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第一章 ティタノボアの箱庭世界
15.そのまえにカフェ
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「これは”ファイアベリー”。火属性の能力が一時的に上がる。そんで、こっちが”魔キャベツ”。魔法の威力があがる野菜だ。そんで…」
「こんなにいっぱいあんのか……」
星空の下で、世界最強を誓い合った俺とティフィンがカフェに戻ると、そこには大量の食材に囲まれているミィがいた。
色とりどりの木の実、果物、野菜が山のように積まれていた。
まるで、ショッピングモールの食材売り場のようだ。
「これ、全部使いきれるか…?すでに有名な店ならともかく、ゼロから始めるとなると、この量だとほとんど残るんじゃ…」
不安そうに食料を見渡す俺。
しかし、そんな俺をよそに、ミィは涼しい顔をしていた。
「この世界の食料は、全てティタノボア様の時空の魔法で作られている。腐敗、という概念はない」
「うっそ、マジかよ。なんだその夢みたいな食料…」
な、なんということだ…。
腐らない食料、だと…?
最低限の食料が保証されていたり、腐敗しない食料が存在したり、この世界はなんと素晴らしい事か…。
もし、現世で生きてきた現実の人間社会にこの状況があれば、世界は平和になっただろうに……。
「こういった食料は、世界の至るとこに生えたり、実ったりしていてな。その辺で簡単に収穫できるものから、切り立つ崖の先に存在しているようなものまである。採るのが困難な食材ほど、美味であり、栄養があり、高値で売れるんだ」
そう言って、ミィは数少ない黄金の実を手に取った。
「カフェの経営のために、世界の各地を回って入手してきたものだ。これは”いかずちの実”。かなりレアな実だ」
「これ全部ミィがとってきたのか。すごいな…」
「ミィちゃんはすごいんだよー!崖の下に生えてるものとか、リボン使ってばばーって!」
そういえば、ミィの能力はリボンだったな。
リーチの長いリボンを両手に持って、自在に操っていた。
確かに、あの能力なら、手の届かない場所にあるものをとることができそうだ。
「バトルでも強かったけど、日常でも重宝するんだな、ミィの能力」
「私はこの能力は収穫に使えればいい、と思っていたんだがな。貴重な食料を取り合ってバトルしているうちに、戦い方も身についていた」
はは、と笑いながら話すミィ。
弱肉強食のこの世界では、何をするにしても強さというのは必要になるのだろう。
この食材をここまでそろえるのも、ミィの多くの苦労と困難があったに違いない。
「ミィが用意してくれたこの食材、無駄なく使っていいカフェにしような」
「あぁ!」
ざっと食材を見たり、味見してみたところ、魔力があること以外は現世の食材とあまり変わらないようだった。
ただ、たまに油断していると、口の中で燃えたり、体の内側から電流が走ったりするようなものもあるため、注意は必要だ。
味見しながら、数回意識を失いかけた。
「とりあえず、メニューについては何とかなりそうだな。俺の経験でなんとかなる。……いててて」
軽いやけどを負った口の中を水で冷やしながら、俺は手元のメモ帳に各食材の特徴を書き記していた。
”ヘルファイアバナナ”はやけど注意、と…。
「ぬし、もぐもぐ…。大丈夫?……もぐもぐ」
心配そうに俺を覗き込むティフィンは、先ほど俺が昇天しかけた”稲妻パイン”をおいしそうにほおばっている。
メモに”稲妻パインは心臓が止まりかける。ガチ注意”と記した、要注意果物だ。
稲妻パインを食べているティフィンの身体は、軽く電流が走っていた。
おそらく、稲妻パインの効果で、ティフィンの能力『帯電』が強まっているのだろう。
「おいティフィン。それ、かなり取るのに苦労したパインなんだから、そんなにつまみ食いするな」
半分ほど食べられた稲妻パインを取り上げるミィ。
「えぇー!もうそこまで食べちゃったんだからいいじゃん!」
「だーめ!」
「ミィちゃんのけちー!ちょーだいっ!」
稲妻パインの取り合いを視界の端に入れながら、俺は次の課題について考える。
メニューの次はカフェのコンセプトだ。
ただ、おいしい食べ物・飲み物を提供するだけだったら、すでに街中にあるカフェにはかなわない。
そこにプラスアルファで何かをする必要がある。
俺は、今日、街中で見てきたカフェやレストランを思い出した。
どれも都会の中心にあるようなオシャレなカフェ・レストランそのものだった。
懐かしいな、俺も生きていたころは、よく足を運んだものだ。
主に市場調査がメインではあったが……。
そういえば。
市場調査を行っていた時、普段行くことのない地域に足を運び、そこで他に類を見ないカフェに入ったことがあった。
メイドカフェ。
その時はメイドのコスプレをした女の子たちが接客をするカフェだったが、メイド以外にも、チャイナ服やゴスロリドレス、執事や男装・女装といった様々な種類のコスプレで接客を行うカフェがあった。
コンセプトカフェ、と呼ばれる『非日常的な体験』を売りにしているカフェだ。
味よりも、空間や接客を重視する場所。
あのアイデアは使えるかもしれない。
この世界には、まだ浸透していないのか、そのような飲食店は見られなかった。
他と差別化を図るにはもってこいだ!
