俺と俺の彼女のモノガタリ!!!

佐藤 ライム

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第3章

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第三章
 (俺と俺の彼女が望んだもの)
   ある休日の朝、俺は亜衣と駅前で待ち合わせをしていた。
 「まさか亜衣があんなこというなんてな。」 
まさかだよな…  
 「私とデートしなさい!!!」
「ええぇぇぇぇーーーー」 
「何?嫌なの?」 
「うれしいけど、どうしてデートなんだ?」 
「だって私たちまともにデートもしたことないよ?」
 「そ、そういえばそうだな。」
 「(それにこれで卓也ともっとなかよく…えへへ…)」
 「ん?なんか言ったか?」 
「な、何も言ってないわよ!」
 こいつ…今、変な事言ってなかったか? まあいいか。
 そんなにたのしみなのかな?
 「じゃあ明後日の朝に駅前な?」 
「わかったわ!楽しみだわ。」 
亜衣は満面の笑みで教室を出て行った。  で、今にいたる。
  「まああいつとまともに遊ぶは久しぶりだしな。」
 「おまたせーー!」
 やっときたか…ん?
 「亜衣だよな?」
 「あら、自分の彼女の顔も忘れたわけ?」 
なんというか、めちゃくちゃかわいい。 化粧?いや、服装か?とりあえずいつもより数段とかわいい。
 「なにジロジロ見ているの?」
 「いや、かわいいから。」
 「あ、ありがと。」
 亜衣は照れていた。
 「それより亜衣、今日の予定は?」
 「そうねー。まだお昼まで時間あるし、ショッピングに行かない?」
 「じゃあショッピングセンターに行くか。」 
俺たちはショッピングセンターへ走り出した。
  着いた俺たちはまず服を見に行った。 「これどーう?」
 それはひらひらの付いた長袖にミニスカ。
 そしてニーソックスを身に着けていた。 「似合ってるよ。」
 「ほんと?」
 「ああ。」
 「ありがと。」
 これ以上亜衣の服装見ると顔に出そうだ。
「そろそろ休憩するか。」
「ええ。そうね。」 
この休憩時間に昼を済ませた。
「遊園地でも行くか。」
「ゆ、遊園地!?」
 「嫌か?」
 「いいえ、行きましょ!」
 ということで俺たちは遊園地へ向かった。
  遊園地に着き最初に向かったのはお化け屋敷。
 どちらかと言うと俺は苦手だ。
 でも、亜衣の前では怖がらないようにしよう。
  「ぎゃあーー」
 やっぱ無理でした。 
「卓也大丈夫?」
 「こ、怖かった。
」 「そろそろ暗くなってきたわね。」 「そうだな。」
 「じゃあ最後にあそこに行きましょ。」 と、言いながら亜衣が指差したのは…観覧車だった。 
 「わあー高い。」 
「子供か。」
 「いいじゃない。案外、観覧車乗った事ないのよ?」
 「そうだったのか。それははしゃぐ訳だ。」
 「でも、初めての観覧車が卓也と一緒でうれしい。」
 「俺も、楽しいよ。」
 夕日が綺麗だな。
 と思っていると、亜衣が話しかけてきた。 「卓也、私たちこれからもこうやっていけるのかな?」
 亜衣がそんな事を言うなんてな。 でも、決めてるんだな。
 「何があっても俺たちは離れない。」
 いいや、離さない。
 「卓也…」
 「亜衣、俺はお前が好きだ。だから…」
 ここまで来たなら言うしかない。
 「だから、これからも俺のそばにいてくれ!」 
言えた。
 「卓也…グスン」
 俺は亜衣をぎゅっと抱きしめた。 
「泣くな。亜衣はいつも笑顔でいなくちゃ。」
 亜衣は涙を拭った。
 「やっぱり私も卓也が大好き!」 
亜衣も俺をぎゅっと抱きしめ返した。
   観覧車がゆっくり動いてるようだった。 これで俺たちの距離はまた少し縮まった。  
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