兄と妹のイケナイ関係

星野しずく

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兄と妹のイケナイ関係.27

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「あら、一緒だったの?」

 お母さんが尋ねると、将兄は、「ああ。」

 とだけ答え、部屋へ向かう。

 自分の部屋に入ると、将貴は不機嫌に尋ねる。

「どうゆうつもりだ。あいつとクリスマスを過ごすなんて。」

「えっと…、それは…。」

(そんなつもりは無いんだけど…。)

「許さない。」

 将貴はみのりに激しく口づける。

「んんっ…!、将兄っ…。」

 みのりは誤解を解きたくて、身をよじる。

「違うっ…、誤解だって…。」

 そう言うと、将貴の動きが止まる。

「どこが、誤解なんだ。」

「だから…、将兄にクリスマスどうするか聞いた時、家で食事するってことになったでしょ。それって、普段といっしょじゃん。だから、黒木君に予定があるのかって聞かれたとき、予定があるとは答えられなくて…。」

 バカ正直に答えるみのりに苛立ちながら将貴は強い口調で言う。

「だけど、あいつが何考えてるかって分るだろ?適当に予定があるって言っとけばいいじゃん。なんで、そのくらい出来ない訳?あいつは、お前を狙ってるんだよ。」

 そう言われても、みのりは嘘をつくのとか苦手だし、黒木君は頭がいいからそんな小手先の嘘なんてすぐに見破られてしまいそうで、はっきり答えることができなかったのだ。

「私、嘘つくの苦手だし、黒木君そういうの鋭いから…。」

「だからって、あのままだったら、あいつとクリスマスを過ごすことになってたんだぞ。みのりはそれでもよかったのか?」

 みのりの気持ちも知らないで、将貴はひどい言葉をぶつけてくる。

「そんな訳ないじゃん。私、ほんとは…。」

 みのりは将貴と二人で特別なクリスマスを過ごしたかった。

 しかし、そういうことに全く興味がなさそうな将兄に無理強いはしたくない。

 自分の本心を言うべきか、みのりはどうしたらいいのか分らなくなる。

 でも意地を張って本心を言わなかったらずっと分かり合えないだろう。

 みのりはそう考えて、勇気を振り絞って告げる。

「わたし、将兄と二人っきりで特別なクリスマスを過ごしたかったの。だけど、将兄はクリスマスなんて興味なさそうで、言えなかった…。」

 みのりからの予想外の答えに、将貴は自分が鈍感だったことを思い知らされる。

「そうか…。俺がみのりの気持ちに気づいてやれなかったんだな…。ごめん…。あと、俺クリスマスには興味ないけど、みのりと過ごすクリスマスは特別だって思ってるよ。」

 思いがけない将貴の反応に、みのりは驚いていた。

 こんなことなら、もっと早く、素直に自分の気持ちを伝えていればよかった。

「じゃあ、将兄、私とクリスマス過ごしてくれるの?」

「俺は、そのつもりだったよ。みのりと一緒なら、家でも、レストランでも、ホテルでもどこでも楽しみだよ。」

 ホテルと聞いて、みのりは顔が真っ赤になる。

「ほんと?わたし、どこでもうれしい。」

 そう言うと、みのりはやっとホッとした表情になる。

「それにしても、あいつ、黒木には気をつけろよ。みのりは押しに弱いからな。くそっ、あいつがみのりを見てるのも許せないくらいだ。」

 将貴は嫉妬心丸出しで、憤慨している。

「どっちにしても、今日の行動には十分なお仕置きが必要だな。」

 そう言うと、みのりの唇は再び奪われ、そのまま床に押し倒される。

 服の上からふくらみを揉み上げられ、スカートの中にスルリと手が滑り込み、太ももを撫で回される。

 将貴は慣れた手つきで、あっという間に服を脱がしていく。

「あっ…、将兄…。お母さんたちが…。」

 あせるみのりに、

「そうだぞ、声は抑えないとまずいぞ。」

 と全く手を止める気配は無い。

 それどころか、いきなり秘部に顔をうずめると、すでにしっとりとしているその部分をちゅくちゅくと舐め始める。

「あぁっ…!」

 みのりが思わず声を漏らすと、

「おっと、下に聞こえちゃうぞ。」

 将兄はみのりの反応を楽しむように言う。

(ひっ、ひどいよ~。将兄がするから、声がでちゃうのに~。)

 でも、やめて欲しくないのも事実で…。みのりは必死で声をがまんした。
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