「さて、そうなると次は、何をコンセプトにするか、だな…。メイドカフェでもいいが、もっとこう、この世界に浸透するようなものがいいな……。ううん、そうだな……」
俺がブツブツと考えていると……。
「うおおおおおっ!電光石火!!」
視界の端を、まばゆいほどに帯電したティフィンが、すごいスピードでミィに突っ込んでいった。
「させない、蜘蛛糸!」
ティフィンが突っ込んでくるのを、リボンで蜘蛛の巣の形を作って防ぐミィ。
いつの間にか、果物の取り合いは能力を使ったバトルにまで発展している。
「ちょ、何やってんだ!店内で暴れるのはやめなさい!」
すぐさまやめさせようとするが、
「さっすがミィちゃん!わたしの攻撃を防ぐなんてね!でも、今度はどうかな?最大出力!電突猛進!」
「カウンターくらわせてやるっ!断華一閃!」
争いは激化するばかり。
ティフィンが威力の高そうな頭突きをミィに向かって放ったが、ミィはそれを華麗によける。
よける直前に、ティフィンに向かってリボンを横に振るった。
リボンがティフィンの背を鋭く打ち、彼女の体勢が崩れる。
あまりの勢いに制御ができないティフィンはそのまま壁へ、
ドォンッ!
鈍い音とともに激突した。
「あぁ!ティフィン、大丈夫か!?」
すぐに俺はティフィンに駆け寄ろうとした。
が、目の前ですぐにティフィンは立ち上がり、楽しそうに笑う。
彼女の額は擦り傷ができていた。
突撃された壁は、まったくの無傷だった。
「まだまだだよ、そのパインを奪うまで、わたしは倒れないっ!」
完全に戦闘モードの瞳をしているティフィン。
再びミィに突っ込んでいこうと構えたところを、俺はティフィンの腕を掴み制止した。
「はい、ストッ――
次の瞬間、俺の身体を凄まじい電気がかけめぐった。
「あばばばばばばば!!!!」
「あ、ぬ、ぬし!」
ああ、今のティフィンは戦闘モードの帯電かつ、あのパインの効果で威力があがっているんだった……。
俺はその場に倒れ、意識を失った―――。
「こんなにいっぱいあんのか……」
星空の下で、世界最強を誓い合った俺とティフィンがカフェに戻ると、そこには大量の食材に囲まれているミィがいた。
色とりどりの木の実、果物、野菜が山のように積まれていた。
まるで、ショッピングモールの食材売り場のようだ。
「これ、全部使いきれるか…?すでに有名な店ならともかく、ゼロから始めるとなると、この量だとほとんど残るんじゃ…」
不安そうに食料を見渡す俺。
しかし、そんな俺をよそに、ミィは涼しい顔をしていた。
「この世界の食料は、全てティタノボア様の時空の魔法で作られている。腐敗、という概念はない」
「うっそ、マジかよ。なんだその夢みたいな食料…」
な、なんということだ…。
腐らない食料、だと…?
最低限の食料が保証されていたり、腐敗しない食料が存在したり、この世界はなんと素晴らしい事か…。
もし、現世で生きてきた現実の人間社会にこの状況があれば、世界は平和になっただろうに……。
「こういった食料は、世界の至るとこに生えたり、実ったりしていてな。その辺で簡単に収穫できるものから、切り立つ崖の先に存在しているようなものまである。採るのが困難な食材ほど、美味であり、栄養があり、高値で売れるんだ」
そう言って、ミィは数少ない黄金の実を手に取った。
「カフェの経営のために、世界の各地を回って入手してきたものだ。これは”いかずちの実”。かなりレアな実だ」
「これ全部ミィがとってきたのか。すごいな…」
「ミィちゃんはすごいんだよー!崖の下に生えてるものとか、リボン使ってばばーって!」
そういえば、ミィの能力はリボンだったな。
リーチの長いリボンを両手に持って、自在に操っていた。
確かに、あの能力なら、手の届かない場所にあるものをとることができそうだ。
「バトルでも強かったけど、日常でも重宝するんだな、ミィの能力」
「私はこの能力は収穫に使えればいい、と思っていたんだがな。貴重な食料を取り合ってバトルしているうちに、戦い方も身についていた」
はは、と笑いながら話すミィ。
弱肉強食のこの世界では、何をするにしても強さというのは必要になるのだろう。
この食材をここまでそろえるのも、ミィの多くの苦労と困難があったに違いない。
「ミィが用意してくれたこの食材、無駄なく使っていいカフェにしような」
「あぁ!」
ざっと食材を見たり、味見してみたところ、魔力があること以外は現世の食材とあまり変わらないようだった。
ただ、たまに油断していると、口の中で燃えたり、体の内側から電流が走ったりするようなものもあるため、注意は必要だ。
