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13☆
そして、俺達は目的地に着いた。
__聖堂…?__
「あれ?ここ?」
普段は閉鎖されている建物だ。
「イベントの時は開放されるんだ。」
広々とした聖堂は窓の代わりのステンドグラスが光を通し、床をキラキラと彩る。
………光の花畑だ………
前にはキリスト…ではなく、何もないが……牧師?が話すための祭壇があり、その後ろには十字架はなく学園の蔦の校章が飾られていた。
広さ的には結構大きいので文化祭などは休憩所にも使われるらしい。
あれ……あそこにいるのは…
ステンドグラスに一番綺麗に照らされている祭壇の場所…そこにいるのは尚弥と「姫」の格好をしてる……隼人……だよな……?
「…俺は………っ……………た…」
尚弥が何か言ってる?
あ!これ!!イベントのやつだっ!!
「アキラ……少し見えない所に行こうか。」
悠斗が全体が見える隠し部屋があるからと2人に気付かれないように移動した。
移動しながらも声は聞こえる。
「俺は……」
あ、これ隼人の声だ……
色気のある声で、凄く人気の声優さんなんだよなぁ。
でも…途切れ途切れでちょっとよく分からない。
「アキラ……こっち。」
2人が話してる場所から少し離れた場所の小さな控室に入った。
「ここならアナウンス用の防音室にもなってるから普通に話しても良いよ。」
「はぁぁ……緊張したぁ。」
外観を損なわないようにミラーガラス調になっているので外からは俺達は見えない。
「祭壇とお互い連絡しやすいように、向こうに集音マイクがあるからスイッチ入れるね。電源ランプは祭壇を見てないから気付かれないと思うし。」
スイッチを入れて音量を調整していくと、2人の声がハッキリしてきた。
「だからね……俺…やっと分かったんだ…」
尚弥が後ろを向いているので分かり辛いが、隼人が優しく尚弥を見つめてる表情はしっかりと見える。
「いつ…分かったの…?」
わぁ~……ちょっと不謹慎だけど……鏡越しのせいか…大きいモニターでゲームをやってる感覚になってきた…
「…俺ね…入学式で隼人が新入生代表の挨拶をした時に……きっと…その時から…隼人の事が……す……すっ…」
尚弥が俯いてフルフルと拳を握ってる……頑張れ!尚弥!!
「………っ!!」
あと一声っっ!
俺は尚弥が応援しているせいか前のめりになって食い入るように2人を見る。
「……うん……」
隼人はドレスで分かり辛いが片膝を付き、俯いている尚弥の手を優しくそっと掴んだかと思うと自分の口元へ持って行った。
___チュッ___
「……あっ……!」
尚弥が驚いて隼人を見たようだ。
「……俺を見て…尚弥……」
隼人が尚弥の手を両手で包み、蕩けそうな顔で聞いた。
「………俺も………お前を………好きになっても良いか…?」
リーーーンゴーーーン♪
おっほぉぉ~っ!鐘まで鳴ったぜぃっ!
ハィィィ!頂きましたっ!!
セリフもバッチリィィィ!
温かく見守るようなステンドグラスの光に照らされて告白する2人。
サイトの参照スチルで「どこだ、ここ?」って思ったんだよなぁ~。
あれ?スチルじゃ隼人は「姫」の格好じゃなかったんだけど……ここだったかぁ!
あ………じゃあ………
イャッフゥゥッ!
俺、イベント攻略達成っ?!
今のシーン、スマホで撮り忘れたぁっっ!
……ま、良っか!!
もぅ尚弥は友達なんだし、失礼だよな!
心のファインダーに入れとくよっ☆
あまりに嬉しくて手を叩きながら「うんうん!尚弥!!良かった良かった!」と頷いてる俺は隣の空気を全く読む事ができなかった。
隼人が立ち上がり尚弥を祭壇側に寄せて強く抱き締める。
隼人に抱き締められると尚弥はすっぽりと隠れちゃうな……尚弥も隼人に答えようとおずおずと背中に手を回そうとしていた。
___悠斗…賞品はやるから見るなよ___
「…っ?!バレてる?!」
「……了~解っ。」
悠斗が前のめりになってた俺に覆い被さるように抱き着き、片手で横の機材のスイッチを切って、端にやられていたカーテンを閉めた。
「…バレた…?怒られちゃう?」
嫌な汗が出てきた。
「……どうかな。」
スイッチを切った手が腹に回って気が付いた………
「……悠…斗…さん……」
「なぁに?」
「何ですかね…これ…は……?」
ヤバいよね?この状態…
「ん~……アキラを…抱き締めてる…」
「いや…分かるんだけどさ…」
イカンッ!悠斗が乗っかってるから重い!!ワザとだろ?!
腕がプルプルしてきたっ。
「…ん……もぅ…隼人が賞品の「姫」なんだろ?『賞品はやる』って言ってたし……優勝は尚弥に決まったん……だしっ…出ようぜ…っ……あぁんっ!」
悠斗が後ろから、軽くうなじを噛んできた。
「…もう……少し…チュッ…ここに…チュッ……いなきゃ…」
はぁ?もう賞品もらえるのに?!
「賞品もらえるけど……チュッ……まだ、ちょっと向こうも……チュ……色々あって…出れないから…俺達も…もう少し……チュッ……ここにいよ…っ…。」
「んぁっ…ぁっ!」
プルプルしてた手は悠斗にうなじや耳にキスをされて力が抜けてしまう。
「おっ…と…フフッ…危ない♡」
もうっ!毎回このパターンかよぉぉ!!
