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4章。限界突破の外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
65話。天使の軍団
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「では貴様らがどれ程の存在に逆らったのか、思い知らせてやろう」
フォルガナ王ダレスが、両腕を広げるとその背後に神聖な光の柱が伸びた。
光の中より、翼を生やした二メートルほどの騎士たちが次々に出現する。
「あれはっ……エ、エンジェルナイト!?」
聖女リディアが、驚きに全身を強張らせた。それは神殿のタペストリーなどに描かれた神の兵、エンジェルナイトにそっくりな姿をしていた。
「さよう。神の敵を滅ぼす天使の軍団だ。クックック……これぞ【大聖者】のスキルを鍛え上げて手に入れし力。【天兵の召喚】!
わかったであろう? エンジェルナイトを自在に呼び出して、戦わせることができる。これぞ、まさしく神の権能! 余こそ地上における神の意思の体現者であるのだ!」
「あっ、あああぁ……っ」
エンジェルナイトから放たれる威圧感に撃たれて、ティファが震えだしている。
強者であるが故に、ティファは敵の戦力を正しく把握してしまったのだろう。
こいつら一体一体が、おそらくドラゴンより強い。
「膝を屈せ! 随喜の涙を流せ! 神の兵がもたらす終焉を甘受せよ!」
「【敏捷性】を限界突破!」
『了解』
僕は天使の軍団に向かって突進した。空気の壁をぶち抜く、音速を越えた踏み込み。
「【筋力】を限界突破! ぶち抜けぇえええ──ッッ!」
そのまま神剣グラムをエンジェルナイトに振り下ろす。衝撃波が発生して、まとめて数体のエンジェルナイトがバラバラになって吹っ飛んだ。
「なにっ!? まさか、この絢爛たる天使の軍団を恐れぬのか!?」
ダレスが狼狽すると同時に、エンジェルナイトたちが、一斉に襲いかかってきた。
速すぎて視認できないスピードだ。
「【防御力】を限界突破! リディア頼む!」
「えっ……ええっ!」
呆けていたリディアが、我に返った。
エンジェルナイトたちが、僕に猛然と剣や槍を叩き込んでくる。
激痛に意識が飛びそうになるが、リディアが回復魔法で癒やしてくれた。これなら、なんとか耐えられる。
「アベル様……! くぅうううっ。天使の軍団がなんだって言うの!」
ティファが自らの頬を叩いて活を入れる。そして、意を決して飛び込んできた。
「はぁああ──ッッ! 真・鳳凰剣10連撃!」
「ティファの【魔力】を限界突破!」
ティファが飛び込んできたのと同時に、彼女の魔力を∞(無限)にした。
翼を広げる雄々しい炎の鳥に呑まれて、エンジェルナイトたちが蒸発していく。
「なんだと!?」
ダレスが絶叫した。
ティファの【恋刃(このは)】のスキルに【魔力】の限界突破を掛け合わせた究極の魔法剣だ。天使であろうと、無事では済まない。
「【筋力】を限界突破! ぉおおおおおお──ッッ!」
猛攻が緩んだすきを見て、僕は反撃に転じた。手近なエンジェルナイトに斬撃を叩き込み、次々に撃破していく。
「エンジェルナイトを、こうも簡単に!?」
「お前が『神の意思の体現者』だろうが、なんだろうが関係ねぇ! お前みたいなヤツを野放しにしておけるかよ! ここで、ぶっ倒す!」
僕はダレスに剣を突き付けた。
「ティファ! 残りの雑魚の相手は任せた!」
「はい! お任せをっ!」
「おのれ! ならば、さらなる天使の召喚をっ!」
ダレスが両腕を広げる動作をしようとするが、僕は水平斬りを叩き込んで妨害した。
「くッ!?」
ダレスは右腕を斬られたが、すぐさま再生。そのまま魔法障壁を張りつつ後退した。
やはりエンジェルナイトを召喚する際は、特定の動作、手順を踏む必要があるらしい。
ダレスの言葉に反して、エンジェルナイトは召喚されなかった。
なら、召喚のすきを与えないように、とことん攻撃して押し切ってやる。
「ぅおおおおおお──ッ!」
僕は無数の斬撃をダレスに放った。
フォルガナ王ダレスが、両腕を広げるとその背後に神聖な光の柱が伸びた。
光の中より、翼を生やした二メートルほどの騎士たちが次々に出現する。
「あれはっ……エ、エンジェルナイト!?」
聖女リディアが、驚きに全身を強張らせた。それは神殿のタペストリーなどに描かれた神の兵、エンジェルナイトにそっくりな姿をしていた。
「さよう。神の敵を滅ぼす天使の軍団だ。クックック……これぞ【大聖者】のスキルを鍛え上げて手に入れし力。【天兵の召喚】!
