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五章
昇級試験8/14(定期連絡)
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「キィキイ」
「報告書か。ご苦労さん」
同じ班に配属された連中の血も吸い終わり、やることがなくなった。焚き火の前で新たに習得したスキル【集中】の具合を確かめつつナイフジャグリングをしながら近寄ってきた野良スライムの駆除をして暇を持て余していると、蝙蝠が手紙を運んできてくれた。
眷属たちからの定時連絡の報告書だ。
ダンジョンで繁殖させた蝙蝠による連絡網は、各地に散らばっているといっても流石に大陸全土をカバーするなんて到底無理だけど、この森はわりと王都に近いので連絡が届く。
たった三日間とはいえ警戒するに越したことはない。転生者の敵が存在するとわかったからには慎重すぎるくらいが丁度いいからね。
早速報告書を読み込んでいこう。
「ダンジョンは平穏無事か。結構結構」
ダンジョンはイノコらに任せているが、特に問題はないらしい。タロウたちがオーク娘をエロい目で見てオーク娘たちから苦情が届いているくらいで、平穏無事に一日の生産活動を終えたらしい。
タロウたちめ。去年のクリスマスに三人目の共同お嫁さんをあげたばかりだというのに、他の女の子に現を抜かしているとは。
今度叱っておこう。血を多めに抜けば当分は性欲も抑えられて大人しくなるだろう。
「ダンジョンはオーケー。では次に遠征組の報告といこうか。まずはノビル」
続いてギルド試験に参加してこの森でキャンプをしている眷属たちの報告を見ていく。
ノビルの班も俺の所と同じで男所帯なようで、暇さえあればシモの話ばかりしているらしい。童貞ということで会話の度にからかわれて面倒だとか、ノビルの報告書には、そんなぼやきばかりが書き連ねられていた。
ノビルの血は最近吸ってなかったからわからなかったけど、まだ童貞を保っているらしい。レイラ一筋だから娼館に遊びにいったり他の娘にちょっかいをかける気はないようだ。
俺としては血が不味くなるんで一生童貞卒業しないで欲しいんだけどね。別に社員に童貞を強制するほど鬼畜な経営者ではないので、最終的にはノビルの好きにすればいいんだけどさ。まだ若いし当分は童貞でいてその血を楽しませてもらいたいよね。百年くらいはそのままでいて欲しいよ。
まあノビルのシモの事情なんてどうでもいいことだな。大きな問題はなし、ということで次にいこう。
「次はレイラか」
レイラの班には、レイラのバイト先(丼物屋)のバイト仲間の女の子がいるらしい。二次試験の時に仲良さそうに話していたあの黒髪鉢巻の子だな。
他には、ライトの相棒のセインも一緒の班なのだとか。
どうやら女の子ばかりの班らしい。女子オンリーで楽しくやっているらしい。男ばかりの俺やノビルの班と違って華やかそうだな。
レイラはチームメンバー全員と仲良くやっているらしい。見知らぬ人とのコミュニケーションもそつなくこなすとは、天才のレイラに死角はないようだ。
「メリッサも大きな問題なしか」
メリッサの報告書には、同じ班に配属された好みじゃない男から頻繁に言い寄られてウザすぎて焼き殺そうかと思ったとか、そんな物騒な言葉が並んでいた。
レイラと同じくミッドロウの花宿でトップの娼婦をやっていたメリッサは美人でスタイルも良い。レイラより男好きのする体型をしているので、盛りのついた男には眩しく見えるのであろう。頭悪そうに見えて実は知的な魔法使いといった所も魅力なのかもしれない。
メリッサのとこは、男女混合の班のようだ。大学のサークルみたいに仲良くやっているらしい。
ライトも一緒にいるようだな。ライトはリーダーに指名されたらしく、率先して何事もこなしているらしい。
同班の一部の男がウザいくらいで、メリッサの所も問題なさそうである。
それにしても焼き殺すだなんて、冗談にしても酷すぎるぞ。実際クリスマスに焼き殺されそうになった身からすれば本当に勘弁して欲しい。
「エリザの所も問題なし――だけど、問題自体はあったみたいだな」
エリザの所に配属された奴らは、腐った血を持つ連中ばかりだったようだ。日が暮れた後、班の中で独りだけ女だったエリザを襲おうとしたらしい。
大事な試験中だというのに馬鹿な奴らだ。まあ大事な試験の最中だから何かあっても相手は訴え出ないと、そんな狡賢いことを思ったのかもしれないが。あるいはエリザの人外の魅力に中てられて後先考えられなくなったのかも。いずれにしろ、愚かなことに変わりはない。
無論、エリザは無事である。そいつらをボコった後、スキル【血盟】を使って奴隷にしたらしい。
スキル【血盟】は、メグミンの騒動の時(四章参照)に、オージンとかいう奴の血から得た力だ。
対象の新鮮な血が必要かつ長ったらしい詠唱や細かいルール設定が必要であったりするものの、対象を完全なる支配下に置け、支配した対象の能力の低下がないなど、スキル【洗脳】よりも若干使い勝手がいいスキルだ。
デメリットとしては心の底から従わないということか。スキル【洗脳】は能力が下がる分、心の底から従わせることができるので、その点はメリットがある。
一言で言うなら、能力そのままに不本意ながら強制的に働かせるのが【血盟】で、能力を下げた状態で本意で強制的に働かせるのが【洗脳】である。
家族(血)を人質にして契約に従って社員をブラック労働させるのが【血盟】で、社長のカリスマ(魅力、恐怖など)で洗脳して思考停止状態でブラック労働させるのが【洗脳】だと考えると、わかりやすいかもしれない。
【血盟】と【洗脳】。その二つは、いずれもバッドスキルを相手に与えた上でそのスキルの効果が発揮されるので、バッドスキルを解かれるとスキル効果がなくなってしまう。
だからバッドスキルを解かれて懐柔されると不味いことになる。支配していた時の状況が敵組織に筒抜けになってしまう。俺たちがオージンに支配されていたアキやメグミンを解放した時と逆のことが言えるわけだ。
いずれも便利なスキルであるが、その点、注意が必要である。ダンジョンの奥で生活を送っているインディスやカミラは心配ないが、ダンジョンの外でも生活させているデュワやバッド商会の面々(二章参照)には注意が必要というわけだ。
まあバッドスキルを解くなんてダンジョンマスターでもないと無理らしいけどね。エリザを襲ったというそいつらがダンジョンマスターの眷属でもない限り、解くことはまず無理だろう。
そいつらはダンジョンマスターの眷属というわけではなさそうだから、支配しても特に問題はなさそうだな。
支配したそいつらには、エリザの玩具兼王都での諜報員として活躍してもらうか。情報漏洩に気をつけた上で運用することにしよう。
(詳しいことを聞きたいから、エリザとは直接話し合った方がよさそうだな)
そう思った俺は蝙蝠を通じてエリザと連絡をとり、落ち合うことにした。
「しばらくの間、俺の代わりを務めてくれよ。何かあったら仲間の蝙蝠を通じてすぐに連絡をくれ。いいな?」
「キィ!」
エリザのスキル【共有】と【変化】の力を借りて俺の姿に変身した蝙蝠。そいつを身代わりとして置いておく。
蝙蝠はご主人様である俺の役に立とうと張り切っている。可愛いものだ。
「さあエリザの所に向かうか」
それから俺は蝙蝠の姿になって飛び、闇夜の森の中、エリザのいるポイントまで翔けていったのであった。
「報告書か。ご苦労さん」
同じ班に配属された連中の血も吸い終わり、やることがなくなった。焚き火の前で新たに習得したスキル【集中】の具合を確かめつつナイフジャグリングをしながら近寄ってきた野良スライムの駆除をして暇を持て余していると、蝙蝠が手紙を運んできてくれた。
眷属たちからの定時連絡の報告書だ。
ダンジョンで繁殖させた蝙蝠による連絡網は、各地に散らばっているといっても流石に大陸全土をカバーするなんて到底無理だけど、この森はわりと王都に近いので連絡が届く。
たった三日間とはいえ警戒するに越したことはない。転生者の敵が存在するとわかったからには慎重すぎるくらいが丁度いいからね。
早速報告書を読み込んでいこう。
「ダンジョンは平穏無事か。結構結構」
ダンジョンはイノコらに任せているが、特に問題はないらしい。タロウたちがオーク娘をエロい目で見てオーク娘たちから苦情が届いているくらいで、平穏無事に一日の生産活動を終えたらしい。
タロウたちめ。去年のクリスマスに三人目の共同お嫁さんをあげたばかりだというのに、他の女の子に現を抜かしているとは。
今度叱っておこう。血を多めに抜けば当分は性欲も抑えられて大人しくなるだろう。
「ダンジョンはオーケー。では次に遠征組の報告といこうか。まずはノビル」
続いてギルド試験に参加してこの森でキャンプをしている眷属たちの報告を見ていく。
ノビルの班も俺の所と同じで男所帯なようで、暇さえあればシモの話ばかりしているらしい。童貞ということで会話の度にからかわれて面倒だとか、ノビルの報告書には、そんなぼやきばかりが書き連ねられていた。
ノビルの血は最近吸ってなかったからわからなかったけど、まだ童貞を保っているらしい。レイラ一筋だから娼館に遊びにいったり他の娘にちょっかいをかける気はないようだ。
俺としては血が不味くなるんで一生童貞卒業しないで欲しいんだけどね。別に社員に童貞を強制するほど鬼畜な経営者ではないので、最終的にはノビルの好きにすればいいんだけどさ。まだ若いし当分は童貞でいてその血を楽しませてもらいたいよね。百年くらいはそのままでいて欲しいよ。
まあノビルのシモの事情なんてどうでもいいことだな。大きな問題はなし、ということで次にいこう。
「次はレイラか」
レイラの班には、レイラのバイト先(丼物屋)のバイト仲間の女の子がいるらしい。二次試験の時に仲良さそうに話していたあの黒髪鉢巻の子だな。
他には、ライトの相棒のセインも一緒の班なのだとか。
どうやら女の子ばかりの班らしい。女子オンリーで楽しくやっているらしい。男ばかりの俺やノビルの班と違って華やかそうだな。
レイラはチームメンバー全員と仲良くやっているらしい。見知らぬ人とのコミュニケーションもそつなくこなすとは、天才のレイラに死角はないようだ。
「メリッサも大きな問題なしか」
メリッサの報告書には、同じ班に配属された好みじゃない男から頻繁に言い寄られてウザすぎて焼き殺そうかと思ったとか、そんな物騒な言葉が並んでいた。
レイラと同じくミッドロウの花宿でトップの娼婦をやっていたメリッサは美人でスタイルも良い。レイラより男好きのする体型をしているので、盛りのついた男には眩しく見えるのであろう。頭悪そうに見えて実は知的な魔法使いといった所も魅力なのかもしれない。
メリッサのとこは、男女混合の班のようだ。大学のサークルみたいに仲良くやっているらしい。
ライトも一緒にいるようだな。ライトはリーダーに指名されたらしく、率先して何事もこなしているらしい。
同班の一部の男がウザいくらいで、メリッサの所も問題なさそうである。
それにしても焼き殺すだなんて、冗談にしても酷すぎるぞ。実際クリスマスに焼き殺されそうになった身からすれば本当に勘弁して欲しい。
「エリザの所も問題なし――だけど、問題自体はあったみたいだな」
エリザの所に配属された奴らは、腐った血を持つ連中ばかりだったようだ。日が暮れた後、班の中で独りだけ女だったエリザを襲おうとしたらしい。
大事な試験中だというのに馬鹿な奴らだ。まあ大事な試験の最中だから何かあっても相手は訴え出ないと、そんな狡賢いことを思ったのかもしれないが。あるいはエリザの人外の魅力に中てられて後先考えられなくなったのかも。いずれにしろ、愚かなことに変わりはない。
無論、エリザは無事である。そいつらをボコった後、スキル【血盟】を使って奴隷にしたらしい。
スキル【血盟】は、メグミンの騒動の時(四章参照)に、オージンとかいう奴の血から得た力だ。
対象の新鮮な血が必要かつ長ったらしい詠唱や細かいルール設定が必要であったりするものの、対象を完全なる支配下に置け、支配した対象の能力の低下がないなど、スキル【洗脳】よりも若干使い勝手がいいスキルだ。
デメリットとしては心の底から従わないということか。スキル【洗脳】は能力が下がる分、心の底から従わせることができるので、その点はメリットがある。
一言で言うなら、能力そのままに不本意ながら強制的に働かせるのが【血盟】で、能力を下げた状態で本意で強制的に働かせるのが【洗脳】である。
家族(血)を人質にして契約に従って社員をブラック労働させるのが【血盟】で、社長のカリスマ(魅力、恐怖など)で洗脳して思考停止状態でブラック労働させるのが【洗脳】だと考えると、わかりやすいかもしれない。
【血盟】と【洗脳】。その二つは、いずれもバッドスキルを相手に与えた上でそのスキルの効果が発揮されるので、バッドスキルを解かれるとスキル効果がなくなってしまう。
だからバッドスキルを解かれて懐柔されると不味いことになる。支配していた時の状況が敵組織に筒抜けになってしまう。俺たちがオージンに支配されていたアキやメグミンを解放した時と逆のことが言えるわけだ。
いずれも便利なスキルであるが、その点、注意が必要である。ダンジョンの奥で生活を送っているインディスやカミラは心配ないが、ダンジョンの外でも生活させているデュワやバッド商会の面々(二章参照)には注意が必要というわけだ。
まあバッドスキルを解くなんてダンジョンマスターでもないと無理らしいけどね。エリザを襲ったというそいつらがダンジョンマスターの眷属でもない限り、解くことはまず無理だろう。
そいつらはダンジョンマスターの眷属というわけではなさそうだから、支配しても特に問題はなさそうだな。
支配したそいつらには、エリザの玩具兼王都での諜報員として活躍してもらうか。情報漏洩に気をつけた上で運用することにしよう。
(詳しいことを聞きたいから、エリザとは直接話し合った方がよさそうだな)
そう思った俺は蝙蝠を通じてエリザと連絡をとり、落ち合うことにした。
「しばらくの間、俺の代わりを務めてくれよ。何かあったら仲間の蝙蝠を通じてすぐに連絡をくれ。いいな?」
「キィ!」
エリザのスキル【共有】と【変化】の力を借りて俺の姿に変身した蝙蝠。そいつを身代わりとして置いておく。
蝙蝠はご主人様である俺の役に立とうと張り切っている。可愛いものだ。
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