味見しながら、数回意識を失いかけた。
「とりあえず、メニューについては何とかなりそうだな。俺の経験でなんとかなる。……いててて」
軽いやけどを負った口の中を水で冷やしながら、俺は手元のメモ帳に各食材の特徴を書き記していた。
”ヘルファイアバナナ”はやけど注意、と…。
「ぬし、もぐもぐ…。大丈夫?……もぐもぐ」
心配そうに俺を覗き込むティフィンは、先ほど俺が昇天しかけた”稲妻パイン”をおいしそうにほおばっている。
メモに”稲妻パインは心臓が止まりかける。ガチ注意”と記した、要注意果物だ。
稲妻パインを食べているティフィンの身体は、軽く電流が走っていた。
おそらく、稲妻パインの効果で、ティフィンの能力『帯電』が強まっているのだろう。
「おいティフィン。それ、かなり取るのに苦労したパインなんだから、そんなにつまみ食いするな」
半分ほど食べられた稲妻パインを取り上げるミィ。
「えぇー!もうそこまで食べちゃったんだからいいじゃん!」
「だーめ!」
「ミィちゃんのけちー!ちょーだいっ!」
稲妻パインの取り合いを視界の端に入れながら、俺は次の課題について考える。
メニューの次はカフェのコンセプトだ。
ただ、おいしい食べ物・飲み物を提供するだけだったら、すでに街中にあるカフェにはかなわない。
そこにプラスアルファで何かをする必要がある。
俺は、今日、街中で見てきたカフェやレストランを思い出した。
どれも都会の中心にあるようなオシャレなカフェ・レストランそのものだった。
懐かしいな、俺も生きていたころは、よく足を運んだものだ。
主に市場調査がメインではあったが……。
そういえば。
市場調査を行っていた時、普段行くことのない地域に足を運び、そこで他に類を見ないカフェに入ったことがあった。
メイドカフェ。
その時はメイドのコスプレをした女の子たちが接客をするカフェだったが、メイド以外にも、チャイナ服やゴスロリドレス、執事や男装・女装といった様々な種類のコスプレで接客を行うカフェがあった。
コンセプトカフェ、と呼ばれる『非日常的な体験』を売りにしているカフェだ。
味よりも、空間や接客を重視する場所。
あのアイデアは使えるかもしれない。
この世界には、まだ浸透していないのか、そのような飲食店は見られなかった。
他と差別化を図るにはもってこいだ!
「さて、そうなると次は、何をコンセプトにするか、だな…。メイドカフェでもいいが、もっとこう、この世界に浸透するようなものがいいな……。ううん、そうだな……」
俺がブツブツと考えていると……。
「うおおおおおっ!電光石火!!」
視界の端を、まばゆいほどに帯電したティフィンが、すごいスピードでミィに突っ込んでいった。
「させない、蜘蛛糸!」
ティフィンが突っ込んでくるのを、リボンで蜘蛛の巣の形を作って防ぐミィ。
いつの間にか、果物の取り合いは能力を使ったバトルにまで発展している。
「ちょ、何やってんだ!店内で暴れるのはやめなさい!」
すぐさまやめさせようとするが、
「さっすがミィちゃん!わたしの攻撃を防ぐなんてね!でも、今度はどうかな?最大出力!電突猛進!」
「カウンターくらわせてやるっ!断華一閃!」
争いは激化するばかり。
ティフィンが威力の高そうな頭突きをミィに向かって放ったが、ミィはそれを華麗によける。
よける直前に、ティフィンに向かってリボンを横に振るった。
リボンがティフィンの背を鋭く打ち、彼女の体勢が崩れる。
あまりの勢いに制御ができないティフィンはそのまま壁へ、
ドォンッ!
鈍い音とともに激突した。
「あぁ!ティフィン、大丈夫か!?」
すぐに俺はティフィンに駆け寄ろうとした。
が、目の前ですぐにティフィンは立ち上がり、楽しそうに笑う。
彼女の額は擦り傷ができていた。
突撃された壁は、まったくの無傷だった。
「まだまだだよ、そのパインを奪うまで、わたしは倒れないっ!」
完全に戦闘モードの瞳をしているティフィン。
再びミィに突っ込んでいこうと構えたところを、俺はティフィンの腕を掴み制止した。
「はい、ストッ――
次の瞬間、俺の身体を凄まじい電気がかけめぐった。
「あばばばばばばば!!!!」
「あ、ぬ、ぬし!」
ああ、今のティフィンは戦闘モードの帯電かつ、あのパインの効果で威力があがっているんだった……。
俺はその場に倒れ、意識を失った―――。
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