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四章
宿泊者名簿No.14 羊飼いの少年アキ6/7
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「そんじゃ俺は出かけてくるからな。久しぶりに商売女と遊びてえや」
「いってらっしゃいませ」
とある日の夜のことだった。オージンが珍しく街に遊びに行った。
(よかった。今日はメグミンは慰み者にならずに済むんだ)
今日だけはメグミンも僕も平穏な心持で夜を過ごせる。そう思って安堵して床に就こうかという頃、突如としてメグミンの悲鳴が轟いたんだ。
「いやぁっ! やめて!」
「メグミン!?」
僕はすぐにメグミンの部屋へと駆け込んでいった。
するとそこには、あの男がいた。バカンとかいうオージンの馬鹿息子が、下半身丸出しでメグミンに襲い掛かっていたのだ。
「何で嫌がるど! 僕ちんもパパみたいにメグミンだんど遊びだいの゛!」
「やだ! そんなの絶対に嫌ぁあ!」
メグミンは激しく抵抗していた。こんなオークみたいな男と仲良くしたい女などいないから当然だろう。
「やめてったら!」
「遊ぶの゛!」
メグミンは激しく抵抗しすぎたせいか、色んなところが青あざになっていた。そんな状態になりながらも懸命に抗っていた。バカンに好き放題されるのだけは絶対に嫌らしい。当然だ。
「やめろよ! ふざけんな! 何しようとしてんだ!」
僕はすぐにバカンを引き剥がそうとした。
けれど、ダメだった。バカンはオークのような強靭な肉体を持っていて、僕の非力な腕では引き剥がすことなんてできなかったんだ。
「アキぐんは邪魔すんなど!」
「――ぐえ!」
バカンが軽く振り払っただけで、僕は部屋からたたき出されてしまった。それでもめげずに、僕は何度でもバカンに飛びかかったんだけど、結果は同じだった。
このままではメグミンがこんなオークみたいに醜悪な男に好き放題されてしまう。僕はボロボロになりながらも必死にバカンにしがみついて引き剥がそうとくらいついていた。
そんな時だった。
「おいおい、何の騒ぎだこりゃ」
オージンが夜の街から帰ってきたのだった。
「てめえバカン! 何してやがる!」
オージンは息子の蛮行を見て叱りつけていた。自分のお気に入りの女が乱暴されそうになっているのを見て気分を害したのか、かなり激しく怒っていた。
この時ばかりは、僕は心底ほっとしてオージンに感謝した。このオークみたいなバカ男にメグミンが汚されずに済みそうだと思ったからだ。
でもそれは早計だったんだ。
「ひっぐ、ひっぐ、僕ぢんもパパみだいにメグミンだんど遊びだいの゛~」
怒られたバカンは、いい年して半べそを掻きながら見っともなく喚いた。こんな見苦しい人間がこの世界にいるのかというくらい、見苦しく泣き叫んだ。
「そうか……」
そんなバカンを見て、オージンの顔色はみるみるうちに曇っていったんだ。
そして何を思ったのか、とんでもないことを口に出した。
「お前も不幸な星の下に生まれて不憫よな。わかった。好きにしなさい。メグミンはお前のお嫁さんにしてやろう」
「やっだー! パパありがどう!」
あろうことか、オージンはメグミンをバカンに与えると言い出したのだ。
僕は耳を疑った。メグミンも耳を疑ったことだろう。
「パパから許可もらっだから、改めてメグミンだんど遊ぶど~」
「いやぁっ、絶対に嫌ぁあああ!」
「メグミン、『抵抗するな。バカンの好きにさせろ』」
「そんなのいや絶対に――はい」
オージンにスキルで命令され、メグミンは絶望したような表情になった。
(ああまたか。またなのか。どうして僕の人生はこんなにも奪われていくんだ……)
僕の脳裏にはあの日の光景がよぎった。
奪われた家族。あの時と同じようにまた大切なものが奪われていくのかと思うと、目の前が真っ暗になるようだった。
「ああっ、メグミンっ、あああああ!」
最悪の行為が行われている最中、僕は髪を掻き毟りながら慟哭した。そしてそのまま力なく膝から地面に崩れ落ちた。
「あぁ、お前、メグミンのこと好きだったのか?」
そんな僕の様子を見て、オージンは何か思ったらしい。
「お前も病弱で不憫よな。バカンの後にでもやれよ。童貞捨ててこいよ。この子のこと、好きなんだろ?」
オージンはそんな頭のおかしなことを言い始めた。僕はオージンのことをキッと睨みつけた。
「ん? 前から思ってたけど、お前、おかしいな? メグミンみたいなエロい女の裸見ても、まったく反応してないだろ」
妙なところで目敏いオージンは、僕の秘密に勘づきやがったのである。僕がバッドスキル持ちで生まれながらに不能であることに気づいてしまったのである。
「お前、ガチで不憫だな。そんな面整ってやがるのに一生女とやれないとか、ある意味、バカンより不憫よな」
