん? 今日中にそれぞれ出立の準備を整えるってことで」
「だから何で貴方たちとなんて――ふぐっ」
「はい! よろしくです!」
パープルが俺の口を塞ぎ、勝手にガンドリィと約束をする。俺たちはガンドリィと一緒にジョーアの村まで向かうことになった。
ガンドリィたちと丸一日一緒に行動するとか嫌すぎるんだが。
「ヨミトさん、せっかくあの有名冒険者であるガンドリィさんが誘ってくれているのに、断ろうとするなんて何を考えているんですか!?」
「いやだって嫌じゃん。俺たちまで女装したトロールだと思われたくないよ」
「ちょっとなんて失礼なこと言ってるんですか! ガンドリィさん、すみません、うちのリーダーが……」
「アハハ、構わないわよぉん!」
その後、明日の集合場所など細かい話をした後、ガンドリィたちとは別れることとなった。
「それじゃ、俺はメグミンの所に行って、明日からしばらくは配達しなくていいって伝えてくる」
「よろしくね。ノビル」
オーク討伐依頼を受けた当日は、旅の準備に費やすこととなった。
王都の市場で旅に必要な物品を購入し、しばし王都を離れることを近しい人たち(バイト先の人や宅配人など)に告げる。
ダンジョンの子たちにも、しばらくダンジョンに行けないことを伝えておく。また有事の際の対応などを協議しておく。
ペットの犬三匹に関しては、鋼鉄の旅団の団員が一時世話してくれることになった。毎日餌をやりに家に来てくれるらしい。パープルが勝手にガンドリィとそのように契約しちまったからそうなった。
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