わかったであろう? エンジェルナイトを自在に呼び出して、戦わせることができる。これぞ、まさしく神の権能! 余こそ地上における神の意思の体現者であるのだ!」
「あっ、あああぁ……っ」
エンジェルナイトから放たれる威圧感に撃たれて、ティファが震えだしている。
強者であるが故に、ティファは敵の戦力を正しく把握してしまったのだろう。
こいつら一体一体が、おそらくドラゴンより強い。
「膝を屈せ! 随喜の涙を流せ! 神の兵がもたらす終焉を甘受せよ!」
「【敏捷性】を限界突破!」
『了解』
僕は天使の軍団に向かって突進した。空気の壁をぶち抜く、音速を越えた踏み込み。
「【筋力】を限界突破! ぶち抜けぇえええ──ッッ!」
そのまま神剣グラムをエンジェルナイトに振り下ろす。衝撃波が発生して、まとめて数体のエンジェルナイトがバラバラになって吹っ飛んだ。
「なにっ!? まさか、この絢爛たる天使の軍団を恐れぬのか!?」
ダレスが狼狽すると同時に、エンジェルナイトたちが、一斉に襲いかかってきた。
速すぎて視認できないスピードだ。
「【防御力】を限界突破! リディア頼む!」
「えっ……ええっ!」
呆けていたリディアが、我に返った。
エンジェルナイトたちが、僕に猛然と剣や槍を叩き込んでくる。
激痛に意識が飛びそうになるが、リディアが回復魔法で癒やしてくれた。これなら、なんとか耐えられる。
「アベル様……! くぅうううっ。天使の軍団がなんだって言うの!」
ティファが自らの頬を叩いて活を入れる。そして、意を決して飛び込んできた。
「はぁああ──ッッ! 真・鳳凰剣10連撃!」
「ティファの【魔力】を限界突破!」
ティファが飛び込んできたのと同時に、彼女の魔力を∞(無限)にした。
翼を広げる雄々しい炎の鳥に呑まれて、エンジェルナイトたちが蒸発していく。
「なんだと!?」
ダレスが絶叫した。
ティファの【恋刃(このは)】のスキルに【魔力】の限界突破を掛け合わせた究極の魔法剣だ。天使であろうと、無事では済まない。
「【筋力】を限界突破! ぉおおおおおお──ッッ!」
猛攻が緩んだすきを見て、僕は反撃に転じた。手近なエンジェルナイトに斬撃を叩き込み、次々に撃破していく。
「エンジェルナイトを、こうも簡単に!?」
「お前が『神の意思の体現者』だろうが、なんだろうが関係ねぇ! お前みたいなヤツを野放しにしておけるかよ! ここで、ぶっ倒す!」
僕はダレスに剣を突き付けた。
「ティファ! 残りの雑魚の相手は任せた!」
「はい! お任せをっ!」
「おのれ! ならば、さらなる天使の召喚をっ!」
ダレスが両腕を広げる動作をしようとするが、僕は水平斬りを叩き込んで妨害した。
「くッ!?」
ダレスは右腕を斬られたが、すぐさま再生。そのまま魔法障壁を張りつつ後退した。
やはりエンジェルナイトを召喚する際は、特定の動作、手順を踏む必要があるらしい。
ダレスの言葉に反して、エンジェルナイトは召喚されなかった。
なら、召喚のすきを与えないように、とことん攻撃して押し切ってやる。
「ぅおおおおおお──ッ!」
僕は無数の斬撃をダレスに放った。
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