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五章
ライトとセイン
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「あの……“鋼鉄の旅団”のガンドリィさんですよね? そちらは“不死鳥”のヨミトさんで合ってますか?」
そう話すオレンジ髪の爽やかなイケメン。
その背後には、杖を持ってフードを被った女の子がいる。フードから覗ける顔は美人さんだね。
二人共、歳の頃はノビルより少し下くらいだろうか。どちらも丁寧な物腰で好印象を与えるな。
「そうだけど。えと、君らは?」
「俺はライトっていいます。鉄等級冒険者で、最近この王都に来たばかりです」
「私はセイン。ライトと同じく冒険者です。初めまして」
二人は丁寧にお辞儀しながら挨拶をしてくる。
王都には鉄等級以上の冒険者しか入れない。ゆえに、二人はどこかの町で修行を積んでからこの王都にやって来たのだろう。
二人は最近王都に来たばかりらしく、いかにもおのぼりさんって感じだった。
「あらぁん。てことは、これから活躍が期待できる新人君ってところかしらぁん。ここは先輩が一杯奢ってあげるわよぉ」
「えっ、悪いですよ!」
「いいからいいからぁん。初めてウチの店に来てくれたみたいだし、サービスしとくわぁん」
ガンドリィは先輩の余裕を見せつけ、二人に奢ろうとしていた。
ホテル王(自称)として稼いでいる俺も後れをとるわけにはいかない。ということで、俺も奢ることにしよう。
「俺も奢ってあげるよ」
「そんなっ、悪いです!」
「いいからいいから」
ガンドリィが酒を奢り、俺が肉を挟んだパン(サンドウィッチみたいなやつ)を奢ることになった。
「すみません。大物の二人に奢ってもらうことなっちゃって……」
「ありがとうございます」
ライトとセインと名乗る二人は恐縮しながら奢られていた。二人を交えて飲み会を再開する。
「実は俺とセインは孤児だったんです」
「有名な冒険者になって沢山お金を稼いで、私たちと同じような孤児に夢を与えられたらなって、そう思って冒険者を志したんです」
飯代代わりというわけではないが、二人は色々と話をしてくれた。
孤児に夢を与えるために冒険者になった、か。立派すぎる志望動機だな。暇つぶしがてらのアルバイトとして冒険者をやっている俺とエリザとは大違いだ。
「ライトは生まれながらに勇者スキル持ちなんです。私は回復魔法を覚えてて、それで私たち二人は、昔から故郷の孤児院で期待されてたんです」
「へえそうなんだ。勇者かぁ」
二人は強力なスキル持ちらしい。特にライトの方は【勇者】という超強力なスキルを持っているのだとか。
まあ冒険者になろうって奴だからそれなりに腕に自信はあるんだろう。大金稼いで孤児院に寄付したいとか、めっちゃいいことを言っていた。ウチの宿の従業員として採用したいくらいだ。
二人は今はバイトしつつ、任務を受けて金を貯める日々を送っているらしい。仲間集めも並行して行っていて、それでいつか俺たちみたいに一旗上げようと目論んでいるらしい。
二人チームで鉄等級の任務を受けられるということは、かなりの実力があるようだな。普通は五、六人でチームを組むのが普通という話だしさ。俺たちもその轍を踏んでちゃんと六人チームだし。
「それじゃ、俺たちはこれで失礼します。ご馳走様でした」
「うんうん、またね」
食事を終えると、ライトたちは慇懃にお辞儀をして去っていった。
夢見る少年少女って感じだな。若いなぁ。いいねえああいうの。青春してるって感じでさ。
暴走トラックによって無惨に奪われた俺の前世の青春を思い出してちょっと悲しくなるよ。