僕が不能だと知り、オージンは心底同情したような目で僕のことを見てきた。
「アギぐん、病弱だからメグミンだんど遊べないど? 人間どじでどうがじでるど! 人間未満で可哀想だど!」
「バカン! そういうことを言っちゃダメだ! 可哀想な人にそんなこと言っちゃいけないんだ! わかったな!」
「わがったど。ごめんだどパパ~。僕ぢんが間違ってだど!」
オークみたいな人間じゃない面した奴に見下され、「人間未満」だと馬鹿にされる。これ以上の屈辱はなかった。
(僕って何なんだ……何のために生まれてきたんだ……)
バカンの言った「人間未満」という言葉は思いの他、僕の心に強く突き刺さった。
生物は皆子孫を残し、自分が生きた証を次の世代に残すために死んでいく。羊や牛だって、小動物だって、虫だってそうだ。植物だってそう。生きとし生けるもの、全てがそうだ。
では、生まれた時からバッドスキル持ちで短命で子孫を残せないことが確定している僕という存在はなんなのだろうか。人間という高等生物でありながら、虫以下の存在ではないだろうか。人間未満どころか虫未満だ。植物未満だ。
「まだまだ遊ぶど! メグミンだんどいっぱい遊ぶど~!」
子孫を残す能力という点では、僕はこの目の前にいるオークみたいな醜悪な生き物よりも遥かに劣っているということである。下等な生き物だということである。
(ああ、僕って一体……)
生まれてこの方、自らに足りないものを埋め合わせるが如く、必死に頑張ってきた。
身体を鍛えられない分、勉強を重ね頭脳を鍛え、内面を磨き、笛の練習をして音楽の素養を見に着けて、一人前の人間を気取ってきた。
そうやって頑張ってきたが全ては無意味だったのかもしれない。
どんなに頑張ったとて一人前の人間にはなれないどんなに努力を重ねても、子孫を残すことができない。一人の女すら満足させられず、みすみす他の男に奪われていくのだから。
僕という人間はオーク以下の哀れな存在でしかないのだと、心から悟ってしまった。そう思うと、枯れ果てたはずの涙が再び溢れ出してきた。
(ああ、僕っていったい何だ。何のために生きているんだ……)
バカンが抜け殻のように動かなくなったメグミンを抱いているのを見ながら、僕は自身の惨めさに打ちひしがれた。
愛しのメグミンが汚いおっさんに汚された。さらにはその息子の馬鹿息子にまで汚された。地獄とはまさにこの世のことだ。
だがこの時の僕はまだ本当の地獄を知らなかった。バカンは本当に頭が悪く、僕たちはさらなる地獄へと叩き落されることになったのだった。
「いってらっしゃいませ」
とある日の夜のことだった。オージンが珍しく街に遊びに行った。
(よかった。今日はメグミンは慰み者にならずに済むんだ)
今日だけはメグミンも僕も平穏な心持で夜を過ごせる。そう思って安堵して床に就こうかという頃、突如としてメグミンの悲鳴が轟いたんだ。
「いやぁっ! やめて!」
「メグミン!?」
僕はすぐにメグミンの部屋へと駆け込んでいった。
するとそこには、あの男がいた。バカンとかいうオージンの馬鹿息子が、下半身丸出しでメグミンに襲い掛かっていたのだ。
「何で嫌がるど! 僕ちんもパパみたいにメグミンだんど遊びだいの゛!」
「やだ! そんなの絶対に嫌ぁあ!」
メグミンは激しく抵抗していた。こんなオークみたいな男と仲良くしたい女などいないから当然だろう。
「やめてったら!」
「遊ぶの゛!」
メグミンは激しく抵抗しすぎたせいか、色んなところが青あざになっていた。そんな状態になりながらも懸命に抗っていた。バカンに好き放題されるのだけは絶対に嫌らしい。当然だ。
「やめろよ! ふざけんな! 何しようとしてんだ!」
僕はすぐにバカンを引き剥がそうとした。
けれど、ダメだった。バカンはオークのような強靭な肉体を持っていて、僕の非力な腕では引き剥がすことなんてできなかったんだ。
「アキぐんは邪魔すんなど!」
「――ぐえ!」
バカンが軽く振り払っただけで、僕は部屋からたたき出されてしまった。それでもめげずに、僕は何度でもバカンに飛びかかったんだけど、結果は同じだった。
このままではメグミンがこんなオークみたいに醜悪な男に好き放題されてしまう。僕はボロボロになりながらも必死にバカンにしがみついて引き剥がそうとくらいついていた。
そんな時だった。
「おいおい、何の騒ぎだこりゃ」
オージンが夜の街から帰ってきたのだった。
「てめえバカン! 何してやがる!」
オージンは息子の蛮行を見て叱りつけていた。自分のお気に入りの女が乱暴されそうになっているのを見て気分を害したのか、かなり激しく怒っていた。
この時ばかりは、僕は心底ほっとしてオージンに感謝した。このオークみたいなバカ男にメグミンが汚されずに済みそうだと思ったからだ。
でもそれは早計だったんだ。
「ひっぐ、ひっぐ、僕ぢんもパパみだいにメグミンだんど遊びだいの゛~」
怒られたバカンは、いい年して半べそを掻きながら見っともなく喚いた。こんな見苦しい人間がこの世界にいるのかというくらい、見苦しく泣き叫んだ。
「そうか……」
そんなバカンを見て、オージンの顔色はみるみるうちに曇っていったんだ。
そして何を思ったのか、とんでもないことを口に出した。
「お前も不幸な星の下に生まれて不憫よな。わかった。好きにしなさい。メグミンはお前のお嫁さんにしてやろう」
「やっだー! パパありがどう!」
あろうことか、オージンはメグミンをバカンに与えると言い出したのだ。
僕は耳を疑った。メグミンも耳を疑ったことだろう。
「パパから許可もらっだから、改めてメグミンだんど遊ぶど~」
「いやぁっ、絶対に嫌ぁあああ!」
「メグミン、『抵抗するな。バカンの好きにさせろ』」
「そんなのいや絶対に――はい」
オージンにスキルで命令され、メグミンは絶望したような表情になった。
(ああまたか。またなのか。どうして僕の人生はこんなにも奪われていくんだ……)
僕の脳裏にはあの日の光景がよぎった。
奪われた家族。あの時と同じようにまた大切なものが奪われていくのかと思うと、目の前が真っ暗になるようだった。
「ああっ、メグミンっ、あああああ!」
最悪の行為が行われている最中、僕は髪を掻き毟りながら慟哭した。そしてそのまま力なく膝から地面に崩れ落ちた。
「あぁ、お前、メグミンのこと好きだったのか?」
そんな僕の様子を見て、オージンは何か思ったらしい。
「お前も病弱で不憫よな。バカンの後にでもやれよ。童貞捨ててこいよ。この子のこと、好きなんだろ?」
オージンはそんな頭のおかしなことを言い始めた。僕はオージンのことをキッと睨みつけた。
「ん? 前から思ってたけど、お前、おかしいな? メグミンみたいなエロい女の裸見ても、まったく反応してないだろ」
妙なところで目敏いオージンは、僕の秘密に勘づきやがったのである。僕がバッドスキル持ちで生まれながらに不能であることに気づいてしまったのである。
「お前、ガチで不憫だな。そんな面整ってやがるのに一生女とやれないとか、ある意味、バカンより不憫よな」
僕が不能だと知り、オージンは心底同情したような目で僕のことを見てきた。
「アギぐん、病弱だからメグミンだんど遊べないど? 人間どじでどうがじでるど! 人間未満で可哀想だど!」
「バカン! そういうことを言っちゃダメだ! 可哀想な人にそんなこと言っちゃいけないんだ! わかったな!」
「わがったど。ごめんだどパパ~。僕ぢんが間違ってだど!」
オークみたいな人間じゃない面した奴に見下され、「人間未満」だと馬鹿にされる。これ以上の屈辱はなかった。
(僕って何なんだ……何のために生まれてきたんだ……)
バカンの言った「人間未満」という言葉は思いの他、僕の心に強く突き刺さった。
生物は皆子孫を残し、自分が生きた証を次の世代に残すために死んでいく。羊や牛だって、小動物だって、虫だってそうだ。植物だってそう。生きとし生けるもの、全てがそうだ。
では、生まれた時からバッドスキル持ちで短命で子孫を残せないことが確定している僕という存在はなんなのだろうか。人間という高等生物でありながら、虫以下の存在ではないだろうか。人間未満どころか虫未満だ。植物未満だ。
「まだまだ遊ぶど! メグミンだんどいっぱい遊ぶど~!」
子孫を残す能力という点では、僕はこの目の前にいるオークみたいな醜悪な生き物よりも遥かに劣っているということである。下等な生き物だということである。
(ああ、僕って一体……)
生まれてこの方、自らに足りないものを埋め合わせるが如く、必死に頑張ってきた。
身体を鍛えられない分、勉強を重ね頭脳を鍛え、内面を磨き、笛の練習をして音楽の素養を見に着けて、一人前の人間を気取ってきた。
そうやって頑張ってきたが全ては無意味だったのかもしれない。
どんなに頑張ったとて一人前の人間にはなれないどんなに努力を重ねても、子孫を残すことができない。一人の女すら満足させられず、みすみす他の男に奪われていくのだから。
僕という人間はオーク以下の哀れな存在でしかないのだと、心から悟ってしまった。そう思うと、枯れ果てたはずの涙が再び溢れ出してきた。
(ああ、僕っていったい何だ。何のために生きているんだ……)
バカンが抜け殻のように動かなくなったメグミンを抱いているのを見ながら、僕は自身の惨めさに打ちひしがれた。
愛しのメグミンが汚いおっさんに汚された。さらにはその息子の馬鹿息子にまで汚された。地獄とはまさにこの世のことだ。
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