可愛くなりたい訳じゃない!

mana.

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「……くっ…はぁ…リオ…これ以上は…」

「……ん…はぁ……ベリル…ゴメン…」

いつの間にかベリルに跨がるように膝の上に乗せられてキスをしていた俺達は、お互いのものが猛っているのが分かっるほど、お違いを貪ってしまった。

「……ゴメン……でも…どうしよう…」

外でキスしたことなんて転生前もないし、こんなに感じることも無かった。
どうしよう……身体の奥が熱くて…疼いて動けない。
俺がモゾモゾしているとベリルが自分の上着を俺に被せて、横抱きにすると何故知っているのか分からないけど、使われていない教室へと入った。

___カチャ…___

「ここなら…誰も来ないから。」

鍵を締め、掛けていた服を床に敷いて俺を寝かせる。

「やっ…背中ゾクッ…ってする……っ…んっ…」

床が冷たくてゾワゾワと悪寒が走る。
思わずベリルにしがみついた。

「やだっ…ぁ……」

どんどん内側のゾクゾクが止まらない…こんなの転生前でも感じたことがない。
下になったことがないから?

「じゃぁ…」

再びベリルに横抱きにされて壁際に行き、ベリルが壁にもたれ、俺はベリルの膝の上に再び跨がる状態となった。

「これなら…大丈夫だろ?」

「…ん…あったかい…」

ベリルの息が耳に掛かる度にゾクゾクするけど。

「リオ、こっち向いて…」

「ん…チュク…」

抱き着いて頬を寄せていた顔をベリルの方へ向いて唇を寄せる。
もっと…もっと欲しい。

「ん…気持ち…良いか?」

「んっ…もっと…」

身体の奥がゾクソクする。もっと欲しい。
俺、こんなにエッチだっけ?淡白な方だと思ってたんだけど?
舌を絡めてベリルの唾液が飲み込めず、口の端から首へと流れていく。
その一筋さえも身体が震えていた。

「…何か…下…気持ち悪い…」

動く度にネチャネチャするような…何か…この懐かしい感じ…何だ?
俺、もしかして…漏らし…

「ゃっ……脱ぎた……」

「リオ?…あぁ、そうだな。きっと濡れてるな。」

優しくベリルがスボンと下穿きを脱がしてくれると、俺の陰茎が顕になった。

「……っ……」

「やぁっ…見るなっ…」

「ダメだ。」

思わずシャツで隠そうとするとベリルに止められた。

「……もぅ…濡れて…」

「そうだな…凄く…綺麗だ…」

俺の陰茎を優しく手で包んだ。

「あんっ……っ…!」

……あん?

何だぁっ、その声はっっ!!

「んんっ……」

「何故口を塞ぐんだ?」

「ぁっ…だって…こんな変な…っ…声ぇ…っっ」

「そんなこと無い…チュ。」

「んぅっ…ベリル…苦し…ぃんっ。」

ベリルが優しく包んでいた手が妖しく蠢いてヌチャヌチャと音を立て始めて、俺の耳をおかしくする。

「何で…っ…あっ…やっ……えっと…」

どう動けば良いのか分からず、そう思っても頭がまとまらくてぎこちなく動く俺にベリルが声を掛けた。

「…リオ…お前、閨は?」

「ね…ゃ…閨は…」

……閨って…あのことだよな………そりゃ、俺貴族だし…あ…そこ…気持ち良い……じゃなくて…


…………あれ?…………


「知ら…ない?」

「知らない?」

そういや俺、この閨の知識って転生前のヤツじゃん。
男同士って…知らないっ!
それに…ちょっと待て…この状況…

「…どんだけ大事に…いや、今そんなこと言ってる場合じゃないな…」

そう言うと再びベリルが俺の陰茎を握ると少しキツめに扱く。

「あぁ…皮は…剥けてるな…」

「やぁっっ…なっ……」

「チュッ…ゴメン……」

下へ扱くと亀頭が顔を出し、先走りが扱くタイミングでリズムよく溢れていく。

___ズクンッ……___

「あぁっ…んぅ……っっっ!」

ギュッっと強くベリルのシャツを握ると、ベリルが嬉しそうに耳元で囁いた。

「嬉しい…お前の初めてを…俺が奪えるのか…」

ちょっと待って!奪う⁈何?俺、受ける側⁈

「ベリル…ちょっ…待っ…!」

ゾワゾワが…気持良すぎて…頭がおかしくなる。

「じゃぁ…チュク…今日はこれだけにしような…ジュッ!」

「あぁっ!!」

陰茎を扱く早さと握る力が強くなり、その刺激で俺の身体が少しのぞけると、そのまま扱いていない空いた手で俺の顎を掴んで噛み付くようなキスをした。
下も…上も激しくて…こんな気持ち良いの、彼女としたことがない。

「んぅっ……んんんんっっっ!!!」


___ビュクッ!___


ビクンッ!と身体が更に撓り、俺は果てた。

「はぁ……はっ………っ……はぁ…」

騎士の訓練とは違う、倦怠感が身体を襲う。
ゾクゾクが収まって、俺はベリルにキスをされながら少し冷静になった。

「リオ…」

「…ん…」

俺……かぁぁあああ!

「どうした?気持ち良く…なかった?」

「ん…っ…気持ち良かった…けどっ…あっ…」

ベリルが再び俺の下半身へと手を伸ばし掛けたのでベリルを止めた。

「そろそろっ…ジルコンが戻ると思うし!」

「あ、そうだな。」

ベリルは残念そうに手を離した。


『クリーン』


___パァ…___


ベリルが手をかざして唱えると、光と共に身体の汚れが消えていった。
俺達騎士の志望者でも、綺麗にすることができない戦地などの対応で、日常生活の魔術はこの時期には大体習得していた。

「ありがとう。」

「リオ…」

両手を広げて俺を包む。

「最後までする時はベッドの上でするから…婚約したら…覚悟してて…ジュッ。」

「んんっ!」

首筋の、丁度シャツの隠れる場所に強く吸われ、甘い痕を残された。

「離れがたいが、俺がジルコンに殺される前に戻ってくれ。」

もう、受け身とか…今はどうでも良いや。

「フフッ、本当だな。じゃぁ…また明日…」

「あぁ…また明日…愛してる…リオ…」

「………俺…も…」

大好きな気持ちが溢れだす。
照れるけど…でも、勇気を振り絞って返事をした。

「…………っ………あぁ…本当に…っ……帰したくない……」

返事をした甲斐があったかな。
それを聞いたベリルが、本当に幸せそうに…泣きそうな顔で微笑んだんだ。
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