「勇者スキル持ちとは珍しいわねぇん」
「そうなのか?」
「ええ。二、三年に一人ってとこくらいかしら」
「へぇそうなんだ。わりと多いな。二、三十年に一人とかじゃないのかよ」
「そうね。わりと見かけるわ」
ガンドリィの言葉に思わずツッコミをいれてしまう。
二、三年に一人くらい現れる勇者って、あんまり凄い感がないな。
スキル【勇者】持ちは珍しいと言えば珍しいが、超珍しいってわけではないらしい。
「勇者スキルってどんなのです?」
「たしか、聖なる系統に連なる技能の習熟が早く済むんだったかしらぁん? あと悪魔やアンデッドと戦う時に恩恵があるらしいことは有名ね。過去の勇者スキル持ちには、悪魔やアンデッドの襲撃から国を救って大出世して名を残した人もいるわね」
「へえ悪魔に強いのか」
吸血鬼は悪魔の一種だから、俺、あいつに討伐される側だな。
そんな奴に飯奢って激励して従業員に採用できないかとか真剣に考えていたわけか。とんでもない話だな。従業員に殺されちまうぞ俺。
「へぇ、じゃああのライトとかいう少年も、今後歴史に名を残すような英雄になるってこと?」
「そうねえ。帝国の金等級冒険者、勇者ワタリーのような偉大な存在になれるかもしれないわねえ」
「そいつは凄いな」
「まあ順当にいけばの話だけどねぇん。世の中、そう上手くもいかないわねぇ」
「というと?」
俺が深く尋ねると、ガンドリィは眉を少し顰めながら言い辛そうに口を開いた。
「有名スキル持ちは色々な理由で狙われやすいからねぇん。例えば、名を上げたい奴らとか、強い嫉妬心を持った奴とかにね。それで潰れちゃう子も多いみたいよ。勇者スキル持ちは二、三年に一人くらい見かけるけど、歴史に名を残すのは二、三十年に一人ってところね。勇者ワタリーのように上手くやれるのは少ないわ」
「なるほどな。芽が出ずに腐れていく者も多いってわけか」
「ええ。まあその試練を乗り越えられれば、英雄になれるわ。それだけの資質はあるわねぇん」
才能があるからといって、誰しもがその才能を開花できるわけではない。前世の世界でも一緒だな。スポーツの才能があっても不幸な怪我とかで芽が出ず引退する人は多い。この世界でも似たような所があるってわけか。
「でも自分の持つスキルを簡単に喋っちゃうのは、ちょっといただけないわぁ。少々無用心ねえ。まあアタシたちを信じてくれてるってことで悪い気はしないけどぉ」
「まあそうだな。ちょっとお人よしすぎるな」
スキルは自分の持つ強みである。それをペラペラと会ったばかりの他人に喋るのは確かに問題だな。
まあ、あえてそれを売りにして勝負してるか、それくらい自分の腕に自信があるってことなのかもしれないが。
「彼らの前途に幸あればいいな」
「ええ。この国を救う英雄にでもなってくれればありがたいわぁん。この国に生きる民の一人として願わずにいられないわ。勇者様は百人でも二百人でも大歓迎よぉん」
俺とガンドリィは店を出て行く二人の背を見つめながら、未来ある若者の前途を祈った。
俺もどちらかというと未来ある若者であるし、ライトたちが大活躍すると魔物である俺の生存圏が危うくなっちまうわけだが、まあ細かいことはどうでもいいだろう。ノリが大事だ。
「さあさ、どんどん開けて頂戴! 今日は出血大サービスよぉん! 勇者様の記念来店サービスよぉ!」
「いぇ~い! 俺も負けてらんねえぞ! このゴルゴン金貨で買えるだけの酒を持ってこーい!」
「ヨミトちゃん! 相変わらず太っ腹ねぇん!」
その後、俺たちは日が暮れるまで大宴会を楽しんだのであった。
「さてパープルたちとの飲み会は終わったけど、まだまだ飲み足りないぞ」
「うふふ、そうですわね」
「ヨミトさんとエリザさんは相変わらずですねぇ」
「化けもんだな」
「アタシもまだまだイケるぜ」
家に戻った俺たち(パープル除く)は、そのままダンジョンへと移動して二次会を始めた。そうしてダンジョン組――チュウやカーネラたち、他の地域の人々との忘年会も楽しんだのであった。
そう話すオレンジ髪の爽やかなイケメン。
その背後には、杖を持ってフードを被った女の子がいる。フードから覗ける顔は美人さんだね。
二人共、歳の頃はノビルより少し下くらいだろうか。どちらも丁寧な物腰で好印象を与えるな。
「そうだけど。えと、君らは?」
「俺はライトっていいます。鉄等級冒険者で、最近この王都に来たばかりです」
「私はセイン。ライトと同じく冒険者です。初めまして」
二人は丁寧にお辞儀しながら挨拶をしてくる。
王都には鉄等級以上の冒険者しか入れない。ゆえに、二人はどこかの町で修行を積んでからこの王都にやって来たのだろう。
二人は最近王都に来たばかりらしく、いかにもおのぼりさんって感じだった。
「あらぁん。てことは、これから活躍が期待できる新人君ってところかしらぁん。ここは先輩が一杯奢ってあげるわよぉ」
「えっ、悪いですよ!」
「いいからいいからぁん。初めてウチの店に来てくれたみたいだし、サービスしとくわぁん」
ガンドリィは先輩の余裕を見せつけ、二人に奢ろうとしていた。
ホテル王(自称)として稼いでいる俺も後れをとるわけにはいかない。ということで、俺も奢ることにしよう。
「俺も奢ってあげるよ」
「そんなっ、悪いです!」
「いいからいいから」
ガンドリィが酒を奢り、俺が肉を挟んだパン(サンドウィッチみたいなやつ)を奢ることになった。
「すみません。大物の二人に奢ってもらうことなっちゃって……」
「ありがとうございます」
ライトとセインと名乗る二人は恐縮しながら奢られていた。二人を交えて飲み会を再開する。
「実は俺とセインは孤児だったんです」
「有名な冒険者になって沢山お金を稼いで、私たちと同じような孤児に夢を与えられたらなって、そう思って冒険者を志したんです」
飯代代わりというわけではないが、二人は色々と話をしてくれた。
孤児に夢を与えるために冒険者になった、か。立派すぎる志望動機だな。暇つぶしがてらのアルバイトとして冒険者をやっている俺とエリザとは大違いだ。
「ライトは生まれながらに勇者スキル持ちなんです。私は回復魔法を覚えてて、それで私たち二人は、昔から故郷の孤児院で期待されてたんです」
「へえそうなんだ。勇者かぁ」
二人は強力なスキル持ちらしい。特にライトの方は【勇者】という超強力なスキルを持っているのだとか。
まあ冒険者になろうって奴だからそれなりに腕に自信はあるんだろう。大金稼いで孤児院に寄付したいとか、めっちゃいいことを言っていた。ウチの宿の従業員として採用したいくらいだ。
二人は今はバイトしつつ、任務を受けて金を貯める日々を送っているらしい。仲間集めも並行して行っていて、それでいつか俺たちみたいに一旗上げようと目論んでいるらしい。
二人チームで鉄等級の任務を受けられるということは、かなりの実力があるようだな。普通は五、六人でチームを組むのが普通という話だしさ。俺たちもその轍を踏んでちゃんと六人チームだし。
「それじゃ、俺たちはこれで失礼します。ご馳走様でした」
「うんうん、またね」
食事を終えると、ライトたちは慇懃にお辞儀をして去っていった。
夢見る少年少女って感じだな。若いなぁ。いいねえああいうの。青春してるって感じでさ。
暴走トラックによって無惨に奪われた俺の前世の青春を思い出してちょっと悲しくなるよ。
「勇者スキル持ちとは珍しいわねぇん」
「そうなのか?」
「ええ。二、三年に一人ってとこくらいかしら」
「へぇそうなんだ。わりと多いな。二、三十年に一人とかじゃないのかよ」
「そうね。わりと見かけるわ」
ガンドリィの言葉に思わずツッコミをいれてしまう。
二、三年に一人くらい現れる勇者って、あんまり凄い感がないな。
スキル【勇者】持ちは珍しいと言えば珍しいが、超珍しいってわけではないらしい。
「勇者スキルってどんなのです?」
「たしか、聖なる系統に連なる技能の習熟が早く済むんだったかしらぁん? あと悪魔やアンデッドと戦う時に恩恵があるらしいことは有名ね。過去の勇者スキル持ちには、悪魔やアンデッドの襲撃から国を救って大出世して名を残した人もいるわね」
「へえ悪魔に強いのか」
吸血鬼は悪魔の一種だから、俺、あいつに討伐される側だな。
そんな奴に飯奢って激励して従業員に採用できないかとか真剣に考えていたわけか。とんでもない話だな。従業員に殺されちまうぞ俺。
「へぇ、じゃああのライトとかいう少年も、今後歴史に名を残すような英雄になるってこと?」
「そうねえ。帝国の金等級冒険者、勇者ワタリーのような偉大な存在になれるかもしれないわねえ」
「そいつは凄いな」
「まあ順当にいけばの話だけどねぇん。世の中、そう上手くもいかないわねぇ」
「というと?」
俺が深く尋ねると、ガンドリィは眉を少し顰めながら言い辛そうに口を開いた。
「有名スキル持ちは色々な理由で狙われやすいからねぇん。例えば、名を上げたい奴らとか、強い嫉妬心を持った奴とかにね。それで潰れちゃう子も多いみたいよ。勇者スキル持ちは二、三年に一人くらい見かけるけど、歴史に名を残すのは二、三十年に一人ってところね。勇者ワタリーのように上手くやれるのは少ないわ」
「なるほどな。芽が出ずに腐れていく者も多いってわけか」
「ええ。まあその試練を乗り越えられれば、英雄になれるわ。それだけの資質はあるわねぇん」
才能があるからといって、誰しもがその才能を開花できるわけではない。前世の世界でも一緒だな。スポーツの才能があっても不幸な怪我とかで芽が出ず引退する人は多い。この世界でも似たような所があるってわけか。
「でも自分の持つスキルを簡単に喋っちゃうのは、ちょっといただけないわぁ。少々無用心ねえ。まあアタシたちを信じてくれてるってことで悪い気はしないけどぉ」
「まあそうだな。ちょっとお人よしすぎるな」
スキルは自分の持つ強みである。それをペラペラと会ったばかりの他人に喋るのは確かに問題だな。
まあ、あえてそれを売りにして勝負してるか、それくらい自分の腕に自信があるってことなのかもしれないが。
「彼らの前途に幸あればいいな」
「ええ。この国を救う英雄にでもなってくれればありがたいわぁん。この国に生きる民の一人として願わずにいられないわ。勇者様は百人でも二百人でも大歓迎よぉん」
俺とガンドリィは店を出て行く二人の背を見つめながら、未来ある若者の前途を祈った。
俺もどちらかというと未来ある若者であるし、ライトたちが大活躍すると魔物である俺の生存圏が危うくなっちまうわけだが、まあ細かいことはどうでもいいだろう。ノリが大事だ。
「さあさ、どんどん開けて頂戴! 今日は出血大サービスよぉん! 勇者様の記念来店サービスよぉ!」
「いぇ~い! 俺も負けてらんねえぞ! このゴルゴン金貨で買えるだけの酒を持ってこーい!」
「ヨミトちゃん! 相変わらず太っ腹ねぇん!」
その後、俺たちは日が暮れるまで大宴会を楽しんだのであった。
「さてパープルたちとの飲み会は終わったけど、まだまだ飲み足りないぞ」
「うふふ、そうですわね」
「ヨミトさんとエリザさんは相変わらずですねぇ」
「化けもんだな」
「アタシもまだまだイケるぜ」
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