__聖堂…?__
「あれ?ここ?」
普段は閉鎖されている建物だ。
「イベントの時は開放されるんだ。」
広々とした聖堂は窓の代わりのステンドグラスが光を通し、床をキラキラと彩る。
………光の花畑だ………
前にはキリスト…ではなく、何もないが……牧師?が話すための祭壇があり、その後ろには十字架はなく学園の蔦の校章が飾られていた。
広さ的には結構大きいので文化祭などは休憩所にも使われるらしい。
あれ……あそこにいるのは…
ステンドグラスに一番綺麗に照らされている祭壇の場所…そこにいるのは尚弥と「姫」の格好をしてる……隼人……だよな……?
「…俺は………っ……………た…」
尚弥が何か言ってる?
あ!これ!!イベントのやつだっ!!
「アキラ……少し見えない所に行こうか。」
悠斗が全体が見える隠し部屋があるからと2人に気付かれないように移動した。
移動しながらも声は聞こえる。
「俺は……」
あ、これ隼人の声だ……
色気のある声で、凄く人気の声優さんなんだよなぁ。
でも…途切れ途切れでちょっとよく分からない。
「アキラ……こっち。」
2人が話してる場所から少し離れた場所の小さな控室に入った。
「ここならアナウンス用の防音室にもなってるから普通に話しても良いよ。」
「はぁぁ……緊張したぁ。」
外観を損なわないようにミラーガラス調になっているので外からは俺達は見えない。
「祭壇とお互い連絡しやすいように、向こうに集音マイクがあるからスイッチ入れるね。電源ランプは祭壇を見てないから気付かれないと思うし。」
スイッチを入れて音量を調整していくと、2人の声がハッキリしてきた。
「だからね……俺…やっと分かったんだ…」
尚弥が後ろを向いているので分かり辛いが、隼人が優しく尚弥を見つめてる表情はしっかりと見える。
「いつ…分かったの…?」
わぁ~……ちょっと不謹慎だけど……鏡越しのせいか…大きいモニターでゲームをやってる感覚になってきた…
「…俺ね…入学式で隼人が新入生代表の挨拶をした時に……きっと…その時から…隼人の事が……す……すっ…」
尚弥が俯いてフルフルと拳を握ってる……頑張れ!尚弥!!
「………っ!!」
あと一声っっ!
俺は尚弥が応援しているせいか前のめりになって食い入るように2人を見る。
「……うん……」
隼人はドレスで分かり辛いが片膝を付き、俯いている尚弥の手を優しくそっと掴んだかと思うと自分の口元へ持って行った。
___チュッ___
「……あっ……!」
尚弥が驚いて隼人を見たようだ。
「……俺を見て…尚弥……」
隼人が尚弥の手を両手で包み、蕩けそうな顔で聞いた。
「………俺も………お前を………好きになっても良いか…?」
リーーーンゴーーーン♪
おっほぉぉ~っ!鐘まで鳴ったぜぃっ!
ハィィィ!頂きましたっ!!
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温かく見守るようなステンドグラスの光に照らされて告白する2人。
サイトの参照スチルで「どこだ、ここ?」って思ったんだよなぁ~。
あれ?スチルじゃ隼人は「姫」の格好じゃなかったんだけど……ここだったかぁ!
あ………じゃあ………
イャッフゥゥッ!
俺、イベント攻略達成っ?!
今のシーン、スマホで撮り忘れたぁっっ!
……ま、良っか!!
もぅ尚弥は友達なんだし、失礼だよな!
心のファインダーに入れとくよっ☆
あまりに嬉しくて手を叩きながら「うんうん!尚弥!!良かった良かった!」と頷いてる俺は隣の空気を全く読む事ができなかった。
隼人が立ち上がり尚弥を祭壇側に寄せて強く抱き締める。
隼人に抱き締められると尚弥はすっぽりと隠れちゃうな……尚弥も隼人に答えようとおずおずと背中に手を回そうとしていた。
___悠斗…賞品はやるから見るなよ___
「…っ?!バレてる?!」
「……了~解っ。」
悠斗が前のめりになってた俺に覆い被さるように抱き着き、片手で横の機材のスイッチを切って、端にやられていたカーテンを閉めた。
「…バレた…?怒られちゃう?」
嫌な汗が出てきた。
「……どうかな。」
スイッチを切った手が腹に回って気が付いた………
「……悠…斗…さん……」
「なぁに?」
「何ですかね…これ…は……?」
ヤバいよね?この状態…
「ん~……アキラを…抱き締めてる…」
「いや…分かるんだけどさ…」
イカンッ!悠斗が乗っかってるから重い!!ワザとだろ?!
腕がプルプルしてきたっ。
「…ん……もぅ…隼人が賞品の「姫」なんだろ?『賞品はやる』って言ってたし……優勝は尚弥に決まったん……だしっ…出ようぜ…っ……あぁんっ!」
悠斗が後ろから、軽くうなじを噛んできた。
「…もう……少し…チュッ…ここに…チュッ……いなきゃ…」
はぁ?もう賞品もらえるのに?!
「賞品もらえるけど……チュッ……まだ、ちょっと向こうも……チュ……色々あって…出れないから…俺達も…もう少し……チュッ……ここにいよ…っ